非常用即席うどん
災害など緊急事態が発生した場合に利用することを想定した食料が非常食です。缶詰やレトルト食品が有名ですが、近年は様々な工夫を凝らしたものが存在します。こうした非常食が利用されるのは緊急事態なので、利用されないのが一番ではあります(その辺は自動車保険などの損害保険に通じるものがある)。
今回縁あって、幸いにも使用されることなく処分されることになった非常食を食べる機会がありました。
袋入りの即席うどんです。3年間保存と表記がありますが、今回処分されるのが決まったのは賞味期限が2019年12月のもの、賞味期限から4年過ぎています! もっとも「賞味期限≠消費期限」なので食べられるかどうかは実際に見てから決めることにします。
袋を開けると中には白い乾麺と小袋に入った固形スープがありました。麺を観察しましたが特にカビなどの異物はなく、色も白いままで異臭もありません。固形スープも特に問題ないと判断しさっそくいただくことに。袋に麵とスープを入れ直接お湯を注ぎ、5分待ってかき混ぜて出来上がりです。丼などを使用せず袋をそのまま利用するところに非常食っぽさを感じます。食べた感想は抜群に旨いわけではありませんが、非常時の糖質と塩分を補給するには全く問題ないと思いました。
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