2017年6月10日 (土)

東京21合唱団第14回コンサート

 今回は宣伝です.

Img160  自分が活動している合唱団のひとつである東京21合唱団の第14回コンサートが,来る6月23日(金)に開催されます.場所は赤坂の霊南坂教会,開演は19時です.

 日本語の讃美歌と西洋の教会音楽を柱として活動している合唱団で,今回のテーマは”主を待ち望む”として,第1部では讃美歌21とそれを基に編曲した合唱を,第2部はJ. S. バッハのオルゲル・ビュッヘライン(教会暦では待降節からクリスマスまで)をベースに,その元ネタとなったコラールも交えながら演奏します.

 そして第3部はJ. S. バッハのカンタータ131番「主よ,深き淵よりわれ汝を呼ぶ」を取り上げます.これはバッハの中では比較的初期に作られたといわれるカンタータです(有名な106番と同じころ).後期の特にライプチヒ時代のコラールカンタータとは違って,1・3・5曲目に合唱フーガが,2・4曲目がアリア付の合唱コラールという構成になっています.

 梅雨時で夏至の遅い夕暮れ,教会音楽などいかがでしょう (^.^).

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2017年6月 8日 (木)

楽劇「ジークフリート」

Img_3048  2週間ほど前の土曜日に休日出勤をして丸1日拘束されたんですが,その代休を取っても良いといわれていました.ただいつでも良いわけではなく,6月7日までの期間限定… さあどうしようと思っていたんですが,その最終日に新国立劇場で,楽劇「ジークフリート」公演があるじゃないか!というわけで,午後2時開演のマチネの公演に行ってきました.

 ワーグナーのジークフリートは彼が半生をかけて作り上げた舞台祝祭劇「ニーベルングの指環」四部作の3番目(第2夜)にあたります.ニーベルングの指環は全演奏時間が15時間を越える超大作で,演奏難度も非常に高いため,その知名度の割には演奏される機会が非常に少ない作品です.日本でも(特に4作シリーズとして)演奏される機会はめったにありません.新国立劇場での上演としては2001年から2004年にかけてでキース・ウォーナー演出による全曲演奏(いわゆるトーキョーリング)と,2009年から2010年にかけての同再演があり,自分も再演で全曲観劇しました.その後5年の歳月を経て新演出の公演が始まり,2015年に序夜「ラインの黄金」が,2016年に第1夜「ワルキューレ」が上演され,今回ついに第2夜「ジークフリートの」登場と相成ったわけです.

Dsc_1588 (写真2) ワーグナーは幕間が長いのでホワイエはちょっとした縁日状態になります

 ニーベルングの指環のストーリーを概説すると,世界を支配する力を秘めた黄金の指環をめぐる神々と巨人族,小人族そして人間の争いを背景に,英雄ジークフリートの誕生と成長,彼の死と神々の没落,気高い女性の自己犠牲による救済ということになります.

 前作のワルキューレはジークフリートを宿したジークリンデが神々の長ヴォータンの娘にしてワルキューレの一人であるブリュンヒルデによって逃がされ,一方ヴォータンの怒りにふれたブリュンヒルデは神格を剥奪されて岩山で眠りに着くところまででした.そして今回のジークフリートで,いよいよ英雄ジークフリートが登場,天真爛漫な彼が成長し大蛇を退治して指環を手に入れ,ついには岩山のブリュンヒルデの眠りを覚ますというメルヘンチックな展開です.演奏時間は3幕全体で約4時間,第1幕だけで1時間20分かかります(ジャンニ・スキッキ道化師なら全編が終わっています 笑).音楽はいかにもワーグナー的な重厚で濃密(かつ大げさ)です.

Img_3046 (写真3) 休憩が長いのは歌手の疲労を回復させるためと思われます

 ワーグナーの作品ってストーリーだけを記せば2~3行で終わるところを1時間以上引っ張るので,やたらと問答や独白が多いのも特徴です.その音楽の濃厚さと長大さから,時には「わかった。君たちの気持ちはよ~くわかったから、早く先に進んでくれ ( ゚Д゚)」と叫びたくなることもあります.特に主役とも言えるジークフリートは全編ほぼ出ずっぱりで歌い続けます.ラストの3幕後半では,ここで初登場となる,スタミナ十分のブリュンヒルデと,1~2幕出ずっぱりでかなり疲労している(だろう)ジークフリートが長大な二重唱を歌うので頭が下がります.今回のステージでジークフリートを演じたのはステファン・グールド,世界各地で活躍しているワーグナー歌いです.今回の指環連続公演ではラインの黄金でローゲを,ワルキューレではジークムントを,そしてジークフリートと次回の神々の黄昏ではジークフリートを歌っています.一方でブリュンヒルデを歌ったのはトーキョーリングや昨年のワルキューレで同役を歌った定番のテオリンではなくリカルダ・メルベートでした.

Img_3052_2 Img_3055 (写真4&5) 夕食は牡蠣!

 2時開演のステージも終演はなんと8時過ぎ,さすがに疲れました.で,終演後は新宿で牡蠣三昧の夕食をいただいたのでした(笑).

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2017年6月 4日 (日)

医師会合唱団の合宿

 現在いくつかの合唱団に所属している私ですが,その一つ小田原医師会合唱団の合宿がこの週末に行われました.

20834  場所は箱根湯本ホテル.その名の通り箱根湯本にある古いホテルです.一般に〇△ホテルのように地名がストレートな名前のホテルは創業当時他にホテルがなかったからこそ名乗れるわけで,これが後発になると○△観光ホテル○△グランドホテル○△ロイヤルホテルという風に装飾語が必要になってきます.今回の会場はそうした老舗のホテルでした.合宿初日6月3日は快晴の陽気の中会場入りしました.

16641080_1229805243783505_181497841  現在合唱団では9月の定期演奏会に向けての練習に取り組んでいます.今回は太田桜子さんの混声合唱組曲「私が一番大切にしたいもの」をメインステージに,歌謡デラックス(歌謡曲を合唱にアレンジした作品),ロシア民謡,そして宗教曲の小品をいくつかというステージ構成になる予定です.

Dsc_1579  団員みな普段は忙しい人間が多いので,こうした機会に徹底的に練習するわけです.今回も非常に充実した練習になりました.

 で,大人の合唱団の場合練習と並んで重要なのが夜の懇親会です(学生合唱団の場合はひたすら練習の音楽漬けであるが).今年も各種料理に加えて様々なお酒を堪能した晩となりました(その後二次会にも参加してお勧めの日本酒を痛飲したのでした).

Dsc_1577_2  翌日(6月4日)も朝9時から練習,昨夜のお酒の影響が残っていてちょっと具合が悪かったです(プチ二日酔いという感じか 笑).

 この日も途中1時間の昼食をはさんで夕方までみっちりと練習が行われたのは言うまでもありません.この成果は9月の定期演奏会で発揮される(ハズ)です.

Dsc_1573  合宿中にお誕生日だったドクターもいてバースデーケーキでお祝いされていました !(^^)!

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2017年4月23日 (日)

この週末は

 先日の九州の記事で温かくなり冷房が欲しいと書いたんですが,その舌の根も乾かぬうちに暖房が欲しい寒い日々に逆戻りした当地です(笑). そんな4月中旬の週末は,ウチのKが活躍するイベントが2つあったので応援がてら出かけていました.

Dsc_1467  その1は4月22日(土)午後に開催された「マーラマポノ フラショー&講演会」,これは市内で循環器科の開業医をされているドクターがやっているフラスタジオが主催して行われたショー&講演会,縁あってウチのKも参加しています.ちなみにマーラマポノ(malama pono)とはハワイの言葉で「お元気で」とか「お大事に」とかいう意味だそうです.

 前半はフラダンスのショー,ハワイ各島のイメージカラーを身に着けて様々な踊りと歌が披露されました(途中で花がばらけるというアクシデントも…).一転して後半はヒプノセラピー(催眠療法)に関する講演,講師はヒプノセラピストの中野日出美さんです.こっち方面の話題に自分は明るくないんですが,講演の中で出てきた前世療法という言葉を聞いて,昔の怪獣番組ダイアモンドアイの前世魔人を思い出してしまいました.

Img_2983  そして昨日4月23日(日)の午後はその2,「第55回木の実会&14th KONOMIKAI PartⅡ 声楽演奏会」です.こちらは合唱&声楽指導者の桑原妙子先生の門下生が日ごろの鍛錬の成果を発表する場としての演奏会です.昨年の今頃も記事にしたんですが,元々は学生の部である木の実会と大人の部であるKONOMIKAIという2つの発表会が別々にあったのが,数年前から合同で開催されるようになったという経緯があるそうです.

 私も所属している小田原医師会合唱団の指揮者の先生やウチのKを始め,団内にも師事している人がいるという縁から私も聴きに行っています.今回は学生・大人合わせて21人の方々(プラスプロの方)の発表でした.ウチのKも緊張しながらも頑張っていたと思います.

 で夜はお疲れさん会とばかりに食事に繰り出しました.この日は魚介系,岩手県産の生牡蠣や地物の活アジのお刺身が美味でした (^.^).

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2017年3月21日 (火)

ヨハネ受難曲演奏会に参加しました!

Img148  この週末盛岡に行って,当地で開催されたヨハネ受難曲演奏会に参加しました.この公演は盛岡バッハ・カンタータ・フェライン40周年記念演奏会として行われるものです.演奏本番は20日なんですが,オーケストラとの合わせは18日(土)からというわけでこの日に盛岡入りです.前日は静岡県内での出張当直だったので朝早めに帰宅,荷造りは事前に終わらせておいたため,そのまま出発となります.在来線と東北新幹線を乗り継いで15時ごろに盛岡駅に到着,待っていた母親と合流して盛岡市内お墓参りツアーへ繰り出します.そう,世間ではお彼岸なのでした.その後夕方からの練習に参加,終了後は久しぶりの実家入りでした.

 翌19日は本番会場となる盛岡市民文化ホールでの練習になりますが,この日の集合はお昼の12時半ということで久しぶりの朝寝坊,食事は朝昼兼用のブランチになりました(笑).

P3200720  集合時間ちょっと前に会場入り,いよいよステージでのリハーサルが始まります.自分にとってのヨハネ受難曲は2007年以来10年ぶり,オケの音が鳴り始めた瞬間から背筋がぞくぞくしてきます.この日はソロの楽曲も入るのでソリストの皆さんもフル参加となります.今回は40周年記念演奏会ということで,ソリストも合唱団ゆかりの方々(かつて合唱団に参加,あるいは現在も在籍している方々)です.みなさん各地で活躍されている人たちばかりなんですが,こんな人たちとド素人の自分が同じステージに立てるという合唱団の懐の深さに感謝です.

 スケジュール表だとリハーサルは夜の9時までだったんですが,順調に行ったのか5時過ぎに終了,指揮者の先生からは「明日に備えて英気を養ってください」とのお言葉が (^.^).英気を養うということは栄養を摂って気合を入れろということだろうと解釈し,市内のお肉の店に繰り出しました.

P3190713 P3190716  岩手といえば前沢牛が有名ですが,短角牛も魅力です.さしの多い前沢牛は時に胃もたれする恐れがあるので,演奏会前には赤身の短角牛の方が向いています.さらに英気を養うためにワインもいただいたことはいうまでもありません(笑).

P3200721_2  一夜明けて20日はいよいよ演奏会本番,この日は9時半に会場入りしました.ホワイエで発声練習後,ホールでのゲネプロに臨みます.本番直前ということもあり,先生からは無理をしないようにという指示を受けました.約2時間ほどでゲネは終了,昼食&休憩時間となります.朝にコンビニでサンドイッチを購入していたんですが,急に汁物が恋しくなったため駅の立ち食いそば屋に出て山菜そばをいただきました(同じパートの他の方もいた 笑).

 昼食後会場に戻って着替え,いよいよ開演時間となります.演奏の中身に関しては聴いてくださった方々にお聞きするしかないんですが,東京から駆けつけてくださった方々からもよかったと言ってもらえました(個人的には第1部の終曲,ペテロ懺悔のコラールの後,指揮者やソリストが退場する際に拍手無しというのが感動しました.音楽の中身的には拍手する雰囲気じゃないので,お客さんも雰囲気を感じたのでしょうか).

P3200724  終演後は近くのホテルでレセプション,お酒をいただきながらオケやソリストの方々のお話を伺いました.宴はまだまだ続きますが自分は翌日から通常業務のため,19時半過ぎに退出,新幹線に乗り込んだのでした(駅で偶然にも東京の合唱団の人達と再遭遇 笑).はやぶさ号に接続するこまち号の遅れで東京着が10分遅れ,さらに接続の東海道線が人身事故でストップするなど自分に責任のないアクシデントはあったものの,なんとか帰宅できました.こうして2017年自分にとっての10大ニュースの上位に来るだろう演奏会は終了したのでした.

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2017年2月23日 (木)

ヘンデルの誕生日

 立春が過ぎて,寒さと温かさが入れ代わり立ち代わりしている感じの当地です.

Img_0  今日2月23日はバロック時代を代表する作曲家,G. F. ヘンデルの誕生日です.1685年の2月23日にヘンデルは今のドイツの東部にあるハレという町で生まれました.彼の父はわが子に法律を学ばせようと大学に入れましたが,ヘンデル自身は法律よりも音楽に興味があったようで,父の反対を押し切って音楽の道に進むことになります(彼と同年生まれの大作曲家J. S. バッハが音楽一家だったのと対照的です).

 まずは1703年に北ドイツのハンブルグにあるオペラ劇場の奏者となりました.ここでオペラの作曲も始めています.1706年から1710年にかけて音楽修業のためにイタリアに行き,ローマ,ナポリなどを遊学しています.この時当時イタリアで著名だった,A.スカルラッティの薫陶を受けたそうです.

 1710年に帰国したヘンデルは北ドイツにあるハノーヴァー選帝侯の宮廷楽長に招聘されました.ちなみに選帝侯とは,神聖ローマ皇帝位の選挙権を持つ有力な諸侯のことです.25歳でこんな重要な宮廷の楽長になったのですから,大出世といえます.しかし彼は就任して間もなくロンドンに渡りました.そしてこの地で新作のオペラを発表したのですが,これがウケて大いに気を良くしたようです.

 1711年にいったんハノーヴァーに戻りましたが,ロンドンでの成功の記憶が忘れられなかったのか,なんと宮廷楽長に在職のまま再びロンドンに渡り,以後二度とドイツに戻ることはなかったのです.言ってみれば仕事を放り投げて外国に逃げてしまったようなものです.雇い主のハノーヴァー選帝侯はどんな気分だったのでしょう.

 しかし事実は小説よりも奇なりと申しますか,その後すごいことになるのです ( ゚Д゚).

 1714年イギリス国王アンが急死し,17世紀以来のスチュアート朝が断絶してしまいます.イギリス議会では各地にいる,スチュアート家の親戚筋から新国王を探すことになったのですが(18世紀当時のイギリスではすでに国の主権は議会に移っており,国王は君臨すれども統治せずの存在になっていた),そこで白羽の矢がたったのが,なんとかつてヘンデルが捨て去った(笑)ハノーヴァー選帝侯その人でした.実は選帝侯ゲオルグはスチュアート家の血を引く人物だったのです.こうして選帝侯ゲオルグが新イギリス国王ジョージ1世としてイギリスにやってくることになったのです(ドイツ語のゲオルグが英語ではジョージになります).この時に過去のいきさつから新国王と非常に気まずい雰囲気になったヘンデルが,国王と和解するために作ったのが有名な水上の音楽と言われていますが,これは事実ではないようです.

 いずれにせよヘンデルはその生涯の大部分をイギリスで過ごし,1727年には正式にイギリスに帰化しました(名前もドイツ式のゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルからイギリス式のジョージ・フレデリック・ハンデルになります).1759年4月14日に亡くなり,その遺体はウエストミンスター寺院に埋葬されています.

 生前のヘンデルはオペラ作曲家として知られていましたが,その後彼のオペラは忘れ去られてしまい,メサイアなどのオラトリオ作品や協奏曲などが代表作とされるようになりました.しかし近年になり再び彼のオペラにも光が当てられるようになり,実際に上演される機会も増えています(今年のNHKニューイヤーオペラコンサートでもBCJによるヘンデルのオペラの一部が演奏されたのが記憶に新しい).

 そんなヘンデルのオペラ作品でもっとも有名なものが,歌劇「クセルクセス」でしょう.クセルクセスとは古代のペルシャ戦争期のペルシャ王です.この作品の冒頭に登場するクセルクセスによるアリアが非常に有名な「Ombra mai fù(オンブラマイフ)」です.この曲は一般にソプラノによって歌われる作品ですが,実は役柄であるクセルクセスは男性です.男性のアリアをどうしてソプラノが?と思いますが,これは「アリアは華やかでなければならない」という当時の風潮に原因があります.より高音の方が華やかだということで,当時は少年期に去勢することによって,成人してからも変声期前の声質で歌える男性歌手がたくさんいたのです(こういった歌手をカストラートといい,男性並みのスタミナとパワーで女性の声で歌うという現代では再現できない歌手だったとされています).このアリアを歌うクセルクセスもカストラートの役柄だったわけです.

 日本でこの曲が有名になったのは,なんといっても1980年代に放送されたキャスリーン・バトルが歌うニッカウィスキーのCMでしょう.故・実相寺昭雄の映像とともに歴史に残るCMじゃないかと思います(この時代,酒のCMにクラシックというのがたくさんあったと思います).

 ちなみに2月23日は日本の皇太子殿下の誕生日でもあります.なので順当に行くと,いずれこの日は祝日になることが予想されます.2月下旬の祝日があってもいいなと単純に思ったのでした.

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2017年2月14日 (火)

歌劇「蝶々夫人」

Img135  今日2月14日はバレンタインデー,日本ではお菓子屋さんの陰謀デーとして知られています.職場では義理チョコが飛び交うわけですが,チョコレート自体にあまり興味のない自分は,「どうせ飛び交うなら義理チョコじゃなく義理ワインや義理ビールならいいのに」と思ってるんですが,残念ながらそういう世の中にはなりそうにありません(^.^).そんな2月14日からもう10日以上前の話なんですが,2月2日の夜,新国立劇場でプッチーニの歌劇「蝶々夫人」を観劇しました.

 19世紀末から20世紀初頭に活躍したプッチーニは,ロッシーニからベルリーニ,ドニゼッティ,ヴェルディと連なるイタリアオペラの本流となる作曲家です.出世作となった「マノン・レスコー」から「トスカ」,「ボエーム」,絶筆となった「トゥーランドット」まで非常に人気の高い作品が多く,現在でも世界中の歌劇場で重要なレパートリーになっています.

 この「蝶々夫人」はそんなプッチーニの絶頂期とでもいえる1904年に初演された作品です(作曲順で言えばボエーム,トスカの次).日本の長崎を舞台にした蝶々さんの悲恋をテーマにした作品です.随所に日本の旋律が使われていることもあり,日本ではとりわけ有名な作品となっています.新国立劇場でも栗山民也さん演出の舞台は定番のレパートリーとしてこれまで何回上演されたかわからないほど取り上げられています.今回の蝶々さん役は安藤赴美子さん,素敵なステージに仕上がっていました.

 で,自分的にもこの「蝶々夫人」は非常に思い入れの深い作品です.それは学生時代に市民オペラに参加する機会があって,そこでこの作品に触れているからです.客席で聴くのももちろんですが,舞台に参加するのも夢のような瞬間で懐かしいのでした.

Img_1  写真は1995年,右端が当時の私です(蝶々さん宅の下男役でした.その隣の女性が蝶々さんの侍女のスズキです).

 ところで日本ではプッチーニはとりわけ人気の高いオペラ作曲家のように感じますが,それは彼の叙情的な音楽が日本人好みなところもあるのでしょうね(絵画の世界における印象派は日本人に人気があるのと共通してるかも).

C3qq3fyvcaa3p2zjpg_large  終演後はレストランでディナーをいただきました \(^o^)/.

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2017年2月13日 (月)

3・11祈りのコンサート

Img146  1週間前はラオス旅行だったわけですが,この週末は趣味中心の活動となりました.まず土曜日は東京の合唱団の強化練習,終了後は例によって宴会となりこの日はそのまま都内に宿泊です.そして明けて2月12日は仙台へ,数年前から3月11日に仙台で開催される「祈りのコンサート」のオケ合わせに参加するためです.

 このコンサートは2011年3月11日に起こった東日本大震災で犠牲になられた方々を悼み,再生への祈りを込めて行われるもので今年で4回目になります.演目はモーツァルトの最後の作品であるレクイエムニ短調K.626,震災の起こった14時46分に黙とうを捧げ,その後演奏になります.入場は無料,コンサートの趣旨に従い普通のコンサートでは行われる拍手は遠慮させていただいています.合唱とオケは東北地方を拠点としている団体や個人,私も東北の合唱団に籍がある関係で可能な限り参加しています.今年は土曜日なので,お近くのかたはいらしていただけると幸いです.

 

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2017年1月23日 (月)

演奏会と牡蠣

 正月から結構仕事漬けで,新年になってから遊びで出歩く機会がなかった自分ですが,昨日の日曜日はホント,久しぶりに遊びに出かけた一日でした.

 この日はまず,大学合唱団時代の先輩が参加している合唱団(モーツァルト記念合唱団)の演奏会を聴くために錦糸町に向かいました.

Dsc_1280  演目はバッハのロ短調ミサ曲,合唱曲,特に宗教曲を愛好する人間にとってはあこがれの存在みたいな曲ですが,もちろん自分もムチャクチャ好きな作品です.今回は古楽器を用いたバージョンでした(古楽器のピッチだとA=415Hzくらいになるので,一般のものより半音程度低く,ソプラノやテノールには歌いやすくなる).

 ちなみに,ここの合唱団の合唱アシスタントが知っている人で,世の中狭いなと感じたのでした.会場では大学時代の先輩や後輩の姿もあり懐かしかったです.

 で,終演後は横浜に移動,2017年初の贅沢をということで牡蠣をいただきました!(^^)!).

Dsc_1282  牡蠣というと,自分的には松島や三陸,北海道の厚岸がイメージされるんですが,この日の牡蠣は西日本のものでした.生はもちろんですが,焼きや蒸しなどいろんなパターンでいただいたのは言うまでもありません(もちろんワインも 笑).

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2016年12月23日 (金)

クリスマス・ソングの集い2016

 今年は12月23日が金曜日なので,土日が休みである場合クリスマスの3連休という人も多いと思います.自分の場合基本的に暦通りなので3連休になるハズだったんですが,24&25日は当直が入ってしまったため,フリーなのは23日のみです(まあクリスマスは休みたいという人が多いので,恩を売る絶好の機会ではある (^.^)).

 そんな23日は毎年恒例となっている医師会合唱団のクリスマス・ソングの集い(略してクリソン)に参加してきました.みんなで集まって出し物をしたり歌ったりという企画です.音楽ももちろん楽しいのですが,このイベントには料理の上手な団員製作のカレーやパスタ,他のドクターから差し入れられる美味い酒なども豊富にならび,そっちの方も楽しみなのでした.

Dsc_1255  13時に始まった会は各自が繰り出す出し物等(歌だけではなく楽器もあり)で盛り上がり,お開きとなったのは19時,実に6時間も続いたのでした.で,その間ひたすらに飲み続け,はしゃいでいた自分は予定通り夜は具合が悪くなっていたのでした ((+_+))(まあその辺までも含めてクリソンという).

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