2022年5月20日 (金)

歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」

Img20220520_21370600  気が付いたら5月も半ばを過ぎています.新型コロナウイルス感染症はまだそれなりにありますが,ワクチン接種が進んだこと等もあり、GW後の増加も一段落した感があります.世間では何となく以前の日常が戻りつつある印象です(マスクや手指消毒等は継続していますが).

 そんな世相の中初台の新国立劇場で公演中の歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」を観劇してきました.これは18世紀半ばにウィーンやパリで活躍したグルックの代表作です.イタリアが発祥の当時のオペラは歌劇とはいっても演劇の要素は重視されておらず,もっぱら歌手の歌うアリアがメインでした.当時のアリアはダ・カーポ形式と言って,基本的にA-B-Aという形式ですが,特に後半のAの部分はコロラトゥーラ等歌手が自らの技巧を最大限に発揮すべくアレンジして歌い,聴衆はそれに熱狂するというものでした.これに対してアリアをあまり前面に出さず,劇性を重視したオペラを目指そうとしたのがグルックで,このために彼は改革者と呼ばれ後のワーグナーにも影響を与えています.彼の改革はアリアを前面に出さないことに加えて,当時はチェンバロの簡単な伴奏のみだったレティタチーヴォをオーケストラ伴奏にする,合唱を多用するなどがあります.

 オルフェオとエウリディーチェはそんなグルックの代表作として知られ,一般に演奏される機会の稀なモーツァルト以前のオペラの中では例外的に上演頻度の高い作品です.2018年に新国立劇場の芸術監督に就任した大野和士氏が力を入れているというモーツァルト以前のオペラの発演目となりました(本来は昨年ヘンデルのジュリオ・チェーザレが上演される予定だったがコロナで中止になった).指揮者にBCJの指揮も務める鈴木優人氏,演出には自らもダンサーである勅使河原三郎氏を起用するなど意欲的なステージになっています.キャストはオルフェオにカウンターテノールのローレンス・ザッゾ,エウリディーチェにソプラノのヴァルダ・ウィルソン,アモーレには三宅理恵という配役となりました.オルフェオ役の声部は公演ごとに色々変更が見られるのですが,今回はカウンターテノールを利用したオーソドックスなものになるました(ウィーンでの初演の際はカストラート歌手(去勢した男性歌手)を使用).

Img_8171  舞台は1幕から巨大は皿がステージに乗っている感じ,その皿の上でオルフェオがエウリディーチェの死を嘆くく場面が続きます.そこにアモーレが登場,オルフェオに黄泉の国に行ってエウリディーチェを連れ戻すよう許可がでます.喜んで黄泉に下るオルフェオ,得意の竪琴を鳴らしながら黄泉の世界の者たちを虜にしていきます.そしてついにエウリディーチェを迎えることに成功するのですが、その条件が「地上に出るまで相手の顔を見ないこと」,「その理由をけっして教えぬこと」です.オルフェオは試練と呼んでいますが,やっとの思いであえた夫婦が顔も併せられないという(普通なら)非常識な設定にエウリディーチェはだんだんイライラしてきてオルフェオに当たります.ついに耐え切れなくなったオルフェオが振り向いて二人が抱擁,その瞬間約束を破ったエウリディーチェは本当の死を迎え,二人は永遠の別れ…

 にはならず,結局アモーレの尽力でエウリディーチェは蘇り,一同平和に過ごしましたとさ、めでたしめでたし。原作がギリシャ悲劇でありながらハッピーエンドにしてしまうのは当時の世相でしょう.

 主演後はいつものレストランへ,最近は常連客と認識されているらしく,受付で名前を言わなくても案内されました(笑).この日はパスタと🥩メインのコースを選択しました。

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(左上写真3)4種のカルパチョチョ(エビ、サーモン、アジ,ブリ),(右上同4)烏賊とアンチョビ、トマトのアーリオ、(左下同5)この日のメイン,大山鶏と白隠元豆のカチャトーラ,(右下)デザート 赤メロンとレアチーズケーキ

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2022年5月10日 (火)

医師会合唱団の活動再開

 合唱が趣味の私です.現在メインで活動している団体が東京21合唱団と小田原医師会合唱団です.コロナ禍で厳しい状況に置かれている合唱活動ですが,ワクチンの普及や治療法の進歩による重症化率や死亡率の低下などの社会情勢の変化を受け活動を再開している団体も多くなっています.先月東京21合唱団が活動を再開したのに続き,医師会合唱団も活動を再開しました.

Dsc_2331  コロナ前は市内のクリニックのスタジオをメイン練習会場にしていましたが,今回はより広い空間が確保できる医師会のホールを会場としました.今後は今年の10月2日(日)に設定した第12回定期演奏会を目標に練習に取り組んでいきます.小田原市では老朽化した市民会館に代わり昨年新しいホール(三の丸ホール)が完成しましたが,今回私たちもこの新しいホールで歌うことになります.

 感染に留意しつつ取り組んでいきたいと思います.

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2022年4月24日 (日)

歌劇「魔笛」

Img20220424_10370530  昨日関東地方は朝から快晴の良いお天気でした。そんな気候だからというわけでもありませんが、この日は新国立劇場で公演中の歌劇「魔笛」を鑑賞してきました。

 魔笛はW.A.モーツァルト晩年の傑作オペラとして知られ、世間でも非常に上演頻度の高い作品です。ウチのKが大のモーツァルト好きということもあり、我が家では元々モーツァルト・オペラの鑑賞頻度は高いのですが、その中でも一番高頻度なのがこの「魔笛」です(何回生観劇したのか記憶にないほど多い。2006年にウィーン国立歌劇場に行った際鑑賞したのもこれだった)。

 今回の公演は南アフリカ出身の演出家、ウイリアム・ケンドリッジによる2018年11月初出の舞台です。光によるドローイングを取り入れた演出は極めて21世紀的な舞台だなぁと改めて感じました。指揮者のオレグ・カエターニの他、キャストは全て邦人歌手が起用されていました。コロナ禍という事情もありますが、魔笛に関しては2010年代以降邦人歌手メインの舞台になっていたのでこれが通常運転と言えます。

Img_7871  終演後はいつものレストランではなく、久々に新宿の回らないお鮨屋さんに入りました(久しぶりの外でのお鮨でした 笑)。

 

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2022年4月19日 (火)

練習再開と音威子府そば

Img_6705_20220421170601  先週末の4月16日,オミクロン株の流行を受けて休止していた東京21合唱団の練習が再開されました.

 東京都の感染状況は劇的な収束局面にはありませんが,3回目のワクチン接種の進捗や各種薬物治療の進歩による重症化率や死亡率の抑制といった状況を総合的に判断してのものです.今回参加したメンバーは全盛に比べるとまだまだ少ないものでしたが,これから徐々に回復できたらいいなと思っています.

 練習後は以前なら懇親会がありましたが,まだそれは自粛して個人的に四ツ谷の音威子府TOKYOさんに寄りました.ここは北海道北部にある人口800人弱という日本一小さな自治体である音威子府村名産の蕎麦が食べられるお店です.かつて音威子府駅にあった常盤軒という駅そばやさんで有名な蕎麦です.常盤軒は2021年8月に店主が亡くなられたため閉店しましたが,麺を作っている畠山製麺は健在なため地元音威子府の食堂などではまだ蕎麦が提供されています.そして東京にもこの蕎麦をリスペクトするオーナーによって営業されている店があり,これが音威子府TOKYOです.昨年11月27日にも訪問したことがありましたが,この時は練習前だったこともあってお酒無し,ざるそばだけをいただきました.今回は満を持してお酒も頂こうという狙いです(笑).

Img_7789 Img_7792(写真左)スタートは蕎麦味噌、(同右)北海道では「しらおい」と読みますが「はくろう」です

 蕎麦味噌や季節の天ぷら,北海道産ししゃもをつまみに日本酒各種を堪能、蕎麦味噌を舐めながらのお酒はこれぞ呑兵衛だなぁという感慨に浸りました。締めは期間限定で提供されている常盤軒の復刻天ぷら蕎麦、あのほとんど衣だけの天ぷらがドロドロに溶けて出汁とからまるのが美味です。最後まで大満足でした。

Img_7797P7200364 (写真左)常盤軒復刻の天ぷら蕎麦,(同右)オリジナル常盤軒の天ぷら蕎麦

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2022年4月10日 (日)

歌劇「ばらの騎士」

Img20220410_12000914  オペラ好きの我が家、毎年10本以上の生観劇をしていますが、2022年に入ってからはオミクロン株の流行を鑑みて観劇を自粛していました。しかしワクチン3回目接種も完了したことや、まん延防止等重点措置の解除等の世相から再開することにしました。

 で昨日観劇してきたのが表題の「ばらの騎士」、1911年に初演されたリヒャルト・シュトラウスを代表するオペラ作品です。新国立劇場の公演です。

 作品の好みは人それぞれと言いますが、この「ばらの騎士」に関しては実は若い頃はあまり好きな作品ではありませんでした。その昼ドラ的なストーリーとシュトラウスの音楽がなんか安っぽい映画音楽のようで、どうも生理的に受け付けなかったのです。

 しかし、歳を重ねてのち改めて鑑賞してみると、その良さがわかり今では好きな作品のひとつとなっています(この辺は事情はいつかここにも書いてみたいと思います)。

 コロナ禍に入って恒例だったホワイエでのアルコールが無くなったのが我々的には残念だったんですが、4月から外のテラスでの販売が始まりました。さっそくいただいたのはいうまでもありません(笑)。

Img_7771 Img_7772  土曜日のマチネ公演ということもあるのか、会場はほぼ満員の入りです。やっぱり芸術鑑賞に飢えていたんだなぁと感じました(やっぱりこういうご時世だからこそ文化芸術は重要です)。舞台はジョナサン・ミラー演出による新国立定番のレパートリー、舞台の華やかさが特徴です。キャストはコロナの影響で、邦人歌手主体ですがよくまとまって美しい調べを奏でていました。

 終演後は劇場内のレストランへ。約4ヶ月ぶりの訪問でしたが常連のためか名前を覚えられていました(笑)。この日はフルコース、ワインも各種いただいたのはいうまでもありません。やっぱりオペラは最高だなとしみじみ思った1日でした。

Img_7773 Img_7774 Img_7775 Img_7776 Img_7777 Img_7778(左上)レストランマエストロ、(中上)前菜のマカジキのカルパッチョ、(右上)タリアテッレ 桜エビと空豆 クリームソース、(左下)真鯛と蛤、春野菜の蒸し焼き、(中下)熟成牛のビステッカ、(右下)デザート苺のスープ、ジェラート添え

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2021年12月23日 (木)

久々の東京マドリガル会

 趣味が合唱の私ですが,10月にようやく活動を再開した東京21合唱団,11月に自主練という形で活動し始めた医師会合唱団のほかに東京マドリガル会にも所属しています.この団体は1929年に故・黒澤敬一氏によって結成された英国マドリガルを専門に歌う団体です.同年に英国大使館にて第1回のコンサートが開催され,以来毎年コンサートを重ねてきました(第二次大戦中も大学の構内などに会場を移して演奏し続けたそうです.当時英国は敵国だったわけですから,その音楽を演奏するというのは非常にリスクのある行動だったはずです).

 その後メンバーの高齢化もあって定期的なコンサートは2016年をもって終了となり,以後は純粋にアンサンブルを楽しむ場として維持されていました(その間2018年春には私の病院でのミニコンサート,2019年夏には軽井沢の教会でのコンサートを行った).そして2020年初頭からのコロナ禍でここも活動休止に追い込まれたのはいうまでもありません.しかも私が所属している合唱団の中でもとりわけ高齢化率の高い団体であり,なかなか再開にこぎつけられませんでした.

 しかし9月から感染傾向が落ち着き世間の活動も戻り始めているこのタイミングで,一度みんなで集まろうということで昨夜その集会に参加してきました(この団体では普段の練習のことを”例会”と呼ぶのですが,この日は”例”ではないので”集会”でいいんだと思う).通常レパートリーとしているマドリガルを何曲か歌ったほか,この日はゲストとして調律師で日本古楽史研究家でもある梅岡俊彦さんをお迎えして古いレコード鑑賞会も行われました.

Dsc_2245 Dsc_2246(左写真1)ホーンは紙製です,(右同2)レコードはもちろんSP版

 使用されたプレーヤーはいわゆる蓄音機と呼ばれた電気式ではないラッパのようなホーンが付いたものです(ターンテーブル部分は電気で動く).鑑賞したのは古くは1910年録音のバイオリンものや1930年頃の声楽,さらには1950年の本会のコンサートの録音などでした.それにしても物理学の法則に従っているとはいえ,立派な音が鳴ることに感動を覚えました.

 いろんな意味で新鮮な喜びのあった集会でした.またぜひ集まりたいものです.

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2021年12月 2日 (木)

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

Meister  12月最初の日は初台の新国立劇場で行われている楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」公演に出かけてきました.

 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」はリヒャルト・ワーグナー主要作品中,唯一の喜劇的な作品です.ただロッシーニの喜劇作品のような底抜けの喜劇というわけではなく,喜劇的な題材の中にもワーグナーらしい精神性や哲学性などが散りばめられているのは言うまでもありません.

 今回の公演は新国立劇場と東京文化会館,ザルツブルク・イースター音楽祭,ザクセン州立歌劇場による共同制作で本来は昨年6月に上演されるはずでした.しかし新型コロナの感染拡大を受けて中止となり今年あらためての公演となったものです.オペラ愛好家の私ですが,ワーグナー主要作品中唯一生観劇したことのないのがこのマイスタージンガーだったので,昨年段階から行く気満々でした.今回公演最終日にようやく鑑賞することができ感慨深いものがあります.

 指揮は新国芸術監督の大野和士,演出はイェンス=ダニエル・ヘルツォークです.キャストはザックスにトーマス・ヨハネス・マイヤー,ヴァルターにシュテファン・フィンケ,ボーグナーにギド・イェンティンス,ペックメッサーにアドリアン・エレート,エーファに林正子etc.です.オケは定番の東フィルや東響ではなく大野和士が音楽監督を務めている都響が起用されました.

Img_6815  演奏は30分の休憩を2回入れて約6時間,正味5時間はワーグナーの中でも「神々の黄昏」と並んで最長レベルです(特に3幕が130分とこれだけで普通のオペラ1本分!).ただ喜劇的な要素が多くストーリーがテンポよく進むことや合唱が多用されるなど苦痛はそれほどでもありません(笑).出演陣は期待にたがわぬ素晴らしい歌唱を聴かせてくださいました.ただ演出に関しては最後ちょっとどうなんだろうと個人的に思いましたが(この作品は強く政治的に利用された過去があるので,特にドイツの演出家にとっては難しいのだとは思います).

 終演後は定番のレストランでのディナー,この日もコース料理となりました.

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(左上)始まりはスパークリングワイン,(中上)前菜はギアラとトリッパ,(右上)パスタはリングイネのクリームソース,(左下)秋鮭のムニエル,(中下)牛ザブトンのロースト,(右下)モンブランのタルトと栗のジェラート

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2021年11月30日 (火)

医師会合唱団の自主練習

 私はいろんな趣味がありますが,その一つが合唱です.東京21合唱団のほかに,もうひとつメインに活動していたのが地元の医師会合唱団です.コロナ禍になって合唱は感染リスクの高い活動とみなされており,長期の活動休止を余儀なくされていました.しかし9月末に緊急事態宣言明けからの感染縮小傾向の継続を受けて,東京21合唱団は10月から活動を再開しています.

 ただ医師会合唱団の方はやや事情が異なります.医師を中心とした医療従事者が趣味で活動している団体ということで,その活動には社会的な責任を伴います.万が一というようなことがあれば世間に顔向けができないということで,こちらは残念ながらいまだに公式な活動再開を果たすには至っていません.とはいえ,ようやく感染が縮小してきた今だからこそ何かやれるのではということで,昨夜一部有志による自主練習が行われました.

Img_6809  この日集まったのは10名ほど,リアルに顔を合わせるのは約2年ぶりという方もいます.休止前の演奏会でよく取り上げていたフォーレのラシーヌ賛歌や群青などを歌いました.久しぶりのアンサンブルに一同大感激でした.

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2021年11月26日 (金)

歌劇「こうもり」

Img014_20211126155901  11月もいよいよ下旬になってきました。秋の夜長は芸術鑑賞の季節でもありますが,昨日11月25日は東京日比谷の日生劇場で行われた東京二期会オペラの歌劇「こうもり」を鑑賞してきました。

 「こうもり」はワルツ王ヨハン・シュトラウス2世によって書かれたウィンナー・オペレッタの最高峰とされる作品です.オペレッタとはセリフと踊りが入った喜劇的なオペラ作品のことで主にドイツ語圏で発達しました.イタリアの喜劇的オペラであるオペラ・ブッファではセリフ部分がレチタティーヴォになっているのに対し,オペレッタでは完全なセリフであるため,演出によって自由に変えられるというメリットがあります.特に「こうもり」の3幕に登場する看守フロッシュの独白は演出の腕の見せ所とでもいうほどたくさんの笑いの要素が盛り込まれます.日本では年末というとベートーベンの第九交響曲が盛んですが,ウィーンでは大晦日にはこの「こうもり」が上演されるのが定番です(そして元旦にはウィーンフィルのニューイヤーコンサートという流れになる).

 日本でも比較的上演頻度の高い作品で、過去に私も何度も生観劇しています。今回の公演は2017年にも行われたアンドレアス・ホモキ演出による再演でした(感染対策を施した演出ということでしたが、前回の記憶が薄れているためどの辺が違ったのかは不明 笑).

Img_6792  指揮者は川瀬賢太郎さん、新進気鋭の若手指揮者です(自分より20近く若い💦).キャストは二期会オペラの恒例であるダブルキャスト制(木土組と金日組に分かれる)で、今回鑑賞したのは木土組、主役のアイゼンシュタインには我が家でも応援している又吉秀樹さん、ロザリンデには幸田浩子さん、ファルケに宮本益光さん、アデーレに高橋維さんという布陣です.注目のフロッシュには歌手だけでなく女優やタレントとしても活躍している森公美子さんが登場しました(すごく笑えました).

 全編で3時間ほど(休憩含む)、本当に肩の凝らないオペレッタはいいなぁと改めて感じた夜でした。

Dsc_2199-1  付近の通りがイルミネーションで綺麗でした.

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2021年10月16日 (土)

東京21合唱団の練習が再開

 新型コロナウイルス感染症の第5波が収束傾向に向かう中で国による緊急事態宣言が解除されたのが9月末,その後10月に入ってもその傾向が持続していることを受け,私がメインに参加している東京21合唱団の練習がようやく再開されました.

 この合唱団では2018年10月にコンサートを終え,その後2020年10月にバッハのマタイ受難曲を目指して練習を続けてきたのですが,練習が佳境に入った2020年2月に新型コロナのあおりを受けて休止に入りました.その後感染がやや落ち着き,国のGoToキャンペーンが始まった同年9月に一時再開したのですが,11月からのいわゆる感染第3波を受けて再度休止に追い込まれたものです.その後緊急事態宣言の発出・解除を繰り返しましたが,いわゆる第3波,第4波の時は解除のタイミングですでに次の波が始まる状態になっていたため再開には踏み切れませんでした.しかし今回は解除後も収束傾向が続くことと,一般のワクチン接種が進んだことからようやく再開と相成った次第です.

 休止前には50人くらいいた団員ですが,長期の休止を挟んだことや今回比較的周知期間の短い中での再開だったこともあり,この日の参加者は15人程度と寂しいものでした(変なたとえですが戦後の焼け野原からの再開みたいな感じ).以前目標にしていたマタイ受難曲は団員数が回復しないと手が付けられないため,当面はなにか違う曲を中心にやっていく予定です.あとは感染が再拡大しないことを祈るばかりです.

Img_6323_20211019105201  写真は幻となった2020年10月のコンサートのチラシとチケットです.

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