パリでの食事
出張でパリに行ってきたわけですが、今回はそこでの食事の話題です。基本仕事なので朝食は普通のホテルのブッフェです(いわゆるコンチネンタルブレクファストと呼ばれるもの)。お昼も仕出し弁当やスーパーで買ったサンドイッチとかがメインでしたが、最終日フライトが夕方で時間があったためオペラ座付近にあったどさん子ラーメンに寄ってみました。日本でもおなじみのチェーン店ですが、当地でも人気のお店でお昼時には行列ができます。パリのオペラ座界隈には20世紀の頃から日本料理店が多くあり、ラーメン屋もあったのですが当時は客層はほぼ日本人(在留邦人や観光客など)でした。しかし21世紀になって日本食ブームが起こると状況は一変、2008年に行った際は客の大半が非日本人になっていました。そしてこの日の周囲も現地人ばかり、みんなラーメンや餃子を注文していました。私は味噌ラーメンと小餃子、ビールをいただきましたが、メニューにMiso Ramen €16 の記載を見て目が点になりました。味噌ラーメンが16ユーロ(約2500円)だそうです。日本の相場の3倍以上の値段です。いくらなんでもこれは!と思いましたが、それでも行列ができるってことはみんなこれを受け入れているということなんだなと感心しました(そもそもパリはなんでも物価が高い)。そしてラーメンの食べ方ですが、日本では当然ズルズルとすすって食べるわけですが、この日は私の隣に若いパリジェンヌが座っていて、なんと!音を立てずに食べています(麵だけでなく当然汁も)。こうなると私だけ日本式に食べるのは躊躇してしまいます(客層からしても圧倒的少数派だし…)。結局私もフランス式に(笑)食べてしまいました。
次は夕食の話題です。仕事とはいえ夜には懇親会もありました。フランス料理のお店が会場だったのですが、この日は前菜にスープとエスカルゴ、メインディッシュには魚(タラだった模様)を選択しました。これにワインも付くわけですが、さすが洗練された感じでよかったです。
懇親会後解散してホテルまで歩いたのですが、通りかかった凱旋門がきれいで、ついほろ酔い気分で”♩aux Champs-Élysées♩"と歌いながら歩いていました。パリも昔に比べると治安が悪くなったとか言われますが、それでもこうして夜歩けるのはアフリカとは大違いだと感心したのでした(街歩きできるって素晴らしい!)。
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