練習再開と音威子府そば
先週末の4月16日,オミクロン株の流行を受けて休止していた東京21合唱団の練習が再開されました.
東京都の感染状況は劇的な収束局面にはありませんが,3回目のワクチン接種の進捗や各種薬物治療の進歩による重症化率や死亡率の抑制といった状況を総合的に判断してのものです.今回参加したメンバーは全盛に比べるとまだまだ少ないものでしたが,これから徐々に回復できたらいいなと思っています.
練習後は以前なら懇親会がありましたが,まだそれは自粛して個人的に四ツ谷の音威子府TOKYOさんに寄りました.ここは北海道北部にある人口800人弱という日本一小さな自治体である音威子府村名産の蕎麦が食べられるお店です.かつて音威子府駅にあった常盤軒という駅そばやさんで有名な蕎麦です.常盤軒は2021年8月に店主が亡くなられたため閉店しましたが,麺を作っている畠山製麺は健在なため地元音威子府の食堂などではまだ蕎麦が提供されています.そして東京にもこの蕎麦をリスペクトするオーナーによって営業されている店があり,これが音威子府TOKYOです.昨年11月27日にも訪問したことがありましたが,この時は練習前だったこともあってお酒無し,ざるそばだけをいただきました.今回は満を持してお酒も頂こうという狙いです(笑).
(写真左)スタートは蕎麦味噌、(同右)北海道では「しらおい」と読みますが「はくろう」です
蕎麦味噌や季節の天ぷら,北海道産ししゃもをつまみに日本酒各種を堪能、蕎麦味噌を舐めながらのお酒はこれぞ呑兵衛だなぁという感慨に浸りました。締めは期間限定で提供されている常盤軒の復刻天ぷら蕎麦、あのほとんど衣だけの天ぷらがドロドロに溶けて出汁とからまるのが美味です。最後まで大満足でした。
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