2024年7月30日 (火)
2024年7月27日 (土)
パリオリンピック開幕
パリオリンピックが開幕しました。当地ナミビアはこの時期フランスとは時差がないため、現地と同じ時間間隔で見ることができます。
とはいえ、当のナミビアからは陸上、自転車などわずか4人の代表を出しているだけなので国内での盛り上がりは全くなく、中継もほとんどされていません(放送権料が高いからなぁ)。観戦の手段は必然的にNHKプラスやTverになります(特にTverは国際映像で様々な競技が見られる)。昨夜の開会式(いろいろ物議を醸しだした 笑)に続き、今日は男子ハンドボールや柔道競技の観戦をしていました(女子48キロ級の角田選手の巴投げがすごかったな)。
せっかくいい時間帯に観戦できる環境にいるので、これからしばらく楽しみたいと思います。
2024年7月22日 (月)
週末の外食
2024年7月19日 (金)
大西洋岸旅行③
一夜明けて7月15日、この旅行最終日となりました。
この日は前日と異なり早起きで6時前に起床、朝一で朝食を済ませると7時過ぎにはホテルをチェックアウト、そのままスワコプムントを目指して北上します。この時間帯周辺は一面の霧、ナミビア大西洋岸は沖合の寒流で冷やされた空気が偏西風で寒い陸地に流れてくるため、ただでさえ冷えた空気がさらに冷え、ついには露点を下回るために霧になるという現象が起こります。今朝はまさにそういう気象だったというわけです。ナミビアといえばいつも晴れているというイメージがありますが沿岸部の朝にはこういう日もあるのです。
そんなドライブをしているわけですが、その目的はこの日の午前中にスワコプムント発の砂漠の生き物観察ツアーに参加するためです。ツアーの集合時間が朝8時45分だったため、早めにホテルを出たわけです。前日のうちにスワコプムントに移動した方が楽なのにという声が聞こえてきそうですが、そうすると日中にワインが飲めなくなってしまうのです(笑)。
それはともかく無事に8時半過ぎには旅行会社の事務所に到着、受付を済ませて待っていたらやがて1台の四駆がやってきました(こうした砂漠のツアーは基本四駆)。さっそく乗り込みますが、この後もう一組客がいるとのことで、市内のホテルに向かいます(このツアーは送迎付きなんですが、さすがにウォルビスベイのホテルまでは来てくれない 笑)。後から乗って生きたのは家族連れでした。
その後は砂漠へ、車は昨年11月にバギーを体験した場所から入っていきます。そのまま砂漠の内部を進み、少し茂みがあるところで停車、そのまま運転手兼ガイドが付近を散策しています。やがて我々に降りてくるように促し、そのまま茂みへ。彼が砂を掘り返していくと… おおっ、なんとミズカキヤモリが姿を現しました(まさか密かに埋めていたとかではないよな 笑)。これは一見カラフルな見た目ですが、砂漠という極めて過酷な環境で生きているヤモリで、今日のような霧の日に体に付着した水滴を舐めて水分補給していることで知られています(この日は残念ながら舐めているシーンはなし)。こんな希少種があっさり見られて感激です。
ヤモリの次は場所を替えてぺリングウェイアダーという毒蛇や、ナマクアカメレオンの観察ができました。蛇はさばくにとけこんだような色彩で意外に動きが素早く、間違って手出しをしたら確実に嚙まれるなと思いました(笑)。
その後は砂漠のドライブ、この頃から霧が一気に晴れはじめ、周囲はいつもの砂漠の風景に戻りました(日中になり気温が上がったため露点を上回り霧が消えた)。この辺はあまり観光客が来ない場所なのか、周辺見渡しても人の足跡がなく、一面風紋が広がっていました(2019年に小田原医師会合唱団で取り上げた混声合唱組曲「風紋」(石井歓作曲)を思い出した)。
ツアーはお昼前に終了、その後はスワコプムントしないで昼食を摂り(お寿司もある海鮮料理店)、その後ウィントフックに戻ったのでした。これが2024年冬の旅行となりました。
2024年7月17日 (水)
大西洋岸旅行②
ウォルビスベイ最初の夜が明け7月14日になりました。この日の予定は午前中がウォルビスベイ湾のクルーズ船ツアー、午後がウォルビスベイ南部にあるサンドイッチハーバーへのドライブツアーとなります。このツァーは当地の旅行会社多数が運行しているんですが、今回我々が選択したのはMola Mola Safaris社によるもの、ここに決めた理由は、ツァー中に生牡蠣やスパークリングワインが振舞われるからという理由、やっぱりアルコールの魅力には勝てません(笑)。同社はウォーターフロントに事務所があるため、ホテルからは徒歩数分の距離です。集合時間は8時45分なので、この日の朝はホテルでゆっくり朝食を摂ってからの出発となりました(通常のブッフェのほかに卵料理もあるアメリカンスタイル)。
旅行会社の事務所に着いて受付を済ませ、その後桟橋へ。指定された船に乗り込みます。順番が早かったのでそのまま上のデッキに上がりました(風はあるがこっちの方が眺望が良い)。さっそく出航!と思っていたらアザラシやペリカンが船に乗り込んできます。そういえば16年前に旅行に来た際も同じようなことがあったなと思いました(ここではお約束なのかもしれません 笑)。
(左上写真3)今回依頼の旅行会社、(右上同4)ウォルビスベイのウォーターフロント、(左下同5)船上にやってきたペリカン、(右下同6)イルカが!
しばらく走っているとさっそくイルカが登場、あちこちで泳いでいる姿が見られます。その後はオットセイが群れをなしている地帯へ、海の中を華麗に漂っていました。海上からウォルビスベイを見ると、砂漠の上に無骨な工作物が立ち並ぶその様子は、未来少年コナンに出てきたインダストリアを彷彿させます(三角塔はないですが)。しばらく走った後はお約束の軽食タイム、ちゃんとスパークリングワインが出てきたのでしっかりといただきました。
(左上写真7)オットセイ、(右上同8)ワインを頂きます、(左下同9)インダストリアみたいな光景、(右下同10)軽食です
こうして午前中のクルーズは終了し再び事務所に戻ります。トイレ休憩を済ませてそのまま今度は1台の四駆に乗り込みます。ここからはサンドイッチハーバーの観光です。とはいえまずは途中にあるフラミンゴスポットへ、ここは16年前にはフラミンゴが全くいなかったのですが、昨年11月に訪問した際に寄って見られたところです。この日もそれなりにフラミンゴがいました(一番多い時期と比較してどうなのかはわからない)。続いてはプランクトンの繁殖でピンク色になった海岸、通称ピンクレイクへ。同じような現象を日本では赤潮といいますが、魚が大量に死ぬなど負のイメージが強い赤潮に比べてピンクレイクというとなんかほのぼのと感じられるので不思議です。
その後いよいよサンドイッチハーバーに向かいます。ここはウォルビスベイの南側に広がる一帯でナミブ砂漠が大西洋に迫っているところです。道はないため一般車での観光は困難で、プロのドライバーが運転する四駆が必須となります。今回参加した旅行会社は2台の四駆に分乗してのツアー、我々は後続車だったため前の車についていきます。砂丘が海に迫るため、車両が走行可能なポイントは非常に狭く、一部足元に波がやってくるところもあります。そんな環境の道をゆっくりと進んでいきます(動画参照)。やがて車は砂丘の中に入りどこが道なのかまったく不明な中を走って登っていきます。周辺は人が立ち入った気配のない風紋だらけ(非常に贅沢な光景)、やがて海を見渡せるスポットに到着します。いや本当に絶景、海と砂丘といえば日本では鳥取砂丘ですが、それを1000倍にしたようなスケールでした。
(左上写真13)サンドイッチハーバー、(右上同14)風紋が美しい、(左下同15)記念撮影、(右下同16)午後の軽食タイム
(動画)サンドイッチハーバーの様子
しばし景色を堪能した後はまたまた軽食タイム、ここでもスパークリングワインが振舞われたので美味しくいただいたのは言うまでもありません。その後はウォルビスベイに戻ります。気がついたら夕方、本当にあっという間の一日でした。事務所からホテルに戻り、この日はホテルのレストランでの夕食となりました。
2024年7月16日 (火)
大西洋岸旅行①
今年の7月第2週末は当地でも連休(土曜日を合わせると3連休)だったため、大西洋岸に遊びに行ってきました。ナミビアの沿岸部の旅行は昨年11月(スワコプムント)、今年5月(リューデリッツ)に続いて3回目となります。今回はオットセイの繁殖地として有名なケープ・クロスから海岸沿いに南下してウォルビス・ベイを中心に観光する予定です。
7月13日土曜日は朝9時ごろに自宅を出発、北西に向かいA1道路に合流しそのまま北上します(ナミビアの道路はAからDのランクがあり、前者ほど状態が良い)。日本だと市街地を離れても、県境とかでなければ何らかの生活の気配があるものですが(北海道除く)、ナミビアは市街地を出ると次の町までまったく人の気配がなくなります。ウィントフックを出て北に向かい、次の町であるオカハンジャまで75キロ一面の荒野が広がっていました。
オカハンジャからはB2号線に左折しひたすら西に向かいます。再び荒野の中をひた走り、120キロほどでカリビブの町を通過、ここが首都と大西洋岸の主要都市スワコプムントのちょうど中間点になります(私はひそかにバラン星と呼んでいる 笑)。通常はここで休憩にするんですが、この日はさらに30キロ西のウサコスの町まで進んで休憩としました。日本だと高速にはサービスエリア、一般道には道の駅があちこちにありますが、ナミビアには基本そのようなものはなく、町のガソリンスタンドが唯一の休憩スポットになります(トイレや売店も併設されていることが多い)。ここで給油とトイレ休憩を済ませ再び西に向かいます。
B2道路をそのまま進むとやがて南西に方向を変えてスワコプムントに至るのですが、この日はウサコスから20分ほど走ったあと、分岐するD1918道路に右折しました。この日の目的地ケープ・クロスに行くにはスワコプムントを迂回するとかなりの遠回りになるからです(ナミビアでは多少距離が遠くなっても優良道路を走った方が時間的短いことが多いが、さすがに今回はそうではない)。D1918は全線砂利道ですが路面状態は比較的良く、制限速度も時速100キロに設定されています(とはいえ実際に100キロ出すのは勇気がいる)。沿岸部まで120キロ、途中に町は全くないのですが、お土産物のような屋台が出ていました。稀にここを通る観光客を相手にしているものと思われます。約1時間半で抜けましたが、途中対向車は数台見かけただけでした。
(左写真2)塩の無人販売所、(右同3)1個20ナミビアドル(約160円)のようです
沿岸部に出ると右折し海岸沿いを北上します。この道路C34は一応舗装道路ですが、簡易舗装といった趣で砂利道よりはましといった程度の路面状態でした。そんな道を走ること30分ちょっとで目的地のケープ・クロスの看板を発見、そこから海の方へ左折して向かいます。この道路わきにはところどころにピンク色の塩の塊の無人販売をやっているテーブルが数多く設置されていました。そんな道を進みながら目的地のコロニーに到着です。
ここはナミビアでも有数のオットセイの繁殖地となっていて管理事務所もあります。受付で登録と入場料を支払ってからそのまま車で敷地内に入っていきます。数分で目指す繁殖地に到着、窓の外を見るとものすごい数のオットセイが寝そべっています。駐車スペースに車を停め、改めて外に出ると…
すごい臭い( ゚Д゚)
(左上写真5)一瞬昆布を干しているかと思いました、(右上同6)オットセイの大群、(左下同7)大あくび、(右下同8)カモメでしょうか
(動画)オットセイの様子
事前の情報でかなり臭うとは聞いていましたが、これはなかなかのものです(とはいえすぐに慣れますが 笑)。鳴き声もけたたましく迫力があります。しばらく周辺でオットセイの群れを眺めていましたが、見ると前方に木道が設置されています。どうやらここからも見学ができる様子、見ると単独旅行者らしき人が歩いています。せっかくだから行ってみようとなり、木道に入りました。イメージは知床五湖でヒグマとの遭遇を避けるための施設ですが、あちらは電気柵もあって対策はバッチリなのに対し、この木道は本当に単なる木道です(一応オットセイ対策で木の格子が張り巡らされている)。こんなので大丈夫かと思いながら散策していたらなんと!前方にオットセイがいます。どうやら木道が壊れている場所があるらしく、そこから侵入したもようです。やり過ごせるかな?と思い近づくと、「ウ~」と唸って威嚇してきます。オットセイは本来は人間が近づくと逃げていくんですが、木道の中は狭いため彼らにとっても人間の接近は恐怖らしく、威嚇して追い払おうとするようです。仕方ないなと思い、来た道を戻るんですが、なんと!反対側にもオットセイがいます(同じように壊れた個所から侵入したもよう)。狭い木道の中で前後をオットセイに囲まれてしまった形です。「こりゃ困ったな」と思いましたが、ひとまずは様子を見て彼らが自発的に外出るのを期待します。
が、彼らも狭い木道のさらに狭い破損個所から偶然侵入したわけなので、出ていくのも偶然に任せるしかありません。しばらく待っていましたが出ていく気配がありません。なんかRPGのダンジョンにハマったような気分です。何度かやり過ごせないかなと思ったんですが、やっぱり威嚇されてうまくいきません。しょうがないので最終手段、木道の外に出て避難することに。ただ木道の駐車場側はびっしりオットセイが寝ているため、こちらから脱出した場合、最悪彼らを踏んづけてしまう可能性があります。一方の海側はオットセイの姿もまばらだったので、なんとか木道を乗り越えて外に出ることに成功、そのまま注意深く回り込み無事駐車場に戻ることができました(やれやれ)。
ちなみにケープ・クロスという名前から想像できるようにここには十字架のモニュメントがあります。これは1485年にポルトガル人が西洋人として初めてナミビアの地を踏んだことに由来するのだそうです。
オットセイに道を塞がれるという経験もあってここの観光は終了、来た道を戻り海岸線を南下します。1時間半ほどでスワコプムントに到着、ただこの日の宿泊先がさらに南のウォルビスベイだったので、ここには寄らずそのまま南下、結局夕方に無事ホテルに到着したのでした。
この日から2連泊するプロテアホテルはウォルビスベイのウォーターフロント地区にあるホテル、部屋からは大西洋の夕陽が望めます。しばし休んだ後夕食は近くにある海鮮レストランに繰り出したのでした。
(左上写真12)ウォルビスベイのウォーターフロント、(右上同13)ベイサイドのレストラン、(左上同14)生牡蠣、(右下同15)サーモンの刺身
2024年7月 8日 (月)
2024年7月 4日 (木)
お茶用の水
当地は非常に乾燥した地域であることから水分摂取は極めて重要です。日本のような湿潤な気候ならば汗をかく実感で水分が失われていることに気づきますが、こちらのように乾燥した気候だと汗はすぐに蒸発してしまうためそうした実感に乏しく、気づかないうちに脱水が進んでしまうからです。一般的なミネラルウォーターを飲むのが定番ですが、お茶を入れて飲むことも多くあります。
で、お茶を入れていて気付いたんですが、ベースになるミネラルウォーターの種類によってお茶の出来上がる具合がかなり違います。
主に飲んでいるのはカフェインフリーのジャスミン茶なんですが、ミネラル分の少ない軟水で淹れた時とそれが多い硬水で淹れた時で出来上がりが異なります。どちらも同じ量のお湯で淹れたものですが、色調などが明らかに違います。硬水の方が色が濃いことに加え、なんとなく泡立っているようにも見えます。
よくイギリスの紅茶の話で、同じ茶葉を使っても日本ではイギリスのようなお茶はできないと言われていて、その理由として水の違いが言われていますが、やっぱりそうなんだと実感しました。ちなみにジャスミン茶なら自分的には軟水で淹れた方が好みです。
2024年7月 1日 (月)
7月になりました
今日からいよいよ7月です。2024年も半分が終わったということで、改めて月日の経つ早さを実感します。世界的にも休暇のシーズンになりますが、私の場合は先月のドイツ旅行で休暇を使っているため、この先数か月は長めの休みはない予定です(笑)。とはいえ、週末に絡む暦上の連休はあるので、どこかに出かけようとは計画しています。
7月のナミビアは乾季でしかも真冬に当たります。朝夕の冷え込みは結構強く、半そでで過ごすのは厳しい季節です(現地ではダウンを着ている人も多い)。日本ではコロナが再び流行っているようです。当地では幸いそうした流行の気配はありませんが、普通の風邪やインフルはあるので気を付けていきたいと思います。
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