当地のタクシー事情
今日はこちらのタクシー事情の紹介です.転居してから約2か月,自家用車を手に入れてとりあえず自分であちこち移動できるようにはなったわけですが、それでも週末に外食に繰り出す際には自家用車は使えません.理由はもちろんお酒を飲むからです(我が家の夕食でお酒が絡まないことはありえない 笑).小田原在住時代なら11時ごろまで電車が使えたわけですが、当地にはそのようなものはなく必然的にタクシーを利用することになります。
当地のタクシーは大きく乗り合いタクシーと貸し切りタクシーに大別されます。乗り合いタクシーは市内のあちこちにあるタクシー乗り場で目的地が同じ人たちが乗り合わせて利用するもので、乗り合いな分料金はかなり安くなります.ただ不特定多数、しかも見知らぬ人と同乗することになるため外国人、特に当地では目立つ存在である東アジア人が利用した場合、時として強盗に襲われるなど安全上のリスクが存在します(運転手と乗客がグルになって乗り合わせた外国人を狙う手口があるらしい)。
一方の貸し切りタクシー(こっちが日本など先進国のタクシーのイメージに近い)はホテルのフロントやスマホのアプリで呼び出すもので、ドライバーの身元もわかっているため乗り合いに比べると安全性がはるかに高く、我々が利用するのはもっぱらこちらになります。特に当地ではLEFAというタクシーアプリが有名で、これは乗るポイントと降りるポイント、乗りたい時刻を指定すると配車されてくるものになります。日本の大都市にあるウーバータクシーと同様のスタイルです。初乗り料金は50ナミビアドル(約400円)ですが、小さい町なので我々が繰り出す範囲内ならほぼ初乗りに収まるので、実は小田原で電車を利用するより安かったりします(2人の場合 笑)。
ちなみに当地のタクシーは日本の中古車を使っているパターンが多く(これはナミビアが日本と同じ左側通行なので、右ハンドルの日本車がそのまま使えるから)、内装もそのままなので乗車して発進する際にあの「ETCカードが挿入されていません」という音声が流れることがあり非常に楽しいものがあります(アフリカでもっとも有名な日本語というウワサもあります)。
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