2017年1月 9日 (月)

風邪の日

 自分のホームページのトップ画面の右下に,「今日は何の日」というパーツが張り付けてあります.それによると,今日1月9日は「風邪の日」なんだそうです.どういうことかと思って調べてみたんですが,どうやら江戸時代後期の大横綱,2代目谷風(谷風梶之助)が寛政七年(1795年)のこの日に流感(流行性感冒,おそらくはインフルエンザだったんだと思います)のために亡くなった故事に由来するのだそうです.

 なるほど統計学園 今日は何の日?(総務省統計局のサイト)

Tanikaze_2  谷風梶之助といえば,雷電為衛門や小野川喜三郎と並ぶ,江戸時代の大横綱です.特に安永七年(1778年)から天明二年(1782年)にかけての江戸本場所63連勝は,150年後に双葉山の69連勝が出てくるまでは大相撲の最多連勝記録でした.

 そんな強い横綱だった谷風ですが,寛政七年当時流行っていた流感に罹り,あっけなく亡くなってしまったのです.まだ現役の横綱でした(享年44).人並み外れた体力があるはずの横綱でさえも命を落とす風邪,おそらくはインフルエンザだったと思われますが,甘く見るととんでもないことになる病気であるのは現代でも変わりません(抗インフルエンザ薬など,江戸時代に比べて格段に医学が進歩した現代でも毎年インフルエンザで亡くなる人はいます).

Kiritanpo  1月9日といえば,お正月も終わって疲れが出る時期,また大寒に向かって1年でもっとも寒さが厳しくなる時期でもあります.風邪の予防は手洗いとうがいですが,栄養補給と休息も大事な要素です.先に挙げた統計局のサイトでは,風邪対策としてネギの話が出ていました.寒い時期にネギをたくさん摂取できるものといえば鍋料理,まさにピッタリの献立ですね(これに熱燗が付けば最高だ !(^^)!).

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2016年11月17日 (木)

沖縄に行ってきました

 久しぶりの更新になります.

 先週後半沖縄に行ってきました.とはいっても休暇とかではなく,学会出張のためです.

 会期は11月11日(金)~12日(土)の2日間,会場は沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターです.沖縄で学会があること自体が珍しいので,以前から絶対に行ってみたいと思っていた学会です.ただ,東京あたりで開催される学会と異なり,遠い沖縄の学会となれば,手ぶらで行くことはなんとなく憚られる(単なる旅行と誤解される? 笑)ため,発表演題を用意しての参加です.

 で,その自分の発表が11日の午後のセッションだったこともあり,準備のため前日の夕方の便で沖縄入りとなりました.夕方羽田を発った飛行機は途中強い向かい風(偏西風)に会いながらも順調に飛行し,夜那覇空港に到着しました.飛行機を降りた第一声が…

 「あ,暑い…」

 いや,本当に暑いです.温かいではなくて,まさに暑いという表現がぴったりくる感じです.北海道ではもう雪が降っているところもあるというのに… いやぁ,やっぱり日本は広いです (^.^).

Dsc_1161 (写真1) 夕食のステーキ(200グラムのヒレです)

 空港を出て近くのレンタカー屋さんで車を調達し市内に向かいます.途中ちょこちょこと寄り道をしてホテルにチェックイン,この日は近くのステーキ屋さんで夕食にしました(本格的なステーキではなく,かなりカジュアルな感じ).

 翌日は朝5時起きでまずは沖縄本島を散策,お昼近くに学会場に入りました.沖縄コンベンションセンターは会議棟、劇場棟、展示棟から構成されている総合イベント場ですが,それだけでは足りないため,隣の体育館も会場に加えられています(自分が発表するポスターセッションもこの体育館だった).行ってみると大勢の参加者でごった返しています.多くの人はスーツでしたが,あまりの暑さのためか半袖のラフな格好の人も目立ちました(会場スタッフはリゾートっぽい服装).

Dsc_1186 Dsc_1170 (写真2,3) 学会場の様子

 所定の場所に持参したポスターを張り,討論時間までは他のポスターを眺めながら会場を巡ります.いろんなテーマのものが取り上げられていて興味深かったです.時間になり討論開始,大きな混乱もなくスムーズに進んでいきました.

 夕方からは全体懇親会があったんですが,私は参加せず別行動(笑),翌日は特別講演等を聴いたりして,午後の便で戻って来たのでした(沖縄から帰ってくると,関東は非常に寒く感じました).

 

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2016年11月 4日 (金)

労災保険給付の概要

 さる11月1日,甲府市内で開催された産業医研修会に参加してきました.研修自体は午後からなんですが,せっかく山梨まで繰り出すのだから,山梨県唯一の未訪100選滝である七ツ釜五段の滝にも行ってこようと,有休をとって一日フリーの状況を作り出しました.

 七ツ釜五段の滝は山梨県山梨市北部,埼玉県との県境に近くにある西沢渓谷の最深部にある滝です.春は新緑,秋は紅葉の名所として非常に人気が高い場所で,休日ともなれば人の流れで渋滞することもあるとか! そんな場所ですから平日,しかも早朝に行くのがベストだろうと,この日は朝5時起きで出発しました.

 天気は雨,ただ前夜の段階では夜間は雨が降るものの,明け方には止むとの予報だったのと,基本的に晴れ男のビザンチン皇帝が出かけるのだから雨なんて降るはずがない!と確信していたからです(笑).

Pb010001 (写真1) 雨です…

 小田厚から圏央道,中央道と走って現地に向かいます.7時半頃になっても雨は止む気配がありません.おかしいなと思い,天気予報を確認すると,なんと!午前中いっぱい雨に変わってるじゃないですか(泣).午後からは晴れるらしいですが,午後から晴れても研修会だしなぁということで泣く泣く断念しました(七ツ釜五段の滝は駐車場から往復4時間かかるので,午後の研修会に泥だらけで現れるわけにもいかないので).

Pb010004 Pb010006 (左写真2) 紅葉がきれい,(右同3) お昼から晴れてきました(南アルプスが見事です)

 結局周辺のドライブで時間をつぶし,甲府市内へ.この日の研修のテーマは労災保険給付の概要でした.労働災害は一般に労災と略され誰でも耳にしたことはあると思いますが,この労災に見舞われた際に給付されるのが労災保険というものです.今回の内容は労災の要件や近年話題になることの多い,脳・心臓疾患や精神障害の労災認定についてでした.

Pb030012 (写真4) この日の資料

 講師は労働局の担当官の方ですが,いかにも官僚的なトーンの話し方で睡魔と戦うのが大変でした(笑).話もそうですが,配られた資料の文章も行政的で興味深かったです(どこに目を付けているのか 笑).例えば業務上の負傷について,次の場合は業務災害とは認められませんという項目があるんですが,例えば

 労働者が就業中に私用(私的行為)を行い、または業務を逸脱する恣意的行為をしていて、それが原因となって災害を被った場合

 という文言があるんですが,これって端的にいうと,仕事中サボっててなんかあっても労災にはならんぞ ということですよね.

Pb030013 (写真5) 行政的な文章

 労災といえば,通勤途中での災害も通勤災害と言って労災に含まれるわけですが,これは住居から職場まで合理的な経路で,かつ合理的な方法で移動しなければならないと定められています.合理的な経路というのは常識的に考えられる経路ということで,合理的な理由なく,著しく遠回りになるような経路はダメとのことです.なので新宿に住んでいる人が池袋の会社に通勤するのに山手線の内回りや丸ノ内線を利用するのは合理的な経路とはみなされないわけです(ただ,通常使うコースの線路が運転見合わせになったなど,合理的な理由があれば遠回りも許されるケースはある).

 合理的な方法とは電車,バスなどの公共交通機関の他に自家用車,バイク,自転車,徒歩などですが,これも実情にそぐわない利用は合理的とはみなされない可能性があります.例えば自宅そばにバス停があってバスならまっすぐ会社に行けるのに,自宅からずっと離れた駅まで出て電車に乗り,そこから何十分も歩いて会社に着くなんてのも合理的ではないとみなされそうです.

 また通勤の逸脱,中断にも触れられていました.通勤の逸脱とは通勤の途中で関係ない方向に経路を逸らす行為で,例えば帰宅途中野球を見に行くために球場に行くなどが該当します.一方通勤の中断は途中で通勤に関係のない行為をすることを指し,これは途中下車して駅の居酒屋に入って飲むなどの行為が該当します.これらはどちらも逸脱,中断があった時点でそれ以降は通勤災害の対象となる通勤とはなりません.なので帰宅途中で一杯ひっかけた後で事故に巻き込まれた場合は労災にならないわけです(ただし飲み会自体が会社の指示だった場合はまた異なる扱いになる).もっとも中断,逸脱とはいっても,駅でトイレによる,売店でジュースを買う程度の行為は中断・逸脱には含めないことになっています.

 こうした行政的な話は面白くないケースが多いんですが,今回は普段の我が身に当てはめて考えると非常に興味深かったです.

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2016年9月12日 (月)

神経筋疾患学術講演会

 今日は夕方から厚木で開催された神経筋疾患学術講演会に参加してきました.

Dsc_1041  この日のメインは国立精神神経センターの埜中先生の講演,筋病理のお話から始まって,宇宙メダカや最近の治療薬の話題まで非常に楽しいお話でした.随所にちりばめられた寒いギャク(笑)も素晴らしかったです.

 こうして講演を聴くと埜中先生って小児科の先生なんだなぁといつも思います.これが神経内科医なら,ちょっとひねったというか,独特なキャラが多いんですが(自分もそうかは不明),なんかまっすぐな感じの方なので (^。^).

 講演終了後,意見交換会と言う名の懇親会もあったんですが,自分は参加せずそのまま家路につきました.なぜかというと,明日の夕方からいよいよ,ちょっと遅めの夏季休暇に入るのでその準備があるからです \(^o^)/.

 

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2016年7月11日 (月)

登山医学セミナー

 この週末,日本旅行医学会主催による登山医学セミナーが開催され参加してきました.

13654331_1021596011271097_472178566  このセミナーは基本的には登山医学,高地における医学を取り扱うわけですが,今回は今年4月に熊本で震災があったことから,「災害時に役立つ登山医学知識と登山用具」というテーマでの開催となりました.

 災害時に役に立つアイテムを俗に防災用品などと呼んでいますが,実はこの防災用品は登山などのアウトドア用品と被るところがあります.すなわちどちらもライフラインの不十分な状況に対応できるよう工夫されたアイテムだからです.テントやマット,シュラフ,携帯用ガスコンロなどの登山用品はそのまま防災用品として活用することが可能です.実際に震災時にはこうした登山用品店の売り上げが急増するんだそうです.

 ただこうした登山用品,アウトドア用品もただ準備しておくだけではだめで,時々広げてみる,実際に使ってみるなどしないと本番で的確に使用するのは難しいそうです.何事にも練習が必要なのは当然で,こうした防災用品も普段から使い慣れておくことが大切だということです(キャンプなどのアウトドアを趣味している人は日々こうしたアイテムに慣れているわけで,そうした人は震災などの非常時への対応も早い).

 また今回はアウトドアの際に問題となる蚊への対策も話題になっていました.実は最も人間を数多く殺している生物が蚊なのだそうです(ウイルスや細菌を除く.ちなみに2位が人間で,3位は毒蛇).特に蚊によって媒介される疾患のうち日本脳炎と黄熱病以外はワクチンはなく,マラリア以外にはほとんど治療法がないというのが現状であり,現実に取りうる対応としてはとにかく蚊に刺されないようにするしかありません.こうした防蚊対策としては防虫剤の塗布,防蚊作用のある繊維を使用した衣類の着用があり,今回はこの手の話題も取り上げられていました(防蚊衣類は海外に出かける機会の多い自分も欲しいと思った).席上,フロアから海外旅行時に防蚊作用のある食材はないかといった質問も出ていたんですが,旅行医学会の専務理事の先生が「食事で蚊が防げるというものについて,エビデンスのある話はない」と答えていて,今話題の水素水もそうですが,登山用品で検索すると「飲む酸素」,「食べる酸素」といったどう考えても科学的にありえないだろうというようなアイテムが存在することからも,防災用品の世界でも科学的検証に耐えうるものを見極める目が重要だと再認識しました.

 そのほか,震災時の車中泊で問題となったロングフライト血栓症(深部静脈血栓症,いわゆるエコノミークラス症候群)や熱中症などの話題も出てきました.朝から夕方までの長丁場のイベントでしたが,内容的に興味深いため疲労感もなく楽しいセミナーでした.

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2016年5月19日 (木)

第57回日本神経学会学術大会

Dsc_0938 (写真1) 日本神経学会学術大会の看板

 2016年5月18日~21日の日程で,表題の第57回日本神経学会学術大会が神戸市で開催されています.自分もメインにしている学会なので毎年参加しています.とはいえ病院業務との兼ね合いもあるのでフル参加とはいかず(偉い先生方はフル参加ですが 笑),今年は5月18日の1日だけの参加となりました.

 前日の夕方に業務を終えてそのまま小田原駅へ.そこから新幹線にのって西に向かいます(2時間に1本小田原に発着するひかり号を利用).新大阪からはJR西日本の誇る新快速電車に乗り換えて神戸市の中心部の三宮へ.この日は駅前に宿泊しました.

Dsc_0939_2 (写真2) この日は抜けるような快晴

 そして翌朝会場となる神戸コンベンションセンターへ.お天気は抜けるような快晴(これが五月晴れなのか),どうせなら学会じゃなくて他の用事の時に回してくれよと言いたくなるような良いお天気です.最寄駅はポートライナーの市民広場駅なんですが,駅前に係員が立っていて「受け付けはこちらで~す」と誘導していました(お疲れ様です).今回は事前登録しているので,あらかじめプリントアウトした登録票のバーコードを読み取り機にかけるだけで完了します.そのまま生涯教育講演の会場に向かいました.

Dsc_0937 (写真3) 学会場にて

 学会参加の理由のひとつに専門医の更新に必要な単位の取得があります.学会参加や発表でももちろん単位が取得できますが,同時に開催される生涯教育講演等のセミナーに参加することでも単位がもらえるのでした(この日は脳梗塞・TIAの最新治療と難病対策の新しい話でした).

 午前のイベントが終わってお昼はお弁当付きのランチョンセミナーの時間,かつては各セッションごとに弁当の中身を競い合っていたんですが(笑),無益な争いだと理解したのか近年はどのセッションに行っても同じ弁当になっています.今回は神戸ということで牛肉のお弁当でした(神戸ビーフかどうかはわかりません).

 午後は興味のあるシンポジウムに参加,かくしてあっという間に夕方になりました.帰りは個人的な理由で飛行機です(笑).会場からポートライナーで10分の神戸空港からでした(地図で見るとわかるんですが,神戸空港って関西空港と直線距離はすごく近いんですよね).

Wcn (写真4) 来年は国際学会とタイアップらしいです

 ちなみに次回のこの学会は,世界神経学会と同時開催とのことで2017年9月に京都で行われるらしいです.そういえば2014年の温泉気候物理医学会の時もそうだったんですが,国際学会とタイアップするときってなぜか京都なんですよね.やっぱり日本を代表する観光地だから? と思ったのでした.

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2015年11月10日 (火)

研修会とワイン

 昨日(11月9日)は産業医研修会のため甲府に行ってきました.テーマは「タバコによる健康障害防止セミナー」,特に職場における喫煙環境のありかたから受動喫煙についての講演でした.喫煙の害は広く世間に知られているところですが,喫煙者本人が煙を吸うのは自分の意志なので仕方ないといえますが,問題なのは他人の煙を吸わされてしまうこと.これが受動喫煙と呼ばれるもので,昨今大きな問題になっています.

Pb090001  職場の喫煙環境に関しては,従業員の健康のためにも敷地内全面禁煙が望ましいという話が出ていました.医療機関や学校などでは既にその方向で対応しているところも多いんですが,一方で飲食店や宿泊業などでは顧客との兼ね合いから実施が難しいところもあるのも現実です(もっとも,飲食店やホテルは全面禁煙にすると客足が遠のくと不安視する経営者が多いですが,アメリカのデータではたとえ全面禁煙にしても客足には影響しないとの報告があるようです.これは禁煙にすることで,逆に安心して利用する人もいるからだと思われます).

Pb090002  タバコに関してはかつて自分も喫煙者だったことがあるので,その習慣を断つことの大変さもわかるんですが,脳卒中や虚血性心疾患などの血管障害,各種悪性新生物(癌など)を引き起こすリスクであることが証明されており,外来でも喫煙者には可能なら禁煙するように指導しています.タバコの有害性は大麻以上といわれる一方で,大麻が非合法なのにタバコが合法なのは,あまりにも風習として定着しすぎており,産業もあるため一気に非合法化するのはいたずらに混乱を招くためと思われます(そのため徐々に規制を強化し,将来的には自然消滅させる方向がベストかも).そんなことを考えた研修会でした.

Dsc_0637  さて,山梨産業保健総合支援センターのセミナーは甲府駅近くの山梨県医師会館で開催されるのが一般的なんですが,この日の会場は山梨県地場産業センターかいてらすでした.入ったらちょうど山梨ワインの新酒(山梨ヌーボー)のフェアをやっているじゃないですか.中には試飲も可能と出ており,酒好きの血が騒いだんですが,この日は車で来ていたことから我慢して,帰りに3本ほどお土産に購入したのでした.

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2015年10月18日 (日)

産業医研修会

 芸術の秋,食欲の秋ですが,一方で学術の秋でもあります(笑).現在産業医の資格(?)を持っているんですが,これを維持するためには規定の単位を修得しなければなりません.単位といっても高校や大学のように試験があるわけではなく,規定時間講習を受講すればもらえるという自動車学校の学科ようなスタイルです.昨日の午後はそんな産業医の研修会に参加してきました.

 これは「こころといのちの地域医療支援事業」の一環で,うつ病対策として一般の主治医は何をしなければならないか,といった内容です.場所は開成町の町役場の隣にある町民センター,役場というくらいですから町の中心にあるんでしょうが,実は駅からは遠く最寄りの小田急線開成駅からは30分くらい歩かなければなりません.ただ,新松田駅からならバスが出ているという話だったので,この日はバス利用にしました.

Ken2 (写真1) 新松田駅前にあったマニラ食堂という和食の店

 新松田駅で電車を降り,そのまま北口から出ます.目の前にその町民センター方面に向かうバスが停まっていました.乗り込んで席に座り,ふと外を見るとマニラ食堂 和食の看板の店が… マニラってフィリピンのマニラだよな? マニラで和食って… 脳内が???となっているうちにバスは発車しました.

 駅を離れメイン道路っぽいまっすぐな道を7~8分走って,最寄りのバス停四つ角(十字路になってるからそういう名前なんだろう)に到着,町民センターはここからすぐでした.受付を済ませて席につきます(自由席,自分は前の方に座った).見渡すと参加者は30人くらい,平均年齢は高そうです.

Ken1  14時になって講習開始です.内容は日本及び神奈川県の自殺者の動向のお話し,その後うつ病の診断と治療,3つ目は具体的な対応と事例検討という流れです.全部で4時間,結構内容の濃い講習でした.

 フロアからの質疑応答では,「精神疾患で患者さんを紹介したいのだが,具体的にどこに紹介したらよいのかわからない」という質問があったんですが,講師の先生も「様々なので具体的にどこがいい,ここが悪いとは言うことはできないんですが,まずは知り合いの信頼できる先生に聞いてみては」というようなことをおっしゃっていました.

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2015年10月 4日 (日)

10月になりました

 気が付いたら10月になっていました.今年は9月に行事がたくさんあって,ほとんど家にいた記憶がないんですが(笑),今月は少しは落ち着くんじゃないかと思います.

 先月後半のオーストラリア旅行やしながわ宿場まつりの記事は今後徐々にアップしていきたいと思いますが,先週10月1日から3日まで学会で札幌に行ってきました.

Dsc_0556_2  この学会,例年は11月に行われるんですが,今年は会場が北海道ということで1か月前倒しになったものです(11月の札幌は寒いからなぁ 笑).今回は自分の発表もあったんですが,特別講演など興味深いお話が聞けて有意義な会でした.

 空き時間には市内の散策もしましたが,この街の超有名スポットが時計台です.明治11年に札幌農学校の演武場として造られたものです.本州以南にはない異国的な雰囲気で札幌を代表する建物と認識されていますが,一方でここは日本3大ガッカリ観光地のひとつとしても知られています.これはガイドブックなどの写真ではこの時計台のみがアップで出てくるので分からないんですが,実は市内中心部のビル街の間にひっそりと佇んでいるからです.時計台の隣にある市役所の最上階の展望所からこの時計台を見下ろすことができるんですが,その光景がビルの間に佇む時計台というガッカリ感をよく表しているようで興味深かったです.

Dsc_0557 Dsc_0559  写真左は有名な撮影スポットからのショット,右は市役所最上からのショットです.

 一方で札幌の夜といえばやっぱりここです(笑).

Dsc_0563  この日は「味処 まつ田」さんで旬のお魚をいただきました.

Dsc_0565

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2015年9月15日 (火)

滝と研修会

 最近所用で出かけることが多かったんですが,昨日(9月14日)は産業医の研修会のために甲府に出かけてきました.

 甲府市内にある山梨産業保健総合支援センターは産業医の研修会を頻繁に開催しており,しかも無料というのが魅力です.一般に参加費無料の研修会は人気が高くて,東京や神奈川あたりだとあっという間に定員いっぱいになってしまい,しかも地元の医師会員優先だったりするのでなかなか参加できないんですが,この山梨の研修会はそうした無料の研修会の中ではかなり参加しやすいのが魅力です

 もっとも一般の産業医研修会は平日夜とか土日とかに開催されることが多いんですが,山梨のそれは平日昼間に開催されているというのも比較的間口が広い理由かもしれません.この日も月曜の午後開催となっていました.今回は分け合って有休を使って出かけてきました.

 当地から甲府までは電車だと3時間かかるんですが,車で行くと2時間ちょっとで到着します.いつもは電車で行くんですが,この日は車にしました.理由は,せっかくだから山梨県の100選滝を訪問したかったから(これが有休利用のわけ 笑).

P9140007 (写真1) 林道の途中からの遠望

 山梨県には100選に選ばれている滝が3つあります.甲府郊外の昇仙峡にある仙娥滝,山梨市の有名な西沢渓谷内にある七つ釜五段の滝,そして北杜市の奥地にある北精進ヶ滝です.今回訪問したのは一番最後の北精進ヶ滝です.

 滝を訪問して午後の研修に間に合うように時間を算段した結果,この日の起床は5時!,自宅から国道255号線,東名,東富士五湖道路を経て中央道に入ります.須玉ICで降りて西へ,どんどん山奥に入っていって精進ヶ滝林道をひた走ります(林道とはいえほぼ舗装されていて走りやすい道だった).終点の精進ヶ滝駐車場から遊歩道を40分ほど歩いて展望所に到着しました.

 北精進ヶ滝は落差120メートルと一段の落差では日本でも有数の規模を誇っています.遠望でしたが見事な雄姿を堪能しました(尚,その気になれば滝壺まで行くことも不可能ではないようですが,基本的に踏み跡だけで正式な登山道があるわけではないこと,沢登りなどが必要になることから,現在の自分の技術と装備では無理と判断し先には進みませんでした(いつかは行ってみたいですが).

P9140091 P9140049 (左写真2) 北精進ヶ滝(手前は九段の滝),(右同3) 立ち入り禁止の看板が!

 その後は来た道を戻って甲府市内の山梨県医師会館へ.近くで昼食を摂ってから会場に入りました.この日のテーマは長寿社会と生活習慣病,講師は山梨県立大学の小田切陽一先生,地元山梨を中心に,全国の生活習慣病等の傾向から将来の予測まで非常に興味深いお話でした.

 終了後はこの日最大の目的だった研修シール(産業医の更新の際必須になる)をもらって家路についたのでした.

P9150062 (写真4) 研修シール

 日本の滝100選,山梨県は残すところ西沢渓谷だけとなりました.まもなく紅葉の時期になるので,また産業医研修会にかこつけて訪問したいなと思ったのでした(もちろん出張扱いではなく年休で 笑).

 

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