2026年2月22日 (日)

Okapuka Safari Lodge

 この週末は郊外にあるOkapuka Safari Lodgeに滞在していました。ここは自宅から1時間程度で行けるお手軽な自然保護区です。ウィントフックから北に向かう国道A1号(ナミビア唯一の片側2車線の高速道路)でオカハンジャ方面に進むこと30分強、インターを降りてすぐにロッジのゲートがあります。ここで係員に予約名を告げるとゲートが開き中に入ることができます。ゲートからさらに15分ほど行くとレセプションがあり、そこで受付をして部屋に案内されました。

Img_7583 Img_7514  部屋に荷物を置いてまずはロッジを散策、この日はあいにくの曇り空というわけで気温は低め、プールがあったものの寒いため遊泳は断念しました。ロビーでビールを飲んで一休み、付近にはロッジに飼われていると思しきダチョウが座り込んでいました(笑)。その後こういう場所では定番のゲームドライブに参加します。

Img_7516  この日は我々を含めて8人ほどの参加、さっそく保護区内を走ります。国立公園と違って動物の密度が高いのが保護区の魅力です。少し行くとさっそくシマウマやレイヨウなどの群れがいます。その後もサイやダチョウ(ロビーにいた個体の親戚かは不明)、キリンなどを見ることができました。2時間ほど回った後はサンセットタイム、この日は太陽の姿は見られませんでしたが、ワインをいただきました。

Img_7522 Img_7526 Img_7530 Img_7537 Img_7559 Img_7573  ロッジに戻ったあとは夕食です。この日はチョイスメニューなので、私は前菜がイカフライサラダ、メインはパスタにしました。

Img_7579 Img_7580  翌日も晴れたらプールにでも行こうかと思ったのですが、この日も曇りでした。というわけで残念ですが早めの退散、家に戻ったのでした(一般に当地は午後に雨が降る傾向が強く、万一大雨だった場合悲惨なことになるため。

 こうしてつかの間の保護区での週末でした。

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2025年12月30日 (火)

オコンジマ旅行③

Img_7397(写真1)早朝のロビー

 センザンコウ観察から一夜明け、12月29日になりました。この日は早朝出発のツアーに参加するため、5時起きです。まだくらい中身支度をしてロビーへ、6時にドライバーと合流してそのまま出発しました。昨夜はその後も結構雨が降っていたので、朝になれば晴れるとはいえ、道路は結構水があります。そんな中を進んで行くと、シマウマの群れが横断して行く様子が見られました(これだけ水があると活動も活発になる模様)。その後もスプリングボックやオリックスなどの草食獣中心に観察していきます。そして徐々に奥地に入っていくと、なんとサイの姿がありました。ただ我々の気配を感じて反対側に行こうとするため、どうしても後ろ姿しかみえません。ドライバーが反対側に回り込んで正面が見える位置を取ろうとするのとのせめぎ合いになっていました(笑)。

Img_7405 Img_7411 P1010933 P1010942 P1010966 P1011001_20260124153501 P1011030 Img_7425_20260124153501  (左上写真2)シマウマの横断、(右上同3)日の出、(左中1同4)スプリングボックとイボイノシシ、(右中1同5)シマウマとバブーン、(左中2同6)サイ、(右中2同7)オオミミギツネ、(左下同8)アフリカオオノガン、(右下同9)キリンの横断

 サイを観察した後は付近にいたオオミミギツネ(昨日も見たやつ)やキリンの集団などを目撃しました(キリンの集団が目の前を横断する様は、ゾウほどではないものの迫力があります)。そんな感じで3時間ほどでツアーは終了、ロッジに戻って朝食となります。この日もハムエッグを焼いてもらいました。

P1010928 P1010920(左写真10)シマウマ、(右同11)ジャッカル

 朝のツアー中は晴れていた天気も、お昼頃から雲が広がり始め午後にはまた雨降りになりました。雨季だから仕方ないですが、さらには雷も鳴り始めたためこの日はプールは断念し、部屋でまったり過ごすことにしました。雨でレストランまで行くのもおっくなので、この日のランチは持参した日清カップヌードルにしました(アフリカで食べるとこれまた格別)。外を見るとスプリングボックが雨の中じっと立っていました。

 そうこうしているうちに夕方になりました。雨足は緩んでいます(晴れてはいない)。そろそろ活動をというわけでまずは夕食、この日は前菜が何かムースっぽいもの、メインはビーフステーキ、デザートはキャラメルっぽいものでした。食事を終えて少しして係員と合流、この日は朝だけではなく夜のツアーにも参加するからです。

Img_7431 Img_7432 Img_7433 Img_1399(左上写真12)前菜、(右上同13)メイン料理、(左下同14)デザート、(右下同15)フクロウ

 夜のドライブですが、動物を驚かせないために前照灯は点けず、赤ランプのみで周囲を探りながら進んでいきます(ドライバーさすがだな)。主に夜行性の動物を探します。早速現れたのはフクロウ(定番です)。スマホのカメラではどうしてもピントが合いませんでした。続いてはハイエナやオオミミギツネが出現、昼間に見るのとはまた趣が違います。その後はレイヨウやシマウマ、キリン、ウサギ、水たまりにカエルなどが活動していました(昼間と違い道路にバンバン出てくる感じ)。こうして約2時間夜のドライブを堪能しました。

Img_1407 Img_1429 Img_1469 Img_1457_20260124162201(左上写真16)ハイエナ、(右上同17)オオミミギツネ、(左下同18)ウサギ、(右下同19)キリン

 終了後は部屋に戻ってお休み、翌12月30日はゆっくりしてチェックアウト後家に戻ったのでした。久しぶりの動物三昧の旅行、ナミビアならではとも言えますが素晴らしいものです。

Img_7446 Img_7447(左写真20、右同21)帰路にもシマウマやキリンがいます

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2025年12月28日 (日)

オコンジマ旅行②

 一夜明け12月28日になりました。雨季の時期なので夜中には雨が降っている音が聞こえましたが、朝には止んで青空が広がっています。身支度をして朝食へ、会場は昨夜の夕食会場の外になります。パン、ハム、チーズ等のブッフェスタイルに加えて卵料理のコーナーもあり、この日はオムレツを焼いてもらいました。なかなか美味しかったです。

Img_7373(写真1)朝食のオムレツ

 朝食後にすることは、この後のアクティビティの予約です。ここのアクティビティはその日の午後以降、翌日午前までの予約を朝食から夕方まで受け付けるというスタイルです(なので明日の午後以降分は明日予約しなければならない)。この日はここの目玉とでも言うべき、センザンコウの予約にチャレンジしました。係員によると、席は空いているが、このツアーは何時に行われるか未定であること、開催はおそらく夜になるので、強は早めに夕食を摂って部屋で待機していること、開催時刻になったら電話で知らせるとのことでした。まずは予約を入れたのは言うまでも無い。思うにセンザンコウがどこにいるかが分かりずらいので、見つかり次第出発という流れだろうと推察したのでした。

 センザンコウが何時なのかが読めないため、この日は他のツアーは入れずにのんびりすることにします。そういえばロッジのサイトにも、センザンコウツアーに参加する場合は最低2泊はすることと書いてあったのは、開催時間が読めないため1泊2日では無理だからでしょう。

P1010881 P1010873(写真2、3)鳥

 ともかく夕方までは時間がたっぷりあるので、まずはロッジの敷地内を散策することに。部屋からイボイノシシの姿が見られることは昨日の通りですが、ジャッカルがその辺の道路を徘徊しているのが面白いです(なんか北海道の観光地を徘徊しているキタキツネ感があります)。その他レイヨウ類も見かけますし、様々な種類の鳥も見られました。

P1011001 Img_7378(左写真4)ジャッカル、(右同5)ランチのパスタ

 そんな感じの散策で午前中は終了、レストランでランチを摂った後、午後は気温が上がってきたことからプールでまったりすることに。乾季のナミビアのプールは水温が低くて遊泳には厳しいことが多いのですが、雨季のこの時期は比較的水温もぬるく入りやすい特徴があります。お風呂気分で入浴していると気持ちがいいのですが、外気が乾燥しているため、水面上に出ると皮膚の水分が一気に蒸発して気化熱を奪うため非常に寒く感じます。なのでなるべく長く水に浸かっていたくなります。そんなこんなで遊んでいるうちに空には雲が広がり、やがてポツポツと雨が降り出しました。雨季なので仕方ないですが、気温も下がってくるのでそろそろ上がることにして部屋に退散しました。

Img_7376(写真6)プール

 その後雨脚は徐々に強まり、さらには雷も鳴り始めます。この日午後からツアーに参加した人たちがどうなったか心配になります。雨は強くなったり弱まったりしますが止む気配はありません。こりゃ夕食まで部屋でまったりするしかないなと、読書をしたりして過ごします。5時近くになりそろそろ夕食に行こうかと思っていたら、突然部屋の電話が鳴りました。出てみるとフロントからで、これからセンザンコウツアーが始まるのでドライバーが部屋に向かうとのこと。夕食後の夜だとばかり思っていましたが、どうやら今ならセンザンコウがいると判断したようです。待つこと数分で1台のランクルが登場、乗り込みます。この日は他の参加者はおらず貸し切り状態でした。

Img_7382(写真7)雨が降る中出発

 出発したものの雨は降り続いています。普段は吹きさらしのランクルも幌を張り、さらには雨具も用意されました。どこをどう走ったか分からないコースを進み、やがて停車します。そこには別の係員が先行していて、その指示に従って歩いて行きます(幸いこのタイミングで雨が止むという運の良さマックスの自分 笑)。センザンコウは非常に臆病な生き物なので、なるべく足音を出さないよう、また無駄口をたたかないでそっと進みます。そして係員が藪の中を指さしました。どうやらここにいるようです。のぞいてみたら、おー、確かにウロコに覆われた生き物がいます。予備知識が無いとアルマジロか何かと間違われそうですが、これでもれっきとした哺乳類なんだそうです。

Img_7388 Senzan(左写真8)藪中にいます、(右同9)センザンコウ登場

 藪の中でよく見えないので係員の指示で一旦退却します。こうすると安心して開けた場所に出てくる可能性があるからとのこと。数分待っていたら係員が手招きしています。どうやらチャンスのよう。恐る恐る行ってみると、ついに開けたところを歩いているセンザンコウを観察できました。ロッジのサイトでは「必ずしも見られるとは限りません」と書かれていたので、これはラッキーだなと思ったのでした(センザンコウはアジアとアフリカに生息していますが、ウロコ目的の密漁が横行していて、今では絶滅危惧種になっています)。

Img_7392 Img_7393 Img_7394 Img_7396(左上写真10)前菜のアスパラ、(右上同11)メインのチキン、(左下同12)デザート、(右下同13)夜道のジャッカル

 今季の目玉であるセンザンコウを観察して大満足の我々はそのままロッジに戻ります。再び雨脚が強まってきたので、部屋ではなく直接レストランに送ってもらい、そのまま夕食に流れます。ここの夕食はメインが2種類からチョイスのコース料理、この日はチキンをメインに選択しました。

 食事後外に出ると雨は止んでいます。そのまま歩いて部屋に戻ったのでした。

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2025年12月27日 (土)

オコンジマ旅行①

 2025年も年の瀬が迫っていますが、この年末年始は一時帰国等、遠方への旅行の予定はありません。その代わりといってはなんですが、当地からさほど遠くないところにあるオコンジマ自然保護区で数日滞在することにしました。

 場所は首都ウィントフックから北へ250キロほどにあるオチワロンゴの少し手前の草原地帯です。この保護区には豹やハイエナはもちろん、センザンコウというウロコに覆われた貴重な哺乳類が生息していることで知られています。以前から大の動物好きであるウチのKが、ぜひ行きたいと言っていた場所です。ロッジタイプとキャンプサイトがありますが、今回はロッジタイプを予約しました。

 2025年12月27日の午前中いよいよ出発です。家から主要道路に入って北上します。ここはA1道路という片側2車線の日本でもおなじみの高速道路タイプの広い道です。ただ日本と違うのは時々歩行者が歩いているほか、牛や羊などの家畜の姿も見られると言うところです(言われてみればどこにも自動車専用とは表記されていない 笑)。そしてA1で70キロほど行った先のオカハンジャという町で給油をしてさらに北上です。Google mapのアナウンスでは「この先150キロ道なりです」という日本ではあり得ないセリフが聞こえてくる瞬間です。ここからはB1道路と呼ばれる片側1車線の道路で、先ほどのA1に比べると狭いですが、それでも大草原の中をひたすらまっすぐに走っているので快適なドライブが楽しめます(対向車もあまり来ない)。

Img_7329 Img_7377(左写真1)ゲートを過ぎるとすぐに登場、(右同2)ロッジの入り口

 そしてGoogleの言うように150キロ地点で左折です。ここまで家から200キロほどですが、基本的に速度制限120キロの信号のないまっすぐな道路なので約2時間の行程でした。メイン道路から左折するとまずは保護区のゲートがあります。ここで宿泊者である旨を伝えると名簿で照合、OKが出るとゲートが開いて中に入れます。ここから先は砂利道ですが、さすが整備された保護区らしく走りやすい道です。周囲は草原ですが、ふと見るとさっそくシマウマやスプリングボックの姿がチラホラと、早くもサファリ気分が盛り上がります。こうしてさっそく動物を観察しながらゆっくりとロッジに向かいます。おそらくゲートからまっすぐ行けば30分ほどかと思いますが、途中の動物を観察しながらだったので結局1時間くらいでロッジのレセプションに到着、ここでチェックインの手続きをします。併せてこれからのアクティビティの相談です。目玉のセンザンコウツアーについては本日は開催時間が無いとのことで明日以降に、この日は夕方4時から豹を観察するツアーに参加することにしました。

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(左同3)部屋、(右同4)部屋から見える景色

 その後部屋へ移動です。ロッジは空調も効いている他、冷蔵庫もあるなどかなり充実していました(あと部屋でもWifiが使える)。目の前には草原が広がり、遠くにはイボイノシシの姿が見えます(夜になれば色々出てきそうな感じ)。その後はしばしゆったりして、時間になったのでレセプションの集合場所で、この日のツアーに参加するのは我々の他に欧米系の観光客が3組でした。完全野生の豹を見つけるのは相当難易度が高いのですが、当地は保護区なので一部発信器が取り付けられた個体がいます。ツアーではアンテナでそうした電波を拾いながら豹を探していきます。途中他の動物も観察しながら徐々に近づいていき、ついに水場で1匹の豹を発見、一同懸命にシャッターを押したのはいうまでもありません。しかも同時にハイエナも現れるというサービスぶり、かくして豹とハイエナが1枚の写真に収まるという素敵な光景となったのです。

P1010622 P1010786 P1010771 P1010847 Img_7365 Img_7366   (左上写真5)ヒョウ、(右上同6)ヒョウとハイエナ、(左中同7)オオミミギツネ、(右中同8)レイヨウ、(左下同9)ドリンクタイム、(右下同10)夕日

 その後ドリンクとつまみをいただきながらサンセットを見るという定番コースでツアーは終了、ロッジに戻ります。そのまま夕食になだれ込み、この日のコース料理をいただいたのでした。

Img_7368 Img_7369 Img_7370 Img_7371(左上写真11)レストラン、(右上同12)前菜のパルミエ、(左下同13)メインのビーフ、(右下同14)デザートのチョコレートポット

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2025年6月23日 (月)

エトーシャ旅行③

 明けて2泊3日のエトーシャ旅行最終日になりました。まずは朝食、せっかく温かい卵料理を作ってくれるのですから、この日もオムレツメインの朝食になりました。この日の日程は基本的に家に帰るというものですが、来た道を引き返すのは芸がありません。引き続き公園内を散策しながら、帰路は往路とは違ったゲートからでることにしました。

Img_6250_20250831152501(写真1)最終日の朝食

 チェックアウトを済ませて公園内を東に進みます。周囲を見渡しながら走っていくと、途中シマウマの群れに遭遇しました。そこからさらに東に進むと2023年の秋に宿泊したHalali Resortに至ります。せっかくなので、ここでトイレ休憩を済ませさらに東に進みます。しばらく走ると前方に大型バスや複数の車が止まっているのが見えます。注意してみるとみんな一転の方向を凝視している様子、何かがいるようです。自分もそこに停車し人々の視線の方に目をやりました。そちらの方向には2羽のダチョウの姿がありましたが、ダチョウごとき(笑)にみんなこれだけ関心を寄せるはずがありません。その方向をさらに凝視すると…

 なんか、獣がいます! どうやらチーターのようでした。茂みに潜んでいる様子ですが、おそらくはダチョウの手前にいるレイヨウを狙っているのかと思いました。その後さらに東へ進み途中キリンを目撃しながら、国立公園の東の出入り口であるNamutoni Gateから退出したのでした。

Img_6258_20250831151901 P1010293_20250831151901 P1010297 P1010285(左上写真2)シマウマ、(右上同3)レイヨウの仲間、(左下同4)キリン、(右下同5)ダチョウの右下の茂みにチーターがいます 

 ここから先は舗装された快適な道です。近くの町で給油を行い、一路B1号線を南下、1時間ちょっとでツメブの町に到着します。ちょうどお昼時ということで、2年前のエトーシャ旅行の際に寄ったホテルのレストランで昼食にしました(前回はドライバー付きだったためアルコールありでしたが、今回は自ら運転なのでアルコールなしです(笑)。メニューも2年前とさほど変わりがなかった印象でした。

Img_6259 Img_6260(左写真6)メニュー、(右同7)昼食のパスタ

 その後はひたすら家路を目指します。日没前に家に着くを目標にしていましたが、なんとかギリギリ達成できました。こちらに来てから2度目のエトーシャ旅行でした。

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2025年6月22日 (日)

エトーシャ旅行②

 一夜明け5月25日になりました。朝起きて身支度を整えるとまずは朝食です。Okakuejo Resortの朝食はパン、ハム、チーズといった定番ものに加えて、温かい卵料理も作ってくれるのが魅力です。この日はオムレツを頂きました(自分の年齢だとオムレツがあれば、あとはほぼ飲み物だけで十分)。

Img_6182  朝食後はこのロッジのランドマーク的な建造物である塔に登ってみることにします。ヨーロッパなどによくあるタイプの内部の螺旋階段で登っていくタイプの塔です。それほど高さがあるわけでもないのですが、日頃の運動不足のせいか、結構堪えました(笑)。屋上からは周囲360度がよく見渡せます。どの方向を見ても地平線が広がっています。日本では地平線なんて北海道の根釧原野でかろうじて観られる存在ですが、ここでは至る所が地平線なのが素敵です。

Img_6185  その後午前中は自力で国立公園内を回ってみることにします。昨夜ツアーで走ったコースをメインに回ってみました。プロの目がないので小さい生き物やはるか遠方の動物など発見できるはずもありませんが、それでもスプリングボックやシマウマの姿が見られました。

Img_6197 Img_6200  その後は昼食タイム、この日は午後からガイド付きドライブに参加するためもう運転の予定はなく、さっそくビールを頂きます。食事の内容は前菜がスープ、メインがお肉、デザートにアイスクリームというパターンになりました。食事後はしばし周囲を散策したりプールに寄ったりして過ごします。そして午後3時にゲームドライブが始まります。

 日中のドライブということで、いろんな動物が見られるのではないかと期待して出発します。出発早々、ジリスがたくさんいるエリアがありました。ジリスといえば以前ナミブ砂漠のあるソッサスフレイに向かう途中のソリテアという集落でジリスの群れに遭遇しましたが、あそこのジリスはかなり人慣れしている印象でしたが、こちらはより野生感のある感じでした。その後もスプリングボックの群れやオリックス、ヌーといった定番の草食獣に加えてシマウマ、キリン、さらにはサイやゾウの姿も拝むことができました。また肉食獣では遠方ではあったものの、ライオンとジャッカルを見つけられたのは良かったです。そのほかいろんな鳥も見られました。

P1010003 P1010090 P1010077 P1010225 P1010135 P1010111 Img_6223  P1010037 P1010220 P1010238(1段目左)ジリス、(同右)スプリングボック、(2段目左)ヌー、(同右)オリックス、(3段目左)サイ、(同右)キリン、(4段目左)ゾウ、(同右)シマウマ、(5段目左)ライオン、(同右)ジャッカル

 充実のドライブから戻るともう夕食の時間です。昨日はナイトツアーに参加するため駆け足だったのですが、この日はゆったりとワインを飲みながら過ごしたのでした(メインはこの日も肉 笑)。夕食後昨夜とは違ったルートで部屋に戻ろうとしたら道に迷い、キャンプ場の方に入ってしまいました。仕方ないのでもと来た道を戻ろうとしていたら偶然係員が通りかかったのでそのまま連れて行ってもらえました。

Img_6238 Img_6248_20250831134501(左)夕食のワイン、(右)水場のゾウ

 部屋に戻った後、せっかく近くにあるのだからと水場に寄ってみたら、なんと!ゾウが来ていました。やっぱり夜になると水が欲しくなるようです。

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2025年6月20日 (金)

エトーシャ旅行①

 日本では4月末から5月上旬にかけて大型連休があり、GWと呼ばれます。実はナミビアも5月は連休の季節で、月初と月末の2回連休があります。月初は5月1日のメーデーと5月4日のCassinga Day(1978年に当時アンゴラのCassinga村にあった南西アフリカ人民機構の難民キャンプが南アフリカ軍の攻撃を受け多数の難民が殺害された事件を偲ぶ日)を中心に土日の休みを併せた連休です。この連休を使って我が家では昨年はリューデリッツへ、今年はエプパの滝に旅行に出かけました。一方の月末の連休ですが、こちらは5月25日のアフリカの日、5月28日のジェノサイド追悼の日と土日を含む連休となります。こちらは今年から制定されたジェノサイド追悼の日が加わったことではっきりした連休となり、さらに今年は5月29日が昇天祭の祝日だったためにより大型の連休となったものです。せっかくだから出かけようと言うことで、今回はエトーシャ国立公園に繰り出すことにしました。ここに行くのは2023年秋以来2回目です。前回はドライバー付きのツアー参加だったんですが、今回は自力で行くことにしました。

P1010015_20250831115401(写真1)オチワロンゴ手前にある2つの山

 5月24日朝に自宅を出発、一路北を目指します。この道は5月初旬にエプパの滝に行った際も通っているコースです。オカハンジャを過ぎてしばらく行くと2つの円錐形の山が並ぶ光景が見られます。その先のオチワロンゴにて休憩&給油をします(ここまでで約250キロ)。この町はガソリンスタンドがたくさんあって迷うのですが、大抵は何も考えずに適当に入ります(笑)。オチワロンゴは交通の要衝で、北西のオウチョ方面、北東のツメブ方面、南西のオマルル方面に分岐していますが、この日は北西のオウチョ方面へ進路を取りました。2時間弱でエトーシャ国立公園に入るゲートのひとつであるアンダーソンゲートに到着となりますが、その直前にあるガソリンスタンドで燃料を満タンにします(この先の公園内でガソリンが入れられるか不明なため)。その後ゲートへ、ここでは滞在時間(日帰りか宿泊か)を申告して登録票をもらいます(日帰りの場合はここで入場料を払うが、宿泊の場合は宿泊先で払う)。ゲートを抜けるともう国立公園内ということで、ここから先は何が出てきても不思議ではありません(笑)。とはいえ世の中そんなにうまくいくはずもなく、これといった動物もいないまま本日の宿泊先であるオカクエジョロッジに到着しました。

 レセプション前に車を止め、まずは受付です。先ほどの登録票を提出して公園の入場料を支払い、領収印をもらいました(これは最後に退出するまで大事に取っておく)。その後部屋のキーを受け取り車を部屋の近くに回します。今回の部屋はなんと!水場のすぐそばです。昨年9月に来た際はゾウがたくさんいたんですが、この日はまだ姿は見かけませんでした。

Img_6167_20250831115501 Img_6168(左写真2)Okakuejoの象徴的な塔、(右同3)夕食のポルトガル風ステーキ

 さて、今回2泊3日の滞在となるわけですが、どのように過ごすのかが重要です。エトーシャ国立公園は未舗装とはいえ、それなりに道路が整備されているため自力での観光も可能ですが、動物を見つけるにはやはりプロのドライバーがいた方がいいだろうと考え、初日の夜のナイトツアー、2日目のお昼のゲームドライブに参加することにしました(本当は初日の夕方のゲームドライブを狙っていたんですがすでに満員でした 涙)。というわけでしばらく周囲を散策、その後早めに夕食にします(ツアーの出発時間があるため)。この日のメインはポルトガル風ステーキにしました。ワインも注文したのは言うまでもありませんが、この後があるためボトルではなくグラスにしました。

 そしてナイトツアーの始まりです。主に夜動き回る動物を探すツアーです。夜間に動物を刺激しないため赤いライトを照らしながら進みます。この日はフクロウやゾウなどの姿を見ることができました(去年はあれだけたくさんいたゾウが貴重な印象で、これも季節性のためかと感じました)。

Fukuro Img_6178(左写真4)フクロウ、(右同5)ゾウ

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2025年6月 4日 (水)

飛鳥Ⅱ

 ちょっと前の話題になります。

Img_4995(写真1)クルーズ船飛鳥Ⅱ

 日本郵船が所有しているクルーズ船飛鳥Ⅱが今年の4月にナミビアのウォルビスベイ港に初入港したのですが、その際に縁あって船内見学をさせていただく機会を得ました。

 飛鳥Ⅱといえば日本を代表する豪華客船です。様々なクルーズが行われていますが、この世界一周クルーズは最も安価な客室でも5~600万円はするというからたいしたものです。個人的には船そのものよりも、どんな人たちが乗船しているのかに興味があったのですが、残念ながら(?)ほとんどの乗客は観光のために上陸しており、船内はガランとしていました。

Img_4959 Img_4942 Img_4985_20250610213601 Img_4964(左上写真2)甲板のプール、(右上同3)和室、(左下同4)講演会場、(右下同5)フロント

 係員に案内されて各施設を見学、映画館やステージ、カジノ(のようなもの。イメージは景品交換所のないパチンコ店? 飛鳥Ⅱは日本船籍のため日本の法律が適応され、いわゆるカジノは営業できない)、ジムのほか、将棋や囲碁ができる和室や大浴場まであるのが日本の船という感じでした(大浴場は利用者がいたため見学できず 笑)。

Img_4966_20250610213601 Img_4993(左写真6)ここはお寿司屋さん、(右同7)この日のランチ

 最後は船内食堂で昼食をいただきます。日替わりの定食形式になっているのか、この日は氷見うどんをメインとした食事でした(みんな上陸しているせいか、人は少なかった)。

 ともあれ、貴重な経験をさせていただきました。ちなみに今年新型船飛鳥Ⅲが就航するため、飛鳥Ⅱによる世界一周はこれが最後になるのだそうです(飛鳥Ⅱも退役はせず、近郊クルーズ専門になる模様)。

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2025年5月23日 (金)

ニューオリンズ

 というわけで今回国際旅行医学会の会場となったニューオリンズの紹介です。目的が学会ではありますが、せっかく来たのですから街も見て歩きたいと思うのは人情です。

Img_6093_20250603212201 Img_6101(左写真1)ミシシッピ川のクルーズ船、(右同2)フランス風の建物

 ニューオリンズはアメリカ南部ルイジアナ州最大の都市です。地名の由来が新しいオルレアン(ルイ15世の摂政)であり、ここはフランスによって建設された街です。ナポレオン時代の19世紀初めにアメリカ合衆国に売却され、以後はアメリカの一都市として現在に至っています。その中心部がフレンチクォーター地区と呼ばれ、フランス風の建物が建ち並び、多くの観光客で賑わっています。ジャズの町としても知られ、有名なトランペット奏者であるルイ・アームストロングもこの町の出身です。ミシシッピー川の河岸桟橋にはトムソーヤーの冒険などでおなじみの外輪船が停泊しています。これは日中と夕方の1日2回クルーズ船として川を航行し、船内ではジャズ演奏もされる有名な船です。最終前夜に乗ってみたいなとチケット売り場に行きましたが、残念ながら完売でした(ガイドブックには当日での大丈夫みたいなことが書いてありましたが、乗るなら早めのチケット入手が望ましいようです)。

Img_5359_20250603212601 Img_5357(左写真3)ジャクソン・スクエアの大聖堂、(右同4)ジャクソン第7代大統領の像

Img_5332(写真5)大聖堂の内部

 そんな船着き場の近くにあるのがジャクソン・スクエアと呼ばれる広場です。ここの中心にはアメリカ第7代大統領アンドリュー・ジャクソンの銅像が建っており(1815年の米英戦争のニューオリンズの戦いで勝利に導いた将軍として)、その西側にはセントルイス大聖堂や司祭館といった街のランドマークが建っています。このジャクソン・スクエア周辺には馬車がたくさん停まっておりフレンチクォーターを散策できます(日本で言えば浅草の人力車みたいなイメージ)。フレンチクォーター地区は一般的なアメリカの都市と同様に碁盤の目に整備されていますが、道幅が狭く車道は基本的に一方通行です。さらにメインストリートであるバーボン通り、ロイヤル通りは夜は自動車通行止め(いわゆるホコ天)になります。

Pxl_20250515_013741589mp Pxl_20250515_014437154mp(左写真6)夜のバーボン通り、(右同7)カナル通り

 そんなニューオリンズの町でしばしば目にするのが、妖怪というか、おどろおどろしい造形の人形です。実はこれはカリブ海地方で盛んになったブードゥー教という土着宗教のものです。元々のブードゥーは西アフリカからカリブ海地方に奴隷として連れてこられた黒人の間で、彼らの土着宗教にキリスト教など他宗教の要素を取り込まれて発展した信仰でした。カリブ海のハイチなどではは呪術的な色彩が強いものでしたが、アメリカに流入するとエンタメ化し、特にこのニューオリンズはエンタメ化したブードゥーが盛んになっています。市内にはブードゥー博物館もあるほか、それにちなんだお土産も多数売られています。

Img_5886 Img_5315(写真8,9)ブードゥー関連のアイテム

 そんなニューオリンズが一番盛り上がるのが夜です。前述のようにメインストリートであるバーボン通り、ロイヤル通りはホコ天化し、道にはストリートミュージシャンが登場するほか、ジャズ演奏が催される店が建ち並んでいます。一般にアメリカは飲酒に対する制限が厳しいのですが、ニューオリンズはビールを飲みながらの町歩きが許されている全米でも希有な土地です。警察官も巡回していて、この地域だけは夜でも安心して歩けるのでした。

Img_6110_20250603214201 Pxl_20250513_222225135mp(左写真10)観光場所のお馬さん、(右同11)懇親会の会場

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2025年5月22日 (木)

第19回国際旅行医学会②

Img_5276(写真1)学会の受付

 前の晩は早く寝たんですが、時差ぼけもあるため夜中に目が覚めてしまいました。ただ頑張って寝直して結局起きたのは朝6時です。身支度をして会場である向かいのヒルトンホテルに入ります。受付で登録時のメールのコピーを出すと係員がネームプレートを印刷してくれました。このプレートを首にかけると、会場内どこでも自由に歩き回れます。会場を見渡すと国際色豊かなのですが、旅行医学という特性上、自国民を海外旅行に送り出している国の人が多い印象です。地元アメリカやカナダ、オーストラリア、英国といった英語圏、フランス、ドイツ、そしてアジアでは日本のほかタイの方が多い印象を受けました。

Img_6018_20250602200601 Img_6125_20250602203301(写真2,3)会場の様子

 会場は巨大なメイン会場と4つの中会議室で開催されます。こうした学会では良くあることですが、同時進行で複数のシンポジウムやワークショップが開催されます。興味があるテーマが同時間帯に重なると悩むんですが、なるべく日本では聴けないようなシンポジウムを中心に選択しました。狂犬病や黄熱といった感染症はもちろんとても重要なのですが、こうした話題は日本の学会でも取り上げられます。今回国際学会だなぁと感じたのは以下のテーマでした。

① Wander Woman(彷徨う女性): 女性旅行者特有の問題について、尿路感染症や性感染症、妊娠など。

② Human Trafficking(人身売買): 特に途上国における子供や女性の誘拐、人身売買の話題。

③ Dark Tourism(ダークツーリズム): 歴史的に負の事件が起こった場所等を巡る観光について。

④ Street Food(ストリートフード): 観光地における屋台などでの飲食のリスクについて。

 もちろんこれらのシンポジウムには優先的に参加したことはいうまでもありません。そのほか会場であるニューオリンズの過去の感染症との戦いや旅行者下痢症、住血吸虫などの寄生虫症の話題も印象深かったです。

Img_5574 Img_5628(左写真4)おやつセミナーのカウンター、(右同5)とある朝のモーニング

 そして学会と言えば、ランチョンセミナーも欠かせません。協賛企業が軽食を提供して行われるセミナーです。日本だと幕の内弁当とお茶が定番ですが、こちらではサンドイッチ(のようなもの)とコーヒー、紅茶でした(どの日もメニューに大差がないので全日は食べませんでした 笑)。

 そのほかポスターセッションは時々意外なものが見つかるので個人的には注目しているところです。ただ数が多いのと、英文であることから写真を撮ってこれから解析するところです。

Img_6092 Img_5279(左写真6)ポスターセッション、(右同7)協賛企業のフロアー

 そして最終日、最後のセッションは旅行をテーマにした物語について、今回は2つの作品を取り上げ、著者によるプレゼンが行われました。会場では著書の販売もあり、流れで自分も購入しました。その後の閉会式では、次回2年後の2027年に会場となるタイの紹介が行われました。うーん、また参加できるといいなと思ったのでした。

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