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2022年11月30日 (水)

快晴の日曜日

 喜歌劇「天国と地獄」を鑑賞した夜は都内で合唱団の練習、そのまま都内に宿泊しました.明けて11月27日は朝から快晴の良いお天気,おとなしく家に帰るという選択肢はありません(笑)。午前中は港区にある日本基督教団赤坂教会の礼拝にお邪魔しました(キリスト教ウォッチャーなので)。この教会は礼拝の前にゴスペル演奏が行われます.礼拝は一般的なプロテスタント教会と大きな違いはありませんが、祈祷の際に言葉の節目節目で参加者が思い思いのタイミングで「アーメン」というのが印象的でした(一般的には祈祷の最後に一同「アーメン」というのがパターン)。最もアーメンというのは日本語に訳すと「然り」、「その通り」という意味なのでこうした使い方は全く間違っていないのですが、そのノリが寮歌祭の檄文朗読の時にあちこちからかかる「そうだ!」、「いいぞ!」と言った合いの手を彷彿されて楽しい気持ちになりました。

Img_9507 Img_9508(左写真1)魚介出汁つけ麺、(右同2)上野動物園

 礼拝の後は付近のラーメン屋さんで昼食を摂りました(私は魚介出汁のつけ麺)。その後は上野に移動して久しぶりに上野動物園を散策することに。昨年の双子のパンダの誕生で盛り上がる同園ですが、パンダ見学は長蛇の列(待ち時間1時間以上)なのでこの日は断念(まあ、春に和歌山のアドベンチャーワールドで見たから良しとする 笑)、日本ではここにしかいない原猿のアイアイや両生類や爬虫類、鳥類をメインに見学しました(アイアイはある意味パンダよりも貴重)。

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(写真)記念写真

 結局夕方まで同園内を散策しその後東京駅へ。せっかくだから夕食もというわけで、東京駅大丸百貨店にあるサバティーニ・ディ・フィレンツェに入りました。ここの銀座店は過去何度か言ったことがありますが大丸店は初めてでした(銀座店に比べるとカジュアルな印象)。この日はコースではなくアラカルトをシェア、ワインはお勧め3杯セットを注文しました。料理ワインとも申し分なかったです(さすが名店)。というわけで充実した11月最後の休日でした。

Img_3316 Img_3317 Img_3318 Img_3319(左上)前菜のスモークサーモン、(右上)トマトソースのパスタ、(左下)手長海老、(右下)骨付き子羊

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2022年11月29日 (火)

喜歌劇「天国と地獄」

Img20221129_17524294  オペラ好きの我が家ですが、夏以降は結構忙しくなかなか鑑賞に出向く機会が無くなっていました(そもそも新国立はシーズンオフでもある).振り返ってみると最後に鑑賞したのが7月3日の日生劇場でのコジ・ファン・トゥッテでした(その前が5月19日新国立のオルフェオとエウリディーチェ).その間11月13日には日生劇場のルチアに行く予定もあったのですが,別用とぶつかってしまい知人にチケットを譲ったということもありました.そんな中4か月半ぶりの鑑賞となったのが表題の天国と地獄,主催は東京二期会です.

 このオペレッタはオッフェンバックの作曲で1858年にパリで初演されたものです.原題は「地獄のオルフェ」,当時リヴァイヴァルブームが起こっていたグルックの歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」のパロディで,本来は最愛の妻エウリディーチェの死を嘆いたオルフェオが地獄に彼女を向けに行くお話だったものを,お互い愛人を持つなど冷え切った関係でありながら世間体を気にして別れられない夫婦の話に改変されています.ナポレオン3世治世下のパリで大成功を納め,オッフェンバックの代表作のひとつとなっています.特に第2幕に登場するフレンチ・カンカンは日本でも運動会などで非常に有名です.ただ,有名な割にはオペラそのものの上演頻度は低いのも事実で,私自身も生鑑賞は過去に2回しかありません.その2回のうちの1回が二期会による公演で,今回はその再演でした(前回は3年前).ジュピターをはじめとした天国の面々が白を基調とした服装なのに対してプルートなど地獄のキャラが赤を使うなど色彩の対比も面白い演出です.今回は1858年の初演版をベースにした上演でした.このため一般的に序曲とされている部分は演奏されませんでした(世間で「天国と地獄 序曲」とされているものはオッフェンバックのオリジナルではない).セリフ、歌全て日本語訳の舞台は肩が凝らずこれぞオペレッタという感じでした.

 オペラって本当に楽しいなと実感した舞台でした(次行けるのはいつか 笑).

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2022年11月25日 (金)

これからのこと

 先週の東京21合唱団のコンサートが終わって一息ついたような気がするわけですが、仕事面やらなにやらやらなければならないことが山積していて、またまたこちらの更新がおろそかになっていました。

 趣味関係については医師会合唱団、東京21合唱団ともに新しい曲に取り組んでいくことになります。旅行の方もコロナを注視しながら行ける時に行けるところに行こうと計画しています。扮装系はもうはるか昔のようですが、来年ひのパレやしながわ宿場まつりがあれば参加したいです。

 一方で仕事関係ですが、果たして自分はこれからどうすべきなのかちょっと考えることもあります。医師になって四半世紀,ひたすら臨床医をやってきたわけですが、自分もキャリアの後半に入っていることは間違いありません。そうした中で自分にできることはなんだろうなどと思ったりしています。人生には何度も曲がり角があります。自分の場合20代前半に大きな曲がり角があり、そのおかげで今があります。次なる曲がり角はあるのか、それとも今の道を引き続き進んでいくのか、まあ神のみぞ知るなのかもしれません。

 「神は天にいまし、全て世は事もなし」

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2022年11月20日 (日)

東京21合唱団第16回コンサート開催

2116__01  しばらく更新が滞っておりました。11月3日の山梨ヌーヴォー以降は色々やらなければならないことが多くて,こちらに手が回りませんでした。

 そんな中ですが、先週の金曜日に私がメインで活動している合唱団の一つである東京21合唱団の4年ぶりのコンサートが行われました。コロナの第6波が収束した4月から練習を隔週で再開し,6月からは毎週の通常練習へ,そこから5か月でのコンサートとかなり突貫工事でした。この間第7波もありましたが,国ウィズコロナに舵をきったことや重症化率の低下を受けて中断することなく練習を積み上げてきました。その成果としてのコンサートとなりました。11月17日の器楽合わせ,18日の本番と非常に充実した2日間となりました。聴きに来てくださった方々,協力して下さった方々本当にありがとうございました。

 次回演奏会は2023年11月17日,同じ霊南坂教会でC. グノーの聖チェチーリア荘厳ミサ曲をメインに取り上げる予定です。

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2022年11月 5日 (土)

山梨ヌーヴォー

 新酒ワインといえばフランスのボジョレーヌーボーが有名です。例年11月の第3木曜日に解禁されるそれは、初物好きな日本人の感性にあうのか結構話題になります。一方で国内でもワイン醸造が盛んな山梨県にも同じコンセプトのものがあり、こちらは山梨ヌーヴォーの名前で11月3日に解禁となります。ボジョレーヌーヴォーが同地特産の「ガメイ」を使用した新酒なので必然的に赤ワインであるのに対して、山梨ヌーヴォーは白ワイン用の品種である「甲州」と赤ワイン用のそれである「マスカット・ベーリーA」を使うため赤白両方あるのも魅力です。昨年は日中昇仙峡を散策して夕方から勝沼に行ってヌーヴォーを楽しみましたが,今年は甲府市内で飲み、ついでにレストランで食事もしようという算段になりました。

Dsc_2398 11月3日文化の日は晴れの特異日として知られています。昨年に続き今年も見事な青天でした。まずは河口湖のそばにある「河口湖 音楽と森の美術館」に行きました。以前テレビ東京の水バラで太川陽介が訪問していたのを見て、一度行ってみたいなと思っていたからです。ここはたくさんの自動演奏楽器があり、様々なコンサートが楽しめます。部屋全体が巨大な自動演奏楽器になっているホールや歌手とのコラボ演奏,動く紙芝居という感じのサンドアートとのコラボなどがありました(半日滞在して一通りのコンサートを堪能しました)。昼食は併設されたレストランで。ダリの好んだ甲殻類のトマトクリームスパゲティをいただきました(この段階ではまだ自動車利用なのでワインは無し 笑)。

Dsc_2394_20221120193601 Dsc_2395 Dsc_2392 Dsc_2397(左上)歌手と自動演奏楽器とのコラボ,(右上)珍しいバイオリンの自動演奏楽器,(左下)ストラディヴァリウス、(右下)ダリの好んだパスタ

 14時ごろに同地を離れ甲府に向かいます。約1時間ほどでこの日宿泊する古名屋ホテルに到着、少し休んだ後甲府駅へ。構内には山梨ヌーヴォー(以下新酒)の販売や立ち飲みできるコーナーがあります。さっそくいただいたのは言うまでもありません(笑)。赤も白もブドウの香りが口いっぱいに広がりました。

Img_9482 Img_9483(左)山梨ヌーヴォー,(右)こちらはプレミアムワイン

 新酒を味わった後はホテルに戻り,しばし温泉で寛ぎました。そして18時30分からレストランでの夕食,この日はフレンチのコースでした(料理のお供はすべて山梨ワイン)。

Dsc_2400 Dsc_2401 Dsc_2402 Dsc_2403 Dsc_2404 Dsc_2405 Dsc_2406 Dsc_2407 Dsc_2408 前菜からメイン、デザートまで全6品でした。

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2022年11月 2日 (水)

11月になりました

 久しぶりの更新になります.いよいよ11月,気が付いたら今年もあと2か月になりました.

 秋は自分が結構活動的になる季節ですが,今年はメインに活動している合唱団の一つである東京21合唱団の4年ぶりのコンサートがあります.そのほかに本業関係のイベントもあり充実した月になる予定です(ワイン関係のイベントもあるし 笑).

 11月1日は隣県の応援当直だったんですが,2日の朝家路に向かう国道1号線から見事な富士山が見えました.

Img_9480  空気が澄んだ天高く馬肥ゆる秋です.

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