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2023年12月19日 (火)

沢庵漬け

 ウィントフックに引っ越してほぼ5か月、こちらでの生活にも慣れてきた今日この頃です。当地は在留邦人も少ないため日本食レストランはありません(世界中いたるところに存在する中華料理店でさえ3店舗くらいしかない)。日本食材を手に入れるのは大変だろうと思っていましたが、スーパーなどに行ってみると、醤油や味ぽん、ワサビ、ノリ、豆腐などは普通に売っていることに気づきました。近年世界中に広まっている和食ブーム、SUSHIブームの影響で現地人の間にもこうした食材を利用する人が増えているためだろうと思いました。主食のコメに関してはさすがに日本産米は見つけられませんが、カリフォルニア米やオーストラリア米などは売っているので、それらを普段使いとして利用しています(勝負の時は先日パリで購入した日本産米を使う)。

Img_0783_20231223141601(写真)カリフォルニア米

 その他の食材では肉は牛、豚、羊、鶏とそろっているので問題はありません。魚介類などはさすがに青背の魚やホタテ、ウニなどはありませんが、サーモンや白身のほか、時々マグロも店頭に並びますし、牡蠣は名物といえるほどどこにでも売っています。なのでナミビアはアフリカの中ではかなり食材に恵まれているという印象です(まあ南アフリカに行けばもっと充実しているだろうとは思いますが、一方であそこは治安が最悪なので…).

 そんなウィントフックのスーパーですが、先日なんと沢庵を見つけました! 漬物の沢庵です。醤油や豆腐などは現地人にも需要があるので売られているのは理解できるのですが、沢庵は日本人以外が食べるとは思えない食材です(特に当地でたくあんが人気といううわさも聞かない)。どうしてここにこんなものが… という不思議な感じがしました。

Img_2052(写真)今回発見した沢庵(冷凍)

 で、見つけた以上買っておかなければとレジに持って行ったのですが、店員さんもこれが何かわからないらしく(そりゃそうだ)、「これは何?」みたいに聞いてきます。なんと説明したらいいか(そもそも漬物という概念が理解できないだろうし)と悩んだため、「Japanese Traditional food like pickles」みたいに答えたらなんとなく理解した(?)ようでした。

 意外なところで意外な食材を発見したのでした。

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