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2024年5月 8日 (水)

リューデリッツ旅行③

 リューデリッツの夜が明けて5月3日になりました。日本は憲法記念日の祝日ですがナミビアは普通の金曜日です(笑)。この日は午前中クルーズ船でペンギンの観察、その後は今回の旅行最大の目的であるエビ祭りを堪能するという日程です。

 クルーズ船の集合時間が午前7時45分と早いため、この日は朝食開始時刻とともに会場に入りました(ほぼ一番乗り)。このホテルの朝食はパンとハム、チーズ、コーヒーといったシンプルなものです(一応卵料理もあるのだがこの日は時間がないので省略)結局7時半ごろにホテルを出て桟橋に向かいます(ホテルから桟橋まで5分程度)、着いたらほかのお客さんはまだ来ておらずここでも一番乗りのようでした。

Img_2490 Img_2492(左写真1)クルーズ船、(右同2)出航です

 我々の姿を見つけた係員がやってきて受付を済ませます。料金を支払おうとしたら「それは後でいい」とのことでした。その後三々五々参加者がやてきて、結局この日の乗客は十数人でした(アジア系は我々のほかに中華系の人が数人いた)。定刻の8時に船は出航、一路ペンギンの島を目指します。昨日の記事でも挙げたようにリューデリッツは風が強く、特に海上は気候が厳しいので係員の案内で船内席に座っていたのですが、我々の日頃の行いがいいのかこの日はほとんど風がなく、明らかに船外席の方が快適そうに見えます。というわけで我々も船外席に移動しました。

P1010118 P1010091(左写真3)海鳥のコロニー、(右同4)ケープペンギンがいます

 桟橋を出た船は昨日見たシャークアイランドの岬を回り込むように西に進んでいきます。そのまま進んでいき、しばらくすると小さな島付近に停船します。どうやらここが目指す島のよう。見ると内陸の方にペンギンが寄り添うように集まっています。その数はどっちかというと少な目、話によると近年ペンギンが減少傾向にあるのだとか、もしかしたらこれも地球温暖化の影響なのかもしれません。船はその後周辺を散策、海鳥やイルカなども観察しながら元の桟橋に戻りました。

 下船後はいよいよCrayfish Festival(エビ祭り🦐)の会場へ。先ほどの桟橋そばのいわゆるウォーターフロント地区が会場です。ここにはたくさんの露店(?)が出店しかなりの賑わいを見せていました。ウォーターフロント地区に数十件の露店が立ち並んでいますが、だいたい前半部分がエビを中心に海鮮のお店で、後半が食品以外の雑貨店という感じです。またビールなどのアルコールを提供する店もありそこも大賑わいでした。

Img_2562Img_2571(左写真5)エビ祭り会場、(右同6)セレモニーが行われています

 我々も露店を眺めながら、よさげなお店でエビを焼いてもらって食べ歩きました(もちろんビールなどのアルコールもいただき昼間から出来上がっていたのは言うまでもありません)。ここのエビはさすがにロブスターというわけではありませんが、それなりのエビが1尾20~30ナミビアドル(日本円にして200円前後)で食べられるのでした。結局この日はペンギンクルーズの後は夕方までエビ祭り会場でうだうだしていました(笑)。途中政府の偉い人がやってきての公式ランチ(?)もあったようで厳重な警備も行われていました(これだけ警察が集まっていればこの日の当地の治安は問題ないのではと感じました)。

Img_2565 Img_2578 Img_5007 Img_2579(左上写真7)注文後エビを焼いてもらいます、(右上同8)焼きあがりました、(左下同9)エビを頂きます、(右下同10)嬉しそう

 夕方近くにいったんホテルに退却、一休みに続いてはこの町を代表する教会を見学に行きます。その名もFelsenkirche日本語に訳せば岩の教会となります(一般には岸壁教会という名前で呼ばれる)。

Img_2588(写真11)岩の教会

 町の高台に位置するドイツ風の教会です。外観だけなら一日中見られるのですが、内部が見学できるのは毎日夕方5時から6時の間だけ、というわけでこの時間にやってきました。行くとちょうどオープンしたところ、数人の参拝客が来ていました。この教会外観も素晴らしいのですが、内部のステンドグラスの美しさも中々です。またこの地からドイツ兵として出征して亡くなった方々についての記録も記されていました。

Img_2600 Img_2591(左写真12)教会内部、(右同13)美しいステンドグラス

 教会の見学の後は夕食の時間、この日はエビ祭り会場そばにあるレストラン"EssenZeit"(日本語に訳せば飯時か)で生牡蠣とステーキをいただきました(昨日今日で海鮮は散々いただいたので締めは肉 笑)。2日間リューデリッツを堪能した我々でした。

Img_2607 Img_2608(左写真14)生牡蠣、(右同15)牛ステーキ

 

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