エトーシャ国立公園に行ってきました③
さてエトーシャ国立公園も最終日となりました。この日も6時前に起きて支度し朝食会場へ。メニューは昨日と大差はなく、この日の卵料理はスクランブルエッグにしました。食事後コーヒーを飲みながら周囲を見渡していたら、鳥が隣のテーブルのパンくずを啄んでいました(こんな光景昔セイシェルで見たなぁ)。
その後は一旦部屋に戻って荷物だし、そのままチェックアウトとなります(この辺の手続きはすべてドライバーがやってくれる)。2日間お世話になったロッジを後にしこの日は11時ごろまで最後のサファリを楽しみます。過去2日間は主に公園の西側を散策したのですが、この日は東側を回ります。出発してまもなく、シマウマの群れが道路を横断していました。国立公園内は動物優先、やり過ごそうと待っていたら次から次へと現れて、一族郎党大移動かと思いました(笑)。
その後もキリンやクドゥ、ヌーやダチョウなど比較的大型の動物と遭遇しました。豹やチーターには残念ながら会えませんでしたが、この日はジャッカルの姿を目撃できました。
ところでエトーシャ国立公園はエトーシャ塩湖と呼ばれるアフリカ最大の塩原の周辺に広がっています。塩湖といえばウユニ塩湖が世界的に有名ですがああいう真っ白な塩湖ができるのは奇跡に近く、実際の世界の塩湖は大体茶色をしています(アタカマ塩湖など)。ここエトーシャ塩湖もやっぱり茶系の色彩です。
(左上写真6)キリンのアップ、(右上同7)ヌー、(左下同8)ダチョウ(色の薄いのがメス)、(右下同9)クドゥ
こうしてサファリを4時間近くサファリ堪能して、いよいよ名残惜しいですが帰る時間になりました。往路は西のアンダーソンゲートから入りましたが、帰りは公園の東の出口、ナムトニゲートから出ます。ここにもロッジがあり休憩がてら停車、近くに博物館があったため覗こうとしたら閉鎖中でした(💦)。
(左写真10)ナムトニのロッジ、(右同11)今回お世話になったランクル
ゲートを出て国道を南東に下っていきます。約1時間ほどでツメブという町に到着、ここを逃すとしばらく町らしい町がないということで、ここのホテルのレストランで昼食となります。ツメブは銅をはじめ金、銀、鉛などたくさんの鉱物が採掘されるツメブ鉱山を擁する鉱業都市として栄えている町です。ここもドイツによって開拓された歴史があるため、ドイツ風の街並みが広がります。この日はホテル周辺にピンクの花が咲いていて、空の青との対比が素晴らしかったです。昼食はスープとパスタを選択(もちろんビールも)、パスタがソフト麵なのは想定内ですがまあまあ美味しかったです。
(左上写真12)昼食のレストラン、(右上同13)当然ビール付き!、(左下同14)トマト系スープ、(右下)パスタ
昼食後はウィントフックに向かってひたすら南下、ツメブを出て約5時間ようやく家に着いたのでした。ウィントフック-エトーシャは約500キロ、ナミビアの高速道路は空いていてまっすぐなので5時間で走破できますが、日本の新幹線ならおそらく2時間ちょっと(東京-盛岡とほぼ一緒)で行ってしまいます。新幹線の偉大さをこんなところで再認識したのでした(新幹線開業前の特急やまびこの時代は盛岡-上野が6時間だった)。
そんなことを思いながら帰宅したナミビア赴任後最初の休暇でした。
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