当地のコンセント
今日はナミビアのコンセントの話題です.
世界にはたくさんのコンセントの形があります.日本でおなじみの細い線2本タイプはAタイプなどとも呼ばれ、北米でも同じものが使用されています.しかし他のアジア諸国やヨーロッパでは丸穴2つのBタイプや細い線3つのOタイプなどが使われており,こうした国々に行って日本の電気機器を使用する際には変換プラグが必要になります(そのほか機器によっては変圧器も).空港などでは様々なタイプのコンセントに対応する万能プラグも売っています.
(写真2)左側がA・B両タイプに対応するコンセント,右が南部アフリカ独自の3つ穴コンセント
しかし,世界には非常に特殊なタイプのコンセントを利用している国もあります.その代表が南アフリカで,ここでは他とは違う3つ穴のかなり大型のコンセントが使われています.ナミビアも長く南アフリカの影響下にあったために同じコンセントが普及しています.
もっとも海外からの一時滞在者が泊まるホテルでは,欧米人や日本人が使いやすいように、A・B両タイプに適合したコンセントも設置されています。しかし一般住居となるとそうした配慮はないため,この特殊なコンセントに対応した変換プラグを用意しなければなりません。コンセントの形状の違いは電圧の違いなどから間違って繋がないようにするためともいわれますが,本音を言えばもう少し企画がシンプルになって欲しいものです.
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