ヤクルト1000
乳酸飲料の代表選手といえばヤクルトです.Wikipediaによると1930年(昭和5年)に京都帝国大学医学部で微生物を研究していた代田稔博士が、乳酸菌の一種であるラクトバチルス・カゼイ・シロタ株(L. カゼイ YIT 9029)の強化・培養に成功し、1935年(昭和10年)に福岡県福岡市で代田保護菌研究所のもとに飲料として製造・販売を開始したことに始まるとされています.コンビニ,スーパーなどでの販売に加えて,ヤクルトレディ(ヤクルトおばさん)と呼ばれる独特の販売員システムを採用していることでも知られています.
そんなヤクルト製品の一つにヤクルト1000というのがあります.標準的なヤクルトに含まれるシロタ株が200億個であるのに対して,その5倍にあたる1000億個がふくまれるとされる製品です.2021年に発売開始されましたが,ストレス緩和や睡眠の質改善に効果があるなどとされ世間でも有名になりました.元々宅配専門の商品だったこともあって,世間での知名度の割には目にする機会がなく2022年末に至りました.
しかしながら今回帰省したところ、実家にヤクルト1000があり、ついにリアルでお目にかかることができました.早速飲んでみましたが,標準的なヤクルトに比べて酸味が少なく甘みが強いように思われました.ストレスや睡眠への効果については少し飲み続けないとわからないでしょう.
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