2023年3月29日 (水)

祈りのコンサートの動画

 先日記事に上げた,3月11日に仙台の電力ホールで開催された3・11祈りのコンサート(第10回)の公式動画がアップされました.コンサート実行委員長の「このコンサートの意義を鑑み、たくさんの方々の目に触れてほしい。」とのお考えのもとのようです。

 最初にモーツァルトのAve Verum Corpus K.618、続いて同じくモーツァルトのRequiem K.626(オシュトリーガ版)の順で演奏されます.レクイエムのLacrimosaとDomine Jesuの間には南三陸町の志津川病院に勤務していて被災した菅野武医師によるメッセージも収録されています.

 

| | コメント (0)

2023年3月12日 (日)

3・11祈りのコンサート(最終回)

Img20230315_08083053  3月11日は2011年に東日本段震災が起こった日です.2011年3月11日,宮城県沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生,その後の大津波や原発事故等で東北を中心に大きな被害が出ました.現在関東在住の自分も,計画停電等,この震災の影響がないとは言えませんでした.

 この震災では多くの方々が亡くなったり傷ついたりしましたが,そうした方々の魂や心を慰めるべく始まったのがこのコンサートです.プログラムは実行委員長の挨拶に始まり,震災の発生した14時46分に黙祷,その後モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス,そして同じくモーツァルトのレクイエムを演奏し,最後は拍手ではなく再び黙祷で終演という流れです.2014年に第1回が行われ今年が10回目になります.これまで自分も何度かステージに乗って参加させていただいたコンサートですがコロナ禍もあってここ数年は参加できませんでした.ただ元々10回を一つの節目とするとアナウンスされていたこともあり,今回はどうにか参加したいと思い10回目にして初めての客席からの参加となりました.

Dsc_2535  この日は朝家を出て東海道線と東北新幹線を乗り継いで仙台駅に着いたのは13時50分,そのまま歩いて会場の電力ホールに向かいました.ホールに着いたのは14時10分頃でしたが,すでに客席は大賑わい,もう少し遅かったら座れなくなるところでした(結局立ち見が出ていた).

Dsc_2537 Dsc_2536  時間が来てプログラム開始,合唱団,ソリスト,オーケストラともに東北地方で活動している方々が中心ですが,今回は節目の回ということで東京在住の大学合唱団時代のメンバーも多数参加していました(合唱団は総勢160人!).実行委員長の高坂先生の挨拶に続き,演奏が始まります.メインプログラムのモーツァルトのレクイエムは通常のジュスマイヤー版ではなく,昨年(2022年)発表されたオシュトリーガ版によるものでした(20世紀末に発表されたレヴィン版同様Lacrimosaの最後にアーメンフーガが入るほか,Sanctusが短調,Benedictusの前奏がないなどの特徴がある).演奏者の心がよく伝わってくる素晴らしい演奏だったと思います.あと今回はLacrimosaとDomine Jesuの間にあの日南三陸町の志津川病院に勤務していて被災した菅野武医師によるメッセージもありました.

 終演後はそのまま駅に戻って東京へとんぼ返り,仙台滞在はわずか3時間でしたがとても印象深い一日になりました.

| | コメント (0)

2023年1月27日 (金)

ヴェルディの命日

 今日は1月27日、当ブログでも毎年のように書いているんですが、この日は古典派の重要な作曲家であるW. A. モーツァルトの誕生日です。毎年彼の故郷であるザルツブルクではこの誕生日の前後10日間程度の日程でザルツブルク・モーツァルト週間という音楽祭をやっています。夏のザルツブルク音楽祭に比べるとマイナーで、世間の休暇時期ともずれている為、比較的リーズナブルに著名オケ(ウィーンフィルなど)のコンサートを鑑賞することができます。我が家でも2019年に参加し約1週間モーツァルト漬けの生活を送ったのを懐かしく憶えています(せっかくだからと時間を作ってアウグスブルクの父レオポルト・モーツァルトの実家に行ったら休みだったというオチまでついています 笑)。

 そんなモーツァルトで有名な1月27日ですが、実は19世紀イタリアを代表する作曲家G. ヴェルディの命日でもあります。幅広いジャンルの作曲作をしていて世間一般の知名度が非常に高いモーツァルトに比べてヴェルディはその主要作品がもっぱらオペラであることから、オペラに関心のない層の知名度はかなり下がりますが(この辺はワーグナーもそう)、音楽史に占めるその地位はかなり高いものがあります.

 作曲家には天才型と成長型とでもいえるタイプ分けがあります.すなわち前者は若年時代から凄い作品をバンバン作る作曲家,後者は後になるほど円熟した作品となっていくタイプです.前者に該当するのがモーツァルトやロッシーニだとすれば,ヴェルディは明らかに後者になります.ヴェルディが生涯に書いたオペラは26作品(改訂版を除く)ありますが,評価が高く世界の歌劇場で上演され続けているのは16作目のリゴレット以降の作品です。トロヴァトーレ(17番目)、椿姫(18番目)、仮面舞踏会(21番目)、運命の力(22番目)、ドン・カルロ(23番目)、アイーダ(24番目)、オテロ(25番目)、ファルスタッフ(26番目)と錚々たる作品が並んでおり,その中でも後になるほど円熟味を増していくのがよくわかります.これらのレパートリーは現在でも世界中の歌劇場で繰り返し上演されているものばかりです.これだけ多くの高頻度上演作品を持つのはヴェルディが一番です(次点はプッチーニでしょう,ワーグナーは有名ではあるが演奏難易度が高いので上演頻度は多くない).

 一方でリゴレットより前のヴェルディの15作品は極めてマイナーです.この中では3作目のナブッコと10作目のマクベスが時々上演される機会がある程度でそれ以外の作品はほとんど上演されることがありません.そんなヴェルディのマイナー作品の中で第6作目の二人のフォスカリを今年の9月に藤原歌劇団が上演するらしいです(プレリリース).個人的に非常に楽しみにしています。

Mozart01 Giuseppe_verdi02(左)W.A.モーツァルト、(右)G. ヴェルディ

| | コメント (0)

2022年7月 4日 (月)

歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」

Img20220704_17504061  チンチラのナンネルさんの火葬が済んだ翌日,7月3日は日比谷の日生劇場で開催された藤原歌劇団の歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」を鑑賞してきました.

 これは俗にモーツァルトの四大歌劇(フィガロ、ドン・ジョバンニ,魔笛、コジ)と称される作品の中でも比較的上演頻度の高い作品です(魔笛には負けますが,フィガロと同等以上、ドン・ジョバンニよりは明らかに上).我が家でも様々なプロダクションを生鑑賞しています.このオペラの上演頻度が高い理由の一つが,これがアンサンブルオペラだからというのがあるように思います.いわゆる難アリアと呼ばれるものがないことからレベルの高い歌手を呼んでこなくても大丈夫というのもあるでしょう.

 今回は藤原歌劇団の新プロダクションで,中心に配置された大きな円舞台を効果的に使った演出となっていました.

 終演後は東京駅八重洲地下のオイスターバーへ.久しぶりに生牡蠣とワインを堪能したのでした.

Img_8566 Img_8567

| | コメント (0)

2022年1月27日 (木)

モーツァルトの誕生日

Img_1496  今日1月27日は世間でも非常に有名な作曲家,W. A. モーツァルトの誕生日です.1756年のこの日に今のオーストリア中部の都市ザルツブルクのゲトライデ9番地の集合住宅で生まれました.音楽家だった父親から英才教育を受けて幼い頃からその才能を開花させ,5歳で作曲を開始,8歳で最初の交響曲を作曲など天才ぶりを発揮しました.父に従いザルツブルクの大司教に仕えていましたが,26歳の時に大司教と対立してウィーンに移住,以後フリーランスの作曲家として活躍しました.

 そんなモーツァルトの生誕地ザルツブルクでは彼のネームバリューを生かして町おこしをしています.市内旧市街には彼の銅像が立ち,空港の名前も”ザルツブルクモーツァルト空港”,毎年彼の誕生日を中心とした10日間ほどの期間にはザルツブルクモーツァルト週間という音楽祭まで開催しています.モーツァルト好きの我が家でもしっかりとこの町おこしに乗り(笑)2019年のモーツァルト週間に参加,たくさんのコンサートを鑑賞してきました.今回のコロナ禍で2021年,2022年のモーツァルト週間は残念ながら中止になってしまいましたが,コロナ禍が終わればまた行ってみたいイベントです.

 ちなみに故郷ザルツブルクに対するモーツァルト自身の気持ちはどうだったのかと考えるとなんか微妙なものがあります.大司教の束縛や当地のオケのレベルの低さや規模の小ささ(予算の乏しさ)など多くの不満を抱えてウィーンに出たという経緯を考えると強い郷土愛があったとは考えにくいところもあります.このように本人の気持ちとは無関係に地元が盛り上がる人物として高知の坂本龍馬との共通性を感じています.

 そんなことを考えた2022年のモーツァルトの誕生日でした(我が家ではスパークリングワイン🍾を開けてお祝いしました).

| | コメント (0)

2021年2月12日 (金)

歌劇「フィガロの結婚」

Img009_20210212145901  昨日は建国記念日の祝日でした.近年は一部の祝日が移動祝日として月曜日に持ってこられる傾向がありますが,この建国記念日は憲法記念日などと共に日時が決まっている祝日のひとつです.今年は木曜日となりました.月曜が休みで三連休ができるのも嬉しいですが,週の途中に休みがあるのもなんとなくホッとした気分になりいいものです.

 そんな建国記念日は新国立劇場で上演中の歌劇「フィガロの結婚」を鑑賞してきました.

 オペラ好きの我が家ですが,2008年に当地に越して来て以降家訓(?)となっていることがあります.それが「最低年に1回はモーツァルトのオペラを鑑賞すること」.俗にモーツァルトの四大歌劇と呼ばれる「フィガロの結婚」,「ドンジョバンニ」,「コジ・ファン・トゥッテ」,「魔笛」であれば新国立,二期会,藤原歌劇団のどこかで必ずやっているので基本的には見逃すことは無いはずです.しかし昨年2020年は新型コロナの影響で春に劇場が閉鎖になり上演予定作の多くが中止に追い込まれたことから,あわやついに年間鑑賞ゼロか!という事態になりました.しかし12月に小田原市民オペラの魔笛公演を鑑賞できたため,かろうじて義務は果たせています(当初は新国立のコジと藤原のフィガロが予定されていた).

 今回のアンドレアス・ホモキ演出のフィガロは2003年の初出以来2~3シーズン毎に上演され続けている新国立の定番レパートリーです.白と黒以外の色を極力排し舞台装置も極めてシンプルな印象的な舞台となっています.コロナの影響で日本への入国制限が厳しくなっていることで指揮者と一部キャストが変更になっていました(先月のトスカでスカルピア役をやったダリオ・ソラーリがそのままフィガロ役で出演,思えばほぼ3か月日本に滞在しているんだな).

 終演後はこれまた恒例のレストランへ.充実のコース料理でした.

Dsc_1540 Dsc_1541 Dsc_1542 Dsc_1543 Dsc_1544 Dsc_1545 (左上)スタートはスパークリングワイン,(中上)前菜ノルウェーサーモンと赤海老のマリネ,(右上)パスタ 牡蠣とパンチェッタ、ホウレンソウのクリームソース,(左下)鰤とじゃが芋のアルフォルノ,(中下)熟成牛のロースト,(右下)ガトーショコラ、ビスタチオのジェラート

 

| | コメント (0)

2021年1月27日 (水)

モーツァルトの誕生日

Img_1496  今日1月27日は世間でも非常に有名な作曲家,W. A. モーツァルトの誕生日です.1756年のこの日に今のオーストリア中部の都市ザルツブルクのゲトライデ9番地の集合住宅で生まれました.音楽家だった父親から英才教育を受けて幼い頃からその才能を開花させ,5歳で作曲を開始,8歳で最初の交響曲を作曲など天才ぶりを発揮しました.父に従いザルツブルクの大司教に仕えていましたが,26歳の時に対立してウィーンに移住,以後フリーランスの作曲家として活躍しています.

 そんなモーツァルトの生誕地ザルツブルクでは毎年彼の誕生日を中心とした10日間ほどの期間に,ザルツブルクモーツァルト週間という音楽祭を開催しています.今年は残念ながら新型コロナの影響で中止になってしまいましたが,我が家では2年前の2019年にこのイベントに参加してきました.同年から芸術監督に就任したローランド・ヴィラゾンによりオールモーツァルトのプログラムが組まれたモーツァルト週間,我々は宗教曲メインに鑑賞してきました(毎日コンサートを2つくらい鑑賞).

Img_1797 Img_1598 (左)モーツァルテウムでのコンサート,(右)ここの中庭にある魔笛小屋

 思い出しても素晴らしい経験だったのですが,やっぱりこういうイベントは行けるときに行っておくことがいかに重要か改めて実感しています.

 そんなことを考えた1月27日でした.

| | コメント (0)

2020年12月25日 (金)

モーツァルト週間中止

 冬のザルツブルクを代表する音楽イベント,モーツァルト週間の中止が決まったとのことです.

 モーツァルト週間 2021年の開催断念を発表

 オーストリア中部にあるザルツブルクは18世紀の著名な作曲家であるW. A. モーツァルトの生まれた街として知られています.モーツァルト自身は故郷が嫌でウィーンに移り住み作曲活動を行っていたわけですが,当市ではそんな事情はお構いなしでモーツァルトで町興しをしています.

 特に一般の観光客が減る寒い冬の時期に開催される音楽祭がモーツァルト週間,彼の誕生日である1月27日を挟んで10日間ほどの会期で行われます.その名の通りプログラムはモーツァルト作品を中心に構成されるのですが,2019年にローランド・ヴィラゾンが総監督に就任してからは全プログラムがモーツァルトになり,まさに冬のモーツァルト祭といった感じです.出演者はモーツァルテウム管弦楽団やザルツブルク・カメラータといった地元の楽団を中心に,ウィーンフィル、マーラーチェンバーオーケストラなどの著名オケも参加しています.モーツァルト好きの我が家でも一度は行ってみたいイベントでしたが,2019年にチャンスがあり行ったことがあります(7日間の現地滞在で10のコンサートを鑑賞).

51195235_2113613582069329_38906611465914 51352798_2122829891147698_88672390137323

(写真左)モーツァルト週間2019のプログラム,(同右)モーツァルテウム

 そんなモーツァルト週間,来年の開催まで1か月を切った段階での中止,記事によると現在当地では来年1月17日までのコンサートホールの閉鎖が決まっており,18日以降の再開も不透明であることが理由とのことです.さすがに日本から行くツアーの開催はないでしょうが,伝統ある音楽祭だけに残念です.

| | コメント (0)

2020年12月 5日 (土)

ヴォルフガング忌

Img001  今日12月5日は著明な作曲家,W. A. モーツァルトの命日です.1791年のこの日彼はウィーンで35年という短すぎる生涯を終えました.死因に関しては諸説ありますが,リウマチ熱に合併した急性心不全,腎不全とも言われています(同時代の作曲家サリエリによる毒殺説もありましたが,これは陰謀論の域を出ません).

 モーツァルト好きの我が家ではこの日,彼の様々な音楽を聴いて偲ぶことが多いのですが,今年は小田原市内でモーツァルトの催し物があったため出かけてきました.

 当地出身の声楽家,飯田裕之さんが立ちあげた小田原オペラの旗揚げ公演としてモーツァルト最晩年の傑作,歌劇「魔笛」が取り上げられたのです.もちろん我が家でも大好きな作品です(生鑑賞したことのあるオペラ作品ではおそらく回数第1位).舞台装置はシンプルに,映像をメインに据えた演出で現代的な感じでした(映像作品として作る意図もあったようです).素晴らしい舞台でした.ただコロナ禍のもとでの準備ということなのか,合唱が基本的に省略されていたため,1幕後半や2幕のザラストロがメインの場面はやや寂しいものになっていました(合唱なしの魔笛は例えるなら,牛肉は入っているが玉ねぎが省略された牛丼かなぁと思いました 笑).

 ともかく今後ますますの活躍が期待される団体です.

| | コメント (0)

2013年12月 5日 (木)

モーツァルトの命日

Mozart 今日は12月5日,クラシック界でもっとも著名といっても過言ではないW.A.モーツァルトの命日です.

 1791年のこの日,モーツァルトはウィーンで35歳の短い生涯を終えました.死因については毒殺説などがささやかれていますが,当時の記録から類推すると溶連菌感染によるリウマチ熱に合併した急性心不全と思われます(死期が迫ったころ,体がむくんでいたというような記録があるようです).

 彼が後世に残した作品はオペラ,交響曲といったスケールの大きな曲から器楽曲,歌曲といった小規模な曲まで実に600以上に上ります.そのうち一番最後の作品となったのが映画「アマデウス」にも登場する有名なレクイエムニ短調K.626ですが,彼自身の手によって完成させた最後の作品としては,自身も熱心な会員だったフリーメーソンのための小カンタータ「高らかに我らの喜びを」(K. 623)になります.この曲は1991年11月18日にモーツァルト自身の指揮で演奏されています(そして,その2日後の11月20日に彼は体調を崩して寝込んでしまい,以後回復することはありませんでした).

 モーツァルトの音楽はけっして奇をてらうような感じではなく非常にシンプルで,それでいながら美しく奥が深いという,一見すると矛盾するような概念に富んでいるのが特徴です.そのため,たとえ知らない曲であっても,聴けばモーツァルトの作品とわかってしまうほどです.私個人の好みでは,交響曲第41番(いわゆるジュピター)の最終楽章が非常に好きで,誰かの言葉じゃないですが,聴くと異次元的な感動に襲われます (^。^).

 モーツァルトというと,子供のころに読んだ伝記では,才能はあるのに世間ではあまり認められず,貧しい生活の中で亡くなった(そして死後認められた)みたいなニュアンスで書かれていたのを思い出します.しかし実際のモーツアルトは認められないどころか,当時も人気の作曲家で,かなり華やかな生活をしていたことがわかっています.晩年友人にあてた借金依頼の多さが,貧しい生活をイメージさせるのでしょうが,実際の彼の生活は収入以上にお金を使ってしまう,いわゆる浪費家の生活で,彼自身の収入はかなり多かったようです.今風に言えば,2000万円の年収があるのに2500万円使っているみたいな感じでしょうか(モーツァルトが多額の借金ができたということも,貸す側にすれば返してくれるあてがあるということですし).もっともモーツァルトが付き合っている人たちは王侯貴族などの偉い人が多いですから,服その他にお金がかかったというのもたしかですから一概に非難はできませんが,一般の大人の視点から見れば,子供向けではない人生ということで前述のような子供向けの伝記では脚色がなされた可能性が高いんだろうなと感じています.

そんなことを考えた今年の12月5日なのでした.

交響曲41番ジュピターの最終楽章です.

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)