2020年9月 2日 (水)

第61回日本神経学会学術大会

 私がメインにしている学会である日本神経学会の学術大会は毎年5月に行われています.場所はその年の大会長の拠点(あるいはその近く)で,今年の大会長が岡山大学の先生だったことから会場は岡山市が予定されていました.

 しかし,新型コロナウイルスの感染拡大を受けて5月の開催は延期となり,8月末から9月初めにかけて,その時期の感染状況に応じた代替の大会が開催されることになりました.これは感染状況が重度な場合は100%オンラインの大会,軽度の場合はオンラインと実参加の併用というものです.結局その後の状況から,感染状況は軽度と判断され,8月31日から9月2日の日程で当初予定の岡山市で開催されることとなりました.自分も何らかの形で参加することは確実でしたが,せっかくなので実参加で申し込みました(単に出かけたいだけともいう 笑).

118532593_3300617486702260_6533970486208  とはいえ,3日間丸々職場を空けることもできないので,中日の9月1日のみ参加としました.理由はこの日に生涯教育セミナーが開催され,専門医の単位がもらえるからです.8月31日夕方仕事を終えてから東海道新幹線と山陽新幹線を乗り継いで岡山に向かいます.新幹線はガラガラに空いていました(道中浜松-豊橋間で停電が発生したとのことで,掛川駅で10分ほど停車した).結局予定よりも20分遅れで岡山駅に到着,そのまま駅前のホテルにチェックインしました(この時同時にチェックインしていた人たち,あきらかに自分と同じ目的の人だと感じた.これが同業者の勘というヤツだろう).

Dsc_0755 Dsc_0751 Dsc_0753  翌朝はさっそく会場へ,宿泊したホテルから徒歩数なので楽です.周辺には学会の飾りがたくさん出ていました.

 まずは総合受付のあるNHK会館2階へ,ここで健康状態申告書(最近風邪症状がないかとか,海外に行ったかなど)を提出し,それと引き換えで参加証を受け取ります.その後に生涯教育セミナーが行われるANAホテルに移動(隣の建物),そこで受講票を提出して会場に入ります.

Dsc_0769 Dsc_0771  会場はソーシャルディスタンスを取っても100人は収容できるところでしたが,この日の実参加者は2,30人程度でした(その他オンライン視聴は結構いたらしい).セミナーは1コマ1時間で午前午後併せて計5コマ行われました.講師も計5人いるはずなんですが,会場に来ていたのは3人だけで,残りの2人はリモート参加でした(さすがに座長は全員いた💦).

 終了後は他のシンポジウムにちょっと顔を出して夕方の新幹線でとんぼ返りとなりました.

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2020年8月28日 (金)

松本良順ゆかりの医療機関

 先日所用があって,小田原市内の丹羽病院さんに行ってきました.

 廊下を歩いていたら,ふと松本良順の名を見つけたためガン見してしまいました.

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 松本良順は幕末,新選組愛好者の間では非常に有名な人物です.天保三年(1832年)江戸に生まれ,父であり蘭方医の佐藤泰然の助手を務める傍ら,安政四年(1857年)には長崎の海軍伝習所に赴き,当地に来ていたオランダ軍医ポンぺに学びます.その後文久年間には幕府の奥医師となり,将軍家茂の主治医を務めたほか,新選組局長の近藤勇とも親交があったことから上洛の際には屯所を訪れ,隊士の診察や衛生環境整備の指導などを行ったとされています(案内文には「近藤勇,土方歳三、沖田総司の主治医」と書かれていて,愛好にとってはたまりません 笑).

 戊辰戦争時には幕府陸軍の軍医,ついで奥羽越列藩同盟の軍医として傷病兵の手当てに当たりました.会津藩降伏後に一時投獄されたものの許され,明治四年(1871年)に山県有朋の勧めによって兵部省に出仕し,陸軍の初代軍医総監となりました.

Dsc_0748  件の病院は創始者がこの松本良順の教え子だった縁で,開業に際し贈られた書を後に医療法人名としたのだそうです.

 ここには何度も来ているハズなんですが,こんなゆかりがあったとは!と感慨深く思ったのでした.

 同業ということで,2012年の第15回ひのパレではこの松本良順役をやらせていただきました.

P_mryoujun P5130023  (左)松本良順,(右)第15回ひのパレにて

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2020年5月31日 (日)

世界禁煙デー

 今日5月31日はWHO(世界保健機関)が定めた世界禁煙デーです.制定されたのが1989年ということなので,すでに30年以上の歴史があります.なぜ5月31日なのかは調べてみた限りではわかりませんでした(国際記念日なので語呂合わせは考えられませんし,タバコに関連した誰かの誕生日というわけでもないようです).

 かつては大人のたしなみの一種,嗜好品とみなされていた喫煙ですが,その健康への害は大きく,虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)や脳血管疾患(脳梗塞,脳内出血)の独立したリスクファクターとなるほか,慢性閉塞性肺疾患(肺気腫等)や各種悪性新生物(肺がん,食道がん,舌がん等)の原因ともなります.これは吸っている本人はもちろんですが,周囲の人が煙を無意識に吸い込んでしまう(受動喫煙)ことによる害も知られています.依存性もあり,これが喫煙者がなかなかやめられない理由にもなっています.

 受動喫煙はともかく,好きで吸っているんだから本人の自由ではという議論もありますが,喫煙によって健康被害が生じると,それに対して多くの医療資源が投入されることになります(しかもそのほとんどは健康保険で).それらの経費は私たちが払っている税金や保険料から賄われるわけですから,けっして他人ごとではありません.最近の生命保険は喫煙者か非喫煙者かで保険料に差がつくようになっていますが,今後は健康保険にも広がるかもしれません.

 依存性のある危険な物質というと,大麻や覚せい剤などが知られていますが,正直言うとタバコの害はこうした薬物に引けを取りません.にもかかわらず前者が法律で厳しく規制されているのに,後者が本人の自覚に任されているのは,歴史が長く文化として根付いていること,生産者など関連業界が無視できない規模で存在することなど社会的な理由だけだろうと思います.

 そんな喫煙習慣ですが,昭和の頃は職場で吸うのは当たり前,飲食店も基本吸い放題でした(私が小学生の頃は教室で吸ってた先生もいた).しかし平成14年に健康増進法が制定され,特に受動喫煙の防止の面から規制が厳しくなり,現在は公共の場は一部を除き基本的に禁煙になりました.平成の初めごろは自分が海外に行くようになった頃は,「日本は喫煙者に甘いなぁ」と思ってましたが,令和の時代の今,日本の喫煙対策は世界的には厳しい部類になったと感じます(東南アジアやアフリカ,南米はもちろん,基本的にヨーロッパの多くも日本より緩いです.もちろん例外はあります).

 実は自分もかつては喫煙者でした(笑).しかし2006年にとある事件をきっかけに禁煙に踏み切り,成功しました.当時は救命救急センターを併設する地域の基幹病院に勤務していたんですが,ある晩自分と同い年の男性が脳卒中で運び込まれてきたのです.その方はバリバリの喫煙者でした.それまで漠然と高齢者の病気としか認識していなかった脳卒中が急に身近に感じられた瞬間でした.もちろんその方は高血圧や糖尿病などもあってリスクの塊のような症例ではありましたが,内心「これはマズい」と思い,持っていたタバコをゴミ箱に投げ捨てました.

 当時の病院は職場内の一角に職員用の喫煙場所があり,自分もそこで吸っていました.事件の翌日私はみながたむろする喫煙所を訪れ,「自分は禁煙する!」と大々的に宣言しました.周囲の反応は「え~、できんの?」という感じでしたが,当時は職場での喫煙所はここしかなく,そこに行かなければ吸うことはできません.結局そこに行って「やっぱりダメだったじゃん」と言われるのがシャクだったため,絶対行くもんか!と誓って頑張っていたら禁煙できていたという感じです.当時ちょうどJRでも禁煙が進んでいて,東北新幹線も全車禁煙になるなど,ちょうど喫煙できる場所がどんどん減っていたというのも成功の要因かな感じます.

Barenh4(写真)喫煙者時代の貴重なショット(2003年スバールバル諸島にて)

 以来14年,今ではまったく吸いたいと思わないレベルになっています.そういえば,喫煙者時代は外来で患者さんに「タバコはできればやめた方がいいですね」と,歯切れが悪かったんですが,禁煙成功後は「タバコ? 絶対ダメですね」と偉そうに言えるようになりました(笑).

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2020年3月19日 (木)

ストレスチェック

P3170016  2015年12月から労働安全衛生法による健康診断に職業性ストレスチェック(いわゆるストレスチェック)が義務付けられました.私の職場でももちろん行われています.アンケートみたいなものに答えて提出するんですが,先日その結果が届きました.

 封を切って中から結果用紙を取り出します.

 あなたは高ストレスとは判定されませんでした

 はい,わかってます。予想通りの結果でした😃.

P3170017 P3170018  まあ,でもこれは高ストレスではない(低ストレスならあるかもしれない)とも読み取れます.別なチェック方法だった2年前には「あなたにはストレスが無いようです」と身もふたもない感じでしたから.昔からストレスに対する閾値はかなり高い方だという自覚はあるので,普通の人ならイライラしそうな場面でも案外ケロッとしていたりはします.

 ストレスチェックではストレスの原因因子やストレスに対する身体反応など個別のポイントもチェックされますが,こちらも全項目問題なしでした(特にイライラ感はミニマムで自分らしいと思った).

P3170020 P3170019  毎年思うのですが,ストレスがないと判定されるのが一番ストレスなのかもしれません(笑).

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2019年11月18日 (月)

日本旅行医学会東京大会

 昨日,東京新宿区で開催された日本旅行医学会の第12回東京大会に参加してきました.

Img_5831  旅行医学とは「人の移動の安全と快適性を高める医学」と定義されています.旅行好きな医師である自分が水を得た魚になるような学会です.当然のように入会して認定医も持っています.この学会は年1回春に開催される大会(いわゆる総会)の他に,サマー医学セミナー(旧登山医学セミナー),ワクチンセミナーなどがあるんですが,毎年秋に行われているのが東京大会です.これはその時旬の話題に加えて,会員発表の場が設けられているのが特徴です.今回は合計8題の会員発表がありました.

 一方で教育講演として行われたのが3題,そのうち2題が薬物をテーマとしたお話でした.つい数日前某有名芸能人逮捕のニュースが駆け巡り,タイミングとしては絶妙でしたが,もちろんこれは偶然の一致です.1題目は「薬物依存の現状と治療について」というテーマで,講師は精神科医の松本俊彦氏,2題目は「薬物乱用に関する最新海外事情」というテーマで,講師は薬学者の舩田正彦氏でした.前者は日本における薬物依存の現状と治療現場の様子が,後者では特に最近話題になっているアメリカやカナダでも大麻の合法化とその実情について詳しく聞くことができました.この辺の話題はとかくテレビのワイドショーなどで興味本位に取り上げられたりするんですが,そうしたものとは異なるエビデンスに基づく系統的なお話は大変印象的でした.

 そのほかの教育講演では近年世界的な流行が問題になっている梅毒のお話がありました.こちらも梅毒診療の第一人者である井戸口一朗氏による講演で,梅毒診療にかける熱い思いを強く感じる(笑)講演でした.こうした第一人者の先生方ってあちこちで講演をされているせいか,話が面白くて飽きさせないのが凄いです.久しぶりに充実した公演を多数聴けた一日でした.

 たくさん勉強した後は新宿の小田急百貨店12階のキンカウーカへ.久しぶりに生牡蠣とワインをいただいたのでした.

Img_5832 Img_5833 (左)生牡蠣6ピースセット,(右)牛フィレ肉のロッシーニ風

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2019年9月10日 (火)

狂犬病ワクチン

 狂犬病という名前を聞いたことがないという人は少ないと思うが,それがどんな病気なのかを知っている人は案外多くないかもしれない.字面だけを見れば,”犬が狂う病気”ということになるが,これは狂犬病の一面をとらえているだけにすぎない.

 狂犬病は狂犬病ウイルスによって引き起こされる感染症である.”犬”という文字が付いており,一般には犬に噛まれて発症するイメージがあるが,実際には犬に限らずすべての哺乳類を介して発症する可能性がある.典型的には狂犬病ウイルスに感染した犬に噛まれた咬傷からウイルスが体内に侵入し,末梢神経を伝わって中枢神経(脳、脊髄)に至り発症する.症状としては不安感,水を恐れる恐水症状,興奮や錯乱症状から全身の麻痺に進み,最終的には呼吸障害を起こして死に至る.発症すれば死亡率はほぼ100%という極めて危険で重要な感染症である.

 ただ日本は世界でも数少ない狂犬病清浄国であり,国内で犬等に噛まれて狂犬病を発症した例は1956年(昭和31年)を最後に報告されていない(海外で噛まれて帰国後に発症したものが2019年までに3例あり).この辺が知名度のわりに病気の実態が世間に知られていない理由かと思われるが,海外に目を向けるとアジアやアフリカを中心に毎年5万人以上の人が狂犬病で亡くなっているという現実があり,これがいかに恐ろしい病気であるかを実感させる.

 日本は島国で,犬等のウイルス保有個体が外部から侵入しにくい地理的条件にあるとはいえ,国際的な物流の増加等からも将来にわたってこの状態を維持できるという保証はない.狂犬病は発症するれば死亡率ほぼ100%だが,ワクチンによる予防ができる.国内の清浄を保つために一義的に重要なのは動物に対する定期的なワクチン接種(これは狂犬病予防法で義務付けられている)であるが,人間の場合でも必要に応じてのワクチン接種が行われる.主として噛まれた後に行う暴露後接種であるが,狂犬病汚染国に渡航し動物などとの接触が予想される場合などには暴露前接種が行われることもある.

 こうした狂犬病ワクチンで日本国内に幅広く流通していたのが,KMバイオロジクスが製造しMeiji Seika ファルマが販売する組織培養不活化狂犬病ワクチンである.国内承認が1980年という歴史ある製品なのだが,先日販売元からこんな案内が来た.

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 いろいろ書いてあるのだが,どうやら同製品が今後欠品になり販売終了するとのこと… 狂犬病ワクチンなんてこれから需要が増えることはあっても減ることなんかないだろうに! と思ったが,一方で最近

 狂犬病ワクチン「ラビピュール筋注用」新発売のお知らせ

 こんな話題も出ていた.これは大手製薬メーカー,グラクソ・スミスクラインが今回新しい狂犬病ワクチンを発売したというお知らせである.これにより国内でのワクチンが2種類になり選択肢が広がるなと思った直後の今回の欠品情報,文面には「諸事情ご賢察の上、何卒、ご理解とご協力を~」と書いてある.ははぁ、諸事情というのは「今回出たGSKの新薬にシェアを奪われそうだから,さっさと撤退するけど許してね」という意味なのかと邪推したのだった.

 

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2019年5月24日 (金)

京都と大阪

 今週は私がメインで活動している学会,日本神経学会の学術大会が大阪で開催されました.

 学術大会は4日間にわたって行われ,その間各種発表に加えて,シンポジウムや障害教育研修会など多くの催し物が開かれます.私自身もこの学会に認定された専門医&指導医なので,それを維持するためにもこれらイベントへの参加は欠かせず,ほぼ毎年参加しています.全国9000人の神経内科医の集会と銘打っている学会ですから毎年全国から多くの人が集まります.それなりに規模の大きな学会というわけで,開催地はそうしたビッグイベントが行える大都市での開催です.今年の会場は大阪でした.

 で,せっかく大阪にまで繰り出すのだからちょっと前乗りしようと思い,1日休暇を取って早めに出かけました.主要な目的は位置ゲーム「ケータイ国盗り合戦」,今回は京都市内主要観光地を塗りつぶすのが目標です.「京都なんて過去に何度も行ったことがあるんじゃないか」という声が聞こえてきそうですが,実は国盗りを始めてから京都市内を歩いたことがないのでした(最後の京都訪問が2014年春).

 国盗りをやる場合,大都市は電車,地方はレンタカーで回るのが効率的なんですが,京都はちょっと事情が異なります.それは渋滞や一方通行が多いこと.もたもたしていて事故にあうのが怖いのです.かと言って徒歩では,どれくらい時間がかかるか想像もつきません.そこで思いついたのが…

 自転車🚲

 これならある程度の機動力を持って,動き回ることができます.ということで,今回は京都駅前のレンタサイクル店を利用することにしました.

 出発したのは5月21日朝,新幹線に乗ってまずは名古屋へ.ここで在来線に乗り換えます.なんでそんなことをするのかというと,実は東海道本線の岐阜・大垣付近をまだ取っていなかったからです(笑).そのまま電車を乗り継いで京都に着いたのは11時半ごろでした.この日関東から東海は,前日降り始めた雨がかなり激しくなっていたんですが,京都に着くころには見事に晴れてきました(自分の行いがいいからだとほくそ笑む).駅前で自転車を借りて,さあ出発です(この日は電動アシスト車を借りた).

Img_1968  まずは京都駅烏丸口付近を北上,四条通りに左折してひたすら西へ.桂川わたり,松尾大社付近から北上して嵐山に向かいます.渡月橋を渡ると例によって大勢の観光客でごった返していました.わき目も降らずに北に向かいあだし野念仏寺方面へ(ここはちょっと上り坂だが電動アシストのおかげでさほどきつくない).そこから今度は北東へ,国道162号線に入ってひたすらな登りになります.この道は日本海まで続いているんですが,まさかそこまでは行かず,途中の峠までで引き返しました(この登りは電動アシストといえどかなりきつかった.電動とはいっても所詮はママチャリタイプなので.電動ドロップハンドルなら楽勝だったかもしれない).

Img_4865 Img_1977(写真左)渡月橋,(同右)清凉寺

 その後は仁和寺や竜安寺,金閣といった超有名スポットのそばを通り,鷹峯方面へ(ここも登りで結構きつい).その後は宝ヶ池から修学院,東山を経て駅に戻ったのでした(結局この日は約50キロ走った.京都市内の観光地の多くの部分のそばを通過したがどこにも寄らなかった 笑).

Img_4864 Img_4875(写真左)国盗り前の様子,(同右)こうして市内を制覇しました

 駅で自転車を返した後は京阪線で大阪に出てました.この日の宿泊先は淀屋橋付近のホテル,チェックインして顔を洗った際にちょっと舐めたら塩辛いのなんの (^.^),潮が吹くとはこのことかと思いました(京都ではお茶やスポーツドリンクなど合計2Lくらい飲んだが,あまり汗をかいた実感がなかった).

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(写真)色が濃くて一見蕎麦のように見えますがうどんです

 この日はだいぶ疲れていたようで,肉類を食べるメンタリティにはならず,結局近くのうどん屋さんで梅&山芋のぶっかけうどんをいただきました(もちろん日本酒も).

Img_1988  そして翌朝は学会場である中之島の国際会議場に向かったのでした.

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2019年5月20日 (月)

日本神経学会のワナ

 令和元年5月も後半に入り,いよいよ春の学会シーズンに突入である.今週は私がメインにしている学会のひとつ日本神経学会の学術大会が行われる.こうした学会は事前登録をしておくと参加費が安くなるので,行くことが決定している場合はそちらの方がお得である.

 そんな学会を直前にしたある日,1枚のハガキが届いた.

Img_4861  当日参加登録葉書と書いてある.バーコードも印刷されているなど,当日これを持参していけば大丈夫なように見える.

 が,しか~し! これは事前登録をしていない人用のハガキなのである.事前登録をしている人は,あらかじめ学会HPから自分専用のものをダウンロードして持参しなければならない.これを怠って、このハガキだけ持ってのこのこ会場に行くと… 最悪参加費を二重取りされる恐れもある.

 自分的にはこのハガキ,会員をミスリードして儲けようという学会側の陰謀ではないかと思っている(笑).

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2018年12月 3日 (月)

関西感染症・ワクチンセミナー

 気が付いたら12月に入っています.別名「師走」ともいうように,師と呼ばれる人も走らざるを得ないほど忙しい季節ということになります.自分も一応(笑)師と呼ばれる部類に入るわけですが,スケジュール表を見たら案の定… 家で夕食を食べられるのは12月10日までないことが判明しています(笑).

 そんな12月最初の日曜日は日本旅行医学会主催による「関西感染症・ワクチンセミナー」に参加するために大阪に日帰りで行ってきました.旅行医学とは,「人の移動の安全と快適性を高める医学」と定義されているんですが(日本旅行医学会による),旅行好きな医療従事者である私にとっては,まさに自分のためにあるようなジャンルといえます(笑).この学会が主催している登山医学セミナーは毎年東京と大阪で開催しているんですが,なぜかワクチンセミナーは関西だけなのでした(まあ学術大会が東京だからバランスを取っているのかも).

 前日は合唱団の練習で東京に出ていたため現地で宿泊,朝の新幹線で一路大阪に向かいました.新大阪駅で新幹線をおりて在来線で大阪へ.実は大阪に来たのはすごく久しぶりでした.京都や神戸には学会で来ることが多いんですが,なぜか自分絡みの学会は大阪開催が少ないのです(理由は不明).

Img_1273 (写真1) 大阪駅北口,再開発のためか開けています

 大阪駅の北口から外に出ると,この日は抜けるような青空でした.会場となる梅田スカイビルがそびえたっています.大阪はイマイチ土地勘がないのでどうやって行ったらいいかちょっと迷います(ビルは目の前に見えているのになかなか行けない感じ 笑).結局地下道を通ってなんとかたどり着きました.ビルに入ったらちょうど別会場で日本語検定が行われていて,そちらの係員に「日本語検定受験の方ですか~」と声をかけられるという一幕もありました(外国人っぽく見えたのか?).

Img_1276 (写真2) 梅田スカイビルからの展望

 ワクチンセミナーの会場は36階,エレベーターで上がります.久しぶりの高層ビルなのでワクワクする自分です.受付を済ませて窓の外を見ると,おおっ!絶景!大阪城もみえました.会場は自由席なのでよく聴けるように前の方に座ります.定刻(11時)になりセミナー開始です.

Img_1279  この日は近年世界的に増加傾向を示す性感染症である梅毒の話題をはじめ,旅行や留学に際してのワクチンを考えるうえで参考になるプログラムの紹介,今年の流行の時期を迎えるインフルエンザのお話,ワクチンで予防できるようになった帯状疱疹の話などでした.久しぶりに興味深いお話をたくさん聴けた1日でした.

 閉会後駅に戻ろうとしたら,ちょうどドイツのクリスマスマーケットみたいなのをやっていました (^^)v

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2018年10月14日 (日)

単位が揃いました!

 先日来話題にしているんですが,認定産業医の更新が 迫っているにもかかわらず,必要単位が不足していた問題,昨日ようやく解決いたしました. 水曜日の横浜での2単位に加えて,金曜土曜と甲府に2往復して6単位を獲得しトータル21単位となり更新に必要な20単位をクリアしたからです.

 金曜日は午後2時からの講習ということで,お昼前に職場を出て新幹線と横浜線を乗り継いで八王子へ.ここから特急あずさに乗って一路甲府に向かいました.

Img_4086 (写真1) JR甲府駅南口

 この日の会場は山梨産業保健総合支援センター,山梨県医師会館内にあり,過去に何度も来ている会場です.甲府駅から徒歩数分と利便性もよいところです.勝手知ったる場所,駅からさっそうと歩いて会館のあるビルにやってきました.そのまま中に入ろうとしたら

 そこには1枚の張り紙が…

Img_4088_2 (写真2) 会館移転のお知らせ

 な,なんと! 今年の5月から会館が移転したというお知らせでした ( ゚Д゚).

 すぐに新会館の場所をチェック,どうやら高速道路の近くでとても歩いては行けそうにないところのようです.この段階で開始10分前,まずはセンターに電話をして,会場移転に気づかなかったため若干遅れる旨を連絡します.その後急いで駅に戻りタクシーに飛び乗りました.

 さすがにタクシーだと10分ほどで到着,新会館に入ると係員の方が待っていました(「わかりにくくて申し訳ありません」とおっしゃってたんですが,事前確認しなかった自分が悪いんです💦).

 そんな感じでバタバタしたものの研修会に参加して,無事に単位を証明する研修シールをゲットしました.終了後近くにバス停があったので時刻表を見たら,甲府駅行きの次のバスまで結構時間があります.歩くと甲府駅はかなり遠いんですが,その西隣の竜王駅なら徒歩圏内であることが判明したため,竜王駅まで歩いてそこから電車に乗りました.夕方5時のあずさで新宿まで行き,そこから地下鉄で赤坂の霊南坂教会へ.いよいよ来週末に迫った東京21合唱団の演奏会のオケ合わせがあるからです.

 練習後はこれまた恒例(笑)の宴会に参加,この日は近くのホテルに宿泊しました.

Img_4084 Img_4083 (左写真3) 新宿駅の案内板,(右同4) あずさ13号

 明けて10月13日,10時過ぎにホテルを出て地下鉄で新宿へ.11時ちょうどのあずさ13号で再び甲府に向かいます.

 そういえば昔「あずさ2号」という歌謡曲がヒットしたんですが,8時ちょうどに新宿駅を出発して松本に向かうという設定でした.現在のJRの規定では偶数号は上り列車なので,新宿発のあずさ2号は存在しません(今の時刻表だとあずさ2号は6時過ぎに松本を出発し,8時ちょうどに大月駅を出る設定になっている).しかしこの歌が流行った当時は今と違って上り下り両方にあずさ2号が設定されていたのでした.

 それはともかく,あずさ13号で甲府に出て,駅付近で昼食を摂った後,この日の会場となる山梨県立大学飯田キャンパスに向かいます.歩いて20分ほどで到着,入り口に係員が立っていて誘導してくれました.

Img_4091 (写真5) 会場の様子

 会場となる講堂は200人以上は入れる規模,昨日の研修と違ってこの日は大勢の参加者が来ていました(後で知ったんですが,この日の研修は産業医研修に特化されたものではなく,企業の衛生管理者や保健師などの参加者が大半で,産業医は少数派だった).研修の内容はウイルス性肝炎を中心とした疾患を抱える労働者への企業や行政の取り組みなどが主体でした.

 最後の方時間が押してしまい,結局終わったのは5時近く(当初の告知だと4時半終了のはずだった ((+_+))),急いで駅に戻ったものの,予定のあずさには間に合わず,仕方なく後続のかいじに乗ることに.

Img_4092 (写真6) 駅のホームで購入したワイン

 ちなみに上りのあずさ,かいじが発着するホーム上に”Rail Marche”という売店があり,ここでは地物のワインを売っていたため購入したことはいうまでもない.

 かくして産業医研修会甲府2往復が完了し,無事に更新単位が集まったのでした.

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