静岡空港
先週末は合唱団の久々の練習の後、音威子府そばを堪能したわけですが、その晩はそのまま都内に宿泊しました。翌朝から各地の出張に繰り出すためです。17日日曜日は静岡県、翌18日からは九州中部の出張に出掛けました(当地に出かけたのは2年ぶり)。19日のお昼には用事が済みましたが、同日夜に再び静岡県東部に出向くことになっています。普段なら帰路は羽田行きの飛行機を利用するのですが、この日はせっかくなので静岡空港便を利用することにしました。
静岡空港は2009年に新規開港した地方空港です.現在日本では地方空港は飽和状態なため,おそらくは最後の新規地方空港になるのではないかと言われています(離島を除く).元々静岡県は高速道路や新幹線などで首都圏や中京圏へのアクセスが良く,大金をかけて新しい空港を作るなら,黙って羽田空港や中部空港を利用すればいいんじゃないかという議論もあり、さらには開港直前に航空法に抵触しそうな樹木の存在が明らかになるなど当時話題になった空港でした.
開港後は国内線は札幌線や九州線を中心としたほか,国際線として主に中国路線が複数開設され,折からのインバウンドブームに乗ってそれなりの利用者数になっていました(コロナ前の2019年の全旅客利用者数に占める国際線の割合が4割を占めることからも,国際線に依存していたことがわかる).コロナ禍が始まって利用者が大幅に減ってしまったのは他の空港と同様です.
静岡空港を発着する路線は多くがフジドリームエアライン(FDA)です.この日利用の便もそうでした(JALとのコードシェア便).静岡空港到着は夕方の6時,空港周辺はその名の通り静まり返っていました.
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