2009年8月 2日 (日)

銀座の南イタリア料理店

 昨日買い物のため銀座に繰り出しました.ちょうどお昼時に当たっていたため,昼食にしようと思いました.せっかくだからパスタにしようと考え,銀座でパスタならここだろうというお店に入りました.

 その店の名は…

 スケベニンゲン

 ほら,そこのあなた,笑わないで下さい!happy01 

Scheveningen_017(写真1) 銀座の一等地にある南イタリア料理店です

 ここはけっして妖しい風俗店ではありません.今年で創業30年になる南イタリア料理店なのです.場所は銀座の松屋のすぐ近くです.

 スケベニンゲン(Scheveningen)とはオランダのハーグ郊外にある海岸の町で,リゾート地として知られています.

Scheveningen_019 (写真2) ハーグ市から電車で30分程度だそうです

 なんでも店のオーナーが友人とこの地を訪れた際に,店の名前はこれだ!と決めたとの事です.オランダの地名なのになぜイタリア料理? と思いますが理由は不明です.

Scheveningen_011

 この店の名物はオムレツ風パスタのフリッタータなんですが,今回は魚介類たっぷりのペスカトーレを注文しました.美味しかったです.

 今回はランチでしたが,ワインもあるのでディナーもいいと思います.

Scheveningen_014  店の壁には総務省統計局長からの感謝状が貼られていました.笑っちゃいけないと思いつつ,笑ってしまいました(happy01).

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2009年7月23日 (木)

夕張メロン

 甘い物好きなウチの同僚がメロンを差し入れてくれました.なんでも北海道に住んでいるお兄さんからの頂き物なんだそうです.

 北海道メロン= もしや,夕張メロン!!

200907221416000  袋からは大玉のメロンが登場,いやがうえにも期待が膨らみます.包丁で割ってみると…

 見事な赤肉のメロンでした!

 同じ科の人間4人で山分け,とても美味しかったです.ありがとうございました.

 ちなみに甘いもの好きな同僚は,味にはうるさいものの,品種には無頓着らしく夕張メロンの名を知りませんでした(笑).

200907221424000 (写真) 見事な赤肉のメロンです.このみずみずしさがたまりません.

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2009年6月14日 (日)

総合栄養食品

 食事というものは時間をかけて,何品ものメニューを頂くのが理想なのだが,世の中なかなかそうもいかないシチュエーションもある.

 そんな時に重宝するのが,総合栄養食品と呼ばれるもの,一種類の食品に各種の栄養素がバランスよく入ったものだ.有名なものとして大塚製薬から出ているカロリーメイトがある.

 このカロリーメイト,出始めのころはお世辞にも旨いとは言えずなじめなかったのだが,時代を経るに従って味の方も鑑賞に堪えるようになってきている(そうでないと売れないのだから当然とはいえるが).

 その一方で,普通の流通経路に乗らない,たとえば医療現場でのみ使われるような総合栄養食品の場合は,味の良しあしよりもコスト面が重視される傾向がある.そのため,これらの食品は一口飲んで,「……」となるものも多い.

 職業柄そんなB級食品(?)のサンプルが私のところにやってくることがあるのだが,今回手にはいったのがこの2品である.

200906121044000

 ひとつはメイバランス,作ったのは明治乳業.そしてもう一つがグルコパル,製造はネスレであるどちらも有名メーカーだ.しかしてその中身は? メイバランスの方に挑戦した.

 ん? コーンスープ味? で,成分はタンパク質 7.5g,糖質 25g,脂質 7.5g,食物繊維 2.5g… 125mLで200kcalもある.カロリーメイトの倍近い濃さだ.しかも糖が 25g もあるのにコーンスープ味とは…

 勇気を出して飲んでみたんですが,一口目はコーンスープの味が口の中に広がります.しかしその後徐々に甘さと,油っぽさが強くなって,結局1本飲めませんでした.

 これを経口用栄養剤にするのは厳しいんじゃないかと思ったのでした(少なくともコンビニでは売れそうにない).

 

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2009年6月12日 (金)

越後の笹団子

 歴史・新選組友達のおりんさんご推薦のお菓子越後の笹団子,注文していたものが本日届きました.

Sasadango_002 (写真1) 笹団子です

 キャッチフレーズは昔なつかしおばあちゃんの味です.

 さっそく職場の甘い物好きの同僚らと3時のおやつにいただきました.

 Wikipediaによると笹団子は中に餡の入ったヨモギ団子を数枚の笹の葉で巻いて,さらにスゲやイグサの紐で結んで蒸した食べ物だそうです.戦国時代に携行保存食として発明されたと言われています.

Sasadango3_001 (写真2) 笹の葉で巻き,紐で結ばれています

 さあ食べようと手に取ったら,あらら 全部紐でつながっています.もしかして昔の人は腰にぶら下げて旅をしたんでしょうか?

 笹の葉をペロッとめくると,葉っぱのとてもいいにおいがします.「なんか,春のお菓子みたいですね」と私の同僚,葉の中に濃緑色の団子が入っています.

Sasadango3_003 (写真2) お団子の中に餡が

 一口ほおばるとモチッとした歯ごたえとともに甘い餡の味が口の中に広がります.渋いお茶と一緒に食べるとより美味なようでした.

 なにかとダイエットの話題が好きなわが同僚は,「ダイエットは明日からにします」と言いながらおいしそうに食べていました(笑).

Sasadango_003 (写真3) 笹団子を頬張る皇帝(お色気全くなし 笑)

 

 

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2009年5月23日 (土)

貧食その後

 先日学会で仙台に行ってきたのだが,学会参加以外にどうしても行きたかったところがある.

 それは貧食のその後である.

 貧食とは貧民食堂の略であるが,もちろん正式名称ではない.

 正式には教養部第2食堂(教養部廃止後は川内第2食堂)という学食である.プレハブ造りの退廃的な雰囲気と値段の安さから貧食と呼ばれ,貧乏学生に愛されていた学食である.

 しかもこの貧食は安いばかりでなく,カレーに特化したそのメニューは,専門のカレーショップ顔負けのラインナップを誇っていたのである(関連記事).

 そんな貧食も仙台市の地下鉄工事のあおりを受け,昨年夏に閉店・解体と相成ったのである.

Hinold Gakkaihon_014

(写真左) 在りし日の貧食 (同右) すっかり更地になっています

 約1年ぶりに訪ねると,貧食のあった場所はすっかり更地になっていた.そしてその背後には立派な建物が完成していた.ここが貧食に代わって開店した新しい学食である.

Gakkaihon_015 (写真) この立派な建物の中に貧食の後をうけた学食が入っています.

 その名を Bee ARENA Cafe といい,お洒落なカフェテリアである.Beeとはミツバチのことであり,実際にミツバチがイメージキャラに使われていた.

Gakkaihon_007 (写真) 新しいカフェテリアの看板.かわいいミツバチの絵柄が

 実はこのミツバチ,重要な意味がある.それは,この大学の前身の一つ,旧制第二高等学校の徽章がミツバチだったからである.新しいカフェテリアに古い伝統モチーフを取り入れたネーミングは好感が持てるものだった.

 中に入ると,職員の方は以前と変わっていないらしく,「あっ,いつかの方ですね」と私を覚えていてくれた模様.「インドカレーはないんですが」と笑っていた.

Gakkaihon_013 (写真) 内部もお洒落で貧食の面影はありません

 今回食したのはカフェカレーという名のカレーである.食べて見ると今までの普通カレーともチキン辛口カレーともインドカレーとも違う新しいルーの雰囲気でなかなか旨い.これにサラダを付けて締めて 350円. 建物がハイカラになってもやっぱり値段は貧食並みで嬉しかった(笑).

Gakkaihon_009 (写真) 今回食したカフェカレーです.半熟タマゴ入りでした.

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2009年3月11日 (水)

金ちゃん焼きそば

 昨日は仕事で沼津へ行きそのまま泊りだった.当地のローソンを覗いたら,こんなものを発見!

Kinchan  金ちゃん焼きそばである.

 これは徳島製粉から出ているカップ麺シリーズの一環である.主力商品として金ちゃんヌードルがあるが,この金ちゃん焼きそばもカップ焼きそばとしてはかなり歴史の古い部類に入る.

 ただ徳島製粉という名前の通り(本社は四国の徳島にある),西日本を中心に展開しているメーカーであり,東日本ではなかなかお目にかかれない.ただ全くないわけではなく,岩手県でも私が小学生時代に一時店に並び,TVコマーシャルもやっていたし,1999年に市内三本柳の某病院勤務だった時に,院内の売店でも売っていた.

 その後とんと見かけなくなっていたが,こんなところで売っているとはと感激した次第である.

 パッケージに復刻版と書いてあるとおり,昔のを再現したものらしい.さっそく食してみた.麺は金ちゃんヌードルと同様にやや太くてボソボソである.さらにソースがなんとであった(スパゲッティイタリアンみたい).お湯を捨てて粉のソースをかけてかきまぜるのだが,液体ソースと違ってあちこちにソースのダマができてしまうのがB級グルメの雰囲気抜群で嬉しかった.

Peyoung (写真1) 関東でメジャーなぺヤング(本社は群馬県)

 実はカップ焼きそばは結構地域性の強い商品が多い.全国的に有名なのは日清のカップ焼きそばUFOだと思うが,西日本ではこの金ちゃんがメジャーらしい.一方関東ではまるか食品のぺヤングソース焼きそばをよく見るし,東北地方ではマルちゃんの焼きそばバゴーンが,北海道では同じく焼きそば弁当がかなりメジャーである.ちなみに焼きそばバゴーンには三陸わかめスープ,焼きそば弁当には中華スープが付いてくるが,昔バゴォーンが出たばかりの頃は中華スープ付きだった.

Bagoon Yakisobaben

(写真左) 東北地方で有名なバゴーン (同右) 北海道の焼きそば弁当(いずれもマルちゃん)

 このカップ焼きそば,厳密にいえば焼いていないから焼きそばとは言えず,カップふやかしそばじゃないのかと個人的には呼んでいる(笑).昔の商品としては,カップ焼きそばバンバン(たしかエースコック,「自分でバンバンしなさい」というフレーズが当時流行った)が懐かしい.いずれにせよ奥が深いカップ焼きそばの世界だった

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2009年1月31日 (土)

カップヌードルライト

 今月5日に発売されていた日清食品の新製品,カップヌードルライト.なかなか食する機会がないまま1ヶ月が経過しようとしていましたが,このたびようやく食べる機会がありました.

 P1290001

 パッケージは従来の日清カップヌードルに類似しています(カップヌードルを名乗っているのだから当然か).

 ではどこがどうライトなのか! これはそのカロリーの低さにあります.

 このカップヌードルライトは一食あたり198キロカロリーと,おにぎり1個分のカロリーに抑えられているんです.しかも従来の低カロリーヌードルは麺がこんにゃくを使用していたり,カップ麺としてはイマイチ異質な風味だったの対して,この商品は独自技術を使って,従来の食感のままの商品なんだそうです(脂質が少ないのが特徴です).

 そんなわけで,さっそく食べてみました.

P1290005 (写真) 完成図

 従来のカップヌードルに比べると軟らかいような気がしますが,たしかに味・風味は近いような気がします.また日清カップヌードルの定番であるエビ四角い肉綿みたいなタマゴもしっかり入っています.

 ちなみにお値段の方は,従来品とほぼ一緒です.

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2009年1月22日 (木)

カレーの日

 今日1月22日はカレーの日なんだそうだ.

 実際に日本で初めてカレーが供された由緒ある日なのか? はたまたホワイトデーのような業界の陰謀なのか? と思っていたらどちらでもないらしい.

 なんでも全国学校栄養士協議会という団体が,1982年(昭和57年)の1月22日に全国の小中学校で一斉にカレー給食を出そうと計画したことが始まりなんだそうである(1月22日今日は何の日~毎日が記念日~).

 由来はわかったのだが,それにしてもなぜカレーだったのか(人気があるからか).考えてみれば自分が小学校の頃の給食って,コッペパンとジャム(or マーガリン),汁物,牛乳,デザートのワンパターンで,給食にカレーライスなんて夢のまた夢だった.

 カレーライスといえば,自分が小学校低学年ごろまではライスカレーという言い方をしていたような気がする.それが気づいたらいつのまにかカレーライスに変わっていたような…

 カレーライスとライスカレーはどう違うのか? 昔はレストランで供されるようなルーとライスが別々になったのがカレーライス,大衆食堂のようにライスにカレーがかかったのがライスカレーかと勝手に思っていたのだが,最近の様子をみるとどうも違うらしい.

 カレーライスとライスカレー,順番が逆なだけじゃないかといってはいけない.例えば生物の世界ではネズミカンガルーカンガルーネズミは全く別の生き物なのである(ネズミカンガルーはネズミのような小さなカンガルーのこと,一方のカンガルーネズミはカンガルーのように飛び跳ねるネズミのことである).

 と思って調べたら,S&B食品のHPに何やら記載が

 ライスカレーとカレーライス

 結論はよくわからないということのようである.

 ついでに,ライスとご飯(ゴハン)と飯(メシ)の違いとは?

 ライス= 皿に盛ったもの

 ご飯 = 茶碗に盛ったもの

 飯  = どんぶりに盛ったもの  と私は勝手に解釈しています.

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2008年12月 3日 (水)

花咲がに

 さて先週末のビザンチン皇帝の根室旅行,根室といえば外せないのが花咲ガニである.北海道のカニというと,ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニと並んでこの花咲ガニが知られている.このうち前3種は各地で食べる機会があるのだが,最後の花咲ガニはなかなか他所ではお目にかかれない.名前の由来は根室の花咲港にちなんだとも,茹でると真っ赤に花が咲いたように見えるからとも言われている.

Hanasaki3 (写真1) 茹でた花咲ガニはこのように真赤になります.長い棘も特徴です.

 せっかく根室まで来たのだからと,11月29日夜に根室の老舗の料理屋「まるしめ本店」さんにお邪魔した.ここはカニを一杯いくらで買って,それをお好みで調理してもらう仕組みである.今回はお刺身と茹でガニ,にぎり,鉄砲汁に挑戦した.

Hanasaki1 (写真2) 花咲ガニの刺身,茹でる前なので体表の色が異なります.

 まずはお刺身である.以前ズワイやタラバの刺身は食べたことがあるのだが,花咲は初体験,ワクワクして登場を待つ.やってきた花咲ガニの刺身は白くてプリッとしている.一口食べるとやや硬くて淡白な味わいだった(わさび醤油を付けるといい感じ).以前食べたズワイガニのトロっとした食感とは全く異なる感じであった.

Hanasaki2(写真3) 茹でた花咲ガニ

 次に登場したのが,茹でガニである.花咲ガニは浜茹でに限るという意見が多いだけあって,これが実に美味い.先ほどの刺身とは打って変わって,甘味が多く,濃厚でやや脂っぽい味だ.当然酒と一緒に飲みたくなることは言うまでもない.

Hanasaki4 (写真4) 花咲ガニのにぎり

 その次が花咲ガニの握りである.浜茹でしたカニをネタにしたお寿司であったが,濃厚なカニの味とさっぱりしたシャリの妙が素敵な感じだった.

Hanasaki5(写真5) カニのぶつ切りが入った鉄砲汁は飲んだ後に最高です.

 そして,締めが鉄砲汁である.これは早い話がカニの味噌汁なんですが,カニの出汁がきいた味噌汁は実に美味なのでした.カニ汁といえば昔学生時代に知床半島東岸の羅臼にある民宿まるみという宿で朝食に出たカニ汁が絶品で,いまだに忘れられない(機会があればまた行ってみたい).

 こうして花咲ガニを堪能した夜であった.

 ちなみに花咲ガニとタラバガニは厳密にはカニではなくヤドカリの仲間である(ズワイや毛ガニと比べると脚が一対少ない).この「まるしめ本店」さんのカニ料理のメニューはすべてタラバと花咲だったので,本当はヤドカリ料理なのではと心の中で突っ込んだのは内緒である(笑).

Hanasaki6 (写真6) 生け簀のカニ達.心なしか恨めしそうにこっちを見ている気がしました.

 

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2008年11月11日 (火)

究極の贅沢とは?

 昨日仕事で都内に行ってきました.

 新幹線でいったんですが,小田原を出た新幹線は新横浜で停車すると,結構な乗り降りがあります.しかし次の品川では降りる人はたくさんいますが,乗ってくる人は一人もいませんでした.そこでふと思ったんですが

 究極の贅沢とは? というわけで

 品川駅から東京駅まで新幹線で行く(しかもグリーン車)

 すごい贅沢だと思いませんか? 東京-品川にはいくつか経路がありますが

 山手線京浜東北線  11~12分  160円,

 東海道線横須賀線   8分     160円

 東海道新幹線       6~7分   1000円(乗車券160円+自由席特急券840円),もし本当にグリーン車利用ならなんと!3080円(乗車券160円+グリーン券2920円),究極ののぞみのグリーン車だと3280円(乗車券160円+グリーン券3120円)になります.

 同様に上野-東京間を新幹線利用する作戦も考えられます.こちらは

 山手線京浜東北線     8分    150円

 東北上越長野新幹線  5分   990円(乗車券150円+自由席特急券840円),グリーン車利用だと2940円(乗車券160円+グリーン券2790円).

 しかもこの場合,上野駅の新幹線ホームが地底奥深くのため,エスカレーターに乗っているうちに在来線に負けてしまうというオマケ付きなのでした.

 もし宝くじが当たったらやってみてもいいかなと思っています(上野-東京 はJR東日本の土日フリーきっぷなどを利用した際にやってみてもいいかもしれない).ちなみにJRによると東京-上野間,東京-品川間の新幹線定期券の設定はあるそうです(それぞれ1ヶ月34,970円,35,280円 利用者がいるかどうかは不明).

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2008年11月 6日 (木)

スパゲッティイタリアン

 大学が地元でなかった私は学生時代一人暮らしをしていた.そうなってくると問題になるのは食事である.マメな人は自炊をするんだろうが,元来無精者の私は調理などというものとは縁遠い存在であった.しかもサークルやらバイトやらに精を出していたこともあって,もっぱら外食が多かった.

 とはいえたまには家で何かを作ることもあった.そんな私の愛用品が本日の表題”スパゲッティイタリアン”である.

Italian_003

 これはマ・マーから出ている茹でパスタの一種なのである.本来なら乾麺を茹でる方が割安な場合が多いのだが,当時の私には麺を茹でることすら面倒なことなのだった.しかもこのイタリアンは1食分でほぼインスタントラーメン並みのお値段と貧乏学生にもやさしいシロモノであった.

 さてこのスパゲッティイタリアン,写真を見るとナポリタンにも見えるのだが… 

 しか~しこれはあくまでイタリアンなのである.じゃあ,どこがどうイタリアンなのか? その秘密はソースにある.

 なんとこのスパゲッティのソースは粉末なのである.ちょうどサークルのキャンプでバーベキューなんかをやると登場するマルちゃんの3食入りソース焼きそばのソースと同じノリなんである.

Italian_005(写真) 茹でめんと粉末ソース入りです

 炒めた茹でスパゲッティにこの粉ソースを絡めると完成という非常に安易なこのスパゲッティ,一口食べると安っぽいB級風味が口の中に広がるという私好みの食品なのであった(笑).

 先日この懐かしイタリアンを発見し思わず購入してしまった(最近の物価高でこれも1食115円になっていました).

 ちなみにマ・マーからは同じシリーズでスパゲッティナポリタンも発売されており,こちらにはきちんとペースト状の立派なソースが付いているのだった(値段はイタリアンの1.5倍くらいする).

Neapolitan (写真) こちらがペースト状ソース使用のナポリタン

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2008年10月25日 (土)

出雲そば

 第3回境港妖怪検定受験のため山陰に来ています.今日午前中は鳥取,午後から松江に移動してあちこち見て歩いています.

 さて松江といえば出雲そばです.蕎麦の実を殻ごと挽くため色が黒く独特の香りがある蕎麦です.食べ方にも特徴があり,寿司桶の子供みたいな容器に蕎麦を小分けにする割子そばと茹でた蕎麦に蕎麦湯をかけて汁で味付けした釜揚げそばが知られています.

 そんなわけで今日は朝からおなかを空かせて両方のそばに挑戦しました.

 まずは割子そば.茹でた蕎麦を水で締めて,小分けしたものです.たいていのお店では3枚で1人前になっています.基本的な薬味はネギ,刻みのり,削り節,大根おろしですが,それだけではさびしいので,山菜やとろろ芋・ウズラ卵などを乗せている店が多いようです.今回は舞茸のてんぷらもセットになったのを注文しました.

Sanninn_086 (写真1) これが割子そばです.器が4枚ありますが,一つはネギなどの薬味が入ったものです.手前にある細長いのはワサビです(自分でおろして使う).

 続いては時間とお店を替えて釜揚げそばに挑みます.釜揚げというとうどんの方が有名で,茹で汁で満たされた桶に茹でたうどん入ったものが出され,それを熱い汁に付けて食べるスタイルです(一般におろし生姜や柑橘系の薬味が供される).それの蕎麦バージョンかと思いきや,出てきたのは…

Sanninn_175  一見するとただのかけそばに見えてしまいます.

 しか~し,一口食べると全く別物であることがわかります.なんと,これは茹でた蕎麦を水洗いせずにどんぶりに入れ,それに蕎麦湯をかけて,さらにだし汁で味付けしたものなのです.右の容器は味が薄い時に追加する汁です.

 一口食べて,蕎麦湯の香りが口の中に広がります.汁もややトロッとしていてコクがあります.これまた独特のおいしさでした.

Sanninn_082 これはおまけです.鳥取駅構内のお店で見つけました.一瞬何かの間違いかと思いましたが,タヌキ=揚げ玉 キツネ=油揚げ というのは東国の発想で,西国では油揚げの入ったうどんはきつねうどんですが,油揚げのそばはたぬきと呼ぶことがあるという話を思い出しました(このお店でも油揚げのうどんはちゃんときつねうどんになっていました).

 そして最後の1枚は,本日17時,島根県松江市宍道湖に沈みつつある夕陽です(もっと沈んだ状態を撮りたかったのですが,見事分厚い雲に隠れてしまいました.

Sanninn_163  2008年10月25日17時00分 宍道湖に沈みゆく夕日(ああ,しじみ汁が食べたい).

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2008年9月30日 (火)

ナミビア料理

 先日ナミビアに行った際いろいろなものを食したんですが,意外とおいしいものが多かったです.

 まずは 牡蠣(オイスター) 

Kaki (写真1) ナミビアの海岸でとれた新鮮な牡蠣です.生で食べても大丈夫でした.

 牡蠣は日本でも北海道の厚岸や東北の松島なんかにいくと旨いのが食べられますが,ナミビアの沿岸もグッド,なんと生で食べられます.今回私たちのグループに帯同してくれた白人ガイド氏も沿岸滞在中は食いまくってました.

 次が後半の宿泊地となったロストックリッツ・デザートロッジの昼食で食べた

 ワニ(クロコダイル)

Wani (写真2) ワニです.昔ヤクルトスワローズにいた外国人選手パリッシュが大好物だったと話題になっていました.

 丸い形をしているのは尻尾の部分だからで,真ん中に骨があります.味の方はちょっと脂っこくて柔らかい鶏のような感じでしょうか.とても美味しかったです(日本では愛知県のリトルワールド内でお手軽に食べられます).

 そして締めは同じくロストックリッツ・デザートロッジの昼食で同じグループで参加されていた方が注文したこれ,

 海老(ロブスター)

Ebi (写真3) ロブスターです

 ちょっとおすそ分けしてもらいましたが,これまた美味でした.

 このようにナミビアは海の幸を中心になかなか美味しいものがありました.

P9160050 (写真4) そして食事のお供にはこれ,地元のビール”ウイントフックラガー”です.

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2008年7月18日 (金)

戸隠そば

 暑い日が続いている.こんな日には冷たいそばが食べたくなる.

 実は先週末炎天下の中,甲斐・信濃方面の城巡りに行ってきたのだが,せっかくだからと長野市郊外の戸隠まで足を延ばした.戸隠はそば処信州の中でも特に知られた場所で,俗にいう日本三大そばにも入っている.

Togakushi4 (写真1) 戸隠の風景です

 そばは一般に冷涼な土地でも育つため,コメなどの栽培に適さない環境で栽培されている.岩手県北部もそうであるが,ここ戸隠も標高が高く,とても米はできそうにないところだ.今回は長野市内から車で20分ほど登った高原にある大久保の茶屋というお店に入った(途中七曲りという物凄い急勾配&つづら折れの道を走る).

Togakushi2 (写真2) 戸隠そばの名店「大久保の茶屋」です

 戸隠そばは円形のざるに,ぼっち盛りと呼ばれる独特の盛り付けを施し,ざるそばにも拘わらず刻み海苔がかからないのが特徴である(注).水で締められたそばを蕎麦汁に絡めてズルズルッと食べると蕎麦の香りが口の中に広がるのだった.

Togakushi3 (写真3) 戸隠そばは円形のざるにこのような独特の盛り付けをします

 蕎麦好きの私にはたまらない瞬間であった.

 注: 一般には海苔がかかったのがザル蕎麦,ないのが盛り蕎麦といわれるが,実際には盛りとざるの違いは海苔の有無ではなく,ザルに盛って良いつけ汁を使うのがザル,そうでないのが盛りとされているらしい.

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2008年6月29日 (日)

雨の池田屋

 高幡不動駅前にある ~幕末めし処~池田屋 が来月閉店してしまうということで,その前に行ってこようと計画していました.当初は6月22日に行こうと思っていましたが,雨降りのため断念,一週間後の29日に延期したのですが…

 今日も雨

 意味ないじゃん! と思ったのですが,来週は別件の用事もあり,今日しかないということで行ってきました.予報では当地より高幡の方が雨量が少ないという話だったんですが,向かうにつれて雨脚が強まっていく.結局本格的な雨降りの中,高幡不動駅に降り立ったのでした.池田屋が駅前でよかったと思いつつ入店しました.

Ikedayamae (写真) 池田屋前.他の人の写真でも思うんですが,店の前の隊士の看板,こうして写真で見ると人のように見えるんですよね.

 ちょうどお昼時を過ぎた時間帯だったためか,お客さんは5, 6人ほど.各新選組隊士メニューやら幕末の志士メニュー(ケイキさんもあった)を物色,自分なりに思いのある井上源三郎武田観柳斎にしようかとも思ったんですが,結局食べたいものということで斎藤 一丼になりました(笑).

Ajizaisanmon (写真) やっぱり雨が降っているほうがあじさいには似合います

 食べ終わって店を出ると,ちょうど雨が小止みになっており,腹ごなしにと盛りの過ぎた高幡不動尊のあじさい祭りへ.昨年もこのタイミングであじさい祭りに行きましたが,ちょうどカンカン照りだったためか,あじさいもしおれた感じでしたが,今日は程よく雨が降っているためかみずみずしく見えました.やっぱりあじさいには雨が似合いますね.

 というわけで私の一月半ぶりの高幡訪問でした.

Toshizoudon(写真) というわけで本日のお土産はこれ.土方歳三うどんです.

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2008年6月23日 (月)

マグヌードル

 日清食品から出ている即席めんにマグヌードルというのがある.

 ちょうど小型サイズの麺と別袋でかやく入りスープが付いていて,マグカップに入れてお湯を注ぐと出来上がりというヤツだ.1食あたり100キロカロリー超とおやつにちょうどいい.一袋にはコンソメ醤油味シーフード味の2種類が2個ずつ入っている.

Magnormal (写真1) これが普通のマグヌードル

 海外とりわけマニアックなところに行くと,途中で妙に即席めんの味が恋しくなることがある.このため私はいつも,このマグヌードルを荷物に忍ばせていくのだった(かさばるものでもないし).

 さてこのマグヌードルには仲間が存在する.それは マグうどん 和風マグヌードルというべきだろうか.

Magudon (写真2) こちらがマグうどん

 こちらもマグヌードル同様4食入りで,きざみきつねうどん豚カレーうどんが2食ずつ入っている.実は個人的にはこっちのマグうどんの方が好きだったりするのだが,売っている店が極端に少ないのである.一般のコンビニではもちろん見かけないし,スーパーでも余りお目にかかれない.最後に見かけたのは去年秋に岩手県の一関市千厩のスーパーマイヤでだった.

 この辺でどこか売っている店はないんだろうか?

 

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2008年6月12日 (木)

またまた貧食

 というわけで,6月10日に能代に向かう途中仙台で途中下車しました.目的はもちろん,まもなく閉店してしまう貧食を訪ねることです.

Noshiro_002 (写真) 貧食前の風景.いつになく自転車が整然と並んでいます.

 当初は2月で閉店してしまうというウワサでした.しかし地下鉄工事が遅れているということで少し予定が延びて今年度に入っても営業していたんですが,7月の夏休みとともに本当に閉店になるんだそうです.貧食前はいつものように自転車の山…と思ったら,妙に整然としています.後で聞いたら工事の関係もあり,係員を配置して片付けているとのことでした.

Noshiro_004 (写真) これがチキン辛口カレーです.左に付けたのは1円サラダ.

 今回は開店直後に入ったためかお客さんは数名のみでした.前回2月の訪問の際は青春のインドカレーを食べましたが,今回はもうひとつの青春の味チキン辛口カレーに挑戦しました.一口ほお張ると口の中に辛さが広がります.「オオッ,懐かしい味」と嬉しくなってしまいました.ただ昔は具材としてマッシュルームが入っていたんですが,この日はシメジに代わっていました(一時的なものか,本当にモデルチェンジしたのかは不明).

Noshiro_007 (写真) 貧食には1グラム1円のサラダバーがあります(昔は10円サラダ,30円サラダでした).

 お店の方の話では,7月末(25日?)に閉店記念イベントが行われるとのこと.ぜひ来たいなぁと思いつつ,平日だから無理かなと思ったのでした.

 追記: 去年秋から貧食訪問は3回目ですが,3回とも見事な快晴でした.貧食は晴れの法則でしょうか?

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2008年2月27日 (水)

薩長同盟弁当

 2月の3連休に長州に繰り出したのだが,主たる目的は”新選組 IN 長州”の実現だった.その他に本州最西端到達,特牛駅訪問などの目的もあったが,実はもう一つ密かな目的があった.それが…

 幻の「薩長同盟弁当」である.

 実はこの弁当一昨年山口に行った際駅でその存在を知ったのである.私のような新選組愛好家にはチト厳しい弁当なのだが,存在を知るとやはり気になって仕方がない.ただこの時は品切れで手に入れることはできなかった.

 その後調べたところでは,この弁当土日祝日限定で,JR山口駅および山口宇部空港でのみ売っているものらしい.そんなわけで今回の長州遠征で是非入手しようと計画していたのである.

Nobori

 2月10日萩で新選組 IN 長州の撮影終了後,夕方そのまま山口に移動した.ホテルにチェックインした後,下見を兼ねて山口駅へ.売店に行ってみると2年前と同様「薩長同盟弁当」の幟が立っている.売店のおばさんに「この弁当,明日入荷しますか」と聞くと,「9時半くらいには入荷しますけど,あっという間に売切れてしまいますから,予約しときますか」との返事.そ,そんなに人気なのかと驚き,じゃあ予約をお願いしますと頼んで立ち去った.

 翌朝10時ごろに山口駅に行き予約していた弁当を購入した(10時の段階でもう残り1個になっていた.どうでもいいけど売店の弁当売り場で,私の分に「○×様 ご予約」と書かれてあったのはちょっと恥ずかしかった.

Bentou

 問題の弁当,一昔前の鮨折のような木製の容器に入っていて,表面に西郷隆盛と木戸孝允,坂本龍馬の絵が書かれている.開けてみると中には弁当の由来が書かれた紙切れが,曰く「青紫蘇を挟み込みマッシュポテトの衣でカラッと揚げた鹿児島産ロース豚肉の和風トンカツ。甘から醤油をベースのタレにからめ桑焼きに仕立てた山口県産長州鶏。それらの間を取り持つように竹の子の土佐煮を配し維新回天の原動力となった史実をわかりやすくお弁当に盛り込みました」と書いてあった.

Yurai  肝心の弁当の方は,トンカツと鶏肉,竹の子の組み合わせで,あまり好き嫌いが分かれにくい食材のせいか,きわめて無難な弁当に仕上がっていた(カロリー的には高いかも).その他は卵と漬物などが添えられていた.ちなみに作っているのは有限会社すぎの子というところだそうです(米は山口県産コシヒカリを使用).

Sacchoubento  結局あっという間に平らげてしまった.中身だけなら鶏トンカツ弁当なんて名前で売り出してもいいかもしれない.

Rurikouji  ちなみに山口といえば,瑠璃光寺の五重塔を外すわけには行きません.

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2008年2月 5日 (火)

貧食再び

 先日の記事に載せたとおり,貧食が来る2月8日をもって閉店するという話でした.これを聞いて,是非行かなくてはと思っていたのですが,今日年次を取って,ついに行ってきました(笑).

 今日の仙台は抜けるような快晴で,絶好の貧食日和(どんな日和だ?)です.仙台駅前バスプール16番乗り場からバスに乗って15分,川内郵便局前で下車,目の前にあるプレハブが貧食です.昨年秋に行ったときはたくさんの自転車で歩くのもやっとの状態でしたが,この日はすでに春休みなのかガランとしていました.

Hinwata (写真1) 貧食前で

 中に入って,早速注文したのは,チキン辛口カレーと並ぶ青春のカレー,”インドカレー”です.貧食はその名の通り,値段が安いことで貧乏学生に愛された学食です.昭和60年頃,普通カレー大盛りで200円,牛乳とサラダを付けても275円と決して300円を越えることなく,腹いっぱい食べられるのが魅力でした.

 そんな貧食の中で,なんとなく高級感を醸し出していたのがこのインドカレーでした.小盛りで200円(普通カレーの大盛りと同価格!),大盛りで260円という価格は,貧乏学生にはちょっと手が出にくいものがありましたが,それでも何か特別な日(バイト料が入った翌日など)などに,ちょっとリッチな気分で食べたりしました.

Indocurry (写真2) これがインドカレーです

 さっそくインドカレーを口の中に運ぶと…,普通カレーや,はたまたチキン辛口カレーとは全く異なった,コクのあるまろやかなカレーの味が口の中に広がりました.「こ,これだ…」とちょっと感動しながら食べさせていただきました.このインドカレー,どこがどうインドなのかと聞かれると困るのですが,具が完全に溶けるまで煮込まれた雰囲気(実際に貧食のインドカレーには形のある具が入っていないように見える)は高級ホテルのカレーのようでもあり,当時の貧食では最もセレブなカレーとして,インド人もビックリだったのは間違いないでしょう(笑).まさに私にとってのインドカレーとは,”少年の心の中にある,青春の幻影”カレーなのでした.

Hinshokunai(写真3) 貧食の皆さん,ごちそうさまでした.

 貧食は2月8日で今年度の営業を終え,取り壊される予定だったそうですが,地下鉄工事が遅れているらしく,4月からも少しの間営業を続けるそうです.オォ!また行けるじゃないかと,行く気満々の私でした(今度は”貧食オムライス”に挑戦してみたい).

 注) 貧食オムライス: 貧食ピラフ(何ピラフなのか全く不明,ほとんど具がない)に薄く焼いた卵焼きが被せてあり,その上からケチャップをかけた,一見すると普通のオムライスに見えるが,しかしてその実態は…(喜 当時240円位だったと記憶しています).

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2008年1月23日 (水)

貧食閉店カウントダウン

 以前の記事(教養部第2食堂)で紹介した,東北大学川内キャンパスにある川内第二食堂(旧教養部第二食堂 通称”貧食”)が,来る平成20年2月8日(金)をもって,閉店となるそうです.現在計画中の新しい地下鉄駅建設工事との関連とのことです.新学期以降は別の場所で営業するというウワサですが,建物ごと引っ越すはずはなく,新食堂はピカピカのきれいな建物になるんでしょう.ということは,あのボロ~イ食堂(だからこそ貧食)ももう見納めということになります.

 貧食ファンの私は昨年の秋に出かけてチキン辛口カレーを食したわけですが(関連記事 貧食を訪ねる),もう一つの青春の味,インドカレーを是非食べたいと思っていました.私が学生のころの貧食は固定メニューでしたが,現在は週替わりメニューになっており,いつでも好きなカレーが食べられるわけではありません.このためせっかく出かけても食べたいものがメニューにない可能性もあります.そこで学食のほうに問い合わせをしたところ,なんと!2月4日(月)からの貧食ラストウィーク(2月4日~2月8日)にインドカレーが出るとの事でした.こりゃ行くしかないと,現在”貧食さよならツアー”を計画中です.昭和60年当時大盛りで260円と貧食でもっとも高級感漂っていたインドカレー,この機会に是非お試し下さい.

Hinshoku この建物もまもなく無くなってしまいます.

 貧食への行き方 

① 仙台駅前からタクシーに乗って「川内郵便局」と告げる.着いた目の前(仙台駅から1000円位).

② 仙台駅から青葉通 or 広瀬通経由の市バス川内営業所行き,川内郵便局前下車すぐ(180円)

③ 徒歩の場合.仙台駅から広瀬通をひたすら西へ,西公園を過ぎて仲の瀬橋という大きな橋を渡り,宮城県美術館を過ぎてなだらかな上り坂をあがった所に川内郵便局がある.その向かい(約30分 0円).

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2007年12月28日 (金)

焼き鳥戊辰戦争

 今日の朝日新聞の社会面に面白い記事が出ていた.

Asasin

 題して「焼き鳥戊辰戦争」.1本の竹串で焼き上げる焼き鳥の長さを競うこの記録,元々は川俣シャモで知られる福島県川俣町が記録を持っていた.その後和歌山県日高川町,岩手県二戸市が参戦,そして現王者は山口県の長門市が今年の10月に作った20.71メートルとのことであった.この長門市の記録に来春会津若松市が挑むのだという.山口県こと長州は長州鶏が有名で,特に長門市は人口当たりの焼き鳥屋の数が日本一なのだそうだ.対して会津にはこれまた有名な会津地鶏がある.これまでは静観していたようだが,今秋同じ福島県の川俣町の記録が長州に破られたことと,来年が戊辰戦争140年ということで,今回の参戦と相成ったらしい.

 140年の時を越えた,今回の「焼き鳥戊辰戦争」いかなる決着となりますか.

 追伸: 焼き上がったこの長~い焼き鳥,終わった後は関係者みんなで食べるんでしょうか?

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2007年12月 9日 (日)

そばの「きんじ」

 この週末盛岡に出かけた.土曜日は職場に関連した団体の忘年会,日曜日は今月21日に行われるマーラーの「復活」の練習のためである.

 当地から盛岡に出る場合,二戸から電車に乗って行く方法があり,今回はそうすることにした.しかし駅に着いた時間が中途半端だったため,待ち時間が発生してしまった(二戸駅では大体新幹線が1時間に1本弱,在来線もほぼ1時間に1本である).そこで,かねてから行ってみたかった駅前の蕎麦の店「きんじ」に立ち寄ることにした.

Pc080009 二戸駅東口前にある「きんじ」です

 岩手県北部は気候が厳しく,元々稲作には向かない土地である.その代わり蕎麦の産地としては有名で,結構蕎麦が旨いのだった.この「きんじ」も岩手では知られたお店である.私が訪れたのは丁度昼下がりだったため,店内は空いていた.ざる蕎麦と冷酒を注文する.壁には”新そば”の文字が.そうこの地域では新そばの登場が南のほうに比べて遅いのだった.待つこと10分,蕎麦がやってきた.当然地元産の蕎麦粉を使った手打ちの蕎麦だ.麺は細く,やや表面がザラッとしている(殻も少し入っているらしい).香りもよくとても美味な蕎麦だった.一緒に頼んだ冷酒,地元の「南部美人」もとてもすっきりして美味しかった.幸せな気分になって店を後にした私でした.

Pc080005 「きんじ」の店内には”新そば”の文字が

Pc080007 今回はざる蕎麦を注文しました

 その後盛岡で恒例の大忘年会に参加したのだった.

Pc080012_2

忘年会の会場にて.左の二人は他所の団体の人です.

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2007年10月31日 (水)

貧食を訪ねる

 先日昔の学食の記事を書いた.何せ昔のことであり,しかも場末の雰囲気に満ち満ちた食堂であることと,教養部が廃止されたことで,もう存在しないんだろうと勝手に思っていたのだが,実はまだあるらしいことを知り,これは是非行かなくてはと思っていた.とはいえ,相手は学食,平日しかやっていないという大きな問題が….

 しかーし,そんな私に大チャンス到来! 10月30日は所用で盛岡へ,ついでに件の学食に行けばいいじゃないかと.東北新幹線はやての開業によって,盛岡-仙台間はわずか40分の距離である.こりゃ行くしかないと,早速出かけてきました.

 朝一の新幹線で一路仙台へ,仙台駅からタクシーに飛び乗り,「川内郵便局まで」と告げる.川内郵便局の向かいが目指す学食である.ワクワクしながら走ること10分,ついに到着した.

Pa300038 Pa300040

昔懐かしの貧食です.外観はほとんど変わっていません.

 懐かしの教養部第2食堂(今は川内第2食堂というらしいです)は昔のままの外観だった.周辺に自転車が山になっているのも相変わらずだ.中に入ると,開店間もない店内はひっそりとしている.とはいえ,若干の客はあったが相変わらず男ばかりだ(昔からその場末の雰囲気から女子学生の寄り付かない学食ではあった).以前はすすけた感じだったが,内装は新しくしたのかなんとなく明るく感じる.

Pa300034 内部はなんとなく明るくなった気がします.

 カウンターからおばちゃんに20年ぶりに来たことを告げると,「いやー,よく来たね」と歓迎された.話によると,私と同じように懐かしがってやってくる人が結構いるらしい.「今でも貧食ですよ」と楽しそうである(この学食,値段が劇的に安く.当時から学生の間で”貧民食堂=貧食”と呼ばれていた).

Pa300036 昔は固定メニューでしたが,今は週代わりになっているそうです.

 肝心のメニューはといえば,以前は固定のメニューだったが,今は週代わりになっているとのこと.私の目当ては,昔懐かしのチキン辛口カレーとインドカレーだったが,残念ながら今週はメニューに入っていないとのことだった.しかしスーパー激辛カレーというのがあり,これはルーや具はチキン辛口と同じで,辛さが増したものだということで,それを食することにした.ついでにおばちゃんのお薦めで,普通カレーのルーも頂くことにした.スーパー激辛カレーと普通カレーのルー,あわせて325円,やっぱり安い!さすが貧食だ(今週のメニューを見たら,20年前に220円だったおふくろカレーの大盛りが283円になっていたからこの20年で63円値上がりしたことになる.端数があるのは消費税導入の影響だろう.なにせ20年前は消費税がなかった!).

Pa300031 これがチキン辛口カレーをさらに辛くした,「スーパー激辛カレー」です(名前ほど辛くは感じませんでしたが…,褐色の福神漬けが昔と変わりません 懐).

 そして20年ぶりに食したカレーの味は…,「嗚呼,旨い!」であった.所詮は学食であり,ライスの方はたかが知れているのだが,ルーの方はハイレベルなのであった(下手なカレー屋よりも旨いんじゃないか).かくして今度はぜひともインドカレーが食べたくなったのだが,おばちゃんは「いつ来るのか決まってたら,その週をインドカレーにしとくよ」と言ってくれた.噂によると,新しい地下鉄駅建設の関係で,貧食も来春で閉店になってしまうらしい,閉店前にぜひまた来なくてはと心に誓った私であった.

 追伸: その後とんぼ返りで盛岡へ,何事もなかったかのように仕事に入った私であった.

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2007年10月28日 (日)

鍋シーズン

 最近朝夕など,めっきり冷え込んできた.そうなると登場してくるのがだ.

 我が家は無類の鍋好きゆえ,秋から冬にかけては食卓に鍋が登場する機会が多い.寄せ鍋キムチ鍋などとならんでの定番メニューにきりたんぽ鍋がある.隣県秋田の名産品で,棒にご飯を竹輪のように巻き付けて焼いたものである.見た感じも竹輪そっくりだ.これを醤油味スープに鶏肉や野菜といっしょに煮込むと,これが実に旨い(同時に飲む日本酒がまた最高).昨日は今シーズン初のきりたんぽ鍋となったのであるが…

 近所のスーパーに行ってきたKの話しでは,いつも愛用していたきりたんぽ鍋用のスープが撤去されていたと言う.どうやら今問題になっている比内地鶏の偽装事件の影響らしい.別に比内地鶏にこだわって使っていたわけではなかったが,問題のメーカーの製品だったとは知らなかった.事件の裾野の広がりに驚いたのだった.

 というわけで,この日はオリジナルスープのきりたんぽ鍋となったのでした.

Kiritanpo 冬の北国の味覚”きりたんぽ鍋”です(我が家のものではありません 笑).

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2007年10月23日 (火)

教養部第2食堂

 今年のひのパレでご一緒させていただいた”そうさんのブログ”で,学食の話題が出ていた.とても懐かしいので,私も学食の話題を.

 私が青春時代を過ごした東北大学の教養部に「第2食堂」という学食が存在した.第2食堂というからには,当然第1食堂も存在して,こちらはカフェテリア形式の普通の学食であった.一方の第2食堂は主としてカレーライスに特化した学食である(他にもピラフやスパゲッティなども一応あったが).この学食,キャンパスの西端に位置して,まるで廃墟のようなボロい建物であった(大型の台風に襲われたら建物ごと吹っ飛んでしまいそうな感じ).その場末の雰囲気から女子学生は寄り付かず,もっぱらムサクルシイ男ばかりが集まっていた(値段の安さと場末の雰囲気から”貧食”(貧民食堂の略)などと呼ばれていた).しかし,その外観とは違ってこの学食,まるでカレー専門店のような豊富なラインナップを誇っていた.思い出すままに綴ってみると…(値段は昭和60年頃)

普通カレー 具はタマネギと肉の切れ端のみというもっとも貧弱なカレー

 値段 (大盛り)200円,(普通盛り)170円,(小盛り)140円 

おふくろカレー 普通カレーにジャガイモとニンジンが加わったもの.1番世間のカレーに近いか?

 値段 (大盛り)220円,(普通盛り)190円,(小盛り)160円

チキン辛口カレー 私がもっとも好きだったカレー,前2種とは異なった辛口のルーをベースに,具としてチキン(切れ端ではない!),タマネギ,マッシュルームが入っている.

 値段 (大盛り)230円,(普通盛り)200円,(小盛り)170円

インドカレー これまた異なったルーを用いたカレー.結構コクがあって妙に高級感が漂っていた.仲間内でこれを食っているヤツがいると,「今日はリッチだな」などと言っていた(大盛り260円でリッチも何もないのだが 笑).

 値段 (大盛り)260円,(普通盛り)230円,(小盛り)200円

 その他セイロンカレー,タヒチカレーなんてのもあったような気がするが余り覚えていない(季節モノだったか? セイロンカレーはかなり辛いカレーで黒っぽいルーだったような気が…).ちなみに私のメインメニューは普通カレー大盛り(200円)+テトラパックの牛乳(45円)+キャベツ盛り(30円)=275円でした.

Img277 ちなみにこれは,本部のある片平キャンパスの公孫樹(イチョウ)食堂にしばらくの間架かっていたVOWな看板です.ラメーンって何?と当時一世を風靡しました(HPに関連記事があります 笑).ちなみに私の隣の黄色い看板も結構VOWです(笑).

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2007年10月 9日 (火)

秋の三連休Ⅱ~喜多方ラーメン~

 6日に上野でオペラを観劇した後,本当なら秋の京都旅行と洒落こむ予定だった.しか~し,8日に盛岡で休めないイベントがあることが発覚したため,予定を変更し,行こう行こうと思って行けないでいた会津に行くことにした.

 オペラ終演後上野駅で夕食を摂った後新幹線に乗り込む.郡山で磐越西線(郡山から会津若松を経て新潟に抜ける路線)で会津若松に行き,そのまま駅前のホテルにチェックインした.

 翌7日は会津若松観光となるのだが,その前に私にはやるべきことがあった.それは,喜多方ラーメンを食べに行くことである.喜多方ラーメンは俗に三大ラーメン(札幌,喜多方,博多)にも数えられるほど有名なラーメンであるが,一般に小規模な店が多く,人気店などは休日ともなると,ウワサを聞いてやってくる観光客で長蛇の列になることも多い.その一方喜多方ラーメンの店は早朝から営業している処も多いため,観光客がやってこない朝のうちに堪能するというのが,学生時代からの私の智恵である.

Pa070011

 そんなわけで,7日は朝6時55分の汽車で喜多方に向かった私でした.

Pa070012

 早朝の喜多方駅は朝靄がかかって静まり返っていました.

 喜多方ラーメンにはそれぞれ趣向を凝らした店が多いのだが,今回は坂内食堂に行くことにした(ここは朝7時から営業).駅からエッチラオッチラ歩くこと15分,店にたどり着くと外には数台の大型バイクが停まっている.オオッさすがにライダーは朝が早いな,などと感心しながら店の戸を開けると…,なんと既に店内はほぼ満員の盛況だった(2,3席空いていたのでとりあえず待たずに座れたが).「み,みんな,まだ7時半だぞ.こんな朝っぱらからラーメンが喰いたいのか(←人のこと言えるか!)」と思いながら,周囲の人を見渡した.

Pa070019 坂内食堂名物の肉そば,麺が見えないくらいチャーシューに覆われています.

 喜多方ラーメンは幅広のモチモチした麺に特徴があるラーメンで,スープの出汁は豚ガラと魚,味は塩・味噌・醤油と店によって様々である.今回私が入った坂内食堂は塩味のスープが特徴で,名物はラーメンが見えないくらいチャーシューが盛り付けられた「肉そば」である.ここのチャーシューは軟らかくなるまで煮込んでいて,とても美味しい.バラ肉なので結構脂っこいが,スープがとてもあっさりしているため,あまりくどく感じないのだった.

Pa070023 麺は幅広でモチモチしています.

 かくして朝っぱらからチャーシューたっぷりのラーメンを堪能した」私でした.

 追伸: 私が店を出た8時過ぎには既に店の外には行列ができていた.この調子だと昼にはどうなるのか,想像するだに恐ろしいのでした.

Pa070027 朝8時には既にこんな行列が! 昼食時にはどんなに恐ろしいことになっているか想像がつきます.

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2007年9月26日 (水)

肉絲(ろうすう)麺

 盛岡市中心部の県庁にほど近い場所に,「白龍」(パイロン)という店がある.私が高校時代以来約25年通っている店だ(要するに人生の半分以上).この店の主力商品は”じゃじゃ麺”,平たいうどんのような麺に肉味噌,ネギ,きゅうりが盛り付けられており,お好みで酢,ラー油,にんにくなどをかけて食べるものだ.25年前は県庁職員や地元の男子高校生など常連ばかりの店だったが,最近は老舗のじゃじゃ麺屋としてガイドブックなどで有名になり,観光客や修学旅行生の姿も多い(特に最近は女性客の姿が目に付く.昔は女性が入れる雰囲気ではなかった).この店で注文する場合は商品名をいう必要はない.大盛り(大),普通盛り(中),小盛り(小)のどれかを言うだけで話は通じる.何しろこの店の客の99.8%は”じゃじゃ麺”を注文するのだから.

Pairon2 じゃじゃ麺の老舗「白龍」

 では”じゃじゃ麺”以外のメニューがないのかといえばそうではない.肉絲(ろうすう)麺というのがあり,メニューにもしっかりと載っている(その他水餃子やビールなどのサイドメニューも当然ある).しかし私自身も25年間で2回くらいしか食べた記憶がないメニューである.昨日仕事で盛岡に出向いた折,数年ぶりに”ろうすう麺”を注文した.

P9180009 白龍にはこのように”ろうすう麺”のメニューもあります.

 ”ろうすう麺”は魚出汁のラーメンスープに”じゃじゃ麺”と同じ麺が入り,具材にきゅうり,ネギ,ゆで卵,メンマ,のり,そして肉絲(豚肉を醤油で味付けたもの)が入る.ちなみに肉は以前は本当に細切りだった記憶があるのだが,今回食した際は細切りではなかった.

P9250006 これが幻(?)のろうすう(肉絲)麺です.

 ラーメンスープとうどんのような麺というと違和感があるが,この店の麺はいわゆるうどんとは微妙に異なるので,以外に相性が悪くはないのであった.ちなみに私が25年で3回しか食べていないのは,けっして”ろうすう麺”が不味いからではなく,それ以上に”じゃじゃ麺”が美味いからなのである.

P9180006 P9180010 (左)こちらは定番メニューのじゃじゃ麺です.(右)そしてこれが,じゃじゃ麺の後に飲む「ちいたんたん」です.

 ちなみに白龍のじゃじゃ麺には持ち帰り用やギフト用もありますが,ろうすう麺にはありません.

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2007年7月 8日 (日)

日常に戻る

 2週間の小田原出張から帰ってきました.それにしても今年の6月は前半マダガスカル旅行に行き,後半は小田原出張に出かけていたため,自分本来の職場ではほとんど仕事をしていなかった気がします(計算したら勤務日数10日,その他日直1回,宿直2回あり).その間は相方の頑張りと,関連施設からの応援で対応していました.でも明日からはようやく本当の日常が再開するわけです(マダガスカルは完璧に非日常でしたが,小田原は仕事がらみのため,ちょっと変わった日常とでもいいますか).それにしても2週間も職場を空けていたため,明日の外来どうなっているのか想像するだに恐ろしいです.

 さて,実は昨日7月7日から8日にかけて,私も所属している盛岡バッハ・カンタータ・フェライン(MBKV)の合宿が行われていました.本来私も参加するはずだったのですが,ちょうど小田原帰りと重なってしまい,残念ながら不参加になってしまった次第です.現在MBKVでは年末に行われるマーラーの交響曲第2番「復活」演奏会の練習と,来年2008年に予定されている演奏会(バッハのカンタータ数曲)の練習を行っています.「復活」は歌う部分は少ないんですが,現代に近い作品であり,想像できない和声やら何やらで,なかなか苦戦しております(普段ルネッサンスやバロックばかりやっていると,現代音楽の和声には相当な違和感を感じてしまいます(笑).そういえば昔学生時代に「バッハは新しい作曲家」と言う上級生がいて圧倒されたのを思い出します(一般の音楽の教科書だと,バッハの活躍したバロック時代は古い時代のように記述されているが,実際にはバッハはバロック時代のおしまいの人で,それ以前にはモンテヴェルディやシュッツなどがいるし,さらに前にはラッススやパトレストリーナ,ジョスカン・デ・プレといったルネサンスの作曲家も多く,そういう意味ではバッハは新しい作曲家なのである.その感性でいえばマーラーなんて現代音楽だな).

 私は合宿不参加ですが,うちのKは参加していて不在のため,本日は久しぶりに「盛岡冷麺」を食べようと思い立ちました.とはいっても,盛岡ではないため店には食いに行けませんから,近所のスーパーでぴょんぴょん舎の冷麺を購入してきました.ぴょんぴょん舎は盛岡市内に数店舗ある焼肉屋で,家庭用冷麺も販売している.よく観光地や駅などでもお土産用冷麺を売っているが,これらは一般に製麺会社が作った冷麺で,いわゆる焼肉屋の冷麺とは少し趣が違うのでした.ぴょんぴょん舎の冷麺は値は張りますが,私好みの冷麺なのでした.家に帰ってたっぷりの湯で麺をゆで,ついに完成しました.

P7080018 本当はゆで卵やきゅうりなども欲しいところですが,今日は省略しました.さて,いただきまーす.

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2007年6月19日 (火)

びっくりドンキー発祥の地

 今日は所用で盛岡へ.それにしても暑かった.30℃くらいあったんじゃないかと感じる暑さだった.

 さて,本日の話題はハンバーグレストランとして全国展開している「びっくりドンキー」という外食チェーンです.実はその発祥の地は盛岡なのでした.市内の繁華街から少し横道に入ったところにある店,「ハンバーグの店ベル」がそうです.「びっくりドンキー」は,当初「ハンバーガーとサラダの店ベル」としてこの地に誕生し(昭和43年),その後主力商品をハンバーグに変更し,盛岡市内に数店舗展開,その後本社を札幌に移して現在の「びっくりドンキー」の名前で全国展開し,現在に至っているのでした.

 同系列でパスタなどを扱う「ペペサーレ」などのレストランもありますが,ハンバーグレストランは1つの例外を除き「びっくりドンキー」で統一されています.唯一の例外がこの,発祥の地に残る「ハンバーグの店ベル」なのでした.やはり発祥の地だからこそ,昔の名前「ベル」を遺そうということなのでしょうか.

P6190003

 写真で見るとおり,このお店外観はこじんまりとしていますが,中は意外に広く,普通のテーブル席のほかにお座敷もあります.しかも,よくあるレストランの小上がりなどではなく,縁側や庭(夜間はライトアップもされます)を有し,部屋には掛け軸もかかっているなど,それなりに本格的なお座敷でした(ハンバーグより,うなぎや懐石料理が出てきそうな感じ.ここで女子高生がパフェを食べている光景はなかなか笑えます).一般の「びっくりドンキー」はテーブルまで商品を台車で運びますが,このお座敷では,店員さんが岡持ちに商品を入れて持ってきます.

 ちなみにメニューは「びっくりドンキー」と全く同じで,値段も全く変わりません(以前はこの店特有のメニューがあったというウワサですが…).

 マダガスカル写真シリーズその2 ネタ写編パートⅠ

Neta2 ダチョウに襲われる~!

Neta3 保護区で観光客相手に疲れ,ヤンキー座りするワオキツネザル.

 まだまだ続きます(笑).

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2007年5月31日 (木)

にんにくの里

 キリストの墓やピラミッドのある,神秘の里”新郷村”はミステリアスではあるのだが,食べ物にはこれといった特色はない(昔はナニャドヤラ蕎麦なる蕎麦があったらしいが,残念ながら見つけられなかった).

 しかし,新郷村の南には日本一のニンニクの産地,田子町がある.ちょうど雨が降って肌寒い日だったので,ニンニクを食べて気合を入れようと,田子町まで進出した(新郷から田子まで30キロ弱).

 町の中心部にあるガーリックセンター内のギルロイ・カフェではさまざまなニンニク料理を堪能できるが,ひときわ目を引いたのがこれ,

P5270078 これがニンニクたっぷりの”にんじゃあ麺”です.

 特製にんじゃあ麺である.”ニンニク”と”じゃあじゃあ麺”を合体させたような名前だなと思っていたら,本当にそのとおりでした.ベースはあっさりしょうゆスープにニンニクを練りこんだにんにく麺を使ったラーメンなのですが,そこに肉とニンニクを炒めて作った特製肉味噌と豆板醤を絡めて食べるのでした.あっさりスープにピリ辛肉味噌とニンニクの風味が絶妙に混じって,実に美味でした.寒い日だったので余計体にしみた.

 そして,サイドメニューにと注文したのがこれ,

P5270080_1 にんにくのバター焼きです.

 特製の焼きニンニクである.田子産のニンニクは中国産などに比べて,玉が大きく味も甘い.このメニューは田子産の大玉ニンニクを丸ごとバターで焼いたものでした.食べてみると,もちろん臭みなどはなく,まるでじゃがバターを食べているかのような甘さが口の中に広がるのでした(風邪を引いたときには最高の食べ物かもしれない).

 こうして久々にうまいものを食べて帰路に着いた私でした.

 田子町ガーリックセンター ← 名産のにんにくが買えるガーリックセンターです.

P5270083 ここがガーリックセンターです.町の中心部,国道104号線沿いにあります(カフェの他,各種お土産の購入や,田子とニンニクについて勉強もできます).

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2007年5月 1日 (火)

ワニ料理

 いよいよGWである.世間では5月1日,2日を休むと9連休になる人もいるらしいが,私の場合は暦どおりである.しかも呼び出しへの対応もあるため,実際の完全フリーは4月28~30日の3日間のみである(5月3~6日は相方の休みにした.5月12,13日の新選組まつりへの布石である).

 そういうわけで,この3日間中部地方に出向いてきた.愛知県在住の友人のもとを訪ねたのだが,折角だからと犬山市にある”野外民族博物館 リトルワールド”に行ってきた.ここは沖縄の石垣島の家から,ペルーの大農園領主の家,西アフリカの土の家など,世界各地の住居や風俗が再現されたテーマパークである.つまり,園内を一周しただけで,世界旅行をした気分になれるという場所であった(さらに世界各地の民族衣装を着て記念撮影もできるらしい).友人には,「お前はよく旅行をしているから,本物を見たことがあるのも多いんじゃないか」といわれたが,ここにある33の施設のうち,実際に私が本物を見たことがあるのは,わずか3箇所に過ぎなかった(ドイツ バイエルン州の村とフランス アルザス地方の家,そして山形県月山山麓の家).いかに普段の旅行がマニアックであるかがわかるのだった.

Zenmmap リトルワールドのマップです.

 最初はあまり期待していなかったのだが,歩いてみると,どうしてなかなか充実しているではないか,なかでも私の琴線をくすぐったのは,西アフリカ カッセーナの家であった.ここはアフリカ西部,サハラ砂漠の南に位置するブルキナファソ(旧名オートボルタ)にある土の家である.さすがに多湿な日本では,土の家の再現は困難らしく(梅雨時になれば100%,溶けてなくなってしまうだろう),コンクリート製の家であったが,雰囲気は十分に伝わってきた.面白いのは,大人一人一人に一軒の家(といっても小さいものだが)が割り当てられていることで,家族といえども同じ屋根の下に住んでいるわけではないというのが,文化の違いとして興味深かった(大家族がひとつの集落を形成しているという感じ).私にとっての憧れの地,黄金の都トンブクトゥは,このブルキナファソの隣国マリにあり,同じように土でできたモスクなどの建物がある.

Wafrica カッセーナの家(オリジナルは土でできています)

 そして,このカッセーナの家近くのレストハウスにあったのが,リトルワールド名物(?)のワニ料理である.折角だからとワニラーメンとワニの串焼きを注文した.ラーメンの方はワニ肉がチャーシューのようになって出てきた.食べた感触は,鶏肉というかコンビーフの味というか,臭みなどはないが,結構油が多くてこってりしていた.串焼きの方は,まさに焼き鳥の味であった(居酒屋などで,串焼きの盛り合わせに混ざって出てきたら,誰もワニ肉とは気付かないだろう).ワニ料理を堪能すると,証明書を貰えるのだった(これを見せて友達に自慢しなさいということらしい.自慢になる‥‥かなぁ?).

Wani 各種ワニ料理が堪能できます.ちなみにダチョウの串焼きも食べてみましたが,やっぱり鳥でした.

Waniyaki これはワニの串焼きです.食感は焼き鳥そのものです.

Wanishoumei そしてこれが,ワニを食べた証明書です.

 リトルワールドは連休ということもあり,大勢の観光客でごった返していたが,敷地が広いこともあって,一部の施設以外はそれほど大混雑という感じはなかった.

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2007年4月 3日 (火)

カレーの王子様

 ヱスビー食品から出ている幼児向けカレールーに「カレーの王子様」というのがある.パッケージには星に包まれた王子様の絵柄が描かれている.

 実は私は最近までこのカレーを,「星の王子様カレー」と呼んでいた.サン=テグジュペリの名作「星の王子様」のキャラクター商品だと思っていたのである.ところがウチのKに「これは別人だよ」と指摘されたため,よく見ると確かに別人であった.しかし,髪が茶色いこと,緑色の上着を着ていること,手には剣のようなものを持っていることなど,「星の王子様」を意識していることは間違いない(著作権に触れないぎりぎりの線をねらっているというべきか).

Curryprince これが星の王子様カレーならぬカレーの王子様です.

 一度食べてみたいと思い購入した.野菜と肉を炒めて,煮込んだところにカレーの王子様投入,ちょっと味見すると「うっ,カレーの味がしない!」.やっぱり幼児向けのカレーは我々大人には厳しいようであった.結局ハウス「ジャワカレー(辛口)」をブレンドしたところ,程よくまろやかなカレーに仕上がった(ジャワカレーの辛口の中に,王子様のまろやかさがしみこんでなかなかイケルのではと感じた).

Hosiouji こちらがサン=テグジュペリの名作「星の王子様」です.茶髪・緑服・剣は何となくカレーの王子様と一緒です(笑).

 追 この王子様シリーズには他に「ハヤシの王子様」,「シチューの王子様」もあるらしい.

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2007年3月14日 (水)

盛岡冷麺の老舗

 昨日所用で盛岡に出向いた.そのついでに,久しぶりに大通りの焼肉屋「食道園」に出かけた.ここは盛岡冷麺発祥の店といわれている老舗である.盛岡の冷麺は今でこそ結構メジャーになって,旅行雑誌にも必ず載っているが,私が高校生の頃は,盛岡市民ですら知らない人が多かった.ましてや盛岡以外では知る人もなく,冷麺の話をするとほぼ100%冷やし中華のことと勘違いされたものである(昭和50年代後半に”楊夫人(マダムヤン)”という即席めんのシリーズがあったが,これに「冷麺」と称する冷やし中華が存在したのは象徴的である).

Reimen これが食道園の冷麺.ここの冷麺には果物が入りません.

 冷麺は朝鮮半島が発祥といわれる.盛岡の冷麺は,朝鮮半島北部生まれの食道園の店主が,盛岡に来てから独自に改良を重ねて完成させたものという.朝鮮半島の冷麺はそば粉を使うのだそうだが,盛岡の冷麺はサツマイモのでんぷんを原料とし,ゴムのように硬く,強いコシがある半透明の麺である.この麺に牛ガラのスープ,さらには具材としてキムチ(主として大根によるいわゆるカクテキ),キュウリ,牛肉,ゆで卵,果実(スイカやリンゴなど)等が入る.特徴はなんといってもその辛さにある.冷たい麺であるために,食べ始めはあまり辛さを感じないものの,徐々に口の中に辛さが広がってくる(ゆで卵をつぶしてスープに溶かすと辛味が弱まるが,高校時代は邪道とされていた 笑).

Shokudouen 食道園の様子.今は内部もかなり小奇麗になっていますが,昔は古い大衆食堂の趣でした.

 冷麺は元々焼肉屋のサイドメニューだったのだが,最近では焼肉屋以外でもみられるほどメジャーになった(北舘製麺という地元企業からは冷麺のカップ麺も発売されている.カップ麺にしてはかなり上出来の部類と思う).私個人的には,麺は食道園がいいが,スープは駅前の盛楼閣の方が好みだったりする.ちなみに駅前ほか市内に数店舗展開しているぴょんぴょん舎の冷麺は味もよく,お持ち帰り用もあってお土産にはお勧めである.

 尚,岩手県内の高速道路のサービスエリアでは冷麺が食べられるが,その多くは製麺会社製造の冷麺である(駅などで売っているお土産用冷麺と同じ味).しかし,焼肉屋の冷麺が食べられる場所もあり,東北自動車道岩手山サービスエリアの上り線のレストランではぴょんぴょん舎の冷麺を出している.また同じく東北自動車道矢巾パーキングエリア下り線はレストランにやまなか家という焼肉屋が入っており,冷麺のほかビビンバやカルビ丼などが食べられます(さすがにビールはありません 笑).

 追伸: 私の通っていた高校には”冷麺同好会”なる同好会があり(私が1年生の時に,当時の3年生の有志がつくった),私も入っていました.

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2007年2月 1日 (木)

らーめんの千草

 実は昨晩は当直だった.本来なら救急当直の夜は寝られずに,翌日ボロボロになるのだが,昨夜はな,なんと!奇跡的に外来患者数5人というウソのような状況だったため(普段は30人位の患者さんが来て大賑わいである),ゆったりと一晩を過ごすことができた(とはいっても,来なきゃ来ないで,逆にいつ呼ばれるかと気持ちが高ぶって,眠れなくなるのだが…).

 そんな当直明け,外来診療が終わった後久しぶりに外の空気が吸いたくなり,病院を抜け出した(勿論,外来や病棟には通知済み).外で昼食を摂ろうというわけである(サラリーマンみたい).実は当地にはちょっと名の知れたラーメン屋があるのだった.

Chigusa2 らーめんの千草です.営業は午後3時までなので,仕事帰りには行けません.盛岡駅の地下にも支店があります.

 その名も「らーめんの千草」という,かつて新横浜ラーメン博物館にも出店していたお店である.ここのラーメンの特徴はあっさりした鶏スープにある.見た目は透明でうす味っぽいが,飲んでみると結構コクがある.麺は細麺で,これは自家製らしい.この日は私がいつも注文する「ネギきのこラーメン」を注文した.

Chigusa1 これが”ネギキノコラーメン”.横にある赤いのは辛味です.

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2007年1月20日 (土)

納豆ダイエット騒動

 最近某テレビ番組で「納豆にダイエット効果がある!」という説を取り上げたことから,放送直後から全国の店頭で納豆が品薄になるという現象が起こっていた.

 しかし本日のネットニュースによると,番組内で紹介されていた臨床データ等にねつ造があったことが明らかになり,放送局の社長が陳謝したそうだ(納豆ダイエットで誇張).この話題がでた直後から眉唾っぽいなーと感じていたが,まさかデータ捏造までやっていたとは思わなかった.

 冷静に考えればわかるはずだが,特定の食品を食べるだけで痩せるという話は自然科学の法則に反している.食品には普通カロリーが含まれており,摂取したカロリーはエネルギー保存則にしたがって,必ずどこかに残るからである.痩せるためには,摂取したカロリー以上のエネルギーを消費する必要があり,たとえ納豆でも摂取すればカロリーになる事実には変わりがない(納豆はたんぱく質が主体だから,1グラムあたり4キロカロリーになる).よく”こんにゃく”がダイエットに重宝されるのも,こんにゃくにはほとんどカロリーが含まれていないから,こんにゃくを食べて満腹感が得られれば,食事量を減らすことが期待できるからである.

 納豆中心の食事がダイエットに適しているというのは事実であろう.納豆(特に醤油で味付けした納豆)は少量でたくさんのご飯を食べられるため,結果的に少しのおかずで食事を完了できる(=摂取カロリーを減らすことができる)からである(脂質を大量に含んだハンバーグをおかずにするのと,脂質をほとんど含まない納豆をおかずにするのとどちらがダイエット向きかは自明の理である).ダイエットするには摂取カロリーを減らすか,消費カロリーを増やすしかない.良く運動してダイエットとも言われるが,運動でカロリーを消費するのもなかなか大変である(ショートケーキ1個分のカロリーを運動で消費するには30分はジョギングしなくてはならない).

 今回の納豆の話の中では,基礎代謝を高めることでカロリーを消費するという話があったようだ.たしかに基礎代謝を高めれば,運動しなくても消費カロリーは増える.ただ,基礎代謝が亢進すれば体温,心拍,血圧なども上昇するから今度は別な問題が発生するだろう(納豆に基礎代謝亢進効果があるのか,私は知らないが仮にあってもわずかなものであろう).もし純粋に基礎代謝を高めたければ甲状腺ホルモンを摂取するという方法があり,一定のダイエット効果は得られるかもしれない.しかし一方で様々な合併症が起こるため,健康面を考えると絶対にお勧めできない(甲状腺機能亢進症の状態).

 結局ダイエットの方法は,適度に運動しつつ,消費カロリーをセーブするという至極当たり前の結論に落ち着いてしまうのである(私も人のことはいえないが‥‥).

 ところで,このねつ造騒動で納豆の消費が沈静化し,当初増産に踏み切ったはずの納豆メーカーが大量の在庫を抱えて途方にくれるという事態が起こるかもしれない.その場合,メーカーが被った損害を件の放送局が賠償するのだろうか.いずれにせよマスコミ各位には自らの社会的影響力を鑑みて,良識ある報道をしていただきたいものだ.

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2006年11月13日 (月)

日本三大うどん

 先週末所用があって首都圏に出かけた.土曜のうちに用足しを済ませ,日曜に帰るにあたって,以前から是非行きたいと思っていた,群馬県伊香保町の水沢うどんを食べに行くことにした.

 水沢うどんは香川の讃岐うどん,秋田の稲庭うどんと並んで,三大うどんのひとつに数えられるほど有名なうどんであり,是非食べなければと思っていた次第である(三大うどんについては,讃岐うどんと稲庭うどんについては,大方の見方は一致しているものの,3つ目については,この群馬の水沢うどんとする説と,長崎の五島うどんとする説がある).

Sanuki2 Sanuki1_1

香川県満濃町の讃岐うどんの店「小縣家」(しょうゆうどんの元祖です).大きな大根を自分でおろしてかけて食べるのが美味です.

Inaniwa3 Inaniwa1_1

秋田県湯沢市の稲庭うどんの老舗「佐藤養助本店」の味くらべです.

 伊香保はJR高崎駅からが便利であるため,東京駅から上越・長野新幹線に乗り込んで行けばいい.私が乗り込んだのは”あさま”であった.休日のせいか,自由席は結構混んでおり,私はデッキに立っていた.

 上野に停まり,大宮に停まり,快調に走っていく.大宮を過ぎて30分くらい,そろそろかなと思っていると,なにやらトンネルに突入した.しかも結構長い.「ん?大宮と高崎の間に,こんなトンネルあったかな?」とすごく不安になる.そうしているうちに車内放送,「まもなく軽井沢軽井沢に停車します」.ガーン!この”あさま”は高崎に停まらないらしい(不覚にも私は高崎に停まらない新幹線があることを知らなかった.交通の要衝である高崎には全ての新幹線が停まると信じていたのだった).

Karui 間違って来てしまった軽井沢駅です.

 そんなわけで,思いがけずも軽井沢に来てしまった.ゆっくり軽井沢観光をしたい気もあったが,そんな時間もないため引き返すことにする.幸いすぐに上りの新幹線がやってきたため乗り込んだ(今度は高崎に停車することを確認したのはいうまでもない).

 軽井沢を出て,わずか15分で高崎に到着,昔は碓氷峠をエッチラオッチラ越えてやっとの思いで着く感じだったが‥‥.改めて新幹線の偉大さを思い知った私だった.

 そして,高崎駅から車で40分,目指す伊香保町水沢に到着した.水沢うどんは,この伊香保町水沢地区のみで作られているうどんで,通りをはさんで20軒程のうどん屋さんが軒を並べている(このあたりは,稲庭うどんと同じである).今回はそのなかで,元祖と呼ばれる田丸屋を訪れた.ここは天正10年(1582年)創業というから(なんと!信長や秀吉の時代だ),400年以上の歴史を持つ老舗だ.

Mizusawa4 うどん屋さんが立ち並ぶ,伊香保町水沢の通り

 田丸屋のざるうどんは普通の醤油ダレのほかに,特製の胡麻ダレが有名とのことで,この日は”三楽御膳二色汁(ざるうどんにてんぷら等がついたもの.醤油と胡麻の両方のタレで楽しめる”を注文した.

Mizusawa3 水沢うどんの老舗「田丸屋」です.

Mizusawa2 そしてこれが,”三楽御膳二色汁”です.

Mizusawa このうどんの”つや”がたまりません

 水沢うどんは,麺にコシがあり,表面はさらっとしていて,つるっとしたのど越しが良いうどんであった.味としては申し分ないが,値段がちょっと高めなのが難点かなとも思った(讃岐うどんは安くて旨いからなぁー).

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2006年10月23日 (月)

本州の寒極 ”薮川”

 先週末は講演会やら仕事がらみの会合があり盛岡市にいた.10月21日の昼にちょっと空き時間ができたため出向いたのが,盛岡の北東30kmにある薮川である.

 実はこの薮川,一部の人の間では有名な場所である.それは,本州で最も寒い場所(寒極)という点で.なにせ盛岡市内(盛岡自体が冬寒く,東北六県の県庁所在地で一番寒い)より10℃は低いといわれているのだ.一般には緯度が高くなるほど寒くなると考えられているが,気温を決める要因には様々なものがあり,緯度だけで決まるわけではない.たとえば南半球の寒極は南極であるが,北半球のそれは北極ではない.北半球でもっとも寒いところは東シベリアの高原地帯(北緯60~70度付近)なのである.北極は,緯度は高いものの海であり,主として大西洋からやってくる海流の影響で意外に寒くはないのである(南極の冬が氷点下80℃位に達するのに対して,北極は氷点下30℃位にしかならない).これに対して東シベリアの高原地帯は,冬は実に氷点下60~70℃に達する極寒の地である(ベルホヤンスクが特に有名で,我が家の旅行先でも毎年候補にあがるのだが,どうやって行くのかよくわからず,未だに行けていない 笑)

 ある場所の気温を決める要因は様々であるが,主な要因を挙げると

① 緯度が高いほど寒い

 理由) 太陽が低くなるため,単位面積当たりの日照量が少なくなるから.

② 海に近いほど寒暖差が小さくなる(反対に海から遠いと寒暖差が大きくなる)

 理由) 水は熱しにくく,冷めにくい性質(比熱が大きい)があるため.

③ 暖流の側は暖かい(寒流の側は涼しい)

 理由) 自明

④ 曇っていると昼夜の寒暖差が小さい(晴天だと昼夜の寒暖差が大きくなる)

 理由) 夜間晴天だと地上の熱が宇宙に逃げていくため気温が下がる(放射冷却)

⑤ 標高が高いほど気温は低い

 理由) 地面から受ける熱(反射熱,地熱など)が少なく,大気も薄くなるから.

 この条件を当てはめて考えると,北極は高緯度だが海であり標高が低い.大西洋からの暖流が流れ込んでいる.また冬季は天候が悪く曇りの日が多いため,放射冷却も起こりにくい.結局,意外と気温は下がらないのである.

 これに対して東シベリアのベルホヤンスクは高原地帯であり標高が高い.海から隔絶しており昼夜の寒暖差が非常に大きい.冬季も晴天が多く,夜間の放射冷却が起こりやすい.本来晴天であれば日中には気温が上がるのだが,ベルホヤンスクは北緯66度と高緯度のため,冬季の日照時間が極めて少なく(昼が極端に短い),日中の気温も上がらない.かくして気温を上げる要素がほとんどないのに,気温を下げる要素が非常に多く,北半球の寒極となっているのである.

 さて,振り返って我が薮川である.ここは北上山地の中にある高原地帯で,当然標高は高い.周囲を山に囲まれており,海の影響が少ない.冬季でも意外に晴天が多い(近くに岩洞湖という人造湖があり,冬季はワカサギ釣りで有名な場所でもある).つまりはベルホヤンスクとよく似た環境なのである.これが,当地が本州の寒極となっている理由である(昔,岩手県を揶揄する言い方として”日本のチベット”というのがあったが,地理学的には”日本のシベリア”と言った方が実勢に近いかもしれない).ちなみに日本の寒極はというと,一番北にある稚内ではなく,旭川と稚内の中間にある名寄市(実は管理人の生まれた所.よほど寒いところに縁があるらしい 笑)のちょっと西にある朱鞠内湖(人造湖)付近である.私の父親が昔,「自分は氷点下40℃を経験したことがある」と自慢していたのをよく覚えている.

Gandouko 秋の岩洞湖.すでに紅葉も終盤の様相です.冬にはワカサギ釣りで賑わいます.

 そんな薮川の名物が,”そば”である.元々蕎麦は痩せた土地でも育つため,稲作には厳しい岩手県北部でも盛んに栽培されている.ここ薮川でも,蕎麦なら十分に栽培可能である.”薮川そば”の店は盛岡から岩泉方面に向かう国道455号線沿いにある.手打ちの蕎麦は歯ごたえ抜群で旨いのだった(当地で採れる舞茸の天ぷらもいい).

Yabukawasoba2 薮川そばのお店,名前もズバリ”藪川そば”

Yabukawasoba1 これはざるそばです.もちろん温かいそばもあります.

 尚この薮川,以前は玉山村薮川だったが,平成の大合併で盛岡市薮川になった.

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2006年10月 8日 (日)

直前!妖怪検定

 インターネット上で妖怪検定の存在を発見して一ヶ月,テキストを取り寄せ,付け焼刃の勉強をしていよいよ本番が迫ってきた.出発したのは10月6日夕方である.以前の記事に載せたように当初,サンライズ出雲で直接山陰に乗り入れるつもりであったのが,予想に反して(?)サンライズの切符が取れなかったため,急遽急行銀河を利用することになったのであった.

Ginga 東京駅に入線してきた銀河号

 急行銀河は東京と大阪を結ぶ夜行の寝台列車である.急行列車であるため,今風の豪華寝台列車とは設備面では比較にならず,個室ではない昔風のA寝台車1両のほかは全て,二段式のB寝台車である.さすがに三段式のB寝台ではないようだ(昭和期には客車三段式B寝台という寝台幅52cmの極めて窮屈な寝台車が主流であった).まあ夜の11時に東京を出発して朝7時に大阪に着く列車であり,寝る以外には用事はないためB寝台で十分なのではあった(3連休の直前ということもあるのか,なんと全車満員であった).

Ginga2 急行銀河のB寝台です.ベッド幅は72cmです.

 翌7日,新大阪で下車し新幹線に乗り換えた.当初はすぐに山陰に入るつもりだったのが,大阪乗換えになったため寄り道をすることにしたからである.新幹線で広島まで行き,今度は山陽線に乗り換え,向かった先は安芸の宮島である.宮島は宮城の松島,京都の天橋立とともに日本三景に数えられている観光地であるが,なんと私は一度も行ったことがないのであった.

 宮島口で下車し,そこからフェリーに乗り換えて宮島に向かう(わずか10分の船旅である).上陸して早速厳島神社を目指す.さすが日本三景だけあって大勢の観光客でごった返していた.まずは有名な海上に浮かぶ大鳥居を見物,あたりを見渡すと外国人観光客がやけに多い.英語の他,フランス語もあちこちで聞こえる(私の周囲にはフランス人団体観光客がガイド(これもフランス語を話す西洋人)の話に耳を傾けていた).

Miyajima1 有名な大鳥居をバックに.付近のフランス人観光客に撮ってもらいました.

 大鳥居の見物を終え,今度は厳島神社の参拝に向かったのだが…….なんと,大潮のため神社内に浸水し,入場できませんとのこと.境内を覗き込むと係員らしき人々が懸命に水を掻き出している(もっとも,こういうことはよくあるらしく,係員も団体観光客のガイドも落ち着いたものであった).浸水から回復するまで待つ時間がなかったため,やむなく周辺を見物して帰りのフェリーに乗りこんだ.

Miyajima2 浸水で中に入れない厳島神社.

 次に向かったのは岩国の錦帯橋である.ここも話には聞いていても,行ったことがない場所であった.岩国駅からタクシーで15分くらいの距離である.この橋は第三代岩国藩主吉川広嘉が流れない橋を,とのことで架けさせたという,五連の見事なアーチ橋である.日本三名橋に数えられるのだそうだ(他の二つは長崎の眼鏡橋と東京の日本橋).

Kintai_1

錦帯橋にて.最も有名な川原からのショットです.

 岩国の見物を終えて,山陽線をさらに西に向かう.ガタゴトと揺られながら小郡(今は新山口と駅名が変わっている)に到着した.小郡は古来山陽道と山陰道の分岐点にあたる交通の要衝である(山陽道にそってJR山陽線が,山陰道にそってJR山口線が走っている).ここで山口線に乗り換えていよいよ山陰を目指す.途中山口で途中下車した.山口は室町時代に守護大名大内氏の本拠がおかれ,応仁の乱後には戦乱を逃れた都の公家が多数逃れてきて,西国の京といわれるほどの文化都市であったが,戦国時代には下克上で毛利氏の支配化に入った.江戸時代には毛利氏(長州藩)の居城が萩に置かれたこともあり,目立たない存在となったが,幕末になると藩庁が萩から移され俄然重要な場所になった.そんな土地柄であるから,町中,高杉晋作や桂小五郎などが目立っているのだった(サンリオのキティちゃんグッズにも奇兵隊バージョンがあった).そして山口駅で見つけたのが,この”薩長同盟弁当”である.私のような新選組愛好家にとってはチト厳しい弁当だが,興味があるため食べようとしたのだが,残念ながら売り切れであった(やむなく見本品とやらを写真に収めた.ところでこの弁当,薩長同盟の片割れの鹿児島でも売っているのだろうか?2年前に学会で鹿児島に行った時には見かけなかったが).

Sacchou1

薩長同盟弁当ののぼりです.残念ながら売り切れでした.

Sachou2 そしてこれが薩長同盟弁当の見本です.何かの混ぜご飯のようです.

 山口から特急スーパーおきに乗り本日の宿泊地松江に着いたのは夜であった.松江といえば”出雲そば”の本場,さっそく食べるべく手打ち蕎麦の店に走ったのだった(以下のホームページを参考にしましたhttp://www.city.matsue.shimane.jp/kankou/izumo_soba/).

 出雲そばは”割り子そば”と”釜揚げそば”が有名であるが,この日はまず割り子そばに挑戦した.色が黒く(そば殻も一緒に練っているためらしい),歯ごたえがあり,噛むとざらざらするそばはなかなか旨かった.

Izumosoba1 これが出雲の割り子そばです.ちなみに食べたのは「そば清」というお店です.

 さあ,いよいよ明日は妖怪検定本番です.

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2006年9月27日 (水)

白龍と”じゃじゃ麺”

 昨日9月26日は所用があって盛岡に出かけた.普段は岩手県沿岸北部を拠点にしている私だが,時々医学部の学生の実習を指導するために盛岡に出向くのである.そんな時に昼休みなどに必ず行くのが,ここ白龍(パイロン)である.白龍は内丸の桜山神社近くに本店が,さらに一軒おいて分店が,また市内の川徳デパート地下にも支店がある.写真は本店のもので,暖簾が新しくなったほかは昭和50年代とほとんど変わっていない.

Pairon  盛岡といえば冷麺が有名で最近は全国区になっているようだが,青春期(特に高校時代)を盛岡で過ごした男の子にとって,思い入れの深い食べ物はなんといってもこの白龍の”じゃじゃ麺”である.冷麺は今から25年前ですら一杯700円で,当時の高校生の懐には厳しい食べ物であった.その点このじゃじゃ麺は,普通盛り290円(昭和56年当時)と高校生でも(その気になれば)毎日食べにいける価格設定であった.私も高校時代に何杯食べたのか数え切れないが,高校卒業後も延々と通い続けているのだった(盛岡を離れていた大学時代ですら,1~2ヶ月に1回は来ていた).

 じゃじゃ麺は,茹で上げたうどんのような平麺にきゅうりとねぎ,肉味噌(これが秘伝の味)がのったもので,これにお好みで,おろしにんにくラー油などをかけてよく混ぜて食べるのである.何をどれくらいかけるかは各人の好みであり,こうしなければならないなどという決まりはない.ただ,味噌が意外と塩辛いため,はじめに味噌と麺を完全に混ぜてから食べた方がおいしいと思う(ちなみに私は,ラー油小さじ3杯,にんにく極小さじ3杯,酢3回し(酢の入った醤油ビンを3回転)かけて,さらにおろし生姜を多めに入れてもらってから一気にかき混ぜて食べる).

Jajamen_1

 じゃじゃ麺を食べ終わった後には,空いた皿に生卵を割ってよくかき混ぜてから,カウンターに「お願いします」といって出すとねぎとお湯,最後に肉味噌を入れて特製スープ(チータンタン)を作ってくれる.お好みでいろいろ味付けをして飲むと,これがまた旨いのである(私はおろし生姜と胡椒をふって飲むのが好きだ).

Chiitan

(写真) チータンタンです.胡椒をふった直後です.この後おろし生姜と混ぜて飲みます.

 高校生時代から通算何杯食べたのか数え切れないが,今後も通い続けることは確かである(現在値段は小盛り350円,中盛り450円,大盛り550円,チータンタンは50円です).

 白龍は基本的に日曜日はお休み(祝日はやっている)ですが,川徳店のみ日曜もやっています.

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2006年9月 5日 (火)

北山崎と生うに丼

 先日,9月3日(日)はあまり気合の入っていない(笑)学会があった.会場は今は宮古市となっている田老町(三陸大津波で有名)のグリーンピア田老というところである.ここは宿泊施設のほかにスポーツ施設など多目的な用途に使用可能な一大レジャーセンター(?)で,いかにもバブル期的な雰囲気がある施設である.元々国が年金をつぎ込んで造ったのだが,景気の悪化とともに経営も悪化,現在は宮古市が経営の主体となり,民間も巻き込みながら経営の健全化を目指しているようである.

 私のところから田老まで約70km,都会的感覚では結構ありそうだが実際には国道45号線で一直線,途中信号もないためゆっくり走っても1時間半あれば着いてしまうのだった.今回は自分の発表はなく,職場の若い衆の発表の応援が目的である(別に会場で声援を送るわけではなく,フロアから難しい質問が出たときなどに助け舟を出す役である).幸いたいした質問もなく,発表は平和に終わった.

Greenpia (写真1) 会場のグリーンピア田老.広大な敷地の中に様々な施設が点在しています.

 午後からは偉い先生の講演があるのだが,私はそのまま帰ることにした.外は気持ちいいくらいの快晴である.こんないい天気にただ帰るのはもったいないので,寄り道をすることにした.北三陸は典型的なリアス式海岸で荒々しい海岸美が特徴であるが,なかでも田野畑村にある北山崎は有名な景勝地である.近くに住んでいるとかえって行く機会がないのが地元の景勝地だが,私が最後にここを訪れたのは10年以上前のような気がする.

 周囲の食堂やお土産物屋,公衆トイレなどはすっかり小奇麗になっていたが(トイレは水洗化されていた!),北山崎の風景は全く変わっていなかった.

Kitayamasaki (写真2) 荒々しい北山崎の風景

 風景を堪能した後,近くの食堂で昼食にする.夏の北三陸といえばやっぱり”うに”である.私はさっそく生ウニ丼を堪能したのだった(実際本当の生うには,臭みなどまったくなく,口の中でとろけるように甘いのである.こういうのを食べると,岩手に住んで良かったと思う).

Unidon (写真3) 北三陸名物の生うに丼.とろけるような甘さが最高です.

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2006年8月16日 (水)

平庭高原

 カシオペアチケットの購入に失敗した私であったが,その帰り道に見つけたのがここで紹介する森のおそば屋さんである.場所は平庭高原の葛巻側のふもとである.

 岩手県北部は元々蕎麦の産地として有名(要するに土地が痩せていて米が作れない)であり,おいしいそば屋も多い.しかもしゃれたお店ではなく,民家をそのまま転用したような店が多いのも特徴である.この店もそんな感じであった.内部は民家をそのまま利用したような造りで,囲炉裏では岩魚や茶餅を焼いていた.

 私が注文したのは「水車そば」で,あったかいかけそばと冷たいざるそばに,雑穀飯と御新香などがセットになったものだった.

 ちなみにお店は川の傍にあり,ここで使われるそば粉は地元の水車を使って挽いているという.もちろん蕎麦湯もしっかりと出てくるのであった.

 そばを満喫した後,平庭峠を越える.ここは葛巻町と久慈市の境にもなっており,白樺林が美しい高原である.当地は岩手短角牛や乳製品,くずまきワインなどの名産品で知られているのだった.

Morinosoba2

Morinosoba3  Morinosoba1_1  

Hiraniwa  

 

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