2022年6月 8日 (水)

グリーンプログラム

 東海道新幹線は一般に割引率が高い商品が少ないのが寂しいところです.10年くらい前には東京-小田原間を新幹線で往復でき,かつ都内のJR&りんかい線も乗り放題という「こだま都区内・りんかいフリー切符」(4,660円)がありましたが,2014年に廃止になり,「新幹線おでかけ切符」という2名限定・往復の新幹線のみ(1名分4,500円 在来線部分は別料金)に代わり利便性が低下してしまいました(それでも回数券よりは若干安い).そしてこの切符も2020年3月で終了となってしまい,現在小田原-東京間で最も安いのは新幹線回数券ということになっています(1回分2,800円なので通常料金3,280円よりは480円安い).

Gripro  一方でそれ以外の区間の場合普通に切符を買うよりもメリットが大きいのがインターネットから予約してスマホで乗れるエクスプレス予約です.割引率はさほどではありませんが,自由席料金で指定席に乗れるので区間に限らず500円程度安いことになります(指定席利用の場合).さらにエクスプレス予約には乗車ごとにポイントが付き,たまったポイントを利用して普通車料金でグリーン車に乗れるという「グリーンプログラム」というサービスがあります.飛行機でいえばマイルで座席をアップグレードするような感じですが,このグリーンプログラムの特徴として乗車距離にかかわらず必要なポイントが同一という点があります(のぞみ、ひかり、こだまという車種によるポイントの違いはある).すなわち長距離を乗れば乗るほどお得感が増すということです(なので博多まで乗る場合に使いたい).ただポイントに有効期限があり獲得した翌年の6月いっぱいで切れてしまうのが欠点です.

 で,先日何気なく残りポイントを見てみたら,今月末で切れてしまうポイントが530ポイントあることが判明しました.残念ながら今月は新幹線で西に行く予定がありません.このまま期限切れにしてしまうのも悔しいです… と思っていたら出張で電車で沼津に行く日が発生しました.行きは在来線ですが翌朝は新幹線利用です(三島-小田原).乗車時間わずか15分にグリーンプログラムを適応するのはもったいなすぎるんですが,捨てるよりはマシだということでこのサービスを利用しました.

Img_8353 Img_8354 快適な15分乗車でした.

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2021年11月11日 (木)

エクスプレス予約

 所用で時々沼津まで出かけるのだが,コロナ禍に入って以来基本は自家用車利用がメインである.ただ公共交通機関を使わなければならない場合もあり,その際は小田原-三島間の新幹線を利用することが多い.

 小田原-三島を普通に切符を買って乗車すると,乗車券680円+自由席特急券1,760円=2,440円となる.以前は同区間の自由席回数券(6枚つづり)があり,これを使うと1回当り1,760円となって圧倒的にお得だったが(割引率28%とJR東海としてはかなりのもの),今年3月末にこの区間の回数券が廃止されてしまい,以後はやむなく普通に切符を購入して利用していた.

 一方JR東海(&西日本)ではスマホのアプリで新幹線に乗車できるエクスプレス予約サービスがある.主に長距離利用の場合割引になるので遠くの出張の際利用しているのだが,近距離の場合は値段が変わらないので利用していなかった(スマホ上の操作が意外に面倒くさい).

 が,しか~し! 今朝何気に調べていたら,なんと!普通車自由席と同額でグリーン車に乗れることが判明!確かに朝のこの時間のこの区間のグリーン車なんて空気しか運んでないからなぁ.

Img_6752  ともかく,わずか17分の乗車とはいえグリーン車で移動できるとは,朝からとても得した気分になったのだった.そんな今朝の富士山,もう冬の装いになっていた.

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2021年4月22日 (木)

新幹線回数券

 出張の際よく利用するのが電車などの公共交通機関です.ただコロナ禍に入った昨年春以降は少しでも感染リスクを軽減するために,近距離の出張には自家用車を利用することが多くなりました.時々出向く隣県の沼津市への出張の場合はちょうど箱根峠を越えていくことになりますが,昨年春の第1回緊急事態宣言の折には峠に「静岡県に来ないでください!」という趣旨の看板がたくさん出ていて,大変申し訳ない気分で通っていたものです.

Img_6376(写真1)昨年第1回の緊急事態宣言が出ていた頃の箱根峠

 一方同地に電車で行く場合は東海道線の普通電車を利用するのが一般的ですが,こちらを出るのが遅くなる場合や早く戻ってこなければならない場合などは新幹線利用になることもあります(新幹線の場合は三島で降りる).

 小田原-沼津の電車賃は770円ですが,新幹線利用の場合は小田原-三島の運賃680円に加えて自由席特急券1,760円の合計2,440円が必要になります(ぶっちゃけ3倍以上).少しでも出費を抑えたいと思うのが人情,そうした場合の強い味方が新幹線自由席回数券でした.これは6枚つづりの3か月間有効な切符で,これだと小田原-三島間が10,560円で1回分が1,760円となり割引率は約28%です.一般にJR東海の新幹線はお得な切符とされる商品でも割引率は低いことが多いので,割引率28%はかなりお得な部類になります.3か月間で6回はほぼ消化できるためこの回数券は重宝しておりました.

 で,先日久しぶりに同地出張の際新幹線を利用することになり,この回数券を買おうと券売機を操作したところ・・

 なんと,小田原-三島の設定が消えていました!

Img_5052_20210423134101 (写真2)今はなき小田原-三島の回数券

 どうやら3月31日に回数券の設定見直しが行われ,小田原駅発の下りは静岡,名古屋のみの設定になったようです(上りは新横浜,東京ともにあり).コロナ禍でJR東海も経営が厳しいのかもしれませんが,お得感の高い切符だっただけに残念です.

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2020年6月28日 (日)

新幹線のネーミング

Gran_031  今日は新幹線の話題です.

 移動の手段として欠かせない新幹線ですが,昨今の情勢から乗る頻度が激減しています.先日所用で岡山に行ってきたので東海道新幹線には久しぶりに乗車しましたが,東北新幹線の方は3か月以上乗っていません(泣).

 そんな新幹線ですが,その路線名の由来について考えてみます.まず1番歴史の古い1964年開業の東海道新幹線(東京-新大阪)ですが,これは並行して走っている在来線である東海道本線に由来することは明らかです(街道としての東海道とは主に名古屋以西のルートが異なる).また1982年開業の東北新幹線(東京-新青森)も東北本線由来で間違いないでしょう.

 一方で1972年開業の山陽新幹線(新大阪-博多)はちょっと事情が異なります.ネーミングとしては在来線の山陽本線から来てることは間違いないのですが,路線としての山陽本線は神戸駅から門司駅までしかありません.新幹線の方は新大阪-博多なので,厳密に在来線に準拠させると山陽新幹線は東海道本線と鹿児島本線の一部区間を含むことになります.とはいえ全体の85%が山陽本線区間なので在来線とほぼ一致と言っても許されるでしょう.

 続いて東北新幹線と同日開業した上越新幹線(大宮-新潟)について考えます.同新幹線と並行する在来線は大宮-高崎間が高崎線,高崎-宮内間が上越線,宮内-新潟間が信越本線となり,新幹線名と一致する上越線部分は距離的に50%をちょっと超える程度しかありません.この路線に関しては,複数在来線のうち一番長い区間を新幹線名として採用していると考えられます.

 今度は2015年に金沢駅まで開業した北陸新幹線(高崎-金沢)です.同新幹線の並行在来線は高崎-上越妙高部分が信越本線,上越妙高-金沢部分が北陸本線となります(在来線の分岐点は直江津駅ですが新幹線はその少し手前でゆっくりと西に向かうため).ただ距離でいくと信越本線部分が51%,北陸本線部分が49%と僅差で信越本線が上回るため,距離で決めるなら信越新幹線になってしまいます.ただこれだと富山・金沢方面に向かうというイメージが全くわかないため,50%いかなくても北陸新幹線となったのでしょう.この新幹線の北陸とは北陸本線のほかに,北陸に向かう新幹線という意味があると思われます.

 〇△に向かうといえば,秋田新幹線(盛岡-秋田)・山形新幹線(福島-新庄)・北海道新幹線(新青森-新函館北斗)もそうです.これらの路線の在来線は秋田新幹線が田沢湖線・奥羽本線,山形新幹線が奥羽本線,北海道新幹線が津軽線・海峡線・江差線であり新幹線名にはまったく反映されていません.この3線については秋田,山形,北海道に向かう(あるいは逆にそれらから東京方面に向かう)路線であることが強調されているようです.北陸新幹線が長野までだった時期の名称,長野新幹線も同様の趣旨と思われます.

 最後に2011年3月12日,東日本大震災の翌日に全線開業となった九州新幹線(博多-鹿児島中央)です.ここは並行在来線は鹿児島本線であり終着駅も鹿児島中央であることから考えると,在来線名と向かう方面の両方で鹿児島新幹線にしても問題はなさそうな気がします.ただこの路線がJR九州の屋台骨を支えるべき路線であること,すでに開通していた同じような地域を走る高速道路が九州自動車道であることを踏まえ,あえて一県名である鹿児島はなく全体である九州の名を冠したのでしょう(なので,もし将来的に小倉以南日豊本線ルートで新幹線が整備されることがあれば,その名称は東九州新幹線になるのかもしれません).

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2020年2月15日 (土)

コンキリエ

 根室の夜が明け,2月4日の朝を迎えました.冬の北海道旅行最終日です.窓の外を見ると昨夜以来の雪は上がり青空が広がっています.準備をした後レストランで朝食を食べ,チェックアウト時間まで部屋でまったりしていました(笑).

 10時にチェックアウト,レンタカーはすでに手放しているので,ここからは公共交通機関を利用しての移動になります.根室駅までは徒歩で向かいました.ホテルを出て周囲を見渡すと一面の銀世界,太陽が反射してまぶしいことこの上ありません.これが雪国の風景だよなぁと懐かしくなったのでした.10分ほどで根室駅に到着,過去根室には何度も来ているんですが,汽車(電車ではない)を利用するのは学生時代以来,ここ根室駅も30年ぶりくらい、平屋の駅舎は昔からこうだったかなぁと感慨深くなりました.

Img_2270_20200308215601 Img_2268(左写真1)根室駅,(右同2)根室本線終点の碑

 根室駅は道東地区では珍しい駅員の配置されている駅です.まずは窓口で切符を購入,根室-釧路片道で2860円でした.発車までまだ時間があるので,駅の隣にある観光案内所内にある土産物屋さんを覗きます.地元のお酒やアクセサリーに加え,終戦後の昭和20年8月18日占守島に侵攻してきたソ連軍を迎え撃ち善戦敢闘した戦車第11連隊(いわゆる士魂部隊)に関する書籍も購入しました.

 そうこうしているうちに11時近くになったため駅に戻ることに.改札が始まりホームに出ると,釧路行きの1両編成のディーゼルカーが停まっています.この日の乗客は10人程度でしたが見るからに観光客っぽい人ばかりでした.定刻に汽車は出発,数分で東根室駅に到着です.根室本線の終点は根室駅ですが,最も東に位置する駅はこの東根室駅なのです(ちょうど線路がぐるっと市街地を回り込んでくる感じなので).

Img_2278_20200308215601 Img_6207(左写真3)1両編成の汽車,(右同4)東根室駅の最東端駅の碑

Img_6208(写真5)花咲線の車窓

 東根室駅を過ぎるとあっという間に市街地は無くなり,周辺は原野と森だけになります.人工物は全くなく,どうしてこんなところに鉄道が走っているんだろうと不思議な気分になるほど最果て感があります.ちなみに根室本線の釧路-根室間は花咲線の愛称がついています.この辺で有名な花咲ガニにちなんだ名称で,実際漁港付近に花咲駅もあったんですが,残念ながら廃駅になっています.エゾジカの密集エリアとしても有名で,時々鹿と汽車の接触事故が起こっています.

Img_6211(写真6)浜中駅にて

 原野地帯を進んでいくと,途中数少ない市街地がある浜中駅に到着,ここはルパン三世の作者の故・モンキーパンチさんの故郷です.ホーム上にはルパンのパネルがありました.浜中駅を出るとすぐにまた原野と森地帯が始まります.この花咲線,ひたすら周辺が原野と森で変わらない風景が延々と続くという,他では味わえない風情があります(シベリア鉄道とかこれが日単位で続くんだろうな).

 浜中を過ぎてまた同じような景色が続きますが,やがて左手に湖が見えてきました.ここが厚岸湖で,まもなく厚岸駅に到着します.ここで途中下車するんですが,理由は近くにある味覚ターミナルコンキリエで牡蠣を食べるため.厚岸といえば牡蠣が有名です.せっかく道東に行くんだから食べたいなぁと思っていたわけです.しかもどうせ食べるならお酒も欲しい(笑).というわけで根室でレンタカーを手放して汽車で来たのはこのためだったのです.

Img_2282(写真7)味覚ターミナルコンキリエ

 ここには普通のレストランと炭焼きスタイル,オイスターバーの3か所の飲食店がありますが今回は行ったのはオイスターバーです.入ってさっそく生牡蠣を注文,お酒はというと最近とみに名が知られつつある厚岸ウイスキーの4種飲み比べです.それぞれ味わいが異なって良かったです(牡蠣とウイスキーは相性がいいと実感).その他いろいろといただきました.

Img_6214 Img_6215 Img_6216 Img_6219 (左上写真8)生牡蠣とウイスキー,(右上同9)アヒージョ,(左下同10)エゾシカのロースト,(右下同11)パスタ

 食事後は駅に戻り,次の汽車に乗って釧路へ,その後バスで空港に向かい,夕方の便で羽田に戻りました.こうして今年の自分の冬休み,しばれフェスティバル&道東の旅4泊5日はお終いです.

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2020年2月 6日 (木)

モバイルSuica特急券サービス終了

 JR東日本のホームページ上に,本年3月31日をもってモバイルSuica特急券のサービスを終了する旨の案内が出ていました.

 「モバイルSuica特急券」のサービス終了について

 JR東日本の広報によると,3月14日のダイヤ改正にあわせ新しい新幹線チケットレスサービス,新幹線eチケットサービスの開始するため,モバイルSuica特急券(以下モバ特)を廃止するということのようです.

 これまでJR東日本のお得な新幹線チケットは、”えきねっとトクだ値”と”モバ特”の2本立てでした.トクだ値は紙,モバ特はチケットレスでの運用だったのですが,予約方法は全く別々で相互の移行(えきねっとの切符からモバ特に変更,あるいはその逆)もありませんでした.利用者の一部からは「わかりにくい」という声もあったようで,今回の改定により予約はえきねっと1本に集約し,紙とIC乗車券双方での運用が可能なシステムになるようです.

 で,この新サービスなんですがこれまでに出ている情報をまとめると,

① 新幹線利用区間の特急券+乗車券セットの発売である(これはモバ特と同じ)

② 基本料金は特急券が紙のチケットに比べて200円安いが乗車券は基本紙と同額

③ 割安切符としてはえきねっとトクだ値とお先にトクだ値が利用可能

 となっているようです.さて,そこで自分がメインで利用する機会の多い東京ー盛岡での利用の場合,従来のモバ特との差はどうなんでしょうか.

 従来東京ー盛岡間を東北新幹線はやぶさ号で利用する場合,最も安い切符はえきねっとのお先にトクだ値です.これは乗車券+特急券総額の25%引きなので,11,230円となります(この区間の定価は15,010円).ただこの切符,非常に人気が高いので,発売直後でも買えない時があります(特に週末など).通常のトクだ値の場合はより入手しやすいですが,はやぶさ号のトクだ値は割引率が5%と低いため,こちらの値段は14,270円,定価との差額は740円とかなり少なくなります(車内で食べる弁当には手が届かないくらい).またトクだ値は乗車当日の変更ができないという欠点があります.ただトクだ値の乗車券部分は東京都区内扱いになるため,例えば小田原から東海道線を利用して新幹線に乗り継ぐ場合の乗車券の差額は小田原ー東京間1,520円ではなく,小田原ー蒲田間1,340円となるため,ちょっとお得です.

 一方のモバ特ですが,基本割引率は7%程度ですが,通常料金が割高になる「はやぶさ号」も「やまびこ号」と同価格に設定されているため,はやぶさ号利用の場合,事実上10%程度の割引率になります.しかもこちらは発車の5分前まで自由に乗車変更できるのも魅力です(モバ特には,さらに割引率が高い一方で,払い戻しや乗車変更に制限のあるスーパーモバ特というのもあるが,東京ー盛岡には設定されていないためここでは触れません).

 まとめると従来は料金的には得な順に,お先にトクだ値 > モバ特 > トクだ値 でした.今回料金的に中間(直前変更可なので小回りは一番利く)のモバ特が無くなることで,3月14日以降の新幹線チケットレスはお先にトクだ値が取れない限り,従来よりも割高になってしまうことは確定なのでした.う~ん,なんか微妙な改訂だなと思ったのでした.

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2019年9月 2日 (月)

IC乗車券の境界

 近年大都市圏を中心にIC乗車券が一般的になっています.JR東日本のSuicaや首都圏の私鉄や地下鉄でやっているPASMO,JR東海のTOICA,関西方面の私鉄によるPiTaPaなど多数のものが存在しています.近年ではIC乗車券同士の相互利用も可能となっており,たとえばSuicaがあれば東京の私鉄や関西の地下鉄も利用できるなど,同時に複数のIC乗車券を所持する手間が省けるようになっています(ただし地域限定で行われる割引サービスなどは他地域のIC乗車券には適応されない).

 一方で改札を出ないでIC乗車券のエリアをまたがった直通利用は原則としてできず,こうした場合は切符を購入して乗車しなければなりません.原則というのは例外があるためで,これはSuica-PASMOエリア間の相互乗り入れ列車の場合,たとえばPASMOエリアである地下鉄千代田線に乗ってそのままSUICAエリアであるJR常磐線の駅で降りるなどのケースではエリアをまたがった利用が可能であるということです.

Img_5432  で,こうした例外ケースになれてしまった東京の人がよくやらかすのが,Suica-TOICAエリアにまたがった地域での利用です.例えば東京駅の改札をSuicaで通過して東海道線(JR東日本)の電車に乗り,直通電車または熱海駅で乗り換えて沼津駅で下車し自動改札機にSuicaをかざして通過しようとしてもできません.これは沼津駅がTOICAエリアでエリアまたぎができないからです.また曽我の梅林で有名な御殿場線の下曽我駅も住所は小田原市ながら,所属する御殿場線がTOICAエリアのため同様に改札を通過できず駅での精算が必要になります.こうした駅では何も考えずにIC乗車券でやってきた観光客が改札を通過できず,清算窓口には長蛇の列が出来上がります.たまに窓口でごねている観光客を目撃しますが,そもそも乗客は意識しているしていないにかかわらず,旅客営業規則に同意して乗車したとみなされるので,いくらごねても無駄です.

 この手のうっかりエリアまたぎが後を絶えないせいか,JRでもエリア末端付近の駅には注意喚起をする看板が設置されています.ちなみにどうしてエリアまたぎの利用ができないのかという疑問に関してはJR東日本とJR東海が仲が悪いからなどともいわれますが,現実問題としてエリアの重なりがないという点も重要です.

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 この図を見ればわかるのですが,東海道線の場合東京から熱海までがSuicaエリアですが,一方でTOICAエリアはというと熱海ではなくその隣の函南駅から西となっています.すなわち熱海が境界駅とはいっても東京方面から来た場合は熱海で下車できますが,静岡方面からic乗車券で来た場合は熱海では下車できない(下車できる最東端は函南)ことになります.熱海駅は両IC乗車券の境界ではないということです(熱海-函南間はすべてのIC乗車券で乗ることができない).この辺が駅そのものがエリアの境界となっているSuica-PASMOとの違いと思われます.

 と,ここまで書いて重要なことに気づきました.それは福岡市の地下鉄空港線の西の終点である姪浜駅です.ここは一方でJR九州筑肥線の起点でもあります.調べたら姪浜駅は福岡の地下鉄”はやかけん”エリアであるとともに,JR九州のSUGOCAエリアでもあるようです.すなわち条件でいえば東京の北千住駅(SuicaとPasmoが重なる駅)と一緒なわけで,先程の熱海・函南とはことなる状況です.にもかかわらずこのエリアまたぎのIC利用はできません.

 IC乗車券のエリアまたぎ利用に関しては様々な難しさがあるようです.

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2019年6月29日 (土)

新幹線回数券

 出張等で出かける機会の多い自分です.旅費が支給される場合はいいんですが,そうでない自腹の時などは,いかにして交通費を抑えるかに頭を悩ませます.とはいえ選択肢がそれほどあるわけではなく,決まった場所に頻回に行く場合の定番は回数券になります.

 自分の場合三島・沼津方面に出かけることが多いので,在来線の回数券と新幹線の回数券の2種類を用意しています.通常利用数のは在来線で,仕事が押したりして時間がない場合は新幹線というパターンです.

 で,この6月28日夕方に出かけようと思い,新幹線の回数券を確認したところ…

Img_5052  なんと!前日で期限が切れていました ( ゚Д゚)

 回数券の期限は3か月,在来線分はサクサク利用するので問題ないんですが,新幹線は大切に(笑)利用しているので,油断するとこういう事態になってしまうのでした(嗚呼,約1700円の損失 ( ノД`)シクシク…).

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2019年6月28日 (金)

あじさい電車

 気が付けば6月もお終いの時期になりました.来週からはいよいよ7月です.

Img_5025  昨年は6月中に梅雨が明けてしまうという異様に夏の到来が早い年でしたが,今年は今のところ順調に(?)梅雨空の日々が続いています.梅雨時の花というとなんといってもあじさいですが,箱根の山を走る箱根登山鉄道の沿線にはたくさんのあじさいが植えられていて,毎年この時期になるとそれらの花々が旅行者を楽しませてくれます.特に夜間にはライトアップもされ,そうしたあじさいを楽しむことを目的とした特別電車も運行されます(夜のあじさい号).

 先日はそのあじさい電車にのるという職場のレクレーションが行われ参加してきました.

 登山電車のターミナルである箱根湯本駅に集合,参加者各自にビール,缶チューハイはもちろんソフトドリンクなど各種飲み物とお弁当がが配られました(自分は当然アルコールを選択 笑).

 時間になって電車が出発です.この夜のあじさい号は沿線のあじさいを楽しむために車内の照明を消したり,見どころスポットでは徐行・停車するなどの計らいがあります.途中の宮ノ下駅では10分間の停車時間があり,みんなで記念写真を撮ったりしました.

Img_5035 Img_5042(写真)車窓のあじさい

 トータル約50分で終点の強羅に到着,この日はそこで流れ解散となりました(本当に電車に乗るだけのレクレーション!).以前は近くで短い宴会を催していた年もあったんですが,帰宅時間を早めたいという声がありこのような形態になったのでした.

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2019年5月 2日 (木)

休日おでかけパス

 旅行好きの私にとって鉄道の乗り放題切符は非常にありがたい存在です.この手の切符としてかつての国鉄時代には周遊券という地域限定の乗り放題切符がありました.普通列車のみならず,急行や特急の自由席にも乗れる優れもので,特に範囲が広く,夜行列車を利用することで宿泊費を浮かせることもできた北海道ワイド周遊券は学生時代の愛用品で,販売価格の10倍は乗り潰すほど使ったものです(だから国鉄が赤字化してJRになったかは不明).

 一方で普通列車に限定されますが,全国のJR乗り放題の青春18きっぷは今でも発売されている代表的な乗り放題切符で,これも私が学生時代から存在するものです.当時は1日2000円だったのが現在では2370円となっていますが,30年以上経過して370円しか値上がりしていないというのは消費税を考慮するとほとんど上がってないのと一緒なのですごい切符です.

Img_4833  ただ青春18きっぷは学校の休み時期しか使えないのが欠点となります.そこで,そうした時期以外に活躍する切符がJR東日本が出している「休日おでかけパス」です.これは東京およびその周辺のJR東日本の普通電車が2670円で1日乗り放題になる切符です.青春18きっぷと違って特急券を買えば新幹線(東海道新幹線除く)や特急にも乗れるのが特徴です.自分にとってこの切符の利便性が高いのは小田原駅が適応地域の西端になっていて,JR利用の場合東京に往復するだけで元が取れてしまうからです(小田急利用の場合はもっと安い手段はある).

 このGWは東京や千葉方面に出かけたこともあり,この切符が活躍したのでした.

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