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2024年7月17日 (水)

大西洋岸旅行②

 ウォルビスベイ最初の夜が明け7月14日になりました。この日の予定は午前中がウォルビスベイ湾のクルーズ船ツアー、午後がウォルビスベイ南部にあるサンドイッチハーバーへのドライブツアーとなります。このツァーは当地の旅行会社多数が運行しているんですが、今回我々が選択したのはMola Mola Safaris社によるもの、ここに決めた理由は、ツァー中に生牡蠣やスパークリングワインが振舞われるからという理由、やっぱりアルコールの魅力には勝てません(笑)。同社はウォーターフロントに事務所があるため、ホテルからは徒歩数分の距離です。集合時間は8時45分なので、この日の朝はホテルでゆっくり朝食を摂ってからの出発となりました(通常のブッフェのほかに卵料理もあるアメリカンスタイル)。

Img_3062 Img_3228(左写真1)朝食、(右同2)卵料理もあります

 旅行会社の事務所に着いて受付を済ませ、その後桟橋へ。指定された船に乗り込みます。順番が早かったのでそのまま上のデッキに上がりました(風はあるがこっちの方が眺望が良い)。さっそく出航!と思っていたらアザラシやペリカンが船に乗り込んできます。そういえば16年前に旅行に来た際も同じようなことがあったなと思いました(ここではお約束なのかもしれません 笑)。

Img_3067 Img_3068Img_3076 Img_3081(左上写真3)今回依頼の旅行会社、(右上同4)ウォルビスベイのウォーターフロント、(左下同5)船上にやってきたペリカン、(右下同6)イルカが!

 しばらく走っているとさっそくイルカが登場、あちこちで泳いでいる姿が見られます。その後はオットセイが群れをなしている地帯へ、海の中を華麗に漂っていました。海上からウォルビスベイを見ると、砂漠の上に無骨な工作物が立ち並ぶその様子は、未来少年コナンに出てきたインダストリアを彷彿させます(三角塔はないですが)。しばらく走った後はお約束の軽食タイム、ちゃんとスパークリングワインが出てきたのでしっかりといただきました。

Img_3095 Img_3106 Img_3114Img_3109 (左上写真7)オットセイ、(右上同8)ワインを頂きます、(左下同9)インダストリアみたいな光景、(右下同10)軽食です

 こうして午前中のクルーズは終了し再び事務所に戻ります。トイレ休憩を済ませてそのまま今度は1台の四駆に乗り込みます。ここからはサンドイッチハーバーの観光です。とはいえまずは途中にあるフラミンゴスポットへ、ここは16年前にはフラミンゴが全くいなかったのですが、昨年11月に訪問した際に寄って見られたところです。この日もそれなりにフラミンゴがいました(一番多い時期と比較してどうなのかはわからない)。続いてはプランクトンの繁殖でピンク色になった海岸、通称ピンクレイクへ。同じような現象を日本では赤潮といいますが、魚が大量に死ぬなど負のイメージが強い赤潮に比べてピンクレイクというとなんかほのぼのと感じられるので不思議です。

Img_3123 Img_3129(左写真11)フラミンゴの群れ、(右同12)ピンクレイク

 その後いよいよサンドイッチハーバーに向かいます。ここはウォルビスベイの南側に広がる一帯でナミブ砂漠が大西洋に迫っているところです。道はないため一般車での観光は困難で、プロのドライバーが運転する四駆が必須となります。今回参加した旅行会社は2台の四駆に分乗してのツアー、我々は後続車だったため前の車についていきます。砂丘が海に迫るため、車両が走行可能なポイントは非常に狭く、一部足元に波がやってくるところもあります。そんな環境の道をゆっくりと進んでいきます(動画参照)。やがて車は砂丘の中に入りどこが道なのかまったく不明な中を走って登っていきます。周辺は人が立ち入った気配のない風紋だらけ(非常に贅沢な光景)、やがて海を見渡せるスポットに到着します。いや本当に絶景、海と砂丘といえば日本では鳥取砂丘ですが、それを1000倍にしたようなスケールでした。

Img_3167 Img_3182 Img_3213 Img_3225(左上写真13)サンドイッチハーバー、(右上同14)風紋が美しい、(左下同15)記念撮影、(右下同16)午後の軽食タイム

動画)サンドイッチハーバーの様子

 しばし景色を堪能した後はまたまた軽食タイム、ここでもスパークリングワインが振舞われたので美味しくいただいたのは言うまでもありません。その後はウォルビスベイに戻ります。気がついたら夕方、本当にあっという間の一日でした。事務所からホテルに戻り、この日はホテルのレストランでの夕食となりました。

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