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2022年7月 1日 (金)

真夏日

 今日から7月,暦のイメージではいよいよ夏本番という感じがします.

 今年は6月中に梅雨が明けてしまったため,6月だというのに各地で激しい暑さが続いています.7月に入ってもその勢いは収まらず,1日は全国6か所で気温40℃以上を記録したようです

 6地点で最高気温40℃台を観測

 具体的には群馬県の桐生市40.4℃、群馬県の伊勢崎市40.3℃、山梨県の勝沼町40.2℃、埼玉県の鳩山町40.1℃、埼玉県の熊谷市と岐阜県の多治見市で40.0℃とのこと.30℃台後半でも強烈ですが,40℃ははっきり言って危険な気温です.なんたって自分の体温よりも高いのですから.

 夏の暑い日を指す気象用語はかつては最高気温25℃以上の夏日と30℃以上の真夏日の2種類しかありませんでした(その他最低気温が25℃を下回らない熱帯夜というのも).しかし温暖化の影響で夏の30℃が当たり前になり,さらには35℃以上もちょくちょくみられるようになったため,2007年から最高気温35℃以上の猛暑日が設定されました.ただその後も夏の高温化傾向は進み,最近は猛暑日も普通に見られるようになってきています.

 そしてついに40℃がちらほら散見されるようになると,今後新しい概念が必要になりそうです.その場合は最高気温40℃以上の激暑日とか,45℃以上の滅暑日なんて名付けられるのかもしれません.一方で,最高気温25~30℃だとかなり涼しい部類に思えてしまうので,夏日という言葉は死語に近いものになっていきそうです.

 そんなことを考えた2022年7月1日でした.

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