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2022年5月27日 (金)

シン・ウルトラマン

Img20220527_12103511  今一部界隈で話題になっている映画,シン・ウルトラマンを鑑賞してきました.最初のウルトラシリーズであるウルトラQが放映されたのが1966年(昭和41年)1月~7月,まさに私が生まれた頃です.同年下半期から始まったウルトラマン,翌1967年のウルトラセブンを含め,もちろん私には本放送の記憶はありません.

 私がリアルにウルトラマンを意識したのは昭和46年の帰ってきたウルトラマンに始まる第二期怪獣ブームの時代,この時新作である帰ってきたウルトラマン,ウルトラマンA,ウルトラマンタロウの放送に交じって,ウルトラマンやウルトラセブンの再放送も行われており,当時幼稚園年長組から小学1~2年生だった自分は大ハマりしたのは言うまでもありません(なので当時の学校の集合写真では必ずスペシウム光線やエメリウム光線などのポーズをとっている(笑).

 そんな私ですからウルトラマンのリメイク作品であるシン・ウルトラマンはぜひ見たい作品だったわけでです.感想ですが

 面白かったです💕

 なぜか日本にばかり怪獣(劇中では禍威獣と表記)が出現、これを駆除(倒す,退治するではなくあくまでも駆除なのがミソ)すべく立ち向かうのが政府や官僚です.これは2016年公開のシン・ゴジラもそうでしたが,現実世界に怪獣のような非友好的な生命体が出現した場合,その対応に当たるのは科学者ではなく,政府の防災担当政務官や官僚になるのは自然な流れです.今回は禍威獣対策専門チームである禍特対が編成されましたがこれもいろんな組織からの出向者で構成されていました.

 登場した禍威獣はゴメス,マンモスフラワー,ぺギラ,ラルゲユウス,カイゲル,パゴス,ネロンガ,ガボラの8体で前半の6体のオリジナルはウルトラQに登場したキャラです.Q同様この6体はウルトラマン無し,すなわち人類の力のみで駆除に成功しています.そして後半2体がウルトラマンに出てきたもので,同様に劇中でもここで初めてウルトラマンが登場しその実力を見せることになります.

 その後は地球侵略をたくらむ外星人との攻防のパートになり,ザラブとメフィラスが登場しました.ウルトラマンに登場する宇宙人といえば圧倒的知名度を誇るのがバルタン星人ですが,あまりにもキャラが立ちすぎているせいか今回は登場しませんでした.ストーリーには随所にネタが仕込まれていて,往年のファンが見ればうれしくなる場面も多々あります.おそらく最初の設定に最も忠実に,かつ現代的に作るとこうなるんだろうなと感心したのでした(一兆℃の火の玉を含めて 笑).

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