2019年5月24日 (金)

京都と大阪

 今週は私がメインで活動している学会,日本神経学会の学術大会が大阪で開催されました.

 学術大会は4日間にわたって行われ,その間各種発表に加えて,シンポジウムや障害教育研修会など多くの催し物が開かれます.私自身もこの学会に認定された専門医&指導医なので,それを維持するためにもこれらイベントへの参加は欠かせず,ほぼ毎年参加しています.全国9000人の神経内科医の集会と銘打っている学会ですから毎年全国から多くの人が集まります.それなりに規模の大きな学会というわけで,開催地はそうしたビッグイベントが行える大都市での開催です.今年の会場は大阪でした.

 で,せっかく大阪にまで繰り出すのだからちょっと前乗りしようと思い,1日休暇を取って早めに出かけました.主要な目的は位置ゲーム「ケータイ国盗り合戦」,今回は京都市内主要観光地を塗りつぶすのが目標です.「京都なんて過去に何度も行ったことがあるんじゃないか」という声が聞こえてきそうですが,実は国盗りを始めてから京都市内を歩いたことがないのでした(最後の京都訪問が2014年春).

 国盗りをやる場合,大都市は電車,地方はレンタカーで回るのが効率的なんですが,京都はちょっと事情が異なります.それは渋滞や一方通行が多いこと.もたもたしていて事故にあうのが怖いのです.かと言って徒歩では,どれくらい時間がかかるか想像もつきません.そこで思いついたのが…

 自転車🚲

 これならある程度の機動力を持って,動き回ることができます.ということで,今回は京都駅前のレンタサイクル店を利用することにしました.

 出発したのは5月21日朝,新幹線に乗ってまずは名古屋へ.ここで在来線に乗り換えます.なんでそんなことをするのかというと,実は東海道本線の岐阜・大垣付近をまだ取っていなかったからです(笑).そのまま電車を乗り継いで京都に着いたのは11時半ごろでした.この日関東から東海は,前日降り始めた雨がかなり激しくなっていたんですが,京都に着くころには見事に晴れてきました(自分の行いがいいからだとほくそ笑む).駅前で自転車を借りて,さあ出発です(この日は電動アシスト車を借りた).

Img_1968  まずは京都駅烏丸口付近を北上,四条通りに左折してひたすら西へ.桂川わたり,松尾大社付近から北上して嵐山に向かいます.渡月橋を渡ると例によって大勢の観光客でごった返していました.わき目も降らずに北に向かいあだし野念仏寺方面へ(ここはちょっと上り坂だが電動アシストのおかげでさほどきつくない).そこから今度は北東へ,国道162号線に入ってひたすらな登りになります.この道は日本海まで続いているんですが,まさかそこまでは行かず,途中の峠までで引き返しました(この登りは電動アシストといえどかなりきつかった.電動とはいっても所詮はママチャリタイプなので.電動ドロップハンドルなら楽勝だったかもしれない).

Img_4865 Img_1977(写真左)渡月橋,(同右)清凉寺

 その後は仁和寺や竜安寺,金閣といった超有名スポットのそばを通り,鷹峯方面へ(ここも登りで結構きつい).その後は宝ヶ池から修学院,東山を経て駅に戻ったのでした(結局この日は約50キロ走った.京都市内の観光地の多くの部分のそばを通過したがどこにも寄らなかった 笑).

Img_4864 Img_4875(写真左)国盗り前の様子,(同右)こうして市内を制覇しました

 駅で自転車を返した後は京阪線で大阪に出てました.この日の宿泊先は淀屋橋付近のホテル,チェックインして顔を洗った際にちょっと舐めたら塩辛いのなんの (^.^),潮が吹くとはこのことかと思いました(京都ではお茶やスポーツドリンクなど合計2Lくらい飲んだが,あまり汗をかいた実感がなかった).

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(写真)色が濃くて一見蕎麦のように見えますがうどんです

 この日はだいぶ疲れていたようで,肉類を食べるメンタリティにはならず,結局近くのうどん屋さんで梅&山芋のぶっかけうどんをいただきました(もちろん日本酒も).

Img_1988  そして翌朝は学会場である中之島の国際会議場に向かったのでした.

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2019年5月20日 (月)

日本神経学会のワナ

 令和元年5月も後半に入り,いよいよ春の学会シーズンに突入である.今週は私がメインにしている学会のひとつ日本神経学会の学術大会が行われる.こうした学会は事前登録をしておくと参加費が安くなるので,行くことが決定している場合はそちらの方がお得である.

 そんな学会を直前にしたある日,1枚のハガキが届いた.

Img_4861  当日参加登録葉書と書いてある.バーコードも印刷されているなど,当日これを持参していけば大丈夫なように見える.

 が,しか~し! これは事前登録をしていない人用のハガキなのである.事前登録をしている人は,あらかじめ学会HPから自分専用のものをダウンロードして持参しなければならない.これを怠って、このハガキだけ持ってのこのこ会場に行くと… 最悪参加費を二重取りされる恐れもある.

 自分的にはこのハガキ,会員をミスリードして儲けようという学会側の陰謀ではないかと思っている(笑).

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2018年12月 3日 (月)

関西感染症・ワクチンセミナー

 気が付いたら12月に入っています.別名「師走」ともいうように,師と呼ばれる人も走らざるを得ないほど忙しい季節ということになります.自分も一応(笑)師と呼ばれる部類に入るわけですが,スケジュール表を見たら案の定… 家で夕食を食べられるのは12月10日までないことが判明しています(笑).

 そんな12月最初の日曜日は日本旅行医学会主催による「関西感染症・ワクチンセミナー」に参加するために大阪に日帰りで行ってきました.旅行医学とは,「人の移動の安全と快適性を高める医学」と定義されているんですが(日本旅行医学会による),旅行好きな医療従事者である私にとっては,まさに自分のためにあるようなジャンルといえます(笑).この学会が主催している登山医学セミナーは毎年東京と大阪で開催しているんですが,なぜかワクチンセミナーは関西だけなのでした(まあ学術大会が東京だからバランスを取っているのかも).

 前日は合唱団の練習で東京に出ていたため現地で宿泊,朝の新幹線で一路大阪に向かいました.新大阪駅で新幹線をおりて在来線で大阪へ.実は大阪に来たのはすごく久しぶりでした.京都や神戸には学会で来ることが多いんですが,なぜか自分絡みの学会は大阪開催が少ないのです(理由は不明).

Img_1273 (写真1) 大阪駅北口,再開発のためか開けています

 大阪駅の北口から外に出ると,この日は抜けるような青空でした.会場となる梅田スカイビルがそびえたっています.大阪はイマイチ土地勘がないのでどうやって行ったらいいかちょっと迷います(ビルは目の前に見えているのになかなか行けない感じ 笑).結局地下道を通ってなんとかたどり着きました.ビルに入ったらちょうど別会場で日本語検定が行われていて,そちらの係員に「日本語検定受験の方ですか~」と声をかけられるという一幕もありました(外国人っぽく見えたのか?).

Img_1276 (写真2) 梅田スカイビルからの展望

 ワクチンセミナーの会場は36階,エレベーターで上がります.久しぶりの高層ビルなのでワクワクする自分です.受付を済ませて窓の外を見ると,おおっ!絶景!大阪城もみえました.会場は自由席なのでよく聴けるように前の方に座ります.定刻(11時)になりセミナー開始です.

Img_1279  この日は近年世界的に増加傾向を示す性感染症である梅毒の話題をはじめ,旅行や留学に際してのワクチンを考えるうえで参考になるプログラムの紹介,今年の流行の時期を迎えるインフルエンザのお話,ワクチンで予防できるようになった帯状疱疹の話などでした.久しぶりに興味深いお話をたくさん聴けた1日でした.

 閉会後駅に戻ろうとしたら,ちょうどドイツのクリスマスマーケットみたいなのをやっていました (^^)v

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2018年10月14日 (日)

単位が揃いました!

 先日来話題にしているんですが,認定産業医の更新が 迫っているにもかかわらず,必要単位が不足していた問題,昨日ようやく解決いたしました. 水曜日の横浜での2単位に加えて,金曜土曜と甲府に2往復して6単位を獲得しトータル21単位となり更新に必要な20単位をクリアしたからです.

 金曜日は午後2時からの講習ということで,お昼前に職場を出て新幹線と横浜線を乗り継いで八王子へ.ここから特急あずさに乗って一路甲府に向かいました.

Img_4086 (写真1) JR甲府駅南口

 この日の会場は山梨産業保健総合支援センター,山梨県医師会館内にあり,過去に何度も来ている会場です.甲府駅から徒歩数分と利便性もよいところです.勝手知ったる場所,駅からさっそうと歩いて会館のあるビルにやってきました.そのまま中に入ろうとしたら

 そこには1枚の張り紙が…

Img_4088_2 (写真2) 会館移転のお知らせ

 な,なんと! 今年の5月から会館が移転したというお知らせでした ( ゚Д゚).

 すぐに新会館の場所をチェック,どうやら高速道路の近くでとても歩いては行けそうにないところのようです.この段階で開始10分前,まずはセンターに電話をして,会場移転に気づかなかったため若干遅れる旨を連絡します.その後急いで駅に戻りタクシーに飛び乗りました.

 さすがにタクシーだと10分ほどで到着,新会館に入ると係員の方が待っていました(「わかりにくくて申し訳ありません」とおっしゃってたんですが,事前確認しなかった自分が悪いんです💦).

 そんな感じでバタバタしたものの研修会に参加して,無事に単位を証明する研修シールをゲットしました.終了後近くにバス停があったので時刻表を見たら,甲府駅行きの次のバスまで結構時間があります.歩くと甲府駅はかなり遠いんですが,その西隣の竜王駅なら徒歩圏内であることが判明したため,竜王駅まで歩いてそこから電車に乗りました.夕方5時のあずさで新宿まで行き,そこから地下鉄で赤坂の霊南坂教会へ.いよいよ来週末に迫った東京21合唱団の演奏会のオケ合わせがあるからです.

 練習後はこれまた恒例(笑)の宴会に参加,この日は近くのホテルに宿泊しました.

Img_4084 Img_4083 (左写真3) 新宿駅の案内板,(右同4) あずさ13号

 明けて10月13日,10時過ぎにホテルを出て地下鉄で新宿へ.11時ちょうどのあずさ13号で再び甲府に向かいます.

 そういえば昔「あずさ2号」という歌謡曲がヒットしたんですが,8時ちょうどに新宿駅を出発して松本に向かうという設定でした.現在のJRの規定では偶数号は上り列車なので,新宿発のあずさ2号は存在しません(今の時刻表だとあずさ2号は6時過ぎに松本を出発し,8時ちょうどに大月駅を出る設定になっている).しかしこの歌が流行った当時は今と違って上り下り両方にあずさ2号が設定されていたのでした.

 それはともかく,あずさ13号で甲府に出て,駅付近で昼食を摂った後,この日の会場となる山梨県立大学飯田キャンパスに向かいます.歩いて20分ほどで到着,入り口に係員が立っていて誘導してくれました.

Img_4091 (写真5) 会場の様子

 会場となる講堂は200人以上は入れる規模,昨日の研修と違ってこの日は大勢の参加者が来ていました(後で知ったんですが,この日の研修は産業医研修に特化されたものではなく,企業の衛生管理者や保健師などの参加者が大半で,産業医は少数派だった).研修の内容はウイルス性肝炎を中心とした疾患を抱える労働者への企業や行政の取り組みなどが主体でした.

 最後の方時間が押してしまい,結局終わったのは5時近く(当初の告知だと4時半終了のはずだった ((+_+))),急いで駅に戻ったものの,予定のあずさには間に合わず,仕方なく後続のかいじに乗ることに.

Img_4092 (写真6) 駅のホームで購入したワイン

 ちなみに上りのあずさ,かいじが発着するホーム上に”Rail Marche”という売店があり,ここでは地物のワインを売っていたため購入したことはいうまでもない.

 かくして産業医研修会甲府2往復が完了し,無事に更新単位が集まったのでした.

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2018年10月11日 (木)

横浜の研修会

 先日記事にしたように,産業医の更新時期が迫っていることが判明し,不足してる単位をかき集める作戦を展開中のビザンチン皇帝です.10月10日はその第1弾として午後から横浜で行われた研修会に参加してきました.

 会場は横浜駅西口から程近くにある,神奈川産業保健支援センターです.開始時間の15分前に余裕をもって到着,受付をしてここで研修手帳を提出させられました.

43597867_1952557811508241_707109769 席は自由だということで真ん中の前から3列目に座り開始を待ちます.少ししたらなにやら声の大きい婦人が入ってきました.みたらかなり高齢の方のようで,同行したやはり高齢の男性とともに最前列に着席しました.

 時間となり講演が始まります.この日のテーマは有害業務管理,事業所で扱われる各種化学物質の管理とその安全対策がテーマです.お世辞にも面白いテーマではないんですが,聴講が義務なのでおとなしく拝聴します.すると突然

 「ちょっと,何言ってるのか全然聴こえない」

 と先ほどの高齢のご婦人が宣うじゃありませんか.キョトンとする講師の先生,「あのぉ,最後列の方聴こえてますか?」と確認します.もちろん皆さん聴こえている模様.なんたってマイクとスピーカーをバッチリ使ってるんですから.

 どうやらそのご婦人,極度の難聴だったみたいなんですが,考えてみたらこの講習,一応産業医業務を行う医師を対象としたものなハズ.ということはこのご婦人も現役のドクターだと思うんですが,あの聴力で普段の業務が行えているのか,他人事ながら心配になったのでした.

43727018_1952897448140944_897984123  それはともかく,講習は無事に終わり単位のハンコが押された手帳が返却されました(まずは2単位ゲット!)

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2018年9月26日 (水)

産業医の更新

 昨日職場に一通の封書がやってきた.さっそく明けてみたら,認定産業医の更新が迫っているので,平成30年10月19日までに手続きをしろということだった.

Img_4052  認定産業医とは,産業医業務をするために必要な日本医師会が認定する制度である.自分は前の勤務地では産業医だったのだが,現在の勤務地では産業医業務をやっているわけではない.ただまたいつか産業医業務をすることになるかわからないのと,この認定産業医,新規に取得するのはけっこうハードルが高いので,失効させてしまうのはもったいなすぎるということで常に更新している.

Img_4051  で,その更新の時期が来たというお知らせだったわけだが,更新のためには研修会に参加して5年間で20単位取得する必要がある.新規取得のハードルは高い認定産業医だが,この更新5年間20単位というのはかなり緩い.なので苦労することはあまりないのだが,実は最近産業医業務をやっていないこともあり,この更新の存在をすっかり失念していた.この通知を受けて,研修記録を調べたら,なんと!7単位も足りないことが判明… 来月19日まで残り1か月弱で7単位を稼がないと,産業医失効の可能性が出てきたのである (゜o゜).

 というわけで,慌てて近隣で開催される研修会情報を探したのだが,当地は田舎ゆえかあまり研修会自体がない.東京まで出ると研修会自体はあるのだが,人口が多いこともあるのか人気が高く受付終了のオンパレードである.

 さあどうする自分! 

 となったのだが,実は奥の手があるのだ !(^^)!.それが山梨産業保健総合支援センターである.実はここではけっこう頻繁に産業医の研修会が行われており,参加費は無料,しかも直前まで空きがあるという素晴らしいところである.さっそく調べたら9月下旬から10月上旬にもたくさんの研修会がありやっぱり空いていた(笑).甲府までの交通費がかかるという欠点はあるのだが,自分の都合に合わせて参加できるというのは魅力である.というわけで,今回もさっそく申し込んだことは言うまでもない.

 ともかく10月上旬に2回甲府に行くことが決定したのだった(とはいえ他の用事もあるので,甲府観光はできそうにない 泣).

 ちなみに今回の案内は岩手県医師会からやってきた.これは自分は小田原医師会には所属しているが,その上位組織である神奈川県医師会には入っていないため,私の産業医を管理しているのは,取得時に属していた岩手県医師会だからである.

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2018年9月13日 (木)

学術講演会

 今夜は東京御茶ノ水に出かけてきました.東京ガーデンパレスで開催された学術講演会に参加するためです.東京に繰り出す機会は多いんですが,学術関係で出るのは久しぶりなのでちょっとワクワクしました (^^)v

Img_4040  内容はポンぺ病の話題,一般の方にはなじみがない病気だと思いますが,グリコーゲンを分解するライソゾーム内酵素である酸性αグルコシダーゼの欠損または活性低下により引き起こされる疾患です.細胞内(とりわけ筋細胞)に分解されないグリコーゲンが蓄積することにより筋細胞が損傷をうけ,結果として筋力低下をきたします.常染色体劣性遺伝による難病ですが,今世紀初頭に酵素補充療法が確立され,劇的に予後が改善した疾患でもあります.

 一般に遺伝性の筋疾患というのは特異的な治療法がない(筋ジストロフィーなど)ものがほとんどです.そうしたなかにあってこのポンぺ病は数少ない治療可能な疾患ですから,いかに見逃さないかが重要となります.今回の講演では当初他の疾患と思われていたのが,検査によりポンぺ病と診断できた症例の発表もありました.特別講演は韓国のYonsei University(延世大学校)のYoung-Chul Choi教授による彼の地におけるポンぺ病のスクリーニングや診断の話題でした.発表は英語だったんですが,映画やドラマよりもこうした学術的な英語の方が理解できてしまうのは,言い回しがシンプルで耳に入ってきやすいからなんだろうと思いました(笑).

 ともかく,久しぶりにアカデミックな夜でした.

 

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2018年5月24日 (木)

学会に行ってきました

 久しぶりの投稿になりました.5月12~13日に行われたひの新選組まつりの余韻に浸る間もなく日常の現実にさらされています.そんな現実のひとつである学会が行われているため,自分も参加してきました.

 会場は北海道札幌市,当地から行く場合アクセスは空路になるわけですが,一般的に札幌の玄関口となるのは新千歳空港です.

 が,しか~し

 ビザンチン皇帝が出かけるときにそんな常識は通用しません (^.^).今回はもっと東の女満別空港から入りました.理由は現在取り組んでいる位置ゲーム,ケータイ国盗り合戦のためです.これは日本全国を600の国,6000の空に分割し,その地点に行ってスマートホンを操作することでそれらの国,空を獲得していくというゲームです.こうした旅系・集める系に目がない私ですから,数年前から取り組んでいます(現在540の国,3800強の空を獲得済み).北海道のような普段住んでいる土地からみて遠隔にある場所はなかなか行くのが難しいため,なるべくこうしたチャンスは無駄(?)にしたくないからです.学会は水曜日からなんですが,今回は前日(火曜日)の午後に飛びました.

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(左写真1) 飛行機から見えた屈斜路湖,(右同2) 女満別空港

 羽田から1時間40分のフライトで到着,現地は晴れの良いお天気,気温も20度越えでかなり温かかったです.

 空港でレンタカーを借りて,メイン路線である国道39号線を中心に周辺の空を撮りまくりながら東に向かい,この日の夜は旭川に宿泊しました.ホテルにチェックインしたのち,近くにあったジンギスカンが食べられるお店で夕食を取りました.

Img_3751 (写真3) ビールの飲み比べ 🍺

 翌日は早朝に起きて,学会が行われる札幌に向かいます.北海道全図を漠然と眺めると,札幌-旭川ってそんなに離れていないように感じるんですが,実は140キロくらい離れており,特急でも1時間半かかるのでした.

 学会場は中心部のロイトン札幌&ニトリ文化ホール&教育会館の3か所(いずれも徒歩圏内),ロイトンで受付をして,まずは教育会館で行われる生涯教育セミナーへ.これに参加すると専門医を更新するためのポイントが得られるという寸法なんですが,普段自分が専門にしていない領域に関する最新の知見は非常に勉強になりました.

Img_0512 (写真4) 学会場

 午後からはいくつかのシンポジウムに参加するなどして過ごし,夕方からは札幌近辺の空をいくつかとって,今度は新千歳空港へ.空港内のお寿司屋さんに入って夕食と日本酒をいただいたのでした(結局食に走ってしまう自分 笑).

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(写真5,6) お刺身と握り(珍しいニシンの握りがありました)

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2018年4月 9日 (月)

第17回日本旅行医学会大会

 この週末,東京代々木で開催されていた第17回日本旅行医学会大会に参加してきました.

30221669_1687202691377089_143844929 30226609_1687202678043757_849584637  旅行医学とは「人の移動の安全性と快適性を高める医学」と定義されており,飛行機や自動車などでの移動にかかわる医学や現地における医療事情や感染症の現状の把握や啓蒙など多岐にわたっています.臓器別に細分化された専門医の集まりの学会とは全く異なる,横断的な学会です.構成員も医師だけではなく,看護師や薬剤師,理学療法士などのコメディカル,旅行会社の添乗員や航空会社のフライトアテンダント,はたまた旅行に興味のある一般の方々まで広く門戸を開いています.年1回の大会の他,登山医学セミナーやワクチンセミナーなどいくつかのイベントを主催しています.

 旅行と医学なんて,まさに自分のためにあるような学会ですが,参加し始めたのは数年前,業務的にもある程度余裕が出てきてからのことです.一般に学会というと,自分の興味があるシンポジウムなどを聴いて,時々中抜けして観光というパターンも多いんですが,この旅行医学会の講演は興味深いものが多いので,基本的に中抜けはせずにフル参加が定番です.

 この学会では毎年海外の先生方を招聘して,外国における医療事情やトピックなどをお話してもらう企画があるんですが,今年は米国の歯科医療事情,南アフリカの医療事情などがありました.特に南アフリカは最近行ってきたところなので興味深かったです.その他の講演としては最近増えている海外留学に関する安全のための研修システムの話題や,安全な移動のためにというテーマで,渋滞を科学的に考える渋滞学の話題が面白かったです.

 学会の専務理事の先生がおっしゃっていたんですが,海外の安全というとテロなど衝撃的な話題はよく取り上げられるが,現実に日本人が海外で亡くなる最大の原因は疾病(脳血管障害や急性心疾患)であり,不幸にしてこうした疾患に直面した場合,どのように対応すべきかという話題にはほとんど関心が払われていないことは極めて憂慮すべきことであるということをおっしゃっていました.その他にも世界の広い範囲で猛威を振るっているマラリアや狂犬病などの感染症対策など,重要な割には世間の関心が薄い分野をどうやって啓蒙していくのかなど,この学会の果たすべき役割は大きいと感じました.

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2018年3月18日 (日)

脳神経内科

 自分の専門は神経内科,それは医師になって以来ずっとそうである.実は英語だとこの診療科をDepartment of Neurologyという.直訳すれば神経科ということになる(なのでメインの学会も日本神経学会という).これがなぜ神経内科という名前になったのかというと,この領域が独立の診療科となった1970年代当時,日本では精神科の別名的な意味合いで神経科という言葉がすでに使われ,世間的にも認知されていたからだ.このため後発の悲しさから,それと区別するために神経内科という名称を新たに作り出したわけである.

 それから40年,今回日本神経学会ではこの「神経内科」という名称を,「脳神経内科」に変更しようというキャンペーン(?)を始めたようだ.これは神経内科という名称が前述の神経科に似ているために,躁うつ病や統合失調症といった本来精神科(神経科)が担当すべき患者さんがやって来る等現場に混乱があること,現実の神経内科疾患では脳卒中や認知症など,主病変が脳にある疾患も多く,名称を現実に即したものにしようということ,更には脳を扱う外科である脳神経外科と類似させることで,そちらと対になる内科版であることをPRする狙いがあるものと思われる(ただ神経内科の病気は脳だけではなく,運動器など整形外科領域ともオーバーラップするので,外科と対比させたいのなら脳神経整形内科になる気もする(新函館北斗駅みたいだが).

 一方でこの脳神経内科という名称だが,実はすでに一部大学等では使用されており今回新たに発明されたものではない.また学会の通達は強制力があるわけではなくて,あくまでもお願いに過ぎないので,今後この名前が広まっていくのかは予断を許さない.

 

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