2024年1月25日 (木)

詐欺メール

 メールを扱っているとよく遭遇するのがいわゆる詐欺メールです。AMAZONやApple、さらには大手銀行を騙ったものが多く、「不審な取引があります」「アカウントが停止されました」などと言って個人情報を抜き取るページに誘導するのが一般的です。

 ただ多くは日本語がおかしい文体であるため、一目見ただけで詐欺メールとわかります(それでも騙される少数の人を狙っているんでしょうが)。ただ今回アメックスを名乗る、一見ホンモノそっくりな偽メールが来たので紹介します。

20240202-232827 20240202-232848  写真左が本物、右が偽物です。一見しただけでは違いが判りません。従来の詐欺メールは日本語の文章の違和感から見破れたわけですが、この偽メールは本物のレイアウトをそのまま流用したものなので、うまく作っていると思います。ではどこで偽とわかるのか…

20240202-232827_20240203081801  それは右側のマイ・アカウントの下、本物にはカード番号の下5桁が記載されていますが、偽物にはありません。偽メール一般にいえることですが、本当の銀行やAMAZONからの個人宛てメールなら、必ず宛先の名前(この場合は自分の名前)が記されるはずです。アカウント停止や不審な取引と言っているのですから、先方も当然こちらを指定して送ってくるはずだからです。しかし詐欺メールの場合は不特定多数に大量に送り付けてきますから当然そうした個々のあて名はありません。なのであて名がないメールは100%偽物と断定できます(時に”メールアドレス様”というパターンがあるが、メアドはすでに相手が持っている情報なのでこれを文中に自動で入れることは可能なので、これも詐欺パターンである)。今回のアメックスの偽メールもそこが見分けるポイントとなりました。ただ詐欺側も工夫してくることが予想されるため、今後は適当な5桁の数字を記載した偽メールが来る可能性があります。ただ、不特定多数に送り付けてくる特性上、本当の自分の番号と一致するのは奇跡に近いので、一応自分のカード番号との参照はした方がいいと思います。

| | コメント (0)

2023年10月 1日 (日)

サイトを引っ越ししました

 私のホームページ本編の「ビザンチン皇帝の部屋」ですが、サイトとしてniftyのホームページサービスを使っています。理由としては開設当時から利用しているプロバイダーであることに加えて、昔から契約していることによる価格の安さがあります(年間維持費1,000円台)。

 が、しか~し! どうやらこのサービスは国内限定らしく、こちらに来てからは更新しようとしても接続できない状態が続いていました。安いのだから文句をいう筋合いはないのですが、これでは困るため今回サイトを引っ越しました。題して

 新ビザンチン皇帝の部屋

 URLは byzantine21.info です(従来はbyzantine21.com).niftyの方も解約したわけではないため旧来の方もこれまで通り閲覧はできますが、ブログ以外は今後帰国するまで更新ができません。もしフォローして下さっている方がおりましたら新しいURLの方に変更していただけると幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

Saitop(写真)最新のトップページ

| | コメント (0)

2023年5月 1日 (月)

日本語の不自由な詐欺メール

 ネット時代になってから増えてきたものに,個人情報を抜き取ろうとするフィッシング詐欺と呼ばれるパターンの詐欺メールがあります.これは大手通販や金融機関などを名乗るメールを送り,そうした機関と紛らわしい偽のサイトに誘導,そこから個人情報を入力させ,それを盗み出そうというものです.仮にクレジットカードの番号や有効期限、暗証番号が盗まれた場合,後に金銭的な被害が発生する可能性もあるため注意が必要です.

 以前はAMAONや楽天市場,Appleなど有名どころを名乗るケースが多かったんですが,最近はパターンが広がりえきねっとやETCサービス,各種銀行を名乗るパターンも増えてきています.ただ数が増えるのと同時に,詐欺メールとしての質も様々で,以前えきねっとを名乗って話題になったような精巧なものから,逆にどうやったらこんなのに引っかかるのかと首をかしげるものまで玉石混交の状態になっています.

 メールソフトなどではそうした詐欺メールは最初から迷惑メールフォルダに振り分けられることもありますが、通常メールに紛れてくることも多く気が滅入ります.ここ数日はauじぶん銀行を名乗る詐欺メールが多いようなきがするんですが,今日やってきたこのメール、あまりにも日本語がひどくて唖然としました.

Sagi_20230505174501  明らかに日本語としておかしい箇所が多すぎるので,絶対これは日本語を理解しない人間が作ったろうなと思いました(じぶん銀行を新聞銀行と誤変換しているのも笑える).

 こうした詐欺メールの見分け方として,宛名がない(詐欺メールは一斉送信しているため)あるいは宛名がメアドというのがあります.本当にAMAZONや楽天からのメールならば必ず自分の名前宛になります.くれぐれも騙されないよう注意しましょう.

| | コメント (0)

2023年4月 6日 (木)

詐欺メール

 一般的なメールに交じってやってくるインチキメールが後を絶ちません.黙っていても迷惑メールフォルダに振り分けられているのもあるんですが、通常のフォルダに紛れ込んでくるものも多くうんざりしてきます.今日もフォルダを開けたらいくつかのインチキメールが出てきました.

Amazon Amazon2  まずはAMAZONを騙ったインチキメール2点です.さすが通販最大手だけあり、アマゾンを騙るメールは非常に多い印象です.どうでもいいんですが右側のメール,アマゾンを名乗っているくせに発信元のアドレスにrakutenの文字が入っているのはどうにかならなかったんでしょうか(笑).

 続いては三井住友を騙るメールとウーバーイーツを騙るメールです.

Photo_20230410162401 Ubereats  後者に関しては「注文した覚えがない!」と焦らせて連絡させ,キャンセル料と称して金をだまし取る手口なんだろうと想像します.この画像では見切れていますが、注文した内容はというと餃子や肉まん,さらには醤油ラーメンとありました.お店が東京らしいので,餃子はともかく醤油ラーメンを私のところまで配達したら麺が伸びるのは確実だなぁと思いました.

 この手のインチキメールの特徴として,宛先がメールアドレスになっているというのがあります.本物ならば必ず 岸田文雄様 などのように相手の名前が入ってくるはずです.インチキメールの場合不特定多数に一斉送信しているため送っている側も誰に送っているのかは把握しておらず,うっかり返信してきた人を騙しにかかるので,こうした宛先がメアドになっているものは100%インチキと判断し,相手にせず無視するのが賢明です.

| | コメント (0)

2023年4月 4日 (火)

iPadが届きました

 先週末突如壊れてしまったiPad pro 9.7インチの交換機が届きました.ドコモに9.7インチの実機が無かったらしく、届いたのは1世代新しいpro 10.5インチ版でした.画面が9.7→10.5と大きくなっていますがサイドの余白(?)が少なくなっているため短辺のサイズは変わりません.ただ長辺は微妙に長くなっているため,9.7インチ用のsmart coverは一応くっつくのですが,上下に少しはみ出してしまいます💦.こちらも新しいのを購入したので届くまでの辛抱です.

Dsc_2563 Dsc_2562  一方で壊れた方の機体は専用封筒に収納されドコモに返送されていきました.7年間お疲れさまでした.

Dsc_2561

| | コメント (0)

2023年4月 2日 (日)

iPadが故障!

 我が家は私もKも基本的にタブレット(iPad)使いです.スマホも所持はしていますが,通話と一部のメールとモバイルSUICAくらいしか使っていません.簡単に言うと年齢に伴う(笑)目の劣化からスマホよりもiPadの方が見やすく使いやすいからです.iPadももちろんWifiモデルではなく,ドコモのSIMが入ったWi-Fi+Cellularモデルであることは言うまでもありません.

 自分はもの持ちがいいせいか,現在私が使っているのが2020年発売のiPad pro 11インチ(第2世代)でKが使っているのが2016年発売のiPad pro 9.7インチです.私のはともかく,Kのは購入してから7年経過しています.ややバッテリーがヘタってきたかなとは感じるものの,使用には問題ありません(個人的にはiPad pro 9.7インチは先行していたiPad air2と並んで歴代iPad最軽量で純正のsmart coverと併せて一番ポータビリティに優れていたと感じます.それ以降の機種は本体の重量はともかく,smart folioもそれなりに重量があるので).

 が、昨夜そのiPad pro 9.7インチが壊れました(T_T).画面が真っ暗でウンともスンとも言わなくなってしまったのです.PCに接続しても全く反応なし… 寿命かなと諦めかけたのですが,そういえばドコモのケータイ保障サービスに入っていたことを思い出しました.で本日ドコモの専用ダイヤルに電話,ここから長い戦いの始まりです.まず繋がらない.

「現在電話が大変込み合っており…」のアナウンスが延々と流れます.結局10分くらい待ってようやく担当者に繋がりました.ここでiPadが壊れた旨を伝えると,「名前とiPadの電話番号をどうぞ」とのこと。名前はともかく電話番号は本体が壊れているので確認できないというと,Mydocomoのページから確認できるとのこと,その方法を尋ねると,「それでは担当に回します」とのことで検索を指南する部門へ.ここでも数分待って担当者が出ます.Mydocomoからの検索はあっさり行えたため再び保障の担当者へ.さっきとは違う人が出ましたが情報は伝わっておりスムーズに事態をわかってもらえました.

 が… 「伺ったお名前とiPadの所有者が一致しません」とのこと.そういえば料金を節約するためにそのiPadはKのスマホに紐付けてデータプラスで使っているので所有者がK名義になっていたことを思い出しました.支払っているのは自分ですがと伝えましたが,所有者本人でなければダメとのことで,一旦終了してしまいました.その後Kに電話をかけさせ,そこでも悪戦苦闘の後ようやく交換してもらえることになった次第です.自己負担も発生しますが,Appleストアに持ち込んだら恐ろしい金額になりそうなので良かったです(こんな時のための保証ですから利用しない手はない).

 交換機が届くまでは2014年購入のiPad Air2が代替機になります(10年ものですが,基本的なことにはまだ対応しています).

Img_0757 Img_0756 Img_0755 Img_0754 上段が今回壊れたiPad pro9.7インチ,下段がAir2本体重量は444グラムでiPad歴代最軽量です(mini除く)

| | コメント (0)

2022年9月17日 (土)

トップページの修正

 私のホームページである「ビザンチン皇帝の部屋」のトップページが最近ちょっと形がずれて格好が悪くなっていました.特に何かをしたということはなかったのですが、どうやらページの右端に張り付けてあるTwitter表示の横幅が最低220ピクセルに拡張されたため、その影響で周辺に歪みが生じたということのようです.

 というわけで昨夜時間があったためその辺の修正を行い、ついでに写真も張り替えてみました.

Toppu

 トップページの写真は主として最近の海外旅行の印象的な写真を載せるのが定番だったのですが,コロナ禍以降海外には行けていないため,国内旅行の写真を載せています.直前の写真は今年の5月末に訪問した北八ヶ岳ロープウェイの山頂の景色でしたが、今回乗せたのはかなり前に訪問した熊本県小国町の鍋ケ滝の写真です.高さはさほどではありませんが幅広の滝で,浦見(滝の裏側から外を眺める)ができる滝としても知られています.

| | コメント (0)

2022年8月11日 (木)

シン・掲示板

 今日は山の日の祝日です.祝日法によるとこの日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日であると定められていますが,一方でなぜこの日が山の日になったのかについては記載がありません.この辺については,お盆前に祝日を作りたかったのではと言われています(当初は世間的にお盆に入る8月13日の前日12日にしようという意見があったものの,この日は1985年の日本航空123便墜落事故の日と重なるためその前日になったといわれる).子供や大学生にとっては元々夏休み期間であり影響はないのですが,大人にとっては8月に日曜日以外の休日があるというのは結構インパクトがあります.最近は移動祝祭日で月曜休みが多くなりましたが,週の真ん中とかに休日が入るのは勤め人にとってはうれしいものです.

 そんな2022年の山の日,特に出かける予定もないので家でゆっくりしているのですが,さる8月1日に閉鎖になったteacup.さんの掲示板の代わりになるものを本日設置しました(名付けてシン・掲示板 笑).

 以前も書いたようにSNSが発達したこの時代,web掲示板の役割は限定的なものですが,私のホームページにたどり着いた方がなんらかのメッセージを残せる場はたとえ秘境であってもあった方がいいかなと思ったからです.幸いロケットBBSさんが掲示板を未だ運営しており,今回はそれに乗っかる形にします.無料版なので広告が表示されるなど見づらい点はありますが,秘境なのでその辺は問題ないだろうと思います.

 果たして書き込んでくれる人がいるのかわかりませんが運用していきたいと思います.

| | コメント (0)

2022年8月 1日 (月)

掲示板閉鎖

 以前ここでもお知らせしていたように,teacup.が運営していたネット掲示板サービスが本日13時で終了になりました.このため私のホームページ「ビザンチン皇帝の部屋」に設置されていた掲示板も閉鎖されました.16年間という長いのか短いのか微妙な期間でしたがありがとうございました(とはいっても活気があったのは最初の5年くらいで,後半10年は完全秘境化していましたが 笑).

 本日最後の瞬間を見届けようと12時59分過ぎからリロードをしていたのですが,13時5分くらいになってもちゃんと表示されています.「あれっ?13時ぴったりに閉鎖じゃないんだ」と思い書き込みをしたところ,まだ大丈夫でした.その後teacip.のサイトに行ってみたところ,「まだ書き込みができる!」といった同社の他掲示板の新着記事が並んでいました(自分と同じようなことをしている人が多いんだなと感心).そして13時10分過ぎに最後の書き込みをしてリロードしたら,

 teacup. byGMOのサービス終了のお知らせ

の表示が出てジ・エンド,本当に終了してしまいました.SNSが発達した時代にあって一つのツールが歴史的な役割を終えたんだなと感慨に浸った瞬間です.

Img_8605 終了直前最後の様子です.

Endサービス終了のお知らせ

 掲示板サービス終了に伴いすべてのデータが消去されます.ただ末期は秘境だったとはいえ,かつてはそれなりに賑わっていた時代もある思い出の掲示板です.それが完全に消えてしまうのは残念という思いもあり,魚拓という形で残しておくことにしました(もちろん新規の書き込みはできませんが).

 ビザンチン帝国の掲示板(魚拓)

 今回改めて思ったのですが,アナログな紙媒体ならば例えば雑誌が休刊,廃刊になったとしても自分が処分しなければそれは残ります.仮に残しておいたことを忘れてしまっても将来誰かに発見されることもあるでしょう(最近になっても時々新発見がある戦国時代や江戸時代の古文書などはまさにそう).しかしweb掲示板やブログなどデジタルものの場合,所詮は人様のサーバーを借りて運用しているにすぎません.今回のように運営元が閉鎖した場合は自ら残そうと努力しないと問答無用で消えてしまうのです.

 今回も運営元の情報をチェックしていたからこそ,魚拓を取ることができましたが,もしも失念していたら知らないうちに消去されていたでしょう.これはブログもそうで,かつては多くの会社がブログサービスをやっていましたが,どんどん無くなり今は数えるほどしかありません(このココログもその数少ない一つ).各社閉鎖に当たって他社ブログへの移行サービスをやっていますが,これも自分でやらなければそのまま消えてしまうことに変わりはありません.デジタル時代は便利なように見えて,自分で努力をしないと情報が簡単に消え去ってしまう時代でもあります(Web魚拓にしてもいつ消えるかわからないのは実は一緒です).ブログに関しては掲示板どころではない大量の思い出が詰まっています.これもどこかの段階で書籍化などアナログな保存方法を考えてもいいのかも… などと思ったのでした.

| | コメント (0)

2022年7月28日 (木)

バッハの曲を語らう会

Bach_20220729162701  クラシック音楽といえば,世間的には古典派とかロマン派などが知られていて,作曲家としてはモーツァルトやベートーベン,ショパン辺りがメジャーかと思います.一方で一部のファンから圧倒的な人気を得ている作曲家にJ. S. バッハがいます.彼は1685年にドイツ中部の都市アイゼナハで音楽家一族の家に生まれました.ヴァイマールやケーテンなどの宮廷楽長を務めた後,1723年にライプチヒの聖トーマス教会のカントールに就任し,以後1750年に亡くなるまでその地位にありました.生前は作曲家としてよりもオルガン奏者として知られた人物ですが,今日ではバロック音楽の集大成を成した作曲家とも,あるいは現代にる西洋音楽の基礎を作った作曲家として「音楽の父」などとも呼ばれています.

 バッハの音楽といえばブランデンブルク協奏曲や管弦楽組曲といった合奏曲もありますが,その神髄は何といっても約200曲ある教会カンタータやオルガン・クラヴィア用の器楽曲にあります.この辺は好きな人はとことん好きな世界で,世の中にはとにかくバッハが好きだという人がかなりの数いるのです.

 SNS上でもそうした話題は良く取り上げられており,Facebookには「バッハの曲を語らう会」というグループがあり私も参加していました.その名の通りとにかくバッハに関する話題(「この曲はこの演奏が素晴らしい」とか,「この作品は私の思い出だ」など)なら何でも投稿可というもので,世のバッハ好きがたくさん参加して盛り上がていました.

 しかし,今年の春ごろからバッハとは関係ないいわゆるスパム投稿が増えてきました.このグループはいわゆる公開グループなので基本的に誰でも投稿できるという特徴があるため,一旦自動巡回でスパムを張り付けるアカウントの侵入を許すと次々とその手の投稿がやってきてムチャクチャになってしまうのです.本来であれば管理人がその手のアカウントを排除すればいいのですが,手が回らないのか完全放置状態で荒れるがままになってしまいました.で,状況を見かねた人が避難先として「新バッハの曲を語らう会」というグループを立ち上げ,相当数の方々がそちらに避難する状況になりました.私自身は新グループに参加すると同時に,旧グループの行く末を見届けたいという思いもありそちらは退会せずそのままにしていました(退会しないので自分のTLを開くたびにスパム記事が目に入る(笑)).

 そういう状況だったのですが,先日旧バッハの有志メンバーが頑張って管理者との連絡に成功,権限を譲り受けてスパムアカウントの排除や記事の削除がなされたのでした.旧バッハグループがスパムまみれになっていた頃,「この管理者はどうしてしまったんだろうか? もしかしてコロナ時代に体調を壊し活動できない体になってしまったのではないか」などと心配していただけに,無事が確認されたと聞いた時にはホッとしました.

 そんな盛り上がりが見られたバッハの世界ですが,実は今日7月28日はバッハの命日なんだそうです.暑い日が続きますが,ゆったりとバッハの曲を鑑賞するのもいいかもしれません.

| | コメント (0)

より以前の記事一覧