一夜明けて5月2日、いよいよエプパに向かう日です。朝食を摂り、チェックアウトを済ませてまずはガソリンを満タンにします。実はオプヴォから先、国境まで給油所がないからです。オプヴォーエプパ間は往復360キロあります。私の車は小型で燃費がよいので満タンにしておけば問題ありませんが、燃費の悪い車の場合予備タンクが必要になるようです。
(左写真1)オプヴォの街、(右同2)還元ウォーター?
給油後北に向かって走り出します。少し行くと道路はは砂利道にかわります。そして約10キロほど行くと…
眼に前には巨大な水たまりが(T_T)
(写真3)水たまり
自分の車で果たして渡れるのかと不安になります。そこでしばしほかの車を観察することに。他の車は平気で水たまりを渡っていく車や、泥部分をかき分けて進む車など様々です(水たまりを進む車が多い)。ただほかの車は例外なく、ランドクルーザーなどの車高の高い四駆です。あまり参考になりません。「いやぁー、困ったな」と途方に暮れていたら、対向車のランクルのおじさん(服装からガイドっぽい)が「向こうに渡りたいのか?」と声をかけてきます。「渡りたいんだけど、この車は小さいし四駆でもないから無理かな」というと、「自分が運転してやろう」と乗り込んできました。大丈夫かな、とちょっと心配しましたが、このおじさん巧みに進路をとって無事に渡ることに成功、さすがプロ!と感心することしきりの私でした(もちろんチップをはずんだ)。おじさんはもしも帰りに困ったら連絡してくれと電話番号まで教えてくれました。これで帰りはここまでたどり着けば大丈夫ということです。
(左写真4)基本的には良い道です、(右同5)バオバブの木
無事に難所をクリアした後は順調に進んでいきます。ナミビアの国道は企画の良さの順にA~Dにランク分けされていますがこの道路はC道路、砂利道とはいえそれなりに道幅はあって、多くの部分は(砂利道の割には)快適に走行ができます。ただ、所々川を渡る箇所があり、水が流れている時期なら通行が難しいのではと思われました。
そんな道を進んでいくと、やがて前方に1本のバオバブの木が見えてきます。バオバブが生えるほど植生が変化していることに感動したのでした。そうこうしているうちについにエプパの集落に到着、オプヴォを出発してほぼ4時間でした。そのままこの日から2泊するロッジに入り、チェックインの手続きをします。外はじめっとした熱気です。ナミビアは一般に湿度が低い地域ばかりなのですが、ここエプパはアンゴラとの国境沿いなのでそれなりに湿度があります(東京都は比較になりませんが 笑)。蚊もそれなりにいるということで、客室内には蚊帳のほか、防虫剤や殺虫剤も完備していました。
(左写真6)ロッジの様子、(右同7)国境を流れるクネネ川
部屋に荷物を置いた後は散策です。ロッジの脇にはクネネ川という大きな川が流れています。今年の雨季は雨が多かったこともあり、川の水量はかなり多いようでした。ナミビアではまず見ることのできない大きな川と、この川向こうはもうアンゴラなんだという感慨に浸ったのでした。
(写真8)ビールが美味い
しばし休んだあとはエプパの滝の観察に向かいます。ロッジからすぐということでしたが、せっかくなのでガイド付きにすることに。ガイドの案内で川沿いに歩いていくと… 見事な滝が目の前に広がります。これがエプパの滝、イメージとしてはビクトリアフォールズの小型版といった感じです。ちょうど背中に太陽が来る時間帯だったため、滝にきれいな虹が架かっています。どうやらこの時間帯がベストなタイミングのようでした。その後は滝の下流岸を散策、少し歩いた先の砂浜(ガイドはビーチと呼んでいた)で休止、川向こうのアンゴラは緑で青々としています。「思えば遠くにきたもんだ」という歌が頭の中に響きました。
(写真9)ついにエプパの滝に来ました!
ロッジに戻った後は夕食の時間、ここは前菜とメインが2種類、デザートは固定メニューです。この日は前菜はスープとピザ、メインがポークとゲームミートがあり、どちらもブッフェ形式なので好きなだけ取ることができます(まあそんなに食べられないのですが)。
(左上写真10)虹がかかったエプパの滝、(右上同11)かなり大きな滝です、(左下同12)クネネ川下流、(右下同13)岸辺の砂浜
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