2015年8月25日 (火)

第25回しながわ宿場まつりに参加します

 今日帰宅してポストを覗いたら,申し込みをしていた第25回しながわ宿場まつりの江戸風俗行列の参加要項が届いていました.毎年秋の扮装イベントとしてかなりの高確率で参加しているイベントですが,昨年は別用が入ってしまい参加できなかったので,2年ぶりの参加となります.このお祭りは,江戸時代の人物に扮して商店街を自由に練り歩き,当時の宿場の雰囲気を醸し出すのが主目的と,まさに自分にうってつけのお祭りです(笑).

P8250001  今年は自分が火消し,Kは八百屋お七で参加します.火付けのお七と火消しって… もちろん偶然ではなくそのように希望したという次第です.どんな写真が撮れるか今から楽しみではあります(笑).参加される方々,見に来られる方々よろしくお願いします.

 過去にはこんなショットがあったのを懐かしく思い出しました.

Shinagawa2010_052  これは左から与力,同心,盗賊をはさんで岡っ引きと,江戸時代の警察機構を彩るキャラが勢揃いのショットなのでした.

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2011年2月16日 (水)

かっぱの湯が…

 ネットのニュースに出ていた話題.

 全国的な秘湯「隠れかっぱの湯」撤去へ

 青森県の下北半島にある露天風呂,「隠れかっぱの湯」が撤去されることになったんだそうです.この露天風呂は下北半島の奥地にある薬研温泉(宿が数件ある温泉郷)からさらに奥地に入ったところにある奥薬研温泉と呼ばれるところにある露天風呂です.私が学生だった今から25年前から存在していた秘湯でした.当時は道路も未舗装の砂利道で,交通の便も極めて悪く,よほどのモノ好きしか行かない場所でした.しかしその後の温泉ブームで全国的に秘湯として有名になり観光客も増加していました.

 今回の撤去は,脱衣所もなく囲いもない(要するに周囲から丸見え),しかも混浴で管理者もいない浴場は県の条例に抵触するからということのようです.私が行っていた頃はほとんど人がおらず,丸見えと言ってもシカイノシシに見られるくらいの話でしたが,交通の便が格段によくなり(なにせ新幹線も青森に到達する時代です.道路ももちろん舗装されました),訪れる人も増加していることから問題になる事例もあったのでしょう.残念ではあるのですが,これも時代の流れということなんでしょうね.

 ちなみに奥薬研温泉にはこの隠れかっぱの湯のほかに,同じく混浴の元祖かっぱの湯もありますが,こちらも同様の理由で囲いの設置等の工事が行われているそうです(露天風呂の開放感は減りますが存続はする).また温泉ブーム後に作られた男女別で脱衣所もある夫婦かっぱの湯というのもあり(有料),こちらは当然今後も利用可能なようです.

Okuyagen  写真は,今から20年以上前に元祖かっぱの湯に浸かっている私.別人のようです(爆).

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2007年9月21日 (金)

混浴禁止の条例

 ネットニュースに面白い記事が出ていた.

 夫婦なら混浴OK、兵庫県が条例改正へ…カップルは?

 記事によると兵庫県には,家族の入浴介護や水着を着用する場合など特別な例を除き,6歳以上の混浴を禁止する条例があるらしい.そのため兵庫県内の温泉施設にある家族風呂が,この条例に違反するとのことで,県がその施設を指導したところ,施設側が反発して議論になっていたとのことである.議論の結果,夫婦や家族内の小さな子供との入浴は認めるよう条例を改正する方向になったとのことである.

 たしかに最近は貸切風呂,家族風呂を備えた温泉施設も多いから,せっかく仲良く出かけたのに,一緒に入れないと言われては,楽しみも半減してしまうのだろう.混浴禁止が条例になっているというのも初めて聞いたが,他の都道府県はどうなっているんだろう.少なくとも我が岩手県や隣の青森県には絶対なさそうだ.

 青森の有名な酸ヶ湯温泉の千人風呂は混浴(ただし脱衣所は男女別,中は混浴だが浴槽の中央で男女分けられており,しかも湯煙がすごいので,女性入浴客の様子は良く見えません 笑)だし,恐山境内の湯小屋にも混浴がある.岩手でもひっそりとした温泉場では混浴が当たり前のところも多い(花巻の大沢温泉の渓流露天風呂は混浴で,ガイドブックにも良く取り上げられており,結構若い女性も多い.ただし彼女らは大人数で入ってきて,「キャーキャー」と楽しそうに入浴しているので,かえって私ら男性客の方が隅っこで小さくなっていたりします 笑).岩手や青森でこんな条例を作ったら,指導が入らない施設の方が少ないんじゃないだろうか.

Img267 青森県八甲田山にある有名温泉地,「酸ヶ湯温泉」の千人風呂も混浴です.

 温泉といえば,特に近年は,源泉かけ流しなどの自然なタイプのお風呂がもてはやされるようになっている.とはいっても源泉量には限界があり,大浴場を源泉のみで維持するのは不可能なケースがほとんどで,ために大浴場は循環式にして,家族風呂などの小さなお風呂を源泉かけ流しにしているところもあるようだ(下呂温泉など).こんなところにも家族風呂が増えてきた理由があるのかもしれない.

 兵庫県といえば有馬温泉や城崎温泉といった有名な温泉地も多いはずだが,逆に言えば今回の条例のために,これらの温泉地には貸切風呂はほとんどなかったということであろうか(そういえば私も気にしたことがなかったが).それはそれで意外な事実である.

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2007年8月21日 (火)

霊場恐山

 先週末恐山に行った.とはいっても,恐山に用があったわけではなく,田名部まつりに出かけだついでに寄ったというのが正解だ.私にとって実に十数年ぶりの恐山である.

 恐山は下北半島の山中にある宇曽利湖およびその周辺のことで,別に恐山という名の山があるわけではない.比叡山高野山とならぶ日本三大霊山に数えられる場所である.恐山といえば,イタコの口寄せを連想する人が多いと思うが,イタコが恐山にやってきたのは,第二次世界大戦後のことであり,今でも常時恐山にイタコがいるわけではなく,あくまで夏と秋の大祭のときに見られるだけである.

 ホームページの記事にもあるように,私は学生時代「恐山肝試しツアー」などというバチあたりな企画をやったりしていたが,ここ十年以上は出かけていなかった(理由は特にない).昔は天然の肝試しができるくらい抜群の雰囲気をかもし出していた恐山であるが,最近は観光地化が進んでいるというウワサもあり,今回確かめに行った次第である.

P8180008

この太鼓橋を渡ると,そこは恐山です.

 むつ市内から車で山道を走ること十数キロ(途中急カーブに突然現れる地蔵や湧き水スポットがある),峠を過ぎて周囲が硫黄くさくなり,正津川を越えるともう恐山である(この正津川が別名三途の川である).駐車場に車を停めて,境内に入る.十数年前に比べてお土産物屋なども小奇麗になっており,観光バスで乗り付ける団体客も多いようだ.併設されている宿坊も立派に立て替えられていた.

P8180014 P8180021 (左)恐山の境内に入る.(右)あちこちに石が積んであり,硫黄臭が立ち込めます.

P8180027 血の池地獄です

 恐山の境内にはあちこちで湯が「ブシュブシュ」と湧き出しており,地獄の雰囲気を出している.途中には無間地獄血の池地獄などがあった.地獄地帯を抜けると,宇曽利山湖畔にでる.ここが賽の河原極楽浜で先ほどの地獄地帯とは打って変って,穏やかな雰囲気になった(宇曽利湖は強酸性の湖のため,プランクトンなどの生息が困難でそのため,水は凄く透明である).昔,夜中に賽の河原を歩いたことがあるが,月明かりで湖畔の白砂が恐ろしいほどに白く感じられ,この世のものとは思えない趣だった.

P8180033 ここが賽の河原です

 実は恐山には温泉がある.境内に4箇所の湯小屋があり,それぞれ泉質が異なる.参拝客は自由に入浴ができるが,昔は全て混浴だったため,あまり入浴客はいなかったのだが,今回行ってみたら,なんと男女別になっていた.「冷抜の湯」,「薬師の湯」が男湯,「古滝の湯」が女湯になっている(どの湯小屋もそれなりに入浴客がいた).あれっ?湯小屋はたしか4ヶ所あったはず,と思い入場の際渡されたパンフの地図を穴が開くほど見てみると,あったあった,ちょうど宿坊の裏手のようであった.さあ,どうやっていくんだろうと境内をうろついているうちに無事到着.ここが「花染の湯」で,ここのみ昔と同じく混浴だった.もっとも,こんな境内の外れの湯小屋にやってくる観光客などいるはずもなく,完全貸切状態の湯小屋であった(ここだけ混浴になっているのも,要するに誰も来ないからという気がした).

P8180050 P8180048 (左)花染の湯の湯小屋です.(右)貸切状態の湯小屋を堪能する私.

 全体的に観光地化された恐山であるが,この唯一の混浴湯小屋が昔の雰囲気を醸し出していた.

P8180056 境内入り口にて,霊場アイスだそうです.

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2007年3月13日 (火)

古遠部温泉

 十和田湖を後にした我々は,秋田県の小坂町に抜けた.ここから国道282号線を北に向かい,青森との県境を越えると,目指す古遠部温泉は間もなくである.途中昔の工場か何かの廃墟の側を通った(この廃墟,私の学生時代から既に廃墟で,その雰囲気から仲間内ではショッカーのアジトと呼ばれていた).

Ajito 何かの廃墟です.ショッカーの怪人や戦闘員が出てきそうな感じです.

 古遠部温泉は国道282号線から林道を1kmほど入った場所にある一軒宿である.とはいっても温泉雑誌などに取り上げられるような,洒落た温泉宿ではなく,田舎の民家を改造したような質素な造りである.玄関口から見ると,こじんまりとした感じに見えるが,中に入ると意外に広く,大広間やら客室となる和室(大抵は6畳程度の部屋)が10室位あるのだった.

Rindo_1  こんな感じの林道を入って行くと…

 私が古遠部温泉を知ったのは今から15年位前の学生時代のことで,温泉の素晴らしさによく仲間を引き連れて入りに来たものであった.

Genkan_1Mukashi2

古遠部温泉の玄関口です.左は現在の様子.右は今から15年位前に仲間とともに行った時の写真です(外壁の様子が変わっています.ちなみに左端が私).

 浴室はといえば,浴槽があるだけの至ってシンプルな造りで,シャワーや蛇口(カラン)などの設備は一切ない.ただ源泉湧出量は極めて豊富で(毎分500リットルらしい),浴槽から溢れた湯が無尽蔵に外に垂れ流されている.泉質は鉄,銅,アルミニウム,マンガンなどの金属イオンを豊富に含んでいるかなり濃厚な湯である(源泉口に行って,その蒸気を吸い込むとめまいがするほど強い).

Gensen 浴室にある源泉口です.豊富な湯がジャブジャブと溢れています.近づいて蒸気を吸い込むとめまいがします.

 古遠部温泉の体験者の話に必ず出てくる単語に「トド」がある.これは浴室の床に寝っ転がって,あふれ出る温泉に身を浸した状態のことである.トドのように温泉に身をゆだねながら寝ていると,あまりの気分のよさに日ごろの疲労などどこかに消し飛んでいくのだった.

Yokushitsu_2 浴室の様子です.浴槽から温泉がもったいない位にあふれ出しています(浴槽わきに寝そべると,大量の温泉に身を浸すことができ,至福のひと時が過ごせます.

 温泉で疲れを癒した後は夕食の時間となる(この宿の夕食は,何と午後5時からと異様に早い.夜はさっさと寝なさいということらしい).夕食は岩魚の塩焼き,なんかの刺身(川魚なのか不明,昆布〆だった),山菜の天ぷらきりたんぽ鍋(秋田県境に近いため)など充実した山の幸が楽しめるのだった(山の幸主体のため,食物繊維が大変豊富で便通には良さそうである).

Yushoku 古遠部温泉の夕食です.岩魚や山菜など山の幸がいっぱいです.ちなみにご飯はセルフサービスです.

 夕食の後はしばらくゴロゴロして,何回も温泉に浸ったのでありました(古遠部温泉も最近は結構知られるようになってきたのか,外来入浴受付時間帯(午前9時~午後8時)は結構入浴者が多くて,なかなかトドになれないのである).ちなみに温泉に鉄イオン(Fe+かFe2+か,おそらく両方だろう)が含まれているため,白いタオルを持っていくとたちまち赤茶けます.

Panf 古遠部温泉のチラシです.

 古遠部温泉は一泊二食付6900円と非常にリーズナブルです.また自炊設備もあるため,素泊まりも可能です(食事がいいので,個人的には食事付をお勧め).山深い場所なので,当然携帯は圏外で,テレビもほとんど映りません(一応客室にテレビが付いているが,「電波状態が悪く,これ以上画質は良くなりません」と断り書きがあった).もっとも,私にとってはこういう純粋に温泉が楽しめる場所では,テレビなんて野暮なものは必要ないのでした.

 注1) 夕食が早いため夜中にお腹が空く可能性がありますが,フロントでカップ麺を売っているのであらかじめ買っておけば食べられます(自炊用の台所にやかんがあるので湯は沸かせます).その他ここのフロントではアイスクリームや酒のつまみ,一升瓶に入った青森リンゴジュースなどを売っています.

Robie_1 Iriguchi 左 古遠部温泉のフロントです.備え付けの鈴を鳴らすと係員が出てきます.右 国道282号線にある古遠部温泉の入り口です.

Onsenmap 古遠部温泉付近の地図です.

 車の場合,碇ヶ関インターで降りて国道7号線を南下し,国道282号線に入って4km位行って左折して林道に入って1km位です(林道入り口には古遠部温泉の看板があります).電車利用の場合,宿泊客なら最寄の津軽湯ノ沢駅まで送迎してくれるらしいです(要予約).ちなみにこの宿は楽天トラベルじゃらんでは予約できないので,直接電話してください.

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2006年12月30日 (土)

温泉療養

 12月28日は官公庁の御用納めであり,私の勤務先もこの日で通常業務はおしまいである.12月29日から1月3日まではいわゆる休日体制になる.ちょうど6日間の休みという訳で,私の部署は,私と同僚の二人で3日ずつ休むことにした.私が年末休み,相方が新年休みである.

 普段なら休みとなれば,必ず遠くに出かける私も年末年始は出かけない(あとGWとお盆も.理由はどこに行っても混んでいて,しかも高いから).とはいえ,自分に行く気がなくても周りが行きたがるとどうしようもない.今回も私の母親が「温泉に行きたい」と言い出したため,出かけた次第である.あまり遠くまで行く気がしなかったため,今回は繋(つなぎ)温泉に出かけた.

 ホームページ本編の紹介にも書いているが私は温泉好きである.本職は神経内科医なのだが,温泉医学にも興味があり,日本温泉気候物理医学会の会員で一応「温泉療法医」の資格も持っている(笑).

Tsunagionsen 冬の繋温泉の風景です

 繋温泉は盛岡市の郊外にあり,盛岡の奥座敷と呼ばれる温泉地である(ウィーンとバーデンの関係のようなものか).企業などの泊りがけ忘年会にも利用されることが多く,どちらかといえば歓楽的な色彩の強い温泉地だ(大型のホテルも多い).そんな繋温泉で今回宿泊したのは,”ホテル三春”という中規模のホテルである.なぜここのホテルを選んだかというと,歓楽的な繋温泉で珍しく,療養をうたい文句にしていたからである(ホテルのHP参照つなぎ温泉 ホテル三春).一般に大規模で大きな浴場を備えた温泉宿は,源泉に加水,加熱,循環スタイルであることが多い(源泉量が限られているのだからこれは当然).しかしこのホテルは,源泉100%,循環なしをうたっていたのである.

Miharuyokusitu これがホテル三春の浴室です.こじんまりとしていますが,源泉かけ流しのため,これ以上の大規模化は不可能と思われます(衛生面の問題で).

 訪れて早速,風呂に入った.浴室に入った瞬間,ぷーんと温泉の匂いが鼻をつく.確かにこのホテルの浴場は,繋温泉の他のホテルに比べると小さい.しかし,浴槽内には循環に使っているような吸水口などはなく,源泉から注いでいる湯が,浴槽からあふれていた.もちろん殺菌に使われる塩素系の匂いなど全くない.浴槽に浸かると,やや温めの湯が体を包み込んだ.「あー,これは源泉の感触だ」と久しぶりに感激した私であった(ちなみにここのお湯は,アルカリ性硫化水素泉という非常に珍しい泉質である.硫化水素は一般に酸性を示すことが多い泉質である).源泉口にコップが置いてあったため,源泉を飲んでみたのだが,確かに酸味がなく,酸性ではないようだ(酸性の水は酸っぱく,アルカリ性の水は苦い).

 私はこれまでつなぎ温泉には何度も出向いているが,恥ずかしい話だが源泉の宿があったことを知らなかったのである.こういう宿もあるんだと感激した次第であった(実はこの宿,私も所属している温泉療法医会ご推薦の宿らしい).

 温泉と健康は世間でも関心が高いテーマであるが,医学的に論じられる機会は少ないように思われる.現代医学はEBM(Evidence Based Medicine),要するに経験ではなく科学的データに基づく医療)が重視されているが,残念ながら温泉医学には未だEBMが少ないのが現状である(草津温泉のある群馬温泉医学研究所の久保田一雄先生は温泉医学の科学的研究をやっている有名な先生です.テレビにも時々出ています).来年は私も少し温泉医学の研究でもしますか(本当か?).

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