2009年12月14日 (月)

週末総括2

 またまたこちらの更新が滞ってしまいました.

 先月後半からの充電期間もボチボチで,そろそろ活動が再開され始めているビザンチン皇帝です.

 で,そんな先週末はまたまた東北地方遠征に繰り出していました.まず12日土曜日は盛岡での仕事関係の研究会&忘年会です.これは超重要なイベントで,理由もなくこれを欠席すると,医局中法度の「局ヲ脱スルヲ許サズ」に背いたことにされて切腹になるかもしれません(笑).

Bonen_017 (写真1) 忘年会にて

 というわけで,土曜の朝に電車を乗り継いで盛岡入りした次第です.かなり寒いんじゃないかと覚悟していたんですが,思いのほか温かくて安心しました.

 研究会の方はこの1年間の活動や業績等を発表するもので,おおむね無事に終了しました.その後,市内のホテルに場所を移して忘年会です.会費が高いだけあって料理も豪勢なものでした.偉い人の挨拶やら余興やらとあっという間の忘年会でした.

 で,翌13日は仙台に移動です.この日は私が青春時代を過ごした大学合唱団の定期演奏会が行われるためです.

F19e (写真2) 定演のパンフ

 実はここの定演は例年12月の第2土曜に行われることが多いんですが,昨夜の職場関係の忘年会もまた12月の第2土曜というわけで,毎年バッティングしてしまうのです.というわけで,ここ数年見に行けなかったんですが,今年は日曜日の開催ということで,運よく行くことができました.

 演奏ももちろんですが,昔の仲間との再会も楽しみなイベントでした.

 というわけで,この週末も走り回っていましたとさ(笑).

 ところで,今日は12月14日,元禄赤穂事件の日ですね.

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2009年12月10日 (木)

昔のSF

 子供の頃からSF大好き少年だった私,当時NHKで放送されていた少年ドラマシリーズでもSFが取り上げられていた作品なんかはそれこそ夢中になってみていました.

 小説の方も好きで,鶴書房のSFベストセラーズシリーズに代表される少年少女向けのSF作品を読みふけっていました.

20091210191528

 当時はSFというとどうしても欧米の作品がメジャーでしたが,当時国産のSF作品を盛り上げていた作家たちもいました.このSFベストセラーズは子供向けのこうした作品を収録していたシリーズでしたが,この頃の作家として福島正実,光瀬龍,眉村卓,筒井康隆らがいました.中でも福島正実氏は当時日本ではまだほとんどなじみがなかった昭和30年代にSFマガジンを立ち上げてその初代編集長となり,海外の優れたSF作品を翻訳して日本に紹介する一方,自らもSF作品を書いたり日本人のSF作家を育成するなど八面六臂の活躍をしました.ただ,無理がたたったのか1976年にわずか47歳でこの世を去ってしまいました.

 福島氏のSFは今で言うところの長編は少なく,もっぱら短編です.しかしなかなか興味深い作品が多く,当時鶴書房のシリーズに入っていた「リュイテン太陽」や「異次元失踪」(これは長編といえる分量があります),秋元文庫の「真昼の侵入者」,「悪夢の呼ぶ声」などは購入して読んでいました.

 その一方,当時既に絶版になっていた作品もありました.これらについてはその後すっかり忘れていたんですが,先日調べものをしていたら,な,なんと,ネットオークションに出ているじゃないですか!

20091210184409

 というわけでさっそく競り落としました(って,私以外に入札者がいなかったというウワサですが…).

 で,その本が今日到着した次第です.角川文庫が3冊,ハヤカワが1冊です.中島靖侃氏による「ちがう」と「出口なし」の表紙絵が素敵です.

 しばらくはこれらの本が電車のお供になりそうです.

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2009年11月11日 (水)

龍馬が望まなかった戊辰戦争

20091111151310  表題の本が手に入りました.出版はKKベストセラーズ,著者は会津藩関連の著作も多い星亮一さんです.私も以前斗南藩関連の勉強をする時に氏の著作を参考にさせていただきました.

 本書は幕末の風雲児坂本龍馬,そして彼の属した土佐藩と会津藩との関連から幕末維新史を見ていこうという趣旨のようです.本日届いたばかりで,まだまえがきしか読んでいないので,これから少しずつ読んでいきたいと思います.

 実はこの本に引用されている写真の一部に私のHPの写真が使われているんです.今から数カ月前に編集者から写真を引用させてほしいとの連絡があり,特に拒否する理由もないため承諾して写真ファイルを送っていたのです.その際に写真提供者として自分の名前かサイトの名前かどちらでもいいから紹介しますと言われたので,自分の名前は恥ずかしいのでサイト名にして下さいとお願いしていました.

 で,その写真提供の欄を見ると…

Teikyo_001  キャー,恥ずかしい! 真面目そうな組織,団体がずらっと並んだ最後に,”ビザンチン皇帝の部屋”(激笑).こんな風に掲載してしまうKKベストセラーズに脱帽です.

「うーん,自分のサイトもついに国立国会図書館と肩を並べるようになったのか…」と感慨に浸ったのでした(爆).

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2009年10月18日 (日)

激動の週末

 こんな派手なタイトルをつけるほどでもないんですが,この週末仙台に行ってきました.

 来年1月に開催されるコンサートに向けて,所属している合唱団関連の合宿が行われたからです.

 で,ついでに仙台で開催されていたプロ野球パ・リーグクライマックスシリーズ(以下CS)第1ステージ開幕戦も見てこようという欲張った企画となりました.なんとかチケットが取れたため,半ば強引に金曜の午後年休を取って一路仙台へ.

Sendai_002 Sendai_011

 初めてのCSを迎えたKスタ宮城は満員の大観衆でした.学生時代を仙台で過ごした縁で球団創設以来楽天イーグルスを応援しているんですが,実は私が観戦した試合は目下10連敗中だったんです.ジンクス打破なるかと手に汗握りましたが,結果は打線が爆発しエースが完投とほぼ申し分ない内容での勝利となりました.

 翌土曜日からは合宿で仙台市郊外へ.実は今回の演奏会は仙台の合唱団と共演なので合宿も合同となったからです.

 10月半ば,ちょうど現地は芋煮会のシーズンです.川原の特設会場ではたくさんの人が繰り出して芋煮会をやっていました.

Sendai_024 Sendai_028

 土日二日間びっしり練習(夜には宴会も)と非常に充実した週末でした.

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2009年10月 3日 (土)

エルプロさんの公演

 10月最初の土曜日だった本日10月3日は中秋の名月でした.本日当地は朝から雨模様で,お月見は無理かなと思ってたんですが,夜になってから雲が去り,帰宅時に空を見たら綺麗なお月様が顔を出していました.

Meigetu_007  そんな10月3日,実は観劇のために都内に繰り出していました.劇団エルプロダクツの第12回公演です.エルプロダクツ(以下エルプロ)は主に時代劇を取り上げている女性のみの劇団です.例年ひの新選組まつりで六番隊の隊士を担当して見事な殺陣を見せてくれくれています.

 私にとってエルプロの皆さんは特別な存在です.2006年にひのパレ(第9回)に初参加した時,右も左もわからず,一人も知り合いがいなかった私が始めてお知り合いになったのがエルプロの皆さんだったからです.以来公演には必ず駆けつけるようになりました.

 以前は新選組モノを連続して取り上げていた時期もあったようですが,近年は幕末モノとそうでないモノを交互に取り上げているようです.

Image002  前回の公演が2008年5月でしたから,ほぼ1年半ぶりということになります.今回の演目は「羽衣-HAGOROMO-」,赤穂浪士の討ち入り(忠臣蔵)モノです.内容等については明日も公演は続きますので,これから見る方のために伏せますが,本来なら一年の大河ドラマにもなりうる素材を2時間という枠にコンパクトにまとめていました.もちろん適度なお笑いや本筋に絡んでいく謎のキャラといったエルプロテイストも健在でした.

 お時間のある方は是非行ってみてはいかがでしょうか(会場:恵比寿エコー劇場 10月4日は11時と16時の2回公演 当日券3500円).

 そんな10月3日は私も応援している楽天イーグルスが球団創設初のクライマックスシリーズ進出を決めた日でもありました.大学生活を仙台で過ごした縁で応援していたんですが,当初はダントツの最下位で,私が応援に行って勝ったためしがありませんでした.しかし徐々に成績を上げ,ついにこの日を迎えたというわけです.

 このように非常の内容の濃い中秋の名月でした.

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2009年10月 1日 (木)

カタカナ

 さて今日から10月です.年度の後半いわゆる後期が始まります.

 先日のしながわ宿場まつりの余韻に浸ってはいますが,お祭りの反動でここ2日間連続で当直でした(泣 ただ救急とかではないので,それほど辛くはありませんが).写真整理→レポ作成は近日中に取り掛かりますので,しばらくお待ちください.

 で,本日の話題はカタカナです.そう,漢字・ひらがな・カタカナのカタカナです.

 なんでカタカナがテーマかというと,先日すごい会話を耳にしたからです.

 シルバーウィークの前半,南九州に出かけていました.城めぐりが主目的だったので,熊本県の熊本城,人吉城,鹿児島の鶴丸城とともに,宮崎県日南市の飫肥城(オビジョウ)にも行きました.ここは武家屋敷など昔風の街並みが保存されている観光地でした.そんな飫肥城跡界隈に小村記念館があります.

 実は日南市は明治日本を代表する外交官,小村寿太郎の出身地だったのです.歴史大好き人間の私,当然中に入って資料を鑑賞します.彼の日記やら当時の外交文書やらが展示されています.シルバーウィークということで,それなりにお客さんも入っていました.

 で,私の前に二人連れの観光客が歩いていました.年配の女性と中年の男性です.会話の雰囲気から親子と思われました.そして中年男性(自分と同じくらいの年齢か?)が,当時の外交文書を見ながらいいました.

 「へぇ,カタカナってこんな昔からあったんやな」(昔の公文書は漢字とカタカナ交じりなので)

 すると傍にいた母親らしき女性が

 「そりゃそうや,昔の人の名前はみんなカタカナや」(女性名のことと思われる)

 「ふーん,カタカナって最近できたもんと思っとった」 と男性,

 その会話を聞きながら後方で凍りついた私…

 カタカナの歴史は古く,9世紀の平安時代に遡るといわれています.元々は漢文を訓読する際に付ける文字として始まったらしいですが,いずれにせよ平仮名に負けないくらいの歴史があります.大日本帝国憲法など戦前の公文書や教科書もみなカタカナ表記が標準でした.思うに件の男性は,カタカナは外来語の表記のために発明されたと思っていたようでした(汗).

Kyushuensei_159 (写真) 飫肥城近くの小村記念館

 

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2009年9月28日 (月)

第19回しながわ宿場まつり!

 昨日9月27日に第19回しながわ宿場まつりに参加してきました。毎年秋の恒例イベントになりつつあるこのお祭り,今年は幕末の学者&剣客である清河八郎に扮しました.

Shinagawa2009_083 (写真1) 文武両道の幕末の剣客清河八郎

 本来なら,新選組(浪士組)を引き連れて「さあ,上洛だ!」と気勢を上げるところでしたが,残念ながら今年は新選組の参加はなしとのことで,ちょっとさびしい登場となってしまいました(泣).

 朝8時過ぎから着付け開始,例年だとタイミングによっては結構待たされるんですが,今年はかなりスムーズに進行しました.今年も常連の方々に加えて,今年初めて参加したという方も見られました.

 パレードは12時から1時間程度歩くだけで,残りの7時間くらいはひたすら自由時間です(このお祭りの趣旨は,時代扮装した人々が商店街を散策することで昔の宿場の雰囲気を出すことにあるのでこれで正解なのです).パレードの方は例年より扮装者が少なめだったような気がしました.

Shinagawa2009_072 (写真2) 当局の追及から逃れる虎尾の会の面々

 今年もいろんな写真を撮ったりして遊びました.詳細は例によってHPにレポをまとめる予定(去年みたいに完成するのが10ヶ月後なんていう事態は避けたいと考えています)です.

 ともに参加して下さった皆々様,ありがとうございました.

Shinagawa20092_126 (写真3) 前列左から 清河八郎,佐々木只三郎 後列左から お蓮(清河の内縁),虚無僧,同心,ウチのK

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2009年8月25日 (火)

写真で遊ぼう

 お仲間のフミヲさんトコで紹介されていたサイトです.

 PhotoFunia

 自分の写真を加工して遊ぼうという企画です.面白そうなのでさっそくやって見ました.

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2009年8月24日 (月)

50周年記念演奏会

 昨日東北大学混声合唱団50周年記念演奏会が行われ,私も出かけてきました.晴れ男の私を歓迎するかのように仙台は快晴のよいお天気でした.ただ首都圏に比べるとだいぶ涼しく,もう秋の気配が感じられます.

Tohokukonsei_002 (写真1) 外観は川内記念講堂時代と変わりません

 会場となったのは大学川内キャンパス内にある萩ホール,旧川内記念講堂です.そのネーミングから一瞬建設にあたって長州藩の援助があったのか(笑)と思いましたが,実は仙台市の花が萩で,そこから来た名前のようです.

Tohokukonsei_004 (写真2) 開演前から行列でした

 旧川内記念講堂は昭和60年当時キャパシティでは仙台一を誇っていましたが,いかんせん施設が古く本格的なコンサートを開催するにはちょっとという感じでした.今回云年ぶりに中に入ったのですが,基本構造は以前と変わっていないものの,内装は見違えるほど立派になり面目を一新していました.

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(写真3,4) 内装は見違えるように立派になってます

 今回の演奏会は4ステ構成,1ステと4ステが現役団員のステージ,2ステと3ステがOB・OGのステージです.第1ステージは委嘱作品で混声合唱組曲「生命の進化の物語」,作曲は合唱団OBの長谷部雅彦氏,実は彼は私の一学年下でしたが,本作では作曲の他,作詞や本番の指揮も自らやるというワーグナーばりの活躍を見せていました.曲は壮大な時の流れをテーマに,人類の進歩と更なる繁栄を願うものでした.

 第2ステージは昭和40年代に現役だった古いOB・OGの方々のステージ,当時の愛称歌の他,大中恩氏の私の動物園や高田三郎氏の水のいのちといった邦人作品の古典を演奏しました.指揮はOBの板橋憲一郎氏でした.

 第3ステージは比較的新しい世代のOB・OGを中心としたステージ,曲は東北大混声のメインジャンルともいうべき宗教曲の小品で,モーツァルトのAve verum CorpsやJ.S.バッハのカンタータ147番の最終コラール,フォーレのラシーヌの雅歌などでした.指揮は合唱団常任指揮者の佐々木正利先生です.

 そして第4ステージは再び現役団員のステージでした.曲はこちらも委嘱作品で,仙台市出身でドイツ在住の作曲家江村玲子先生による「きらめく世紀」という作品です.これも壮大な時の流れをテーマにした作品でした.指揮は3ステと同様常任指揮者の佐々木先生で,作曲者の江村先生がピアノを担当されていました.

 会場ほぼ一杯の聴衆を前に2時間半にわたった演奏会は感動のうちに終了しました.

 終演後は会場を移して交流会となります.既に還暦を過ぎた大OBから二十歳前の現役団員まで混ざっての交流となりました.合間には当然のように愛唱歌の合唱が入ります.数十年にわたって合唱団として歌い継がれている愛唱歌をともに歌うことによって,世代を越えた一体感を感じるのでした.他の機会にちょくちょく顔を合わせる仲間もいますが,云年ぶりの仲間との再開もあって感激もひとしおでした.

Tohokukonsei_025 Tohokukonsei_023

(写真5.6) 交流会の様子,私が抱えている酒は一の蔵という宮城県北の地酒です.この酒蔵が合唱団ゆかりの方で,現役時代花見やコンパで滅茶苦茶お世話になったお酒です.

 考えてみれば,この合唱団には音楽を専門にやっている学生はほとんどいません(東北大学自身に音楽科が存在しない).にも関わらず,毎年オーケストラ伴奏付きの宗教曲を取り上げて演奏していました.この背景には先生から学生にというより,上級生から下級生に連綿と受け継がれるこの種の音楽の伝統というものがありました.私自身,大学入学までクラシックのしかも宗教音楽なんて聴いたこともなかったはずですが,諸先輩の薫陶を受け,また仲間内で集まっては,やれバッハのカンタータがどうしたとか,モーツァルトのこの作品はどうだとか,酒を飲みながら語り合い教養を身につけていったのです.

Tohokukonsei_031 (写真7) 当時の仲間たちと.こうしてみてもみんなあんまり変わってません.

 こんな仲間たちとの生活が,今に続く私の音楽生活の礎となっているのです.

 我が素晴らしき仲間たちよ,本当にありがとう.

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2009年8月 9日 (日)

回天の門

 出張のお供は本,というわけでいつも本を持ち歩いています.最近は藤沢周平さんの蝉しぐれを読んでいましたが,このたび無事に読了しました.

Kaiten

 というわけで,次はどうしようと思って本屋で購入したのが表題の回天の門です.これは同じく藤沢作品で,幕末の志士清河八郎の生涯を扱った作品です.

 清河八郎といえば,特に文久三年の浪士組結成の経緯から一般には策士・山師のイメージがあります.しかし,バックに藩などの後ろ盾を持たない草莽の志士だった清河が己の思想を具現すべく生きていくには,生半可な決意ではできるはずはありません.結果として浪士組の一件は奇策に見えるものの,清河自身の思想は一貫としています(単に幕府側が気付いていなかっただけ).

 清河と作者の藤沢周平さんは共に出羽庄内の出身であり,そんな藤沢さんの清河像がどのようなものか,これから少しずつ読み進めていきたいと思います.

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