ラハイナ・ヌーン
今日12月6日の当地はお昼に太陽が真上に来る日(ラハイナ・ヌーン)でした。ナミビアの首都ウィントフックは南緯22度33分と南回帰線よりも北に位置しています。このため年に2回この日が現れます(いつその日になるかは専ら緯度によって決まり、理論上赤道直下は春分と秋分、南北回帰線上は夏至の日のみ)。
経度の関係で市内でこの現象がみられるのは(すなわち一日で太陽高度がもっとも高くなる時間)12時42分頃なので、その時間に合わせて外に出てみました。
(左写真1)真上に来た太陽、(右同2)傘部分以外影のない電灯
付近にあった電灯を見ると、たしかに傘の部分の影はあるものの、柱部分の影はありません。さらにタイルの隙間に鉛筆を立ててみたところ、見事に影がない写真が取れました! R・シュトラウスの歌劇に「影のない女」というのがありますが、今日の現象とは意味が異なるお話です(笑).
ちなみにこのラハイナ・ヌーン、日本には北回帰線以南の領土は沖ノ鳥島しかないため事実上見ることのできない現象です。
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