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2022年12月31日 (土)

謹賀新年2023

Dsc_01722 謹賀新年 2023年元旦

 みなさまあけましておめでとうございます.今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

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2022年十大ニュース

 2022年も残すところわずか,当ブログ大晦日恒例我が家の10大ニュースです.2020年初頭からコロナ禍が始まり常連イベントの多くが無くなりました.感染症との戦いは未だ続いていますが,ウィズコロナの時代に入ったこともあり,徐々に活動が再開されつつあるのが2022年だったといえるでしょう.まずは選外のイベントから

・浜名湖訪問: 今年初めてのイベントでした.隣県静岡県西部の浜名湖に出かけました.名物の鰻のほか,ふぐのコースもいただき新春を祝いました.

・動物園巡り: 我が家はウチのKが大の動物好きということもあり,動物園に出かける機会が多くあります.今年は1月に浜松市動物園と掛川花鳥園,3月に和歌山アドベンチャーワールド,5月に富士サファリ,9月に伊豆のiZOOとKawaZoo,11月に上野動物園に行ってきました.

・渋沢栄一巡り: 2021年に放送された大河ドラマ「青天を衝け」の主人公渋沢栄一,今度発行される新一万円札の人でもありますが,彼の出身地である埼玉県深谷市にある関連施設を訪問してきました.

・山梨ヌーヴォー: 毎年11月3日に解禁される山梨の新酒山梨ヌーヴォー,昨年に続き今年も解禁日に現地に繰り出して堪能してきました.

・日本の滝100選: 自分のライフワークの一つである日本の滝100選,例年ならトップ10に入るんですが今回選外になったのは,今年は1か所しか訪問できなかったからです.それが高知県香美市にある轟の滝でした.

・東京マドリガル会: 歌関係で所属している団体の一つ、東京マドリガル会です.長らく活動が休止されていましたが秋ごろからボチボチ月1ペースで再開されるようになりました.

Img_6993 P3280446 Img_8389_20221227134201 Img_9482_20221227134201 Img_7458 318454127_461274896167107_44236885564170

(左上)浜名湖の夕陽,(中上)アドベンチャーワールドのパンダ,(右上)渋沢栄一の実家中の家,(左下)山梨ヌーヴォー,(中下)轟の滝,(右下)マドリガル会の忘年会

第10位 日本寮歌祭中止

Img_5163_20220830112401_20221227144101  コロナ禍でもっとも打撃を受けたイベントが寮歌です.「大勢の(100人規模)」「高齢者が(90歳以上もザラ)」「閉鎖された会場に」「密集して」「長時間に渡って(約半日)」「大声で歌い騒ぐ」というコロナ対策でやってはいけないとされることをことごとくやるイベントだからです.2020年春以降の寮歌祭はほとんど中止となりました.ただ今年になってなんとか開催できないかと関係者が知恵を絞り,参加者数を制限し,斉唱はせず(CD音源に合わせて代表者が歌う),マスク会食形式で2022年8月28日に行われることになりました.いったいどんな感じになるんだろうと興味津々だったんですが、ちょうど第7波が広がったことでこれも中止になってしまいました.来年こそは開催されて欲しいものです(関連記事).

第9位 掲示板終了

 私のホームページビザンチン皇帝の部屋には掲示板があります.サイトを本格的に運用し始めた2006年に設置したもので当時はひの新選組まつり参加者の方々がたくさんやってきてそれなりに盛り上がっていました.しかし2010年代に入りSNSが一般的になってくるとweb掲示板はすっかり過疎化していきました.私の掲示板も例外ではなく,2012年以降の過疎っぷりは半端なく,まさに秘境(笑)という感じになってしまいました(1年間の書き込み数が一桁が普通).そんな掲示板ですが運営元のteacupがサービスを終了することになり今年の8月1日13時をもって消滅してしまいました.近年は開店休業状態でしたからまったく問題ないのですが,過去に盛り上がっていた時代の記録が無くなるのもさびしいので魚拓を取って残してあります(関連記事).一方でもしも書き込みしたいという人がいる場合に備え,ロケットBBS版の掲示板を新たに設置しました(関連記事).

Img_8605_20221227144301 End_20221227144301(左)サービス終了間際の掲示板,(右)終了後の画面

第8位 都幾川温泉

 温泉好きな我が家,時々泊りがけで温泉に出かけています(温泉気候物理医学会などという学会にも所属している).コロナ禍になって大型の旅行が封印されたこともあり,温泉に行く機会は逆に増えたかもしれません.そんな2022年に訪れた温泉の中で最も印象深かったのが,この埼玉県ときがわ町にある都幾川温泉です.この温泉の特徴は,日本で一番アルカリ性が強い温泉ということ.そのpHは11.3です.アルカリ性の温泉は角質が溶けてぬるぬるする,いわゆる美肌の湯として知られます.実際入浴するとヌルヌルして,長く入っていると指紋が溶けそうでした(笑).温泉のある旅館ときがわは宿泊営業はしておらず,1日4組限定の食事付き日帰り営業のみです.当初は車で行くことを計画していましたが,柚子にこだわった柚子懐石の写真を見て,「これは絶対お酒が飲みたくなるやつだ」と確信し往復タクシー利用にして大正解でした(関連記事).

Img_8454_20221227144901 Img_8474_20221227144901(左)旅館ときがわ,(右)これがpH11.3の温泉

第7位 徳島旅行

 今年は大型の旅行がない1年でした.コロナ禍前は1週間から10日の海外旅行が定番でしたし,コロナ初年度の2020年は小笠原の父島に行ったため前泊,船中泊含め6泊の旅行となりました.2021年も尾瀬の山小屋含め前後泊併せて4泊旅行がありました.しかし今年は前泊含め3泊が最長の旅行でした.該当するのが6月の埼玉旅行と2月の徳島旅行です.今回はより遠方にある徳島の方を取り上げました.世間では阿波踊りと渦潮のイメージしかない徳島県ですが,実は見どころは多いです.今回は世界の名画が陶板に複写されている大塚国際美術館,鳴門の渦潮,第一次世界大戦中ドイツ兵の収容所だったドイツ館,うだつの町並み,大歩危峡そして祖谷渓を観光しました.大塚美術館は本当に広くて展示品が多く,のんびり見学していたら一日がかりでも回り切れませんでした.祖谷渓は実は自分たちが新婚旅行で行った先です.今回は山奥の温泉に宿泊して懐かしのかずら橋を見学しました.グルメとしては徳島ラーメンもいただきました.

Uzushio Img_7358_20221227161701 P2110039 Img_7456 P2110059 P2120098(左上)鳴門の渦潮,(中上)修復前の最後の晩餐(大塚国際美術館),(右上)ドイツ館,(左下)徳島ラーメン,(中下)うだつの町並み,(右)祖谷のかずら橋

第6位 オペラ鑑賞

 オペラが大好きな我が家,今年も時間を見つけて鑑賞に出かけてきました.今年観劇したのは新国立の「ばらの騎士」,「魔笛」,「オルフェオとエウリディーチェ」,藤原の「コジ・ファン・トゥッテ」,二期会の「天国と地獄」の5本でした.例年に比べると少ない印象ですが(メインシーズンの秋に合唱団の本番があったためその時期に行けなかった),一つ一つが記憶に残る演奏でした.個人的に印象が強いのはグルックの「オルフェオとエウリディーチェ」,実はオペラと無縁そうな寮歌関係に関わる曲なんです.同オペラ3幕のエウリディーチェが蘇る場面で歌われる曲が,旧制第一高等学校水泳部部歌「狭霧はれゆく」のもと歌になっているのでした.全然イメージがわきませんが聞き比べると確かにそうかもと思えるのでした(関連記事).オペラ鑑賞といえば終演後のディナーもセットです.特に新国立の時は劇場内のレストランでコース料理をいただきました.

Img20220410_12000914_20221227215501 Img20221227_17503084 Oru Koji Tenngo Mise_20221227215501 (写真)プログラム等

第5位 続日本100名城

 日本の滝100選が振るわなかった2022年ですが,続日本100名城スタンプラリーの方は比較的順調に進みました.確認したところ今年登城したのは九戸城(岩手県二戸市),石垣山城(神奈川県小田原市),龍岡城(長野県佐久市),高島城(長野県諏訪市),高天神城(静岡県掛川市),浜松城(静岡県浜松市),勝瑞城(徳島県藍住町),岡豊城(高知県南国市),中津城(大分県中津市),臼杵城(大分県臼杵市)の10城に上りました(全体の1割!).小旅行や出張の際に都市部の城郭を回れたのが大きいです(逆に山城ばかり残っていく気が…).これらの城郭で特に印象深かったのは,幕末もう一つの五稜郭と呼ばれた佐久の龍岡城でしょう.函館五稜郭とともに日本に2か所しかない星形稜堡の城郭で,その面影をよく残しています.一方で三好長慶ゆかりの勝瑞城や徳川氏と武田氏が攻防戦を繰り広げた高天神城も興味深かったです.来年はこれまであまり行けていない近畿・中国地方の城郭を目指せたらと思います(関連記事).

Img_8202 Img_7161 Shozui Img_7565(左上)龍岡城の全景,(右上)高天神城の堀切,(左下)勝瑞城の堀,(右下)中津城天守

第4位 日本三大霊山

 私のホームページの”非日常の世界”に日本3大のコーナーがあります.世の中に数多くある日本3大を取り上げているんですが,有名なネタであっても3つ全て取材できている事柄は少なくなかなか記事としてアップできないもどかしさがあります。たとえば3大蕎麦、3大五重塔、3大大仏などは2つはすでに取材が終わっているものの、最後の一つができていないために記事を仕上げられない状況にあります.コロナ禍で海外旅行が封印された情勢の中で,今年の春思い立って日本三大霊場の訪問を完成させました.三大霊場とは北から恐山,比叡山,高野山です.このうち恐山は過去に何度も訪問しているのですが,比叡山は未訪,高野山は一度だけ行ったことがありましたが写真がありませんでした.今回は比叡山と高野山を観光,高野山では宿坊に泊まり精進料理や朝のお勤めにも参加しました(関連記事).

Img_7630 Img_7661 P3270246 Dsc_2298(左上)延暦寺東塔大講堂,(右上)同西塔釈迦堂,(左下)高野山金剛峰寺,(右下)高野山宿坊の精進料理

第3位 小田原医師会第12回定期演奏会

Img20221003_22405495  いよいよトップ3の発表です.3位は小田原医師会第12回定期演奏会の開催です.コロナ禍で大きく制限を受けたイベントとして寮歌祭に次ぐのが合唱です.なんといっても人間の発声は飛沫やエアロゾルをまき散らすと考えられたからです.中高生の合唱コンクールをはじめ一般のアマチュア合唱団の活動も軒並み中止になってしまいました.特に教育現場でのそうした活動制限が厳しかったため,合唱連盟はじめ関係団体はどうしたら活動ができるかと模索していました.エビデンスが集まってくるに従いガイドラインが作成され,徐々に活動が再開されるようになりました.特に今年の春以降はアマチュア団体の多くが活動するようになりました(マスク着用など適切な対策を取ったうえでの活動の場合,合唱での感染はあまり報告されていない).小田原医師会合唱団も活動を再開し,なんとか10月2日に3年ぶりの演奏会にこぎつけました.もっとも医療関係者の団体ですから慎重にも慎重な対応が望まれるのと,練習時間が極めて制限されたことから,新曲は無し,演奏会の尺を稼ぐために特別ステージとして宇宙物理学者の佐治晴夫先生をお招きしての講演も行われました.参加できた団員も全体の半数以下でしたがなんとか無事本番を迎えることができました.会場は新しくできた三の丸ホール,本当に素晴らしいホールで来年はぜひここで新曲交えた演奏会ができたらと思います(関連記事).

Dsc_2371 Img_9268(左)三の丸ホール,(右)素晴らしいホールです

第2位 東京21合唱団第16回コンサート

20221118_21chorconcert13t  第2位は東京21合唱団第16回コンサートです.医師会合唱団と同じ合唱ネタですが,医師会の方は一団員なのに対してこちらは役員をやっているためより上位になりました.こちらの合唱団は最後の演奏会が2018年で,その後は2020年にバッハのマタイ受難曲公演を計画して準備していたところにコロナが直撃し,マタイ公演は延期になってしまいました.医師会と違って一般団体なので比較的活動再開はしやすかったのですが,それでも第5波,第6波の時には全面休止に追い込まれました.ただエビデンスが蓄積した今年の春以降は第7波の中でも活動を継続し,今年の11月18日にどうにか4年ぶりのコンサートを開催することができました.曲目に関してはコロナで活動団員が半減してしまったため,バッハのマタイとはいかず,詩篇130篇をテーマとした3曲を取り上げました.詩篇130篇は「深き悩みの淵より我は御名を呼ぶ」という絶望の中から主に呼びかけるという,今合唱人が置かれている状況にぴったりなテーマでした.4年ぶりの演奏会でしたが指揮者の先生曰く「時間が限られた中での突貫工事ではあったが良い演奏だった」とのことです.私も演奏会が開催できたという1点で感極まってしまいました(関連記事).

Chirashi_20221230223201 2116__01_20221230223001(左)コンサートのチラシ,(右)プログラムの表紙(詩篇130篇がヘブライ語,ギリシャ語,ラテン語で記されています.私のこだわりです 笑)

第1位 ナンネル逝く

 そして2022年の第1位です.例年なら1位はその年最も楽しかった(あるいは充実した)ものが選ばれるのですが,今年はそうではありません.長年我が家で共に暮らしていたチンチラのナンネルさんが亡くなったことです.チンチラをお迎えしたのがまだ前任地勤務だった2006年春でした.チンチラはアンデス高地帯出身のため暑さと湿気に非常に弱いため,蒸し暑い夏がある日本での飼育にはエアコンが欠かせません.当時住んでいたのが岩手県沿岸北部という冷涼な地域だったため,家にはエアコンが付いている部屋が一つしかありませんでした.そのため唯一のエアコン部屋をチンチラに譲り,飼い主はエアコンなしの部屋で寝泊まりすることになったのを覚えています(いくら岩手沿岸北部でも暑い日は暑いのでたまらず2台目のエアコンを購入した).

 以来16年ずっと我々とともに暮らしてきたのですが,昨年夏の検診でお腹に腫瘤(腫瘍?)があることが判明,以後徐々に弱ってきていました.今年の春以降は明らかに食欲も低下し衰弱しているのが判りましたが,16歳のチンチラは人間で言えば90歳です.なるべく自然な形で見守ることにしました.そして7月2日の午前中ついに天に召されたのです.これまでペットとしてハムスターを飼育していたこともありましたが,彼らは大体2~3年の寿命でした.一方でチンチラのナンネルさんは16年という長きにわたり一緒に生活してきたのです.情が移るレベルは比較になりません.亡くなった後数日は本当に悲しかったです.ただ共に過ごした16年の思い出はたくさんあり,私とKの心に一生の思い出として残るのは間違いありません.チンチラのナンネルさん安らかに,そしてありがとう.

20062009 2015 2021  (写真)ナンネルさんの歴史

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2022年12月30日 (金)

神棚の掃除

 帰省中のビザンチン皇帝です.

 年末に実家に戻るとやらなければならないのが神棚の掃除です.一応31日と29日は避けるべき日とされているため(31日は一夜飾り,29日は九(苦)が入るので不可とされる)必然的に今日30日にやることになりました.

 古いお札やしめ縄を撤去し布巾掛けをして新しいものに取り換えます.実は我が家の神棚にはいろんなものが祀られて(?)います.自分の高校や大学の合格通知や金運がアップするよう蛇の抜け殻のほか,子供の頃に縁日で買った銃のおもちゃと火薬もあったりします(一応家を守るための武装ということ?).こうした謎アイテムも一緒に布巾掛けをして治めたのでした.

Img_9536 Img_9537  明日は大晦日,2022年も残りわずかです.

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2022年12月29日 (木)

ヤクルト1000

 乳酸飲料の代表選手といえばヤクルトです.Wikipediaによると1930年(昭和5年)に京都帝国大学医学部で微生物を研究していた代田稔博士が、乳酸菌の一種であるラクトバチルス・カゼイ・シロタ株(L. カゼイ YIT 9029)の強化・培養に成功し、1935年(昭和10年)に福岡県福岡市で代田保護菌研究所のもとに飲料として製造・販売を開始したことに始まるとされています.コンビニ,スーパーなどでの販売に加えて,ヤクルトレディ(ヤクルトおばさん)と呼ばれる独特の販売員システムを採用していることでも知られています.

 そんなヤクルト製品の一つにヤクルト1000というのがあります.標準的なヤクルトに含まれるシロタ株が200億個であるのに対して,その5倍にあたる1000億個がふくまれるとされる製品です.2021年に発売開始されましたが,ストレス緩和や睡眠の質改善に効果があるなどとされ世間でも有名になりました.元々宅配専門の商品だったこともあって,世間での知名度の割には目にする機会がなく2022年末に至りました.

 しかしながら今回帰省したところ、実家にヤクルト1000があり、ついにリアルでお目にかかることができました.早速飲んでみましたが,標準的なヤクルトに比べて酸味が少なく甘みが強いように思われました.ストレスや睡眠への効果については少し飲み続けないとわからないでしょう.

Img_9535(写真)ついにリアルで見つけたヤクルト1000

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2022年12月28日 (水)

年末年始に向けて

 いよいよ年の瀬,今年もあと数日です.この年末年始は1月1日から隣県の応援当直が入っている関係でまとまった休みを取れるのは年末のみ,ということでこの年末を利用して帰省することにしています.世の中は新型コロナの流行が継続している世相ですが,極力感染対策に留意しながら行ってまいります.万一の体調不良に備えて医療用抗原検査キットや解熱鎮痛剤も用意しています.

Img_9523 Img_9534(左)抗原検査キット(医療用),(右)解熱鎮痛剤としては極めてメジャーなロキソプロフェン

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2022年12月26日 (月)

寮歌祭の案内

 コロナ禍になっていろんなイベントが中止になったわけですが,ウィズコロナの世相を受けて徐々に復活しつつあります.旅行はかなりできるようになりましたし,合唱団のコンサートも再開されました.一方で未だ再会できていないのが寮歌イベントです.このブログでも何度も書いていることですが,寮歌祭は「大勢の(400人規模)」「高齢者が(90歳以上もザラ)」「閉鎖された会場に」「密集して」「長時間に渡って(約半日)」「大声で歌い騒ぐ」という新型コロナ感染症対策で”やってはいけない”とされていることをことごとくやるイベントです.旅行や合唱ができる世の中になってもこれだけはなかなか難しいと感じています(特に参加者の多くが超高齢者というのがネックでしょう).

 とはいえ可能なら再開できたらという思いは関係者の間では強いのも事実です.コロナ禍の3年間で寮歌関係者(特に現役で旧制高校を体験した方々)の訃報も多く届くようになり,残された者として一日も早い再開が望まれています.

 そうした寮歌イベントの一つである新春寮歌祭イン甲南の案内が届きました.

Img_9533  このイベントは新春という文字が示すように毎年1月に開催されていたイベントです.主催は東京甲南会,旧制甲南高等学校(今の甲南大学の前身,滋賀県や鹿児島県にある同名の高校とは無関係)の東京の同窓会です.ここもコロナ禍で2020年1月を最後に開かれていませんでしたが,今回3月に時期を映しての開催を予定しているようです.今後の状況次第で中止もありうるとのことですが,どうにか開催できて欲しいと思います.

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2022年12月25日 (日)

ダイナースクラブのクリスマスプレゼント

 昨日タイヤ交換等のどさくさの間に家のポストになにやら荷物が入っていました。見るとメインカードとして使っているダイナースクラブからのもの。中を確認すると、プレミアムカード20周年記念オリジナルグッズプレゼントキャンペーンへの参加条件を満たしたとのことで、グッズが送られてきた模様です。

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 何が当たったのかと確認したら、オリジナルヒントミントでした。キャンペーンに応募したことすら忘れていたので調べてみたら、抽選でカバンやお皿が当たるキャンペーンで,ヒントミントは応募基準(期間中一定の利用額)を満たした全員に配られる趣向だったようです(応募したことすら忘れていました)。今回は抽選の方は外れてみんながもらえるヒントミントが来たという趣向のようです。ダイナースのキャンペーンといえばだいぶ前にキネマ旬報の祝賀会に当選したのが記憶にあります。銀座のアラン・デュカスで立食パーティーに参加し松たか子や木村大作監督にお目にかかったのが思い出です。

Img_9524 Img_9525 写真が今回送られてきたオリジナルヒントミント,高級なカルミンといった感じです(笑).

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2022年12月24日 (土)

スタッドレスタイヤ

 冬至の翌日の12月23日、夕方所用で出かけて家に戻ろうとしたらウチのKから電話が入りました。曰く「車の後輪がパンクして、今市内のスーパーの駐車場にいる」とのこと。駆けつけてみたところ、後輪が一本パンクし側面に穴が開いています。応急修理は不可能で交換が必要な状態でしたが、今の車にはスペアタイヤがないため、JAFを呼んで家まで搬送してもらいました(夜でディーラーやカー用品店も閉まっている時間のため)。JAFに入会して20年以上になりますが、利用したのは2回目です(1回目は20年前にキーの閉じ込め 笑)。

 明けて12月24日朝、家にあったノーマルタイヤに交換しとりあえず動ける状態になりました(雪のない関東で助かった)。そしてその日の夕方にディーラーに行って新しい冬タイヤ一式を購入して再交換してもらいました。パンクした冬タイヤは3シーズン目に突入だったので、交換も仕方ないなとあきらめました。結局我が家のクリスマスプレゼントは新しいスタッドレスタイヤと相成ったのでした。

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2022年12月22日 (木)

冬至2022

 今日12月22日は冬至です。北半球ではもっとも太陽高度が低くなり,昼の長さが最も短く夜が最も長くなる一日です(南半球では逆になるためこの日は夏至)。暗くて寂しいイメージのある日ですが,逆の見方をするとこの日を境にどんどん日が長くなっていくため,太陽が復活する日と捉えられ,それを祝う風習が世界各地にあります。ヨーロッパのゲルマン人の祭りであるユールやインカ帝国のインティライミが好例でしょう。

 日本では冬至といえば柚子湯やカボチャの風習があります。このうち柚子湯は冬至を湯治と引っ掛け,さらに当時は薬効が期待されていた柚子入りの風呂に入ることで,冬の寒さを乗り切ろうという考えからと言われています。一方のカボチャは野菜が不足する冬季にも保存がきくため,栄養豊富なカボチャを冬に食べることによって同じく寒い時期を乗り切るという意味だそうです。

 世間ではコロナとインフルエンザの同時流行も言われていますが,来る春を信じて健康に留意しつつ寒い季節を乗り切りましょう.

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2022年12月21日 (水)

しばれフェスティバル

40sibare  先日調べ物をしていた過程で、北海道陸別町の冬の風物詩「しばれフェスティバル」の話題を見つけました。

 しばれフェスティバル

 どうやらしばれフェスティバルが3年ぶりに開催されるようです.

 これは日本一寒いことで町おこしをしている陸別町の名物イベントです.毎年2月の最初の土日(ちょうど立節分の頃)に開催され,打ち上げ花火や地元のアイドルやお笑い芸人のショーが行われますが,なんといってもこのお祭りを有名にしているのが、メインである人間耐寒テストです.これは例年マイナス20℃を下回る寒さの中一晩過ごすという一種の我慢大会です.参加者は会場内に設置された氷のテントならぬバルーンマンションで寝泊まりします.ただバルーンマンションは氷製のため内部は火気厳禁、参加者は会場中央に設置される巨大な焚火(命の火)で暖を取ったり,各自で持ち込んだ炭火コンロなどを使うことになります.

 こうしたイベントに目がない私なので,過去2016年と2020年に参加したことがあります.2016年(関連記事)は明け方マイナス26℃まで下がる極寒で結局一睡もできませんでした.2020年(関連記事)はマイナス15℃程度と過ごしやすかった(?)ために睡眠もとれたのを覚えています.

 ただこの人間耐寒テスト,バルーンマンションの数に限りがあることから参加者は例年300人に限定されており,近年はその知名度のアップも相まって抽選になっているらしいです(すなわち参加希望≠参加決定).

 今年はバルーンマンション枠240人+持ち込みテント枠60名となっていました.持ち込みテントに関しては2020年の第39回の際に暖冬でマンションが規定数作れなかったことから苦肉の策で設定された形態で,これが案外うまくいったためと思われます.ただ今回はマンション枠は朝食と風呂付なのに対して,テント枠はそれらが付いてこない形になっています(もちろん参加費が異なる).

 さすがに今回の参加は無理ですが,いずれまた参加してみたいイベントです.

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2022年12月16日 (金)

産業医研修会

 これまでも度々話題にしてきたんですが,産業医の認定期間があと1年ちょっとに迫っています.ただ前回更新から1年後にコロナ禍が始まってしまった影響から,ラスト1年にも拘らずまだ4単位しか取れていません(💦).更新には最低20単位が必要なんですが,加えて専門・更新・実地の3分野それぞれ最低1単位は必要とされています.で,この3分野のうち専門は比較的多く開催されるのに対し,残り2分野特に実地は開催頻度が低く貴重な存在です.今回山梨県産業保健センターでこの貴重な実地研修が開催されることを知り,行ってきました(山梨の産業保健センターは無料で直前まで参加可能と非常にありがたい存在である).

 今回の研修のテーマは「傾聴」,ただ聴くのではなく,相手の心情に慮って共感する聴き方です.主としてカウンセリングの際の聴き方といえます.最初に講師の先生からの簡単な解説を聞いた後,参加者が組になって実際にお互いの話を傾聴しあうという実習スタイルでした(実地だから当然か).理屈ではわかっていても,実際にやってみると結構大変な作業でした(しゃべる方は簡単なんですが 笑).後半には講師の先生の問いかけに対して,その心情を察して言葉を返すという企画もあり,なんだか昔懐かしの「欽ドン」の母と子の会話を思い出したというのは内緒です.

 この日の研修は2時間半,帰り際に2.5単位のシールをもらい,無事に手帳に貼ったのでした(これで実地は大丈夫).

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2022年12月 9日 (金)

日本渡航医学会認定医療職

 大の旅行好きの私ですが,趣味と仕事がアウフヘーベンした結果,旅行医学にも関心が高くそっち系の勉強や業務も行うようになっています.そうした関連の学会として日本旅行医学会というのがあり認定医も持っています.一方でそちらとは別に日本渡航医学会という学会もあり(前者が職種問わないのに対して後者は医療関係メイン),先月そちらの認定医療職の試験を受けていました.本日ホームページ上に試験の結果発表があり,無事に合格できました

 試験は50問ですべて5択のマークシート方式でした.事前に行われた研修会のテキストな講演内容等からの出題で、いわゆる引っ掛けのような意地悪な問題はないので比較的解きやすかったです.ただ結構範囲が広いため,手ごたえとしては合格点が60~70点くらいなら大丈夫だが,80点を求められたら微妙かな… という感じでした.試験の時期はちょうど合唱団の演奏会準備と重なっていたため直前の勉強が不十分ではあったのですが,元々取り組んでいた分野ということもあり,なんとかなった印象です.せっかく取った資格(?)ですから今後の仕事に生かしたいと考えています.

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2022年12月 8日 (木)

12月8日

 今日は12月8日,今から81年前のの1941年(昭和16年)のこの日,日本はアメリカ・イギリスに対して宣戦布告,ハワイや東南アジア各地で戦闘が始まりました.これにより1937年(昭和12年)に始まっていた日中戦争(双方とも宣戦布告がなされていなかったため,建前としてはあくまでも地域紛争だった),1939年(昭和14年)に始まっていたヨーロッパの戦争と完全にリンクし第二次世界大戦は文字通り世界大戦に拡大しました(戦争の呼称については同年12月12日の閣議で「大東亜戦争」とすると決定されましたが,アメリカ側の呼称である太平洋戦争が用いられることが多い).

 この日のNHKラジオは朝から開戦を報じる臨時ニュースを流していました.有名なニュースですが,これによると「帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。」とあります.西太平洋というのは普段あまり使われない用語ですが,定義としては日付変更線よりも西側の太平洋ということになります.実際には同日海軍が真珠湾攻撃,フィリピン各地のアメリカ軍基地の爆撃,陸軍がマレー半島のコタバル上陸戦,香港攻略戦を同時進行で行っているので,西太平洋という表現で間違っていないわけですが(ハワイは日付変更線よりも東であり,正確には東太平洋じゃないかというツッコミはあります),これは臨時ニュース発表時にまだ作戦が継続中であり,詳細な地名を出すのが憚られたという事情もあるのかもしれません.

 開戦に至る経緯や評価に関しては当ブログの守備範囲外なので割愛しますが,歴史的な一日に思いをはせているのでした.

 

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2022年12月 7日 (水)

イスラエル入国の痕跡

 先日海外旅行の記事を書きましたが,海外旅行の必須アイテムといえばパスポートです.仮にお金を持たずに空港に行っても借金をするなりして旅行は続けられますが,パスポートを忘れた場合は問答無用でアウトになってしまいます.パスポートは海外に出た場合,自分が何者であるかを証明する唯一の書類です.日本国籍を持つ日本人が持つパスポートは日本政府が身分を保証しているものとなります.

 一方で外国に入国ためにはパスポートはあくまでも必要条件であって,実際に入国させるかどうかはその国の入国審査官の判断になります.どこの国でも犯罪にかかわりそうな人物や不法就労しそうな人物は入国させたくありませんから,その辺の審査は厳しくなります.一般には入国に当たってビザを求める国が多くあります(ビザを求めることで入国のハードルを上げ,少しでも好ましくない人物を入国させないようにする).こうした中で日本国籍を持つ日本人は比較的そうした悪い例が少ないと評価されています.このため日本のパスポート保持者は現在短期の観光目的の場合,世界192か国にビザなしで入国することができ,これは世界一多い数です(一方でビザが必要なのは北朝鮮やロシア,アフリカの政情不安定国など).

 ただ,こうしたビザ不要国であっても外交的な問題から入国を拒否される場面もあります.有名なのがイスラエル関係,同国に入国した形跡がある場合,サウジアラビアやレバノン,イランなどイスラエルと国交がなく対立関係にある国々への入国が拒否されます.イスラエルの入国スタンプがある場合はもちろんですが,例えばアラブ諸国でありながらイスラエルと国交のあるエジプトから陸路イスラエルに入国し,さらにヨルダンに向けた場合,たとえイスラエルのスタンプがなくともコースからイスラエル入国が判ってしまうため,そのままレバノンなどに入ろうとすると拒否されてしまいます.

Img_9266(写真)イスラエル入国の痕跡になるシール

 そんなイスラエル入国の痕跡ですが,スタンプやルートのほかにシールがあります.これはイスラエル入国の際にパスポートの裏表紙に貼られるものです.数字と日付が記されただけで特に深い意味はなさそうなんですが,これが貼ってあればイスラエルに入国したことがバレてしまう代物です. 何も考えずに貼りっぱなしにして後日アラブ諸国に入国する際問題になることもあるらしく,さっさと剥がした方がいいようです.

 私は2016年にイスラエルに行って以来貼りっぱなしにしていたんですが,今回ようやく剥がすことにしました(まあサウジアラビアやイランに行く予定もないんですが).

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2022年12月 6日 (火)

サンマーメン

 横浜のご当地ラーメンにサンマーメンというものがあります.語感からサンマに関係したラーメンなのかと思いますが,実はサンマとは無関係,漢字で書くと生碼麺となり,「生きが良い麺」という意味なんだだそうです.

 で,実際のサンマーメンとはどんなものかというと、醤油味でもやしを主体とした野菜,豚肉のあんかけを載せたラーメンです.札幌ラーメンや博多ラーメンなどの超有名ご当地ラーメンに比べるとマイナーで,かつては横浜市民でもその存在を知らない人も多かったそうです.

 しかしSNSなどでの発信が増えてくるに従い徐々に知名度を上げていき,今では横浜以外の場所でも見かけることが多くなりました.私が隣県の病院に応援に行く途中にあるラーメン屋さん(一番亭三島塚原店さん)にもメニューとしてあります.今日は朝から寒い一日だったので夕方寄って食べることにしました.

Dsc_2410  麺は細麺,あっさりとした醤油味にあんかけのもやしがたっぷり,今日のような寒い日にぴったりの一品でした.

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2022年12月 4日 (日)

海外旅行

 合唱、歴史系と並ぶ私の趣味といえば旅行です.国内は言わずもがな21世紀に入ってからは毎年のように海外旅行に出かけていました.これまでに訪問した国と地域の数は32となります.ただ2020年初頭に始まったコロナ禍で海外旅行が封印されたこともあり,最後の旅行となった2019年の中央アジア(トルクメニスタン&ウズベキスタン)以来3年間海外には行っていません.

 もっとも世間では今年に入ってからは日本の旅行会社でも海外旅行商品を取り扱うようになり、徐々に出かける人も増えてきました.ただ、帰国に当たって日本政府がPCR陰性の検査証明を義務付けていたため,現地で感染してしまった場合など帰りの飛行機に乗れない人が出るなど混乱も見られました(帰国難民).しかし今年の秋からはワクチン接種3回以上の場合の検査が不要となり,帰国難民の恐れもなくなっています.

 そんな世相を背景に自分もそろそろ海外旅行に行きたいなと思うようになりました.行先についてはもちろん行きたいのはアフリカや南米の秘境地帯ですが,さすがにそれらを扱う商品はまだ少ないのが実情です.旅先の安全等も考慮し,今回はニュージーランドを選択しました.南半球の温帯地域,人の数より羊の数が圧倒的に多いと言われる酪農国です.サザンアルプス(明石山脈のことではない)やフィヨルドなどの自然景観にも優れ,今のご時世にふさわしい開放的な旅行ができそうなところです.人に話すと「どうしてそんな普通のところに!」と驚かれること確実ですが,こうしたご時世だからこそ,まずは普通のところから始めようと思った次第です(そもそもニュージーランドには行ったことがないし).

A_72_000 時期は来年2月,日本は真冬ですが現地は真夏,久しぶりに遠いところで羽を伸ばしてきます(写真はクラブツーリズムさんから借用).

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2022年12月 1日 (木)

12月になりました

Dsc_2409 今日から12月,2022年も残すところ1か月です.昨日までは暖かった当地も12月の声を待っていたかのように気温が下がり寒い一日になりました.いよいよ冬の到来という感じです.

 12月は師走の別名があるように,師匠も走るくらい忙しい月というイメージです.私自身も仕事関係趣味関係とも年末に向けて忙しい月になりそうです.なによりも健康に留意しつつ頑張っていきたいと思います.

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