2022年1月24日 (月)

山城歩き

 コロナ禍になって明らかに運動量が減ったことを自覚しています.学会や研究会が軒並みオンラインになったことや旅行の自粛などどこにも行かない生活が増えたからだと思います.そのことは自分の体重が微妙に増えてきていることからもわかります(笑).

 そんな世相ですが少しでも運動量を増やそうということで,現在取り組んでいる日本の滝100選や続日本100名城と組み合わせることでそれに取り組んでいます.特に山城散策は出会う人もまばらでコロナ時代にぴったりの運動でしょう.この週末はそんな続100名城の一つである隣県の高天神城に行ってきました.

Img_7211 Img_7138(左写真1)この山全体が高天神城,(右同2)搦手門跡

 高天神城は駿河国と遠江国との国境付近に位置する山城で,特に元亀から天正年間頃(1570年代)には徳川家康と武田信玄・勝頼親子との激戦の地となった城郭です.南に追手門,北に搦手門がありそこから登城することができますが、そこ以外は山が急峻で攻め入ることが困難な造りになっています.武田信玄でも落とすことができなかった難攻不落の城でした(その後勝頼の代になって攻略に成功(第一次高天神城の戦い)するも、長篠の戦い後武田氏が衰退していく過程で家康に奪い返された(第二次高天神城の戦い))。

Img_7160 Img_7166(左写真3)堀切,(右同4)土塁

 この日は北の搦手門側から登城します。登り坂が続いて息が上がりますが遊歩道は整備されておりそれほど苦労はしません(滝と違って城は人が住んでいた場所なのでキツイといってもレベルが違う 笑)。この城郭は大きく東側の本丸・三の丸と西側の二の丸・西の丸の2つの部分に分かれています(一城別郭)。中世城郭でまだ石垣が一般的になる前の時代なので,石垣はありませんが、堀切や土塁、曲輪の形は良く残っており往時をしのぶことができました。

Img_7194(写真5)第一次高天神城の戦いで捕虜になった大河内政局が捕らわれた石牢

 全体で4キロのハイキングコース,ちょっとは体重が減ったんではないかと思います(笑)。

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2022年1月22日 (土)

対面石

 1月から新大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まりました。鎌倉幕府を立てた源頼朝を補佐した有力御家人たちを中心とした物語です。大河ドラマの題材は圧倒的に戦国と幕末が多く、今回のような平安末期から鎌倉初期を描く作品は21世紀に入ってからは2005年の「義経」と2012年の「平清盛」に続いて3作品目です(21世紀になってからの作品は戦国10、幕末維新7、その他5)。

 時々静岡県東部の病院に応援出張に出かけているんですが、実はその途中に平安末期の治承四年(1180年)の富士川の戦いに際して挙兵した源頼朝とこれに応じて奥州から駆けつけた源義経が対面したとされる八幡神社があります。そしてその境内には二人が対面の際に腰掛けた石(対面石)が残されています。昨夜は向こうに泊まりだったのでその帰りに寄ってみることにしました。

Img_7130 Img_7112(左写真1)正面大鳥居、(右同2)中鳥居

 八幡神社は静岡県清水町の住宅地に立つこじんまりとした神社です。バス通りに面したところに正面大鳥居がありそこから参道を歩くと中鳥居が見えてきます(中鳥居の手前に駐車場がある)。鳥居を潜ってまっすぐ行くと本殿、寒さ対策なのか感染対策なのか自動ドア形式になっていました。参拝しついでに御神籤も引いてみたら中吉、まあまあです。

Img_7120 Img_7119(左写真3)本殿、(右同4)自動ドアになっています

 参拝後本殿お左奥に進んでいくと、目指す対面石が鎮座していました。2つの石が並んでいるんですが、向かって左側がやや高くなっていることから左に頼朝が、右に義経が座ったと思われます。

Img_7117 Img_7122 (左写真5)中吉でした、(右同6)対面石

 頼朝が座ったと思われる石の側には絡み合った二本の柿の木が生えています。これはねじり柿と呼ばれるもので兄弟が対面した際に頼朝が柿を食したもののそれが渋柿だったためにその種を捻って捨てたところ芽を出した。その二本がお互い幹を絡ませねじり合うように成長したためと言われています。
Img_7128 (写真7)ねじり柿

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2022年1月20日 (木)

大寒

 今日は二十四節気のひとつ大寒です.冬至から約1か月後に当たり,暦の上では1年のうちでもっとも寒い日とされています.二十四節気自体が元々中国から伝わった制度のため,日本の気候実感とはやや異なる印象はありますが,寒い時期であるのは確かです.「大寒の朝に汲んだ水は腐らない」といわれ(寒すぎるので雑菌も繁殖できないからでしょう),かつてはこの日に汲んだ水を保存していたそうですし,酒蔵ではこの時期にお酒を仕込む寒仕込みが行われます(こちらも水が切れなことに加えて低温のため発酵がゆっくりで旨い酒ができるからと思われます).一方で,武道や修行者の間ではこの大寒の時期に寒稽古や寒修行が行われます.

 近年温暖化が言われるようになり、大寒もかつてほど寒くは無くなったようにも感じますが、2022年の大寒は北海道の陸別町では朝の最低気温が-24℃に達したようです.陸別町は寒いことで町おこしをしている自治体として有名で、毎年2月上旬に”しばれフェスティバル”というイベントがあリます.コロナ禍で昨年は中止になってしまいましたが今年は行われる予定だそうです(ただし名物の人間耐寒テストは無し).

 日本で一番寒いのは前述の陸別町など北海道内陸部ですが,世界的に見れば南極を別にすれば最も寒い場所はシベリア東部です(北極は海なので意外に寒くない).その中でも人が定住している場所として最寒と言われるのがロシア・サハ共和国のベルホヤンスクです.試みに今朝のベルホヤンスクの最低気温を調べてみたら

 -47℃!

 さすがレベルが違います(バナナで釘が打てる).ちなみにベルホヤンスクがあるのはほぼ北極圏の北緯66度付近ですが、同緯度にあるノルウェー北部トロムソ(北緯70度)の今日は最低-7℃、最高1℃と日本ではせいぜい北東北レベルです.やっぱり北大西洋海流(メキシコ湾流)の威力はすごいなと感心したのでした.

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2022年1月 4日 (火)

らーめんの千草

 昨年末帰省した際,家族で近郊の温泉宿に泊まったのですが,そこの売店で千草のラーメンを見つけました。

2285  これは岩手県久慈市にある「らーめんの千草」監修によるラーメンです.ここは久慈市では有名なお店で、かつて新横浜ラーメン博物館にも出店していたことがあります.鶏出汁の醤油ラーメンで見た目は薄そうですが,意外に濃厚なのが特徴です.久慈のお店では地元の食材を使った「ねぎきのこラーメン」や「まめぶ入りラーメン」なんかが有名です(かつて久慈に住んでいた時はいつもネギきのこラーメンだった).

 買ってきたものを今日さっそくいただきました.まめぶやキノコがなかったので普通の醤油ラーメンパターンです.スープの感じが懐かしかったです.

Img_6944 Image-2(左)この日いただいたもの,(右)久慈のお店です

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2021年12月12日 (日)

ニューカレドニアの独立問題

 ネットのニュースに上がっていた話題です.

 ニューカレドニア独立否決と公共放送

 南太平洋のフランス領ニューカレドニアで12日,フランスからの独立の是非を問う住民投票が行われ,反対多数で独立は否定されたとのことです.

 ニューカレドニアはオーストラリアの東,ソロモン諸島の南に位置する島嶼で,主島であるグランドテール島と周辺の多数の小島からなっています.日本ではイル・デ・パン島やウベア島などのビーチリゾートの地として,新婚旅行先として人気の高いところです(自分は今から20年前に新婚旅行以外で訪問しています).一方世界有数のニッケル埋蔵量を誇り,その採掘と輸出も重要な産業となっています.

 そんなニューカレドニアですが,1980年代より先住民を中心に独立運動が起こりました.世界的な脱植民地の流れもあり1987年には独立の是非を問う最初の住民投票が行われ,結果大差で独立は否決されましたが,一部独立過激派による暴動などが起こっています.その後1998年にフランス政府と独立派勢力等の間でヌメア協定が結ばれ,自治権の拡大が図られる一方で,2018年までに独立の是非を問う住民投票を行うこと,仮に否決されたとしても議会の要請があればその後2回(2020年と2022年)住民投票が実施できることになりました.

 それを受けて2018年に独立の可否を問う最初の住民投票(1987年を1回目とすれば2回目ですが)が行われましたが結果は否決でした(反対派約56%).ついで2020年に2回目の投票がありましたが再び否決(反対派約53%).そして今回3回目の投票となったものです.

 独立賛成派は現在のコロナ禍の状況の中での住民投票は延期すべきであると投票の実施に反対しており,延期が受け入れられなかったことから住民にはボイコットを呼びかけたようです.そんな中行われた今回の投票では反対約97%の圧倒的多数で独立派三度否決されました.ただ独立派がボイコットを呼びかけたことから投票率は40%台に低迷したとのことです(結果から類推すると独立賛成派の多くが投票しなかったようです).過去2回の住民投票では徐々に賛成反対の割合が拮抗してきていました.そんな流れの中で今回投票が行われたにもかかわらず独立派が投票延期を申し入れていたしかし,新型コロナの流行はニューカレドニアにも及び,結局現地政府が有効な対策を打てなかった(ワクチンの確保等結局フランス本国政府に頼らざるを得なかった)ことから独立反対派の勢いが増している状況でした.このため独立派としては今投票をするのは自分たちに不利であると考えていたようです.

 ヌメア協定では今回が最後の投票になるはずですが,独立派は今回の結果を受け入れないと表明しており今後の推移に注目です.

 ちなみにアフリカ大陸の東にコモロ諸島という4つの島(グランドコモロ島、アンジュアン島、モヘリ島、マヨット島)からなる諸島があります.ここもかつてフランス領だったのですが,1975年にマヨット島を除く3島がコモロ連合として独立しました.しかしコモロ連合は内政の不安定さから経済が低迷する一方で,フランスに残ったマヨット島は本国支援を受けてそれなりの経済を維持しており、現在その格差は非常に大きなものとなっています.ニューカレドニアの独立の話題を耳にするたびに,このコモロの例を思い出すのでした.

Caredoniad  写真は2001年にニューカレドニアのアメデ島の灯台をバックに(20年前なので2人とも若い!).

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2021年12月10日 (金)

細川ガラシャ隠棲の地

 先日の丹波丹後旅行関連の最後の話題です.

 伊根町の観光の後,その南にある京丹後市の山中にある細川ガラシャ隠棲の地を目指しました.歴史好きな方には有名な人物ですが,明智光秀の娘で戦国大名細川忠興の正室です.本名はたま,ガラシャというのはキリスト教に帰依した際の洗礼名です.元々明智光秀と忠興の父細川幽斉が盟友関係にあったこともあり,主君織田信長の命によって縁組されたといわれています.いわゆる政略結婚ですが夫婦仲は良く三男三女を得ています.

 しかし天正十年(1582年)に父光秀が本能寺の変を起こし,その直後の山崎の戦で敗死したことから謀反人の娘となってしまい忠興によって山中に幽閉されてしまいました.その場所が味土野(今の京丹後市弥栄町)で現在はそのことを伝える碑が立っています.歴史好きとして近くに来たのだからぜひ行ってみたいと思い,伊根町から南下しつつ目指しました.Google Mapで検索したところ国道178号線から府道621号,75号を経由して行けるらしいのでそのコースを選択,車を走らせました.

 マップを見てもわかるように山中を曲がりくねって走っており,林道レベルの道であることはわかります.ただそうした道を走る機会が多い私ですからさほど心配はしていません.途中2回ほど道を間違えながらもコース通りに進んでいきます.舗装された一車線道路が未舗装になってもまあ予想通りです.

 が,その未舗装林道が狭くなり中央が草茫々になるとさすがに「おかしいぞ」となってきます(そういえば途中に「この先京丹後市への通り抜け困難」みたいな看板があった).さすがにこれはヤバいんじゃないかと感じ,途中カーブでやや広くなっている部分で諦めて引き返すことにしました.結局舗装道路に戻ってから改めてカーナビで検索すると(Google Mapを使ったのは当初カーナビで”細川ガラシャ隠棲の地”で検索しても出てこなかったから),どうやらぐるっと北西から回り込んでくるのが正解らしいです.地図にとりあえず道があればそちらで案内してしまう(場合によっては自転車に高速道路を勧めてくるみたいな)Google Mapのワナにハマったと後悔したのでした.

 帰宅後Youtubeを検索したら,私と同じコースで同じ場所を目指したバイクの方がいたようで,見たら私が断念したもう少し先で道が本当に獣道になっていて,バイクの方が「無理だなこりゃ」とつぶやき引き返していました.バイクですら無理な獣道ですから,もしもそのまま車で突き進んでいたら立ち往生してしまった可能性があるなぁと思ったのでした(立ち往生はしなくても最悪数キロバックで戻るハメになったかも 汗).

 

 こちらがバイクで目指した方の動画です.

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2021年12月 9日 (木)

丹波丹後観光

 先日間人蟹を食べに丹後半島方面に行ってきましたが,普段なかなか訪れる機会が少ない場所ということで周辺の観光にも行ってきました.

Pc040181(写真1)福知山城

 まずは福知山城,丹後とその南に隣接する丹波地区は織田信長が天下布武を掲げて戦っていた天正年間,その命を受けた明智光秀が数年かけて攻略していった土地です.その前半生が謎に満ちている光秀が歴史の表舞台に登場し一番活躍していた時代にかかわる場所です.福知山城は丹波平定後に光秀が同地の拠点として築いた城です(続日本100名城にも入っている).

Pc050206 Pc050239(左写真2)黒井城の石垣,(右同3)眺望がすばらしい

 ついで黒井城,光秀の丹波征討戦で最大の激戦地となった城です.猛将として知られる赤井直正が拠点とした山城で江戸時代に入って間もなく廃城になったものの,現在でも山頂部に石垣と曲輪が残っています(ここも続日本100名城).麓の興禅寺は江戸幕府3代将軍徳川家光の乳母だったお福(後の春日局)の生誕地となっていますが,これは光秀の黒井城攻略後,当地を管理したのがお福の父親斎藤利三だったからです.

Pc050246(写真4)興禅寺

 黒井城の後は西の養父市にある日本の滝100選の天滝渓谷を目指したのですが,残念ながら雨が降ってきたために断念し,その北の香美町にある猿尾滝に行きました.こちらも100選滝で,滝の下段の様子が猿の尾のように見えることからその名があります(猿尾滝は駐車場からすぐにあるのに対し,天滝は遊歩道を1時間ほど歩かなくてはならないので冬の雨の中ではつらい).

Pc050269(写真5)猿尾滝

 そして間人蟹をいただいた翌日は丹後半島の観光,まずは近くにある琴引浜へ.ここは鳴り砂の浜として知られる場所です.最初に付近にある琴引浜鳴り砂文化館で予習をします.鳴り砂の原理や条件,世界各地の同様な場所の紹介がありました.鳴り砂の条件は砂がきれいで乾燥していることであり,当地の冬は雨や雪が多く,また海からのごみの漂着もあって鳴りにくいことを知りました.その後浜へ行くとやっぱり係員が「今日は鳴らんのですよ」と言っていましたが,もしかしたら乾いたところを探して歩けば鳴るかもということで少し期待して浜を歩きました.確かに乾燥したところを探してすり足で歩くと「キュッ,キュッ」と鳴っています.感動の一瞬でした.

Pc060283 Pc060288(左写真6)鳴り砂文化館,(右同7)琴引浜

 琴引浜を後にして丹後半島を海沿いに東に向かいます.丹後松島を過ぎて今度は半島東部の伊根町に入ります.ここは舟屋と呼ばれる海に面した1階に舟を収容するスペースを持つ建物が並ぶ光景で知られる地です.この日は遊覧船に乗って海から舟屋群の様子を眺めました.

Img_6904 Img_6887(左写真8)丘の上から,(右同9)舟屋群

 そして昼食として地物の魚をふんだんに使った舟屋定食をいただきました.

Img_6900(写真10)舟屋定食

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2021年12月 7日 (火)

間人蟹

 冬の味覚といえばカニ🦀です.特に北陸から山陰にかけての日本海で冬場に獲れる雄のズワイガニは越前がに,松葉がになどの名前でよく知られています.この付近のカニが美味しいのはカニが生息する海底が豊かでカニの餌が豊富なため,太って身が詰まったカニになるからだそうです.このため現地では漁港ごとに専用のタグをつけてブランド化と品質の保持を図っています.こうしたブランド蟹の中でも最高峰とされているのが京都府丹後半島の北端付近に位置する間人(たいざ)港に水揚げされる間人蟹です.

 ここのカニが他とどう違うのかというと,その鮮度にあります.間人港はカニの漁場から最も近い港なため,日帰りで漁を行うことができます.ここでは朝早くに港を出て午前中に漁を終えて戻り,夕方にセリにかけてそのまま地元の旅館や飲食店で提供されます.すなわち漁から半日くらいで消費者の口の中に入ることになります(世間では一旦生け簀に入るのが普通).このため海が時化て漁ができないと新鮮なものは食べられないので幻のカニとも呼ばれています(ぶっちゃけ運次第).一度でいいから食べてみたいなぁと思っていたんですが,12月5日に思い切って行ってきました(笑).

Img_6853(写真1)間人港

 この日お世話になったのは間人港そばにある海遊館さん,一人あたり間人蟹が1.5杯付くプランです.1.5杯というのは一人1杯が生で供され刺身,焼き,しゃぶしゃぶお好みで,次いで二人に1杯が茹でで供されます.地元のお酒も一緒に頼んだのは言うまでもありません.

 感想ですが,まず刺身が旨いです! ズワイガニの刺身は他でも食べたことはあるんですが,まあ焼きやしゃぶに勝るかといえば,そこまでではないと思っていましたが,この日の刺身は本当に旨いです(塩をちょっと付けて食べる).しゃぶしゃぶも身がぷりぷりして美味,茹では鉄板の美味しさでした.一方で焼きは自分で焼くスタイルなので,焼き加減によっては意見が分かれるところでしょう.カニで酒飲みといえば蟹味噌ですが,さすが鮮度抜群だけあって生でも食べられます.もちろん甲羅焼きや甲羅酒も最高でした.今の自分の腹具合だと1.5杯で十分でした.大満足だったのは言うまでもないですが,一方でこれを食べてしまうと以後もうほかのカニでは満足できなくなるのではという点が不安です(笑).

Img_6839 Img_6842_20211207220501 Img_6841 Ff13ennagaazpta Img_6849 Img_6846_20211207220601(左上)生は一人1杯,(右上)茹では二人で1杯,(左中)握りも,(右中)カニしゃぶ,(左下)甲羅酒,(右下)間人蟹の証のタグ

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2021年11月 6日 (土)

秋の昇仙峡

 11月3日に山梨に行った目的の1番は山梨ヌーボーだったわけですが,それだけだと寂しいのと,この日は朝から良いお天気だったこともあり秋の昇仙峡散策に行ってきました.

 自宅から電車を乗り継ぎ,八王子駅から中央本線の特急かいじで甲府へ.下車後昇仙峡行きのバスが出る駅南口に向かうと人が立っていていて何やらパンフレットを配っています.みたらシンゲンパスと書かれています.曰く,11月の土日祝日限定で甲府市・山梨市・笛吹市・甲州市の主要観光地の移動がお得になる一日パスだそう.例えば甲府駅から昇仙峡までバスで往復し,さらに現地でロープウェイにも乗れて2000円だそうです。ちなみに甲府駅-昇仙峡はバス往復で1840円,ロープウェイが往復1300円なので合計するとそれだけで1140円お得です.ただこのパス,実券はなくスマホでダウンロードする形式とのこと,バス停に着いたらちょうど昇仙峡行きのバスが出るところだったので確認したらバスの中でゆっくりダウンロードすればいいということだったのでそのまま乗り込みました(ちょっと苦戦したがなんとかダウンロード完了).

Pb030004 Pb030021(左写真1)長潭橋、(右同2)猿岩

 約30分ちょっとで昇仙峡の入口にあたる長潭(ながとろ)橋に到着,ここから渓谷沿いの道を歩いていきます.この道は基本的に舗装されており快適に歩くことができます.周囲には豆腐岩,猿岩,ラクダ石などの奇岩が並んでいます.30分ちょっと歩いたところで寒山拾得岩と呼ばれるポイントに到着,ここは唐の高僧拾得を思わせる岩があるから命名されたそうです(そういわれれば人の姿のようにも見える).

Img_6709 Pb030073Pb030056 Pb030049 (左上写真3)愛の架け橋,(右上同4)五百羅漢、(左下同5)渓谷美,(右下同6)寒山拾得岩

 そこから少し歩いていくと”愛の架け橋”と呼ばれる小さな吊橋があり,そこを渡ったところに羅漢寺があり五百羅漢の一部が安置されています.その先が天鼓林と呼ばれる休憩所で紅葉スポットでもあります.この日はちょうど紅葉の見ごろでもあり,素晴らしい景色が見られました.

Pb030082 Dsc_2159(左写真7)見事な紅葉,(右同8)ほうとう鍋

 この段階でちょうどお昼時になっていたので,この後近くにあるお食事処一休に入り山梨名物のほうとう鍋をいただきました(それとビール🍺も,こうして昼間からアルコールが飲めるのも公共交通機関利用ゆえ 笑).

Img_6722 Pb030087(左写真9)覚円峰,(右同10)水墨画のような景色

 昼食後さらに歩いていくと,昇仙峡を代表する景観である覚円峰に出ます(昇仙峡を取り扱う記事では必ずここの写真が出る).高さ180メートルを誇る巨大な花崗岩の岸壁です.言い伝えによると禅僧の覚円がこの上で修業をしたことに由来するそうです.快晴の文化の日とあって,ここは結構な人出で賑わっていました.

Pb030092(写真11)仙娥滝

 覚円峰から先はこれまでの舗装道路から通常の遊歩道となります.一部蜀の桟道のような部分を経て10分ほどでこれまた昇仙峡を代表するスポット仙娥滝に到着,ここは日本の滝100選にも入っている名瀑です(2013年6月にこの滝目的で来たことがある仙娥滝).地殻変動によって川に段差ができて形成された滝といわれています.

Pb030104 Pb030124(左写真12)食べる水晶玉,(右同13)昇仙峡ロープウェイ

 仙娥滝からは一気に登りになり,10分ほどで滝上のお土産物屋街に到着,ここの仙人茶屋で”食べる水晶玉”をおやつでいただき,その後はロープウェイに乗って山頂からの眺めも楽しみました.

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2021年11月 4日 (木)

山梨ヌーボー

 11月に入ってふとインターネット上を眺めていたら,11月3日山梨ヌーボー解禁❣というフレーズが目に入りました.山梨ヌーボーというのは山梨県内でその年に取れたブドウのうち,白ワイン用の品種である「甲州」と赤ワイン用のそれである「マスカット・ベーリーA」を使って醸造された新酒のことだそうです.新酒ワインといえばフランスのボジョレーヌーボーが有名ですが,あちらは赤オンリーなのに対して山梨は赤白ロゼと揃っているのが異なります.そういえば11月3日は丸一日予定がなかったなと気づき,思い切って出かけてきました.

 山梨県は車なら小田原厚木道路・圏央道・中央道とスイスイなんですが,ワインを飲むという趣旨しかも日帰りなので車は使えず,電車利用となりました(電車の場合は町田あるいは新横浜で横浜線乗り換え,八王子から中央本線).日中は甲府の北にある昇仙峡をハイキングして夕方から勝沼ブドウの丘に行きました.

2016122400022_shisei_files_20160906_2016(写真1)ぶどうの丘(甲州市のHPより借用)

 ここはレストランやワイン蔵からホテルや温泉まで完備しており,一日楽しめるところです.今回は夕方到着してまずは温泉へ,昇仙峡ハイキングの汗を流します.その後はレストランに行きコース料理とともにワインをいただきます.最初の一杯として新酒をいただきます.さすが新酒だけあってフルーツの香りがよく残りきわめてあっさりした味わいでした.特に白は(アルコール度数が低いこともあり)ジュースと間違えそうなほどあっさりと飲めます(人を騙して酔わせるの最適か💦).

252903786_4511458678951462_4131577549026 252280287_4511458688951461_7847319888261 252692853_4511458812284782_1741416866774 252658587_4511458775618119_6489772180209(左上写真2)新酒解禁の案内板,(右上同3)赤の新酒,(左下同4)鮮魚とムール貝,(右下同5)牛フィレ肉

 このままここに宿泊すればさらに余韻に浸れて最高だったのですが,残念ながら翌日は通常勤務のため泣く泣く現地を後にしました.

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