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2024年2月15日 (木)

ウォーターバーグ旅行③

 一夜明け、今回の旅行最終日となりました。この日は特にアクティビティの予定はないためゆっくりです。レストランの朝食ではこの日も目玉焼きを注文、ハムやチーズといったドイツ風の朝食とともにいただきました。一昨日の夕食からここのレストランで5回食事をしたのですが、スタッフはホール係が1名、厨房に1名の2人態勢です。これですべての食事の準備なんてできるわけがありません。思うに複数の系列ロッジを持っていることから、敷地内のどこかに給食センターみたいなところがあって、そこで作った料理を各ロッジのレストランに配送、レストランでは温かい料理の加温のみ行っているのではないか(あとは朝の卵料理)と思ったのでした(ということは敷地内全レストランで同じ食事となる)。

Img_1967 Img_2088_20240303094401(左写真1)庭から見るテーブルマウンテン、(右同2)ホロホロチョウ

 そんなことを考えながら朝食を済ませ、腹ごなしに敷地内を散策します。夏の時期ではありますが、標高の高さもあって非常に快適です。昨日はここに豹が現れたということで2匹目のどじょうならぬ、2匹目の豹を狙っていたんですが、残念ながらこの日は豹の登場はありませんでした(泣)。そんな感じで時間を過ごしているうちにチェックアウトの時間になりました。車に荷物を積み込んでレセプションに向かいます。途中昨日はダマラディクディクがいたエリアを通過しましたが、今日はほかに移動したらしく姿は無し、ただホロホロチョウがあちこちに姿を見せていました。

Img_1989(写真3)レイヨウがいます

 5分ほどでレセプションに到着、ここでチェックアウトを済ませてレシートを受け取ります。電波が届かない、電気が十分に使えないといったデメリットはありますが、日常から解放される空間としては非常にいいところではないかと感じました。ゲート口で先ほどのレシートを見せます。これはチェックアウト手続き(すなわち支払い)をせずに逃げ出す輩を防ぐ目的と思われます(過去にそんな輩がいたのでしょう)。ゲートを出るとそこは一般のグラベルロード、重機の通った跡みたなガタガタ道に悩まされながら西に進み、無事舗装道路に出た時は心底ホッとしました。そこからは来た道を引き返しオチワロンゴの街に戻ります。この日の目的は同地にあるクロコダイルファームの見学です。ここは昨年9月のエトーシャ旅行の際に立ち寄っているのですが、この時は食事のみでファームの見学はできませんでした。なので一度見学してみたいと願っていたわけです。

Img_1203(写真4)クロコダイルファーム

 受付で入場料を払い園内へ。ここでは適当に集まった人数毎にガイドが付いて案内するスタイル、ワニは子供から大人までサイズごとに飼育されている感じでした。ワニは凶暴な動物ですが、陸地に上がった状態ではさほどではなく、水辺にいる時が危険なんだそうです(なので飼育員は常に水辺から離れたところで作業をする)。ここで飼育されているワニは食用にされたり、皮などを加工されて出荷されてるとのことでした。

Img_1250 Img_1206(写真5,6)ワニです

 凶暴なワニとはいえ、生後間もない幼体はそうではないため、そうした幼体を抱いて記念写真を撮るコーナーなどもあったりします。結局1時間近くワニを観察して外に出ました。

Img_1215 Img_1222(写真7,8)ワニの幼体との記念撮影

 その後はせっかくここまで来たのだからとワニ料理を堪能します。私がワニステーキ、Kがワニのスペアリブと偶然9月と同じメニューでしたが当時の写真と見比べるとやや豪勢になった感じがしました(本当はビールをお供にしたいところですが、これから運転して帰るためコカ・コーラで我慢です)。

Img_1257 Img_2063(左写真9)ワニステーキ、(右同10)スペアリブ

 食後はそのまま帰宅へ、オチワロンゴを出た時は快晴の良いお天気だったんですが、南下するに従い徐々に雲が広がり、オカハンジャを通過するときには土砂降りに… 制限速度120キロですが、60キロ程度に減速して進みます(日本の高速道路なら50キロ規制になる感じ)。とはいえオカハンジャを通過して少し行くと、あっという間に晴れに変わりあれほど川のようになっていた路面も乾いていきました(この辺の変化の速さがナミビアっぽい)。結局夕方ごろには無事に帰宅しました。3日間でしたがとても充実した休暇になりました。

Img_2074_20240303094401(写真11)ひたすらまっすぐなナミビアの国道

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