2022年6月28日 (火)

しながわ宿場まつり2022

 自分にとって秋の恒例行事になっているのがしながわ宿場まつりです。例年9月の最終土日の2日間開催されるのですが、特に日曜日のお昼に行われる江戸風俗行列が非常に楽しく,初参加の2007年以来ほかの用事と被らない限り積極的に参加しています(江戸時代の扮装をしながらホテル村でワインを飲むのが素晴らしい)。

 ただほかのイベントに漏れず、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受けて2020年,2021年は中止となってしまいました。ワクチン接種が進みコロナ禍が落ち着きを見せる2022年果たしてどうなるのか注目していましたが、先日公式サイトに規模を縮小して開催する旨が出ていました。

 しながわ宿場まつり公式サイト

 例年2日間で行われるところ、今年は日曜日1日のみの開催となり、例年土曜日に行われていた花魁道中は中止、フリーマーケットの募集もなし、日曜日の江戸風俗行列は規模を縮小して開催とのことです。規模縮小ということは参加人数を少なくするということだと思いますが、一番減らされそうな部分が一般参加枠でしょうから、果たしてどうなるのか(そもそも一般枠はあるのか)引き続き注目したいと思います。

 何はともあれ、日本寮歌祭といい規模縮小であっても開催を目指しているのはうれしい話題です。

Shinagawa2010_052 P9270767_2(写真)過去印象深かった参加回。上は仲間と与力・同心・岡っ引き・盗賊をやったとき、下はウチのKと八百屋お七と火消をやったとき。

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2022年6月 5日 (日)

合唱活動

 趣味の一つが合唱である自分です.現在メインで活動しているのは地元医師会合唱団と東京21合唱団です.2020年初頭からのコロナ禍で合唱活動は感染リスクの高い行為と考えられたため,どちらの団体も2020年2月中に活動休止となりました。その後東京21合唱団は2020年秋,2021年秋に一時的に再開したもののオミクロン株の流行によって休止となっていました。医師会合唱団の方はよりハードルが高く(医療者が趣味でやっている活動ということが大きい)、自主練という形で再開したのは2021年冬でした(こちらもオミクロンで再休止)。

 しかしワクチン接種の普及に伴う重症化率,死亡率の低下を受け今年の4月頃から両方ともようやく活動を再開しています。そして医師会合唱団では近秋の10月2日(土)に3年ぶりのコンサートを予定しているということは以前ここにも出しましたが(会場は新しくできた三の丸ホール),東京21合唱団も11月18日にコンサートを開催することになりました。こちらの会場は定番の霊南坂教会(港区赤坂)で,曲目はW. A. Moozart(ということになっているが実はG.Reuter作曲)の “De Profundis clamavi” Kv.93、M.R. Delalandeの “De Profundis clamavi”、J.S. Bach カンタータ38番 “Aus tiefer Not schrei ich zu dir”、そして詩篇130篇をテーマとした讃美歌21です。

Dsc_2341  さっそく楽譜を購入して練習に入っているのでした。あとは練習が休止せざるを得ない世の中に戻らないことを願うばかりです。

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2022年5月21日 (土)

東大水泳部部歌

 オペラとともに旧制高等学校の寮歌にも興味がある私です.先日新国立劇場に歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」を観劇に行ってきたのですが,実は旧制第一高等学校水泳部の部歌(現在は東京大学水泳部の部歌)「狭霧はれゆく」の元歌がグルックの歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」であるというウワサを聞いていました.寮歌とオペラ,あんまり結びつかなそうな話題ですが,先日新国立の公演を鑑賞して「なるほど」と思う場面がありました.同オペラ第3幕第3場でエウリディーチェが蘇った直後の部分がまさにそれだと確信したのです.

・旧制第一高等学校水泳部部歌「狭霧はれゆく」

 

・グルック作曲 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」第3幕より

 

 こうして聞き比べると、たしかにそうだよなと思ったのでした.

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2022年5月20日 (金)

歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」

Img20220520_21370600  気が付いたら5月も半ばを過ぎています.新型コロナウイルス感染症はまだそれなりにありますが,ワクチン接種が進んだこと等もあり、GW後の増加も一段落した感があります.世間では何となく以前の日常が戻りつつある印象です(マスクや手指消毒等は継続していますが).

 そんな世相の中初台の新国立劇場で公演中の歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」を観劇してきました.これは18世紀半ばにウィーンやパリで活躍したグルックの代表作です.イタリアが発祥の当時のオペラは歌劇とはいっても演劇の要素は重視されておらず,もっぱら歌手の歌うアリアがメインでした.当時のアリアはダ・カーポ形式と言って,基本的にA-B-Aという形式ですが,特に後半のAの部分はコロラトゥーラ等歌手が自らの技巧を最大限に発揮すべくアレンジして歌い,聴衆はそれに熱狂するというものでした.これに対してアリアをあまり前面に出さず,劇性を重視したオペラを目指そうとしたのがグルックで,このために彼は改革者と呼ばれ後のワーグナーにも影響を与えています.彼の改革はアリアを前面に出さないことに加えて,当時はチェンバロの簡単な伴奏のみだったレティタチーヴォをオーケストラ伴奏にする,合唱を多用するなどがあります.

 オルフェオとエウリディーチェはそんなグルックの代表作として知られ,一般に演奏される機会の稀なモーツァルト以前のオペラの中では例外的に上演頻度の高い作品です.2018年に新国立劇場の芸術監督に就任した大野和士氏が力を入れているというモーツァルト以前のオペラの発演目となりました(本来は昨年ヘンデルのジュリオ・チェーザレが上演される予定だったがコロナで中止になった).指揮者にBCJの指揮も務める鈴木優人氏,演出には自らもダンサーである勅使河原三郎氏を起用するなど意欲的なステージになっています.キャストはオルフェオにカウンターテノールのローレンス・ザッゾ,エウリディーチェにソプラノのヴァルダ・ウィルソン,アモーレには三宅理恵という配役となりました.オルフェオ役の声部は公演ごとに色々変更が見られるのですが,今回はカウンターテノールを利用したオーソドックスなものになるました(ウィーンでの初演の際はカストラート歌手(去勢した男性歌手)を使用).

Img_8171  舞台は1幕から巨大は皿がステージに乗っている感じ,その皿の上でオルフェオがエウリディーチェの死を嘆くく場面が続きます.そこにアモーレが登場,オルフェオに黄泉の国に行ってエウリディーチェを連れ戻すよう許可がでます.喜んで黄泉に下るオルフェオ,得意の竪琴を鳴らしながら黄泉の世界の者たちを虜にしていきます.そしてついにエウリディーチェを迎えることに成功するのですが、その条件が「地上に出るまで相手の顔を見ないこと」,「その理由をけっして教えぬこと」です.オルフェオは試練と呼んでいますが,やっとの思いであえた夫婦が顔も併せられないという(普通なら)非常識な設定にエウリディーチェはだんだんイライラしてきてオルフェオに当たります.ついに耐え切れなくなったオルフェオが振り向いて二人が抱擁,その瞬間約束を破ったエウリディーチェは本当の死を迎え,二人は永遠の別れ…

 にはならず,結局アモーレの尽力でエウリディーチェは蘇り,一同平和に過ごしましたとさ、めでたしめでたし。原作がギリシャ悲劇でありながらハッピーエンドにしてしまうのは当時の世相でしょう.

 主演後はいつものレストランへ,最近は常連客と認識されているらしく,受付で名前を言わなくても案内されました(笑).この日はパスタと🥩メインのコースを選択しました。

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(左上写真3)4種のカルパチョチョ(エビ、サーモン、アジ,ブリ),(右上同4)烏賊とアンチョビ、トマトのアーリオ、(左下同5)この日のメイン,大山鶏と白隠元豆のカチャトーラ,(右下)デザート 赤メロンとレアチーズケーキ

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2022年5月10日 (火)

医師会合唱団の活動再開

 合唱が趣味の私です.現在メインで活動している団体が東京21合唱団と小田原医師会合唱団です.コロナ禍で厳しい状況に置かれている合唱活動ですが,ワクチンの普及や治療法の進歩による重症化率や死亡率の低下などの社会情勢の変化を受け活動を再開している団体も多くなっています.先月東京21合唱団が活動を再開したのに続き,医師会合唱団も活動を再開しました.

Dsc_2331  コロナ前は市内のクリニックのスタジオをメイン練習会場にしていましたが,今回はより広い空間が確保できる医師会のホールを会場としました.今後は今年の10月2日(日)に設定した第12回定期演奏会を目標に練習に取り組んでいきます.小田原市では老朽化した市民会館に代わり昨年新しいホール(三の丸ホール)が完成しましたが,今回私たちもこの新しいホールで歌うことになります.

 感染に留意しつつ取り組んでいきたいと思います.

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2022年4月24日 (日)

歌劇「魔笛」

Img20220424_10370530  昨日関東地方は朝から快晴の良いお天気でした。そんな気候だからというわけでもありませんが、この日は新国立劇場で公演中の歌劇「魔笛」を鑑賞してきました。

 魔笛はW.A.モーツァルト晩年の傑作オペラとして知られ、世間でも非常に上演頻度の高い作品です。ウチのKが大のモーツァルト好きということもあり、我が家では元々モーツァルト・オペラの鑑賞頻度は高いのですが、その中でも一番高頻度なのがこの「魔笛」です(何回生観劇したのか記憶にないほど多い。2006年にウィーン国立歌劇場に行った際鑑賞したのもこれだった)。

 今回の公演は南アフリカ出身の演出家、ウイリアム・ケンドリッジによる2018年11月初出の舞台です。光によるドローイングを取り入れた演出は極めて21世紀的な舞台だなぁと改めて感じました。指揮者のオレグ・カエターニの他、キャストは全て邦人歌手が起用されていました。コロナ禍という事情もありますが、魔笛に関しては2010年代以降邦人歌手メインの舞台になっていたのでこれが通常運転と言えます。

Img_7871  終演後はいつものレストランではなく、久々に新宿の回らないお鮨屋さんに入りました(久しぶりの外でのお鮨でした 笑)。

 

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2022年4月10日 (日)

歌劇「ばらの騎士」

Img20220410_12000914  オペラ好きの我が家、毎年10本以上の生観劇をしていますが、2022年に入ってからはオミクロン株の流行を鑑みて観劇を自粛していました。しかしワクチン3回目接種も完了したことや、まん延防止等重点措置の解除等の世相から再開することにしました。

 で昨日観劇してきたのが表題の「ばらの騎士」、1911年に初演されたリヒャルト・シュトラウスを代表するオペラ作品です。新国立劇場の公演です。

 作品の好みは人それぞれと言いますが、この「ばらの騎士」に関しては実は若い頃はあまり好きな作品ではありませんでした。その昼ドラ的なストーリーとシュトラウスの音楽がなんか安っぽい映画音楽のようで、どうも生理的に受け付けなかったのです。

 しかし、歳を重ねてのち改めて鑑賞してみると、その良さがわかり今では好きな作品のひとつとなっています(この辺は事情はいつかここにも書いてみたいと思います)。

 コロナ禍に入って恒例だったホワイエでのアルコールが無くなったのが我々的には残念だったんですが、4月から外のテラスでの販売が始まりました。さっそくいただいたのはいうまでもありません(笑)。

Img_7771 Img_7772  土曜日のマチネ公演ということもあるのか、会場はほぼ満員の入りです。やっぱり芸術鑑賞に飢えていたんだなぁと感じました(やっぱりこういうご時世だからこそ文化芸術は重要です)。舞台はジョナサン・ミラー演出による新国立定番のレパートリー、舞台の華やかさが特徴です。キャストはコロナの影響で、邦人歌手主体ですがよくまとまって美しい調べを奏でていました。

 終演後は劇場内のレストランへ。約4ヶ月ぶりの訪問でしたが常連のためか名前を覚えられていました(笑)。この日はフルコース、ワインも各種いただいたのはいうまでもありません。やっぱりオペラは最高だなとしみじみ思った1日でした。

Img_7773 Img_7774 Img_7775 Img_7776 Img_7777 Img_7778(左上)レストランマエストロ、(中上)前菜のマカジキのカルパッチョ、(右上)タリアテッレ 桜エビと空豆 クリームソース、(左下)真鯛と蛤、春野菜の蒸し焼き、(中下)熟成牛のビステッカ、(右下)デザート苺のスープ、ジェラート添え

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2022年2月 3日 (木)

2022年の節分

 今日2月3日は節分です。二十四節気の一つである立春の前日という節目の日ということでその名があります。本当なら立春以外の立夏、立秋、立冬の前日も全て節分なんですが、世間で言う節分はもっぱら立春前日のものを指しています。

 節分といえば豆まきが有名ですが、これは季節の変わり目には邪気(鬼)が生じるため、これを退治する目的で行われるものとされています(「鬼は外、福は内」など)。今でも各地の神社やお寺などで節分には豆を撒く習慣があります。

 一方で21世紀になってから全国的に知られるようになってきたものに恵方巻きがあります。これは節分の夜にその年の恵方の方角を向いて黙って太巻きを食べると願いが叶うというもので、元々は関西にあった風習とされていますがその実態は不明です。ただ大手コンビニチェーンがこの風習を大々的に売り出したことで全国的に認知されるようになったイベントです(一方でコンビニの思惑で始まっただけに毎年大量の恵方巻きが製造され、売れ残ったものが廃棄されたり従業員にノルマとして課されたりとブラックな一面もあります)。ただ北海道生まれ東北育ちの私にはまったく馴染みのない風習なので、これまで節分に恵方巻きを食べたことはありません(笑)。

 ちなみに今年(2022年)の恵方は北北西とのこと。北北西といえば1954年公開の映画「北北西に進路を取れ」(アルフレッド・ヒッチコック監督、ケイリー・グラント主演)が有名です。私も大好きな作品で、恵方繋がりの今年の節分はこの映画を見ようかと思ったのでした。

Img_7294 (写真)シカゴ郊外の農場で飛行機に襲われるケイリー・グラント

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2022年1月21日 (金)

氷川きよしの休養

 歌手の氷川きよしさんが今年いっぱいで歌手活動を停止し休養に入るというニュースが流れました。

 氷川きよしが年内で活動休止

 事務所によるとこれは本人の意向によるもので、引退ではなくあくまでもリフレッシュのための休養であるとのことです(期間は未定)。私の母親が氷川きよしの大ファンで、地元で開催されるコンサートはもちろん、仙台や東京にも良く出かけているので、これはさぞショックを受けているのではないかと思い電話をしたところ、「今までたくさん稼いできたんだから疲れたんだろう」と意外にサバサバした様子でした。ただ「明治座のチケットを買っているのだどうなるのか」というので、今年いっぱいは活動するらしいから大丈夫じゃないかと答えておきました。

 母親と氷川きよしで思い出すのが何年か前のレコード大賞です。氷川きよしもエントリーされていたものの結局受賞したのはEXILE、最後彼等のパフォーマンスが流れるのを見ながら、「こんな大勢で出てきて、きよし君は一人で頑張っているのに…」と、氷川きよしが受賞できなかったのはマンパワーが不足しているためという認識だったのが微笑ましかったです。

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2021年12月23日 (木)

久々の東京マドリガル会

 趣味が合唱の私ですが,10月にようやく活動を再開した東京21合唱団,11月に自主練という形で活動し始めた医師会合唱団のほかに東京マドリガル会にも所属しています.この団体は1929年に故・黒澤敬一氏によって結成された英国マドリガルを専門に歌う団体です.同年に英国大使館にて第1回のコンサートが開催され,以来毎年コンサートを重ねてきました(第二次大戦中も大学の構内などに会場を移して演奏し続けたそうです.当時英国は敵国だったわけですから,その音楽を演奏するというのは非常にリスクのある行動だったはずです).

 その後メンバーの高齢化もあって定期的なコンサートは2016年をもって終了となり,以後は純粋にアンサンブルを楽しむ場として維持されていました(その間2018年春には私の病院でのミニコンサート,2019年夏には軽井沢の教会でのコンサートを行った).そして2020年初頭からのコロナ禍でここも活動休止に追い込まれたのはいうまでもありません.しかも私が所属している合唱団の中でもとりわけ高齢化率の高い団体であり,なかなか再開にこぎつけられませんでした.

 しかし9月から感染傾向が落ち着き世間の活動も戻り始めているこのタイミングで,一度みんなで集まろうということで昨夜その集会に参加してきました(この団体では普段の練習のことを”例会”と呼ぶのですが,この日は”例”ではないので”集会”でいいんだと思う).通常レパートリーとしているマドリガルを何曲か歌ったほか,この日はゲストとして調律師で日本古楽史研究家でもある梅岡俊彦さんをお迎えして古いレコード鑑賞会も行われました.

Dsc_2245 Dsc_2246(左写真1)ホーンは紙製です,(右同2)レコードはもちろんSP版

 使用されたプレーヤーはいわゆる蓄音機と呼ばれた電気式ではないラッパのようなホーンが付いたものです(ターンテーブル部分は電気で動く).鑑賞したのは古くは1910年録音のバイオリンものや1930年頃の声楽,さらには1950年の本会のコンサートの録音などでした.それにしても物理学の法則に従っているとはいえ,立派な音が鳴ることに感動を覚えました.

 いろんな意味で新鮮な喜びのあった集会でした.またぜひ集まりたいものです.

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