第31回日本医学会総会②
4月21日から始まった第31回日本医学会総会,主として産業医の単位集め目的の私も参加しています.22日はほぼ1日会場で各種イベントに参加したのち合唱団の練習へ,終了後の懇親会を経ていったん帰宅しました.そして最終日の22日は眠い目をこすりながら朝7時に家を出て東京に向かいました.すでに受付は終わっているのでこの日は直接会場へ向かいます.朝から3連続で産業医の講習会に参加しました(昨日と併せて合計6単位ゲット!!).終わった後はしばし会場を散策,日本医学会総会は医学関係者向けの講演のほか、市民向けの企画も多数行われています.子供向けのセッションもあって,”医師&看護師のおしごとを体験しよう”というコーナーや自然科学系のクイズコーナーもあって,ちょうど自分が通りかかった時には「2度ノーベル賞を受賞した科学者は誰でしょう?」というクイズが出されていて,それに対して「キュリー夫人」と正解していた賢そうな子供がいました.
午後2時からはメインホールで閉会式前の特別公演が3つ行われます.ここからは一般市民も参加可能なためウチのKも合流して聴講しました.その3つとは
「iPS細胞 進捗と今後の展望」 山中伸弥先生
「COVID-19これまで、そしてこれから」 尾身茂先生
まさに現在の自然科学系のラスボス感満載の方々で,これだけの講演を一気に聴けるのはさすが日本医学会だなと感心したのでした(参加費が高いからなぁ 笑).
ラスボス3講演の後は閉会式,次回の第32回日本医学会は4年後の2027年に大阪を中心とした関西で開催されること,次期会頭は大阪大学心臓血管外科の澤芳樹先生で日本医学会120年の歴史で外科医が会頭になるのは初めてらしいです.
閉会式の後は総会最後のイベントとして,著名なピアニストの辻井伸行さんのミニコンサートがありました.演奏曲目はショパンの英雄ポロネーズやリストのラ・カンパネラなどで,私の世代だと「これでベートーベンのテンペストが入ったら”赤い激流”だなと妙に盛り上がってしまいました.素晴らしい演奏をもって第31回日本医学会は終了,私とKはせっかく東京に出てきたのだからと八重洲にあるオイスターバーで牡蠣とワインを堪能してから帰宅しました.こうして充実した週末が終わったのでした.
| 固定リンク
コメント