2023年2月28日 (火)
2023年2月25日 (土)
ニュージーランドのお土産
先週ニュージーランド旅行に行ってきたのですが,お土産をどうしようかと考えました。海外旅行のお土産といえばチョコレートなどが定番ですがそれでは面白くありません。現地らしいものをということで,自分向けはワインの一択です(笑).一方で周辺に配る者はどうしようとあれこれ考えたんですが,当時名産(?)のマヌカハニーがいいのではということになりました.ただマヌカハニーは高価なので,それの瓶詰なんか買った日にはいくらかかるかわかりません.ということで,マヌカハニーを使った飴に決定、こちらを多数購入しました.
写真だとイメージが付きにくいですが,この箱かなり小さいです(笑).嵩張らないというのは重要なポイントなのでした.
2023年2月23日 (木)
伊豆アニマルキングダム
先週久々の長期休暇を取ってニュージーランドに行ってきたばかりですが,23日は天皇誕生日の祝日ということで家からさほど遠くない東伊豆町の伊豆アニマルキングダムに行ってきました.
この日は朝から快晴という絶好の行楽日和だったためか,箱根新道は渋滞していました.ただ箱根峠から伊豆スカイライン方面は空いていたためそこからはスムーズに進みます.結局2時間半ほどで到着しました.アニマルキングダムは単純な動物園というよりも公園に近い感じです.和歌山のアドベンチャーワールドや同じ静岡県内にある富士サファリパークに比べるとこじんまりしていますが,基本的には徒歩で各種の動物を観察したり餌やりができたりします.肉食獣としてはライオンに加えて,ホワイトタイガーがこの施設の見ものです.一方草食獣はキリンやシマウマ,レイヨウなどのほか,練例50歳以上の老アフリカゾウがいます(高齢のため動作も鈍くなっており,運動を促すため餌やりにも工夫がされていました).ほかにはヒヒの仲間や鳥類なども多数展示されています.また主として子供向けの動物と触れ合うコーナーもあり,ウサギやカピバラ,モルモットなどが放し飼いになっています.こうした施設の特徴か家族連れの姿を多く目にしました.一通り動物を観察した滞在した後は併設されているプレーゾーンで観覧車などのアトラクションも楽しみました.
(最上左)ホワイトタイガー,(最上右)チーター,(中上左)シマウマ,(中上右)ミミズク,(中下左)キリン,(中下右)キリンの長い舌,(最下左)高齢のアフリカゾウ,(最下右)ドクエラヒヒ
約半日滞在して夕方次に向かうのはお隣の河津町,この時期は河津桜が咲いているからです.河津桜は早咲きの桜として有名でしかも開花期間が長いのが特徴です.露店の人の話では数日前に満開になったとのことで,我々は絶好のタイミングで訪問したことになるわけです(これも日頃の行いが良いからでしょう 笑).
というわけで動物と河津桜を堪能した祝日でした.
2023年2月22日 (水)
医療相談その後
通常の仕事の傍ら,月に1回市の保健センターでの医療相談業務に出かけています.主として自分の専門領域の病気や症状で悩んでいる患者さんからの電話相談に応じるのがその役割です.とはいえ以前の記事で書いたように新型コロナの大きな波が来るたびに,それ関係の発熱者からの電話が殺到し,それ以外の相談が入り込む余地がなくなります.昨年12月や今年1月上旬がまさにそうでした(ただ,様々な社会状況の変化を受け,昨年の第6波,第7波の頃はとにかく「熱が出て近くのクリニックに問い合わせたんですけど診てもらえません。どうしたらいいでしょう」という問い合わせばかりでしたが,夏以降自分でできる抗原検査キットが普及すると,「熱が出たので抗原検査をやったら陽性でした。どうしたらいいでしょう」に変わった)。
で、今週その当番日だったので行ってきたのですが,すっかり平常運転に戻っていました。感染者の増減と明らかにリンクしているのは確実です。やはりここは世間の風がよくわかる場所だなぁと再認識したのでした。
2023年2月20日 (月)
松本零士さんの訃報
昨日,漫画家の松本零士さんが亡くなったというニュースが流れていました.
銀河鉄道999や宇宙海賊キャプテンハーロック,クイーンエメラルダス,新竹取物語1000年女王などの宇宙・SF漫画やそれらを原作としたアニメで知られる方です.アニメ宇宙戦艦ヤマトの制作にもかかわっており,そのコミカライズ作品もあります.
松本零士作品が社会的なブームとなったのはちょうど自分が中学生から高校生にかけての多感な時期,その影響は絶大だったように思います(後にコスプレでトチローもやった).彼の作品の特徴として,複数の作品がシンクロしながら発展していくというものがあります.当初は別々の世界だった999とハーロックが映画版999でつながり,さらには舞台が20世紀の1000年女王とも融合して,21世以降も次々と世界が広がっていきました.しかし個々の作品には未完のままになっているものも多く,キャプテンハーロックや999のエターナル編は未完のままです.一方彼の作品には気高い女性が登場することが多く,この辺りはワーグナー的なところもあります.実際楽劇「ニーベルングの指環」から構想を得た同名の漫画作品(これも未完)があるなど,ワーグナーが彼に与えた影響は大きかったと思われます.
そんな松本零士さんの訃報に接し,また一人大きな存在を失ったなととても寂しい思いに至ったのでした.松本零士さんのご冥福を心からお祈りいたします.
2023年2月 6日 (月)
特別展「毒」に行ってきました
立春の日、上野の国立科学博物館で開催中の特別展「毒」に行ってきました.毒という言葉は誰でも身近で聞いたことがある一方で、あまり深く考えたことがないテーマかもしれません.
毒とは生物に対して何らかの作用を有する物質の中で,その生物に負の影響を与えるものとされています(逆にプラスに働くものが薬).ただ害になるかどうかは生物の種類による他,種類ごとの相対関係もあって複雑です.例えばお菓子のチョコレートは人間が適量を食べる分には問題ありませんが,ペットの犬が食べると毒になります.またヤドクガエルは体内に猛毒を持っていることで知られていますが、その物質は捕食者にとっては毒であるものの、当のヤドクガエル側から見れば身を守るための武器ということになります.さらに言えばアオカビの作るペニシリンは人間から見れば感染症を治療する薬ですが,細菌側から見れば自らに害なす猛毒という相反する存在になります.
今回の「毒」展は1章から4章、終章までの5部構成,第1章はプロローグ,第2章がメイン部分で植物の毒(トリカブトやドクゼリなど),昆虫などの毒(ハチ、クモなど),爬虫類・両生類の毒(ヤドクガエル、コモドオオトカゲなど),海洋生物の毒(フグ、クラゲなど)、菌類の毒(毒キノコなど)、鉱物の毒(ヒ素や水銀など)、人間が作り出した毒(マイクロチップなど)の順に様々な資料が展示されています.スズメバチやイラガの幼虫の巨大模型など迫力がありました.
(左上)イラガの幼虫,(右上)コモドオオトカゲ,(左下)ベニテングタケ,(右下)ドクツルタケ
第3章は毒の進化がテーマ,毒をもつ個体によっては自身が毒を作り出すわけではなく外部から接種した成分を濃縮して利用しているものがいたり,あるいは自らは毒を持たないものの,毒を持つ種に似せることで外敵から身を守る個体がいるなどの話題が取り上げられています.そして第4章は毒と人間というテーマで古代ギリシャで有名なソクラテスやエジプトのクレオパトラなど毒に関係した人物の話題や,毒の利用という意味で蚊取り線香の話題などにも触れていました.
土曜日ということもあり会場はかなりの賑わいでした(コロナ禍ということで時間帯ごとの入場者を制限してはいましたが).じっくりと見学したのですが3時間以上かかりました.その後昼食を摂り、常設展を見たりして結局夕方まで滞在していたのでした.
2023年2月 4日 (土)
立春2023
今日2月4日は立春です.暦の上ではこの日から春ということになるんですが,現実にはさっぽろ雪まつりや陸別町のしばれフェスティバルがこの時期に行われるなど,実は1年で最も寒い時期に当たります.とはいえこの時期から明らかに日が長くなってくるほか,寒さもこの時期に底を打って徐々に温かくなってくること,関東以西では梅や河津桜が咲き始めるなど確かに春の気配を感じさせることから,季節が冬から春へ向かい始めるポイントとしては合致するのではないかと思います.
コロナ禍以前はこの立春の時期に旅行に行くことが多かった我が家です.調べたら2020年の立春は根室,2019年はザルツブルク,2017年はラオスに行っていました.今年は立春とはちょっとずれますが久々の海外に行ってこようと予定しています.
(左上)2022年立春,(右上)2020年の立春は根室,(右下)2019年の立春はザルツブルク,(右下)2017年の立春はラオスのルアンパバーン
2023年2月 3日 (金)
認定証が届きました
今日病院に大型の封書が届きました.差出は日本渡航医学会,中身は昨年11月に受験して合格した日本渡航医学会認定医療職の認定証でした.
無類の旅行好きである一方,職業として医師をやっている自分にとって旅行医学(渡航医学)はまさに自分のためにあるような分野です(笑).この分野の関連学会として日本旅行医学会と日本渡航医学会があります(前者が医療者のみならず広く一般を相手にしているのに対して後者は医療者メインの印象).旅行医学会の方の認定医は以前取得していましたが,今回渡航医学会の認定も無事に得られたというわけです.認定証は普通の和文のもののほかに,英文のものも用意されていて,外来などに飾ったらカッコイイなと思ったのでした.
自分の好きな分野なので,今後の仕事に活用できたらいいなと思っています.
2023年2月 2日 (木)
歌劇「タンホイザー」
最近オペラの話題が多いのですが,1月31日に現在新国立劇場で上演中のワーグナー作曲,歌劇「タンホイザー」の公演を鑑賞してきました(今月3回目のオペラ鑑賞).
ワーグナーはイタリアのヴェルディとともに,19世紀を代表するオペラ作曲家です.ヴェルディ同様主要作品がほぼオペラに限られることから,世間での知名度はモーツァルトやベートーベンには及びませんが,同時代や後世に与えた影響の大きさでは計り知れないものがあります.彼ももヴェルディ同様,後になるほど作品が円熟化して完成度が高くなっていく成長型の作曲家です.ワーグナー作品の特徴としてレチタチィーヴォ,アリアの区別のない音楽(無限旋律)や指導動機(ライト・モティーフ)の多様などが知られていますが,これも彼の初期作品から見られたものではなく,徐々に形成されていったスタイルです.今回上演されたタンホイザーは従来型のオペラからワーグナー的なオペラへの移行期に位置づけられる作品です.ワーグナー作品といえばとにかく上演時間が長いという印象がありますが,本作は休憩抜きで3時間と常識の範囲内(笑)に収まっています.
(左)上演時間,(右)幕間にはスパークリングワイン
内容は中世のタンホイザー伝説とヴァルトブルクの歌合戦の伝説をワーグナーが独自に融合させたもの.気高い女性の自己犠牲により罪深い男性が救済されるというテーマは極めてワーグナー的です.音楽は有名な序曲や2幕の大行進曲,3幕の夕星の歌や巡礼の合唱など親しみやすい部分も多いです.特に合唱の荘厳さは自分的には非常に好きな部分です.今回の公演ではタンホイザーにステファン・グールド,エリザベートにサビーナ・ツヴィラク,ヴォルフラムにデイヴィッド・スタウト,領主ヘルマンに妻屋秀和といった錚々たるメンバーを揃えていました.休憩含めて4時間ですが,それほど長く感じさせないのもこの作品の魅力です.魂が洗われるような公演でした.
終演後は劇場内のレストランへ.実は新国立の公演に来たのは昨年5月の「オルフェオとエウリディーチェ」以来だったので,ここに来たのもすごく久しぶりです.この日は終演が18時過ぎと夕食にはピッタリな時間だったこともあり,フルコースをいただいたのでした(もちろんワインも).心も胃袋も満たされた1日でした.
(左上)お酒はシャンパン,(中上)前菜は蕪のムースと魚介のマリネ,(右上)パスタは牡蠣とトレビスのトマトソース,(左下)魚料理 鮟鱇のパンチェッタ巻き,(中下)肉料理 ザワーブラーテン,(右下)デザートは苺のスープ バニラのジェラート添え
2023年2月 1日 (水)
第26回ひの新選組まつり募集開始
先日の記事で触れていた第26回ひの新選組まつりの募集が始まったようです.
私にとっても春の恒例イベントでしたが,2019年を最後にしてコロナ禍でパレードは3年連続で中止となっていました(2020年は完全中止,2021年はwebのみで開催,2022年は隊士コンテストのみ開催).しかし,ウィズコロナの時代に入ったことと,政府が5月8日から扱いを5類に変更すること等を受けて4年ぶりにパレードを開催することなったものです.
で,今年の参加要項を見たのですが,従来とはかなり変更点があるようです.
① 参加人数がかなり絞られる 2019年までは衣装貸し出し参加者は100名限定でしたが,衣装持参の場合は希望者全員が参加できました.しかし今回は貸出・持参併せて合計86名ということです(この他に地元企業枠はあるようです).
② 参加費が上がった 2019年の参加費は(日野市民外の場合)衣装貸し出し5000円,持ち込み2500円でしたが,今年は貸し出し8000円,持ち込み4500円とかなり上がっています.これは以前ほどスポンサー収入が望めなくなっている状況から来るものと思われます.
③ パレードの舞台が日野地区のみ 2019年までは午前中は高幡地区,午後は日野地区だったのですが,今年は終日日野地区のみとなっています.これもおそらくはスポンサーの関係で両地区を移動するためのバスの手配ができないなどの理由ではと想像されます(これに伴い着替え場所が従前の高幡不動尊信徒会館&順徳小学校から市民の森ふれあいホールに変更)
④ 弁当の廃止 些細なことですが,2019年までは配られたお弁当がなくなり昼食は各自用意となります.パレードの弁当については隊士は「新選組ふるさと弁当」なのに,同時代の人々は「セブンイレブン弁当」だったなど楽しいネタがあったのですが,これも経費削減の一環なのか廃止になるようです(あるいはお祭りに出店する店舗の売り上げアップも期待されているかも).
その他にはお昼の自由時間が増えて,観客との交流時間が設定されるようです.これはなんだか2009年のパレード終了後の「ふれあいタイム」を想像させます(笑).一方でいつもパレードの末端でまったりと独自の行動をしていた(させられていた?)「新選組と同時代の人々」(通称ゆかり隊)の募集は行われないようです(個人的にはあのまったり感と疎外感が好きだったんですが 笑).
そんな第26回ひの新選組まつり,とりあえずは応募してみたいなと思ったのでした(自分はもちろん衣装持ち込み).
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