日本語の不自由な詐欺メール
ネット時代になってから増えてきたものに,個人情報を抜き取ろうとするフィッシング詐欺と呼ばれるパターンの詐欺メールがあります.これは大手通販や金融機関などを名乗るメールを送り,そうした機関と紛らわしい偽のサイトに誘導,そこから個人情報を入力させ,それを盗み出そうというものです.仮にクレジットカードの番号や有効期限、暗証番号が盗まれた場合,後に金銭的な被害が発生する可能性もあるため注意が必要です.
以前はAMAONや楽天市場,Appleなど有名どころを名乗るケースが多かったんですが,最近はパターンが広がりえきねっとやETCサービス,各種銀行を名乗るパターンも増えてきています.ただ数が増えるのと同時に,詐欺メールとしての質も様々で,以前えきねっとを名乗って話題になったような精巧なものから,逆にどうやったらこんなのに引っかかるのかと首をかしげるものまで玉石混交の状態になっています.
メールソフトなどではそうした詐欺メールは最初から迷惑メールフォルダに振り分けられることもありますが、通常メールに紛れてくることも多く気が滅入ります.ここ数日はauじぶん銀行を名乗る詐欺メールが多いようなきがするんですが,今日やってきたこのメール、あまりにも日本語がひどくて唖然としました.
明らかに日本語としておかしい箇所が多すぎるので,絶対これは日本語を理解しない人間が作ったろうなと思いました(じぶん銀行を新聞銀行と誤変換しているのも笑える).
こうした詐欺メールの見分け方として,宛名がない(詐欺メールは一斉送信しているため)あるいは宛名がメアドというのがあります.本当にAMAZONや楽天からのメールならば必ず自分の名前宛になります.くれぐれも騙されないよう注意しましょう.
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