2021年9月20日 (月)

帰省

 コロナ禍ということでなかなか帰省がしづらい状況にありますが,いわゆる感染第5波が収束傾向にあることと、お彼岸であるということを勘案して久しぶりに盛岡に行ってきました.ちなみにうちの家族は全員ワクチン2回接種して2週間以上経過しています.

 ちょうど九州から本州西部を縦断していた台風14号に追いかけられる形での帰省でしたが,うまく逃げることができたようで,9月18日の夕方に東京駅を出発したときは雨が降っていましたが,夕方盛岡に着いたときはちょうど雨上がりでした.

Dsc_2031_20210921134801(写真1)岩手山がきれいです

 翌9月19日の午前中にお墓参り,自分の家のお墓のほかに親戚のお墓も回るのでほぼ半日がかりでした(コロナ禍で帰省できないうちに新たにできたお墓もあった).

 午後からは母親を連れて温泉に繰り出します.おととしまでは毎年7月の父親の命日付近に家族旅行をするのが定番だったのですが,コロナ禍で難しくなっているためその代替でもあります.今回出かけたのは県中部北上市の西部の山の中にある湯川温泉の「四季彩の宿ふる里」です.こういうご時世なので基本的に食事は個室,温泉も大浴場のほかに客室にも温泉がついているタイプを選択しました.

Img_6515 Img_6512(左写真2)小鬼ヶ瀬川(和賀川の支流)のそばです,(右同3)客室の温泉

 チェックインと同時にまずは大浴場へ.早い時間,まだ他のお客さんが来ない段階で大浴場を利用するのがポイントです.その後はしばらく部屋で寛ぎ夕食の時間,この日は地産地消の会席料理でした(地元牛のしゃぶしゃぶ付き).日本酒をお供にしたのはいうまでもありません.その後は部屋の温泉に浸ったりお酒を飲みなおしたりしてまったり過ごしました.

Dsc_2034 Dsc_2045(左写真4)しゃぶしゃぶ付き夕食,(右同5)こちらは朝食

 翌日は朝食(けっこう豪華)を食べ,その後も温泉に浸かりつつチェックアウト時間(11時)までゆったりしていました.

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2021年7月 5日 (月)

箱根の温泉

 この週末,東日本は各地で大雨となり土砂崩れが起こったところもあるようです.

 私はというと,7月は週末を中心に仕事関係の用事が立て込んでいて,土日両方フリーという週末は,この3&4日だけでした.天気も良くないのであまり遠くに繰り出すのはやめて,それほど遠くない場所の温泉でゆっくりしようと計画していました.行こうと思ってたのは伊豆の河津温泉 福田家さん,川端康成の伊豆の踊子の舞台にもなった有名な旅館です(日本秘湯を守る会の会員旅館でもあります).

 前夜から降り続いていた雨も小降りになった午後1時に車で自宅を出発,箱根新道から箱根峠を目指します.比較的順調に走っていたんですが,峠までさほどない地点の電工案内板に気になる表示が…

 箱根峠(静岡県側)大雨通行止め

 えっ? もしかして三島方面には行けないってこと? そうこうしているうちに前方では渋滞が発生してしまいました(泣).困ったなぁと思っていたらスマホが鳴ります.渋滞中だったので出たら,予想通り旅館の方でした.曰く「あちこちで通行止めが発生しているようなので,もし来るのが難しければキャンセルにしましょうか」というもの.ただ箱根峠からは県道20号線で伊豆スカイラインへ抜けるルートもあるので,「そちらを確認してからお返事します」と答え通話を切った.車が動かない中でネットで調べたところ,そちらのルートも閉鎖されているもよう.これは仕方ないとあきらめて旅館に電話,結局辿り着けそうにないとキャンセルさせていただいた.

 その後も前方の渋滞は続く,「仕方ないから家に帰ろうか」とも思ったが,なんか悔しい.幸い少しずつ進んだのと,諦めてUターンしていく車が多くなったのとでなんとか峠手前の旧道と新道が交差するポイントまでたどり着く.見ると旧道新道双方から峠を目指す車で渋滞しているが,反対方面は全く車がいない.さては箱根の温泉方面には行けるなと確信,そのまま旧道の上り線に入った.

 その後適当なところに車を停めて今夜の宿を探す.去年の7月にGoToトラベルが始まった直後に利用した仙石原の温泉宿(箱根風雅さん)が空いていたため速攻で予約を取り向かう.

Dsc_1811 Dsc_1812 (左写真1)仙石原の温泉宿,(右同2)客室の温泉

 15時半ごろに無事に到着,チェックインを済ませ部屋に入った.今回は温泉付き客室である.が,まずは大浴場へ.この1年間コロナ時代の温泉宿の楽しみ方を研究しているのだが,そこで得た結論が

1.チェックイン開始時間に合わせて旅館(ホテル)に入り速攻で大浴場に行く(お風呂を貸し切りで楽しめる).

2.夕食もなるべく早い時間に済ませる(そのあと世間の動きを見つつ大浴場に入る).

3.可能なら温泉付き客室や個室食できる施設を当たる

である.この日は個室食ではないものの温泉付き客室を確保できた.

 チェックイン後さっそく大浴場へ,予想通り貸し切りだった(笑).その後しばらく部屋で寛ぎ18時に夕食会場へ,この宿の食事は基本和洋のコース料理である.自分の年代にとってはちょうど完食できる量でうれしいのでした(若い人には物足りないかも).

Dsc_1817 Dsc_1819 Dsc_1823 Dsc_1824 (左上写真3)前菜盛り合わせ,(右上同4)お造り,(左下同5)鰻入り特製スープ,(右下同6)フィレステーキ

Dsc_1820_20210705145201(写真7)カべルネ・ソーヴィニヨン

 お酒は最初にスパークリングワインのグラス,次に赤ワインを選択美味しくいただきました.

Dsc_1828(写真8)朝食,このほかに焼き物とお豆腐が出ます

 翌朝も部屋の温泉メインにゆっくりと過ごしました.

 

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2021年5月24日 (月)

第86回日本温泉気候物理医学会

Image2  私の専門は神経内科なんですが、一方でサブ分野として勉強しているのが旅行医学と温泉医学です。それぞれ専門の学会に所属して活動しており、メインの神経内科については日本神経学会がそれです.そして旅行医学については日本旅行医学会,温泉医学については日本温泉気候物理医学会となります.どの学会も基本的に年に1回大きな大会が開催されており、日本神経学会に関しては5月19~22日まで京都で開催されたことはすでに記事にした通りです(緊急事態宣言下の京都でリアル参加をメインにするという強気な設定).

 一方でその神経学会と入れ違いのようにこの週末に第86回温泉気候物理医学会大会が開催されました.こちらは完全web開催です.第86回という数字からもわかるようにこの学会,実はかなり歴のある学会です.設立されたのが昭和9年(1934年)で日本の医学の元締めともいえる日本医学会の加盟団体としてもかなり古い組織です.元々日本には温泉が多く、古くから健康のための湯治文化があったことと,戦前の日本の医学に深い影響を与えたドイツ医学において温泉医学が盛んだった影響と思われます.そんな古い学会が完全webで,歴史が新しくよりアカデミックに思える神経学会がリアルメインというのがなんか興味深いなと思いました.

P5120195 Img_3110 ちなみに日本温泉気候物理医学会の大会は例年温泉地で開かれることが多く,学会に参加するだけで温泉に行けるというのも大きな魅力です.今はコロナ禍で仕方ないですが,落ち着いたらぜひまた温泉地で開催してほしいものです.

Bep2これは別府温泉で開催された際についでに観光に行ったワンショット(もう10年くらい前かな)

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2021年5月21日 (金)

平湯温泉と奥飛騨

 先週末のお出かけ最終編です.

 安房トンネルを抜けて岐阜県側に入りました.次の目的地は日本の滝100選の平湯大滝です.トンネル出口から平湯温泉とは反対側に向かい少し行ったキャンプ場から左折します.細い道を進んでいくと数分で平湯大滝展望所の駐車場に到着しました(この駐車場は昨年整備されたもので,それ以前はもう少し手前にある平湯大滝公園駐車場から10分くらい歩く必要があった).

0hirayu (写真1)平湯大滝

 平湯大滝は1~2万年前の噴火で流れてきた溶岩塊の端から落ちてくる滝で,落差64メートルと迫力十分です(平湯大滝).午前中の三本滝は我々以外の環境客がいなくて貸し切り状態でしたが,こちらはアクセスの良さもあるのか数組の観光客がいました.

 この日の宿泊先は平湯温泉なんですが,チェックインまでまだ少し時間があるため,温泉街の外れにあるナガセスッポン養殖場へ.ここは平湯温泉のお湯を利用してスッポンを養殖し,栄養補助食品を製造しているところです(温かい温泉水を利用することで早く成長するのだとか).水槽でスッポンを眺めたり,ここの定番商品スッポン球のお試し版を購入してみました.

Dsc_1689 Dsc_1683 (左写真2)スッポン養殖場,(右同3)水槽のスッポン

 ちょうどいい時間になったため,この日の宿泊先の匠の宿深山桜庵へ.平湯温泉では一番立派な旅館です.チェックインを済ませてさっそく温泉に繰り出します.コロナ禍の今はチェックインと同時に温泉に入るのがミソで,そうするとほぼ貸し切りでお風呂を堪能できます(この日も最初の30分貸し切りでした).昨日の白骨温泉が硫黄泉だったのに対してこちらは鉄泉,なかなか味わい深いものがありました.

Img_uchiburo Img_catch01 (写真4,5 旅館の内湯と露天風呂,浴室内撮影禁止の為公式からいただきました)

 温泉を堪能して部屋で休んだ後,夕食の時間です.この日は飛騨牛がメインのコース,飛騨牛のすき焼き風鍋と炭火焼が中心です.すき焼き風鍋は卵を付けていただくのですが,一般的な生卵ではなく温泉卵だったのが新鮮でした.炭火焼は火力がやや弱めに設定されているため,じっくりと焼くことができ(火力が強いと油断していると焦げてしまうので),時間をかけて味わうことができました.そのほか追肴と食事は選択制だったので稚鮎の南蛮漬けと白海老天のお蕎麦をいただきました.

Dsc_1690 Dsc_1691 Dsc_1694 Dsc_1695 Dsc_1696 Dsc_1698 (左上写真6)前菜とお造り,(左中同7)飛騨牛のすき焼き風鍋,(右上同8)飛騨牛の炭火焼,(左下同9)稚鮎の南蛮漬け,(右中同10)白海老天蕎麦,(右下同11)デザート

 夕食後は部屋でまったり,この日は半露天の温泉付きの部屋だったので,大浴場が混みそうな時間帯は部屋の温泉を堪能しました.

 翌朝の朝食は充実の和定食,飛騨といえばこれ!ともいうべき定番の朴葉味噌ももちろん出てきました.結局チェックアウト時間の11時までゆっくりして宿を出ました.

Dsc_1700 Dsc_1701 (左写真12) 朝食,(右同13)朴葉味噌

 最終日は天気が良ければ上高地に行こうと思ってたんですが,残念ながら雨☔☔☔,仕方ないので雨でも大丈夫な観光地ということで奥飛騨クマ牧場に行きました.ここは100頭くらいのツキノワグマが飼育されている場所です(温泉があって暖かいため冬眠しないらしい).個性様々なクマの観察と共に,ここ名物の小熊との記念撮影にも挑戦しました.

Dsc_1721 Img_9137 (左写真14)たくさんのツキノワグマ,(右同15)小熊との写真撮影

 クマ牧場の後は髙山方面に少し下ったところにある飛騨大鍾乳洞へ.ここも雨とは無縁な観光地です.観光用に整備された鍾乳洞は全国にたくさんありますが,ここは標高900mと観光鍾乳洞としては全国でもっとも高所にあるんだそうです.またここには鍾乳洞の発見者である大橋外吉氏の個人収集品を展示した大橋コレクション館併設されています(鍾乳洞入洞券でコレクションも見学できる).時間が無い人は鍾乳洞だけ見学するようですが,雨降りで時間がいっぱいある我々はコレクションも見学しました.館内撮影禁止なので写真はありませんが,世界各地の様々な壺や絵画などが展示されていました(一番はかつてここに展示されていて盗難に遭った金塊でしょうか).

P5161178 P5161206 P5161200 P5161189 (写真16~19)飛騨大鍾乳洞

 その後洞窟を見学,「竜宮の夜景」,「月の世界」等鍾乳石の作り出す独特の景観を堪能しました.見学後は駐車場の向かいにあった食堂で遅い昼食として奥飛騨ラーメンをいただきました.昭和のあっさり系醤油ラーメンで懐かしい味でした.

P5161248 (写真20)奥飛騨ラーメン

 食事後は帰宅の途に.来た道を引き返して再び安房峠トンネルを通り長野県へ,国道158号線を下って松本ICから長野道,中央道と進みます.日曜日の夕方といえば中央道上り線は渋滞が発生するのが普通ですが,この日はかなり交通量が少なくスムースに走行できました(結局4時間半くらいで自宅に戻れた).こうしてコロナ禍の隠密旅行は無事に終了しました.

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2021年5月17日 (月)

白骨温泉

 最近更新が滞っており申し訳ございません(と、謝るほど読者がいるとも思えないのですが 笑).

 学会や講演会がほぼオンラインになり,趣味系のイベントも再開の目途がただない状況の中,ほとんど職場と家を往復するだけの日常となっています.こんな生活だと気が滅入ってしょうがないので,この週末は骨休みを兼ねて長野県と岐阜県の県境,長野県側にある白骨温泉に行ってきました.名前のイメージはおどろどろしいですが,元々は白船温泉とも呼ばれていたのが,中里介山の「大菩薩峠」で白骨温泉と紹介されこちらの名前が定着したと言われています.

 昔からその存在は知っており,いつか宿泊してみたいと思っていた温泉でしたが,なかなか訪問する機会がなかった場所でした.今回山奥の温泉でゆっくりしたいと考えたところ,それなら白骨温泉にしようと思い立ったものです.今回は感染リスクを極力下げるために自家用車での訪問となりました.

 中央道から長野道に進み,松本インターで高速を降りて国道158号線を西に進みます.この道を自分で走るのは学生時代以来だなと感慨に浸ります.道は基本的に昔と大きな変化はなく,カーブやトンネルがたくさんあります(そして狭い💦).上高地に向かう旅行者用の駐車場である沢渡(さわんど)を過ぎて間もなく白骨温泉と書かれた案内板に従って右折します.そこからは対向車とのすれ違いが厳しい区間もある山道になり,さらに標高を上げていきます.7~8分走った先に乗鞍高原方面との分岐点があり,白骨温泉方面へ.この細い道の終点が今回宿泊する湯元斎藤旅館です.この旅館は元文3年(1738年)創業の老舗で,先日下中里介山もここに宿泊して大菩薩峠を執筆したそうです.

Dsc_1660  現在の建物は2003年に全面リニューアルされたものですが,環境にマッチした落ち着いたたたずまいとなっています.チェックイン後部屋に入って荷物を解きさっそくお風呂にへ.ここは俗に硫黄泉と呼ばれる白濁したお湯が有名です.ただ元から白いわけではなく湧出直後のお湯は無色透明,これが空気に触れて参加した結果硫黄や炭酸カルシウムが析出して白くなるのです(なので白い湯は温泉としては劣化したあとということになる).ともあれ,名湯の名にふさわしいお湯でした.

K9fo5w 505du8(写真)湯元斎藤旅館の内湯と露天風呂(お風呂への撮影機材の持ち込みが禁止されているため公式サイトからいただきました)

 お風呂の後の楽しみは夕食です.この日はしなの旬菜料理のコースです.この日は信州牛のしゃぶしゃぶとイワナの温泉蒸しがメインでした.もちろんお酒もセットでしたが日本酒やワインに加え,イワナの骨酒もいただきました(出汁が利いて旨い).

Dsc_1644 Dsc_1645 Dsc_1647 Dsc_1648 Dsc_1652 Dsc_1650(写真)夕食のコース

 その後もお風呂を堪能したり部屋で飲み直したりしながらまったりと過ごしました.

 翌日の朝食も和風です.湯豆腐もありましたが,目玉はここの温泉で炊いたお粥でした.こうして一泊二日の滞在はあっという間でした(二泊三日でも良かったな).

Dsc_1658 Dsc_1656 Dsc_1657 (写真)朝食

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2021年1月18日 (月)

文豪の宿

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、1月8日から1都3県に緊急事態宣言が発令されました(その後1月14日に2府5県が追加).不要不急の外出自粛や飲食店などの時短営業などが呼び掛けられています.私も昨年来出張が激減し,従来なら週末や夜に開催されていた研究会,講演会の類もすべてweb開催になっているため,以前に比べて自宅にいる頻度が増えています.職場と住居が遠くないこともあって,きわめて狭い範囲内で生活していることになります.

 世の中の情勢としてやむを得ないわけですが,一方でなにか息抜きがないと精神衛生上よくないのも確かであり(それこそストレスで免疫力が低下する),専門家の言うことを尊重し,極力人と接触しないような息抜きをしてきました.具体的には同居人のみで(自分とK),移動には自家用車を使用し,山奥の内湯付きの温泉宿です(食事も個室).

Dsc_1444  行ったのは伊豆半島の真ん中天城峠の北側麓にある湯ヶ島温泉の湯本館,文豪川端康成が定宿としていたところで,名作「伊豆の踊子」を執筆した宿として知られています.日本秘湯を守る会の宿でもあります.

 感染の拡大と政府のGoToトラベルの休止でお客さんが激減しているとのことでした.15時チェックインしてそのままお風呂へ,大浴場も完全貸し切り状態でした.しばし寛いだ後はお楽しみの夕食,山奥だけに猪鍋や鮎の煮付けが魅力的でした.翌日のチェックアウト時間までひたすら温泉を堪能しました.

Dsc_1423 (写真)夕食です

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2020年2月11日 (火)

真冬のオホーツク

 さて,しばれフェスティバルの人間耐寒テストは終わりましたが,せっかく真冬の北海道に来たのだからこのまま帰るのは面白くない!というわけで,ここから道東地区を散策することにしました.

 しばれ会場を後にしてまずは町内唯一のコンビニであるセイコーマートへ.ここで飲み物などを購入します(後に全国的に品切れになるマスクもこの段階ではまだ売っていた).そこからは道道51号線を北東に進んでオホーツク海方面へ,この日の目的地は網走です.メイン国道とは違って完全雪道でした.津別町から国道240号に入ると雪の量がぐっと減ります.ここからは快適なドライブで,途中の道の駅で昨日以来着込んでいるダウンやフリースなどの防寒着を脱ぎ身軽になります(一気に機動性が増した感じ).

Img_5990(写真1)道東名物「牛横断注意」の看板

 結局網走に着いたのは12時ちょっと前でした.実はこの日はオホーツクの流氷観光船に乗ろうと予約をしていたのでした.港についてみると,「流氷なし,風が強く湾内の乗船体験のみになります」との案内が… 近年の温暖化で流氷自体の厚さが年々減少している(らしい)オホーツク海ですが,しばれフェルティバルの状況を見ても,今年の流氷はまだ接岸していないというのは想像ついたのであきらめは付いていました.

Img_6136 Img_6135(左写真2)夏は知床の観光船になるおーろら号,(右同3)流氷のりの字もありません(笑)

 30分ほどの体験乗船ののち,道の駅で昼食,昨夜の疲労と今夜の夕食を勘案してシンプルなパスタにしました.

Img_6137(写真4)オホーツク流氷館

 食後は郊外の天都山にあるオホーツク流氷館へ.ここには流氷を解説したムービーや,クリオネやフウセンウオなどの展示がありますが,やっぱり目玉は前年に採集された実物の流氷展示室です.内部はマイナス15℃に設定されており(奇しくも昨夜のしばれフェスの最低気温と一緒),中でタオルを振り回して凍らせる体験もできます(早回し選手権は行われていない模様 笑).

Img_6139 Img_61342(左写真5)流氷展示室,(右同6)フウセンウオ

 一通り見学した後は最上階の展望台に上ります.ここからは網走市内やオホーツク海などが一望できます.この日は天気が良かったこともあり,オホーツク海のさらに向こう,知床連山も見えました(気のせいかウトロの街が見えた気がした).係員の方によると昨年の同日は沖合に流氷が見えたとのことでしたが,今年はまったくその姿が見えませんでした.

Img_6145(写真7)展望台からは知床連山が

 流氷館見学が終わるとちょうど3時,そのままこの日のホテルに向かいました(北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート).前夜がほぼ極寒のキャンプなので,この日は温泉でゆっくりしようという作戦です.チェックインしてさっそく温泉へ(チェックインの時荷物が多すぎて係の人驚いたろうな),単純泉で肌に優しいお風呂でした.その後の夕食はブッフェスタイル,ウチのKはしょぼいブッフェを想像していたらしいんですが,期待に反して(笑)豪華な品々がずらっと並んでいました.お酒は当然日本酒,追加でウニ盛りもいただきました.

Img_61472(写真8)ウニ盛り‼

 夕食後は飲み直しにバーに行こうとも噂していましたが,前日の疲れのせいか,あっという間に寝てしまいました.

 

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2020年1月 6日 (月)

日景温泉

 新年が明け,あっという間に日常が再開される日になってしまいました.

Img_5925  今回の私の年末年始はというと,年末の30日から年明けの元旦まで仕事で拘束されていたため,2日の朝に盛岡に帰省しました.そしてその日は実家に泊まり,翌3日から家族で温泉に繰り出しました.今回行ったのは秋田県大館市の北部,青森県との県境に近い日景温泉です.県境を挟んで青森県側にある古遠部温泉と並んで泉質が素晴らしい温泉です.いつか泊まってみたいと思いつつ,なかなかその機会がなかったんですが,今回とうとう宿泊することができました(しかも2泊!).

 1月2日の昼過ぎに車で盛岡を出発,東北自動車道に乗って北上し,青森県の碇ヶ関ICで降りて国道7号線を南下します.秋田県に少し入ったところから狭い道に入って進んでいくと目指す日景温泉の旅館に到着しました.

Img_5930 Img_5934(左)貸切風呂,(右)図書室

 この旅館は明治26年に開業した老舗です.名前の日景は開業者の名前日景弁吉に由来します.過去には5・15事件で暗殺された首相,犬養毅が逗留したこともあります.施設の老朽化によって2014年に一時閉館しましたが,2017年に改装され再営業となっています.かつては湯治メインの素朴な宿でしたが,今は和洋室など高級感のある部屋や貸切風呂もある高級旅館としての側面も見せています.山奥にあるということもあって、携帯電話は圏外,テレビもないなど世俗を離れてゆったりするには最高の環境です(さすがにWiFiが飛んでいるのは現代的).宿泊客は図書室やマッサージチェアを常時無料で利用できるのも魅力でした.

 チェックイン後部屋で少し休み,16時過ぎてから大浴場に向かいます(16時までは日帰り入浴客がいて結構混むらしいので).ちょうど人がいなくなった時間なのか,ほぼ貸し切り状態でした.ここの温泉は「含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)」といい,非常に成分が多いのが特徴です(成分が少ない単純泉の対極に来そうな感じ).しかも白濁した見た目のわりに酸性が強くない(pH 6.4程度)ので肌への刺激もまろやかです(成分が濃いので刺激がないわけではない).久しぶりにのんびりとお湯に浸かりました.

Img_2231 Img_2246 Img_2234(左)イトウの刺身,(中)ハタハタ飯寿司,(右)アユの塩焼き

 こういう旅館では食事も楽しみのひとつ,2日間にわたって地元秋田の様々な食をいただきました.定番のきりたんぽや比内地鶏はもちろんのこと,イトウの刺身やハタハタ飯寿司なども出てきました.さらに朝食ではあきたこまちの白米か比内地鶏のお粥が選択できるので,初日は白米,2日目はお粥と両方にチャレンジしました(どちらも美味しいです).

Img_2253 Img_5935(左)鶏粥の朝食,(右)記念写真

 ただひたすらお風呂に入って,食べて(そして飲んで)の充実した(?)2泊3日でした.

 

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2019年6月 4日 (火)

八甲田ホテル

 新郷村を後にした我々はそのまま十和田湖方面へ.実は翌月曜日をお休みにしてこの日はこちらに宿泊するつもりだったのです(GWに休日出勤した分の代休).途中奥入瀬渓流に立ち寄り,有名な銚子大滝を見学,そのまま北上して八甲田方面に向かいました.この日の宿泊は八甲田ホテル,山岳リゾートホテルです(もちろん温泉あり).近くには千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉もあるんですが,今回はウチのKの誕生日祝いを兼ねていたこともあって,より静かな環境であろうこちらを選択した次第です.

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(左写真1)銚子大滝,(右同2)奥入瀬渓流

 チェックインを済ませてゲストルームへ案内されます.やや広めの部屋でした.室内には八甲田の天然水(?)もポットに備え付けられています(洗面所の水がとても冷たかったのだが,もしかしてこれも天然水だったのでは!).

Img_4978 Img_2070 (左写真3)八甲田ホテルの客室,(右同4)ホテルの様子

 昨夜から練習・宴会・夜行バス・観光という流れで少し疲労がたまっていたこともあり,ゆっくりと温泉に浸かって疲れをいやしました(付近の酸ヶ湯温泉は白濁した硫黄泉で知られますが,ここのお湯は基本無色透明でした(源泉が異なるわけだ).久しぶりに大きな浴槽に体を浮かべるととても良い気分 (^^)v

Img_2091 (写真5)ホテルのレストラン

 夕方6時にレストランへ.この日のディナーはフレンチのコースと洒落込みます.まずはアミューズとして蛸のカルパッチョが登場,食前酒はシャンパンをいただきました(どうでもいいが洋食のアミューズって,居酒屋でいえばお通しなのか 笑).続いては前菜,最初は青森県産サザエブルギニオン,洋風のサザエのつぼ焼きといった感じでしょうか(笑).前菜二品目はフォアグラと穴子の山椒ソースです.個々のメニューは極力県産品にこだわっているところが魅力なんですが,さすがにフォアグラは県産にはできなかった模様です.このフォアグラはフランス産でした.前菜からは飲み物として赤ワインも追加したのは基本です(笑).

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(左写真6)蛸のカルパッチョ,(中同7)サザエブルギニオン,(右同8)フォアグラと穴子

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(左写真9)ノドグロポワレ,(中同10)牛フィレ肉,(右同11)デザートのショコラ

 メインのお魚は青森西海岸産ノドグロポワレ,大体フレンチのお魚は白身が基本のイメージですが,こちらももろみ味噌ソースが良かったです.メインのお肉は定番の牛フィレ肉のトリュフソース,前菜のフォアグラとで合わせ技ロッシーニ風になるのかと考えました.なかななどれも美味しかったです.ちなみに当初配られたメニュー表に間違いがあったのですが,お店の人がお詫びにとチーズとレーズンを下さったので,メイン後デザートの前にしばらくそれを摘みにワインを飲み干す時間が作れたのはラッキーでした.結局コース全体で2時間以上,大満足のディナーだったことは言うまでもありません.食事後は少し部屋で休んだのち,ホテルのバーに入ってリキュール類を堪能,こうして八甲田ホテルの夜は更けていきました.

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(左写真12)朝食,(右同13)ホテル前にて記念撮影

 翌朝はゆっくり起きて朝食を摂り(和食と洋食の選択,今回は和食にした),温泉に浸ったりしながら11時のチェックアウトギリギリまでリゾートを堪能したのでした.

Img_2098

(写真14)山が素晴らしい

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2019年5月 7日 (火)

今年のGWの休日(1)

 GWが終わりました.今年は新旧天皇陛下の退位,即位およびそれに関連する改元等があり,最大10連休だった人もいた模様です.

 一方で自分はというと,最初の3日間(4月27~29日)は業務なしだったものの,4月30日~5月2日は通常業務(しかも5月1,2日は宿直も)で,5月3,4日はさらに各地で宿日直となっていました.このため改元後(すなわち令和になってから)の休日は5月5&6日の2日間だけでした.

 この貴重な休日をどう過ごすか考えたんですが,せっかくだから温泉に行こうということになりました.そしてどうせ行くなら今までに行ったことがない場所がいいということで,熟慮(約30分 笑)した結果群馬県の万座温泉に決定しました.万座温泉は群馬県の北西端,草津白根山の麓に位置する温泉です.その標高は1800メートルと高く,通年訪れることができる温泉としては日本最高所にあるのだそうです(下呂の濁河温泉も同高度らしい).

Img_4842  5月5日宿直明けでそのまま最寄り駅へ.ウチのKと合流して電車に乗ります.東海道線の快速で東京駅に出て,そこから上越新幹線に乗り換えて約1時間の高崎駅で下車しました.駅前でレンタカーを借りてさっそく出発します.まず向かったのは,伊香保にほど近いところにある水沢観音周辺,そう一部で日本3大うどんとの呼び声も高い水沢うどんの里です.この日訪れたのは老舗の田丸屋さん,創業はなんと!天正10年だそうです(本能寺の変が起こった年だ).

 お店に入ったのは12時40分頃だったんですが,ものすごく混んでいました(さすがGW!).この日選んだのは私が定番のざるうどん(出汁は醤油と胡麻の二色),Kはばらのりうどんでした.過去何度か来ているお店ですが美味しかったです(!(^^)!)

Img_4841 Paranori(写真左)定番のざるうどん,(同右)ばらのりうどん

 昼食のあとは伊香保温泉街を抜けて(ここが渋滞していた)国道353号から145号,ちょうどJR吾妻線沿いのルートで西に向かいます.長野原から右折して北上,草津温泉街から再び西に折れて,ここからは俗にいう志賀草津道路になります.火山噴火が警戒されている地域ですが,日中に限り自動車の通行が認められています.さすがに標高が高い(2000メートル)のであちこちに雪が残っていました.

Img_4852 Img_4851(写真)志賀草津道路からの展望(写真左の下界に見えるのが草津温泉街)

 その後いわゆる万座三差路から左に折れて,ここからは一気に下っていきます.そしてまもなく本日の宿泊先,万座プリンスホテルが見えてきました.

Img_1893  駐車場に行くとたくさんの自動車が止っています.GWとはいえ最終盤なので,案外空いているかもという期待は見事に裏切られました(笑).チェックインを済ませて夕食ブッフェの予約をします.希望していた19時枠はすでにいっぱいということで19時30分になりました.この段階でまだ16時半なので夕食まで3時間あります.少し部屋で休んだあとさっそく温泉に繰り出しました.ここの温泉はマグネシウム硫酸塩泉(含硫黄)です.見事に白濁したいかにもな温泉でした(浸かると自分の足も全く見えなくなるくらい白濁している).うーん,やっぱり温泉は素晴らしい(^^)v

Nanakamado1thumb570x4305932 Img_1898(写真左)公式HPからいただきました,(同右)斜面に建つホテルなので,実はフロントが最上階!

 その後ゆったりして時間となったので夕食会場に向かいますが… すごく混んでいます.本来のレストランには席がなく,隣接した別なレストランに案内されました(和風っぽいところ).ただ食事は共通なのでブッフェコーナーまで行かなくてはならないのでした(笑).料理は和洋中ブッフェで(カレーもある),ステーキと天ぷらのカウンターもありました.ものすごい山奥なんですが,さすがはプリンスホテル系列と感心しながらいただきました(食事のお供はもちろんワイン).少しずついろんなものを食べたのでおなか一杯,結局ホテルカレーにはたどり着けませんでした.

 こうして万座温泉の夜は更けていくのです(続く).

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