歌劇「アイーダ」
昨夜は新国立劇場で公演中の歌劇「アイーダ」を観劇してきました.
19世紀イタリアオペラの巨匠,ヴェルディが1871年に作曲した彼自身24作目のオペラです.カイロ歌劇場のこけら落とし用にと依頼された作品ということで,舞台は古代エジプトに設定されています.全4幕で起承転結のはっきりした作品ですが,特に第2幕の凱旋の場は単独で取り上げられることも多い非常に有名な場面です.新国立劇場のフランコ・ゼッフィレッリ演出のプロダクションは1998年の同劇場開場以来何度も公演が重ねられてきました(ほぼ5年に1回).私もこちらに越してきてから2013年,2018年の公演を鑑賞しているため,今回は3回目ということになります.
(左)ホワイエにて,(右)ホワイエに置かれていた巨大な舞台写真,ここで記念写真を撮っている方が多かったです.
今回はアイーダにセレーナ・ファルノッキア,ラダメスにロベルト・アロニカ,アムネリスにアイリーン・ロバーツ,アモナズロに須藤慎吾,ランフィスに妻屋秀和という面々でした(自分が見始めた2013年以降ランフィスはいつも妻屋さん).特に第2幕の凱旋の場面は舞台装置も豪華絢爛,出演者も多く,俗にこのプロダクションは全公演チケットが完売しても赤字になると言われるのが判ります(仮に助演のメンバーに日当1万円払ったとしてそれだけで200万円以上になる).素晴らしい時間でした.
終演後は恒例のレストランでのディナーです.この日の魚料理は舌平目でした(ムニエルではなくパピヨット).
(左上)スパークリングワイン,(中上)ポロ葱とじゃがいものヴィシソワーズ,(右上)タリアテッレ,(左下)舌平目のパピヨット,(中下)塾成牛のビステッカ,(右下)とちおとめのジェラート
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