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2022年4月28日 (木)

麺庵ちとせ

 ここ数日今一つな天気が続いていた当地ですが,今日は久しぶりに良いお天気,しかも気温はやや低めととても過ごしやすい一日でした.

 そんな心地よいお昼は,以前から気になっていたラーメン屋さんに繰り出すことに.箱根登山線風祭駅からほど近い場所にあるラーメン屋「麺庵ちとせ」さんです.

Img_7875  以前ここには長い間別のラーメン屋さんが入っていたのですが,2019年に閉店となりその後は空き店舗になっていました。そして今からほぼ1年前の2021年5月に新規にオープンしたのが表題の麺庵ちとせさんになります。実はこのお店元々は東京の曙橋付近にあり、ぐるめサイト食べログで高評価されていたラーメン屋さんだったようです。諸事情でこちらに移転したとのことでした。

 で、オープン当初は東京からの遠征者もたくさん来ていていつも行列ができていました(東京ナンバーの車もたくさん停まっていた)。行ってみたいなと思いつつ、通りかかるといつも行列だったので諦めていたものです。しかし開店から1年が過ぎ、平日はもうそれほど混んでいないというウワサを聞いたため出かけた次第です。

 お昼時でしたが店内にいたお客さんは6、7人程度、カウンター席は一人分結構広めにアクリル板に仕切られていてゆったりと座れました。内装は綺麗に改装したとはいえ基本骨格は昔のラーメン屋さん時代と同じです。なんか懐かしなと思いました。メニューは醤油ラーメンと坦々麺の二本だて、この日は醤油ラーメン(プラス煮玉子)をいただきました。

Img_7874  麺は自家製らしく中細のコシのあるストレート麺(別料金で太麺にできるもよう)、スープはけっこういろんな出汁が入っているようで濃厚な味わいでした。美味しくいただいたのはいうまでもありません。次は坦々麺に挑戦したいと思います。

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2022年4月25日 (月)

夏物のジャケットを購入しました

 快晴の良いお天気だった4月23日とは打って変わって,24日(日曜日)は朝から雨模様のあいにくのお天気でした.晴れたら近所を散歩しようと思っていたんですが断念です(笑).

Img_7873  その代わりではないですが,某大手紳士服店に出かけて夏物のジャケットを購入してきました.店員にはスーツも勧められましたが,コロナ禍でスーツを着る機会が激減しているため,家には着なくなったスーツがたくさんあるので遠慮しました💦.素材としてリネンも入っておりすっきりとした一品です.これから暑い日々がやってきますが,上着が必要な場面では活躍するのではと思います.

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2022年4月24日 (日)

歌劇「魔笛」

Img20220424_10370530  昨日関東地方は朝から快晴の良いお天気でした。そんな気候だからというわけでもありませんが、この日は新国立劇場で公演中の歌劇「魔笛」を鑑賞してきました。

 魔笛はW.A.モーツァルト晩年の傑作オペラとして知られ、世間でも非常に上演頻度の高い作品です。ウチのKが大のモーツァルト好きということもあり、我が家では元々モーツァルト・オペラの鑑賞頻度は高いのですが、その中でも一番高頻度なのがこの「魔笛」です(何回生観劇したのか記憶にないほど多い。2006年にウィーン国立歌劇場に行った際鑑賞したのもこれだった)。

 今回の公演は南アフリカ出身の演出家、ウイリアム・ケンドリッジによる2018年11月初出の舞台です。光によるドローイングを取り入れた演出は極めて21世紀的な舞台だなぁと改めて感じました。指揮者のオレグ・カエターニの他、キャストは全て邦人歌手が起用されていました。コロナ禍という事情もありますが、魔笛に関しては2010年代以降邦人歌手メインの舞台になっていたのでこれが通常運転と言えます。

Img_7871  終演後はいつものレストランではなく、久々に新宿の回らないお鮨屋さんに入りました(久しぶりの外でのお鮨でした 笑)。

 

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2022年4月21日 (木)

静岡空港

 先週末は合唱団の久々の練習の後、音威子府そばを堪能したわけですが、その晩はそのまま都内に宿泊しました。翌朝から各地の出張に繰り出すためです。17日日曜日は静岡県、翌18日からは九州中部の出張に出掛けました(当地に出かけたのは2年ぶり)。19日のお昼には用事が済みましたが、同日夜に再び静岡県東部に出向くことになっています。普段なら帰路は羽田行きの飛行機を利用するのですが、この日はせっかくなので静岡空港便を利用することにしました。

 静岡空港は2009年に新規開港した地方空港です.現在日本では地方空港は飽和状態なため,おそらくは最後の新規地方空港になるのではないかと言われています(離島を除く).元々静岡県は高速道路や新幹線などで首都圏や中京圏へのアクセスが良く,大金をかけて新しい空港を作るなら,黙って羽田空港や中部空港を利用すればいいんじゃないかという議論もあり、さらには開港直前に航空法に抵触しそうな樹木の存在が明らかになるなど当時話題になった空港でした.

 開港後は国内線は札幌線や九州線を中心としたほか,国際線として主に中国路線が複数開設され,折からのインバウンドブームに乗ってそれなりの利用者数になっていました(コロナ前の2019年の全旅客利用者数に占める国際線の割合が4割を占めることからも,国際線に依存していたことがわかる).コロナ禍が始まって利用者が大幅に減ってしまったのは他の空港と同様です.

 静岡空港を発着する路線は多くがフジドリームエアライン(FDA)です.この日利用の便もそうでした(JALとのコードシェア便).静岡空港到着は夕方の6時,空港周辺はその名の通り静まり返っていました.

Img_7868 Img_7869(左)FDAのエンブラエル170,(右)空港周囲は静かです

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2022年4月19日 (火)

練習再開と音威子府そば

Img_6705_20220421170601  先週末の4月16日,オミクロン株の流行を受けて休止していた東京21合唱団の練習が再開されました.

 東京都の感染状況は劇的な収束局面にはありませんが,3回目のワクチン接種の進捗や各種薬物治療の進歩による重症化率や死亡率の抑制といった状況を総合的に判断してのものです.今回参加したメンバーは全盛に比べるとまだまだ少ないものでしたが,これから徐々に回復できたらいいなと思っています.

 練習後は以前なら懇親会がありましたが,まだそれは自粛して個人的に四ツ谷の音威子府TOKYOさんに寄りました.ここは北海道北部にある人口800人弱という日本一小さな自治体である音威子府村名産の蕎麦が食べられるお店です.かつて音威子府駅にあった常盤軒という駅そばやさんで有名な蕎麦です.常盤軒は2021年8月に店主が亡くなられたため閉店しましたが,麺を作っている畠山製麺は健在なため地元音威子府の食堂などではまだ蕎麦が提供されています.そして東京にもこの蕎麦をリスペクトするオーナーによって営業されている店があり,これが音威子府TOKYOです.昨年11月27日にも訪問したことがありましたが,この時は練習前だったこともあってお酒無し,ざるそばだけをいただきました.今回は満を持してお酒も頂こうという狙いです(笑).

Img_7789 Img_7792(写真左)スタートは蕎麦味噌、(同右)北海道では「しらおい」と読みますが「はくろう」です

 蕎麦味噌や季節の天ぷら,北海道産ししゃもをつまみに日本酒各種を堪能、蕎麦味噌を舐めながらのお酒はこれぞ呑兵衛だなぁという感慨に浸りました。締めは期間限定で提供されている常盤軒の復刻天ぷら蕎麦、あのほとんど衣だけの天ぷらがドロドロに溶けて出汁とからまるのが美味です。最後まで大満足でした。

Img_7797P7200364 (写真左)常盤軒復刻の天ぷら蕎麦,(同右)オリジナル常盤軒の天ぷら蕎麦

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2022年4月14日 (木)

今年の夏季休暇

 4月も半ばになろうとしています.しばらく暖かい日が続いていた当地ですが,昨日今日は気温が下がり少し寒い日となっています.こんな時は体調を崩しやすいので注意が必要です.

 ニュースによると3月16日の地震の被害で一部区間が不通となっていた東北新幹線が今日全通したそうです.

 東北新幹線が全線再開

 当面は一部速度を落としての運行ということですが,何はともあれ実家のある北東北方面に行けるようになったのはうれしい話題です.

 旅行といえば我が家恒例の夏季休暇の旅行です.21世紀になった2001年以降毎年海外に出かけていましたが,2020年初めからのコロナ禍によって海外旅行が非現実的になったことから同年は9月に小笠原諸島の父島に行きました.そして昨年2021年は当初6月に北海道の利尻・礼文に行こうと計画していましたが,北海道に緊急事態宣言が出て,現地の自治体から観光目的での来島を控えるようお願いが出されたことから中止,代わって尾瀬の山小屋に宿泊しての縦走となりました.

9784894539525  で,今年ですが,世間ではハワイ旅行が可能になるなどの動きはあるものの,まだまだリスクが大きい(万一現地でコロナに罹患した場合帰りの飛行機に乗れなくなってしまう)ことから今年も国内になりそうです.行先は昨年断念した北海道の離島,特にレブンアツモリソウの咲く礼文島とたくさんの海鳥が営巣する天売島です.なんとか今年こそ実現させたいものです.

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2022年4月12日 (火)

原生花園

 今年の春は寒い日があったかと思うと,一気に暑い日が来たりと健康保持に気を遣うような日々となっています.周辺も青々としてきており春本番を思わせます.私の職場周辺は田舎なので,この時期周辺には多くの花が咲いています.誰かが手入れをしているわけではないので,こうした花々は一種の原生花園です(原生花園という表現はもっぱら北海道にある人為的な手を加えずにお花畑が維持されている湿原や草原をいう).

 今日お昼に散策してみたところ,黄色や紫色の花がたくさん咲いていました.黄色い花はタンポポです.

Img_7785 Img_7783  タンポポといえば在来種の日本タンポポと外来種の西洋タンポポが知られています.日本タンポポは日本の在来種で,開けた湿った土地を好みます.繁殖には他の個体の存在が欠かせないため群生する傾向があります.一方の西洋タンポポは単独で繁殖が可能であること,アスファルトの隙間など狭くて乾燥した場所でも生育できること,季節にかかわらず一年中花を咲かせる特徴があります.都市部の道路わきなどでもよく見かけることから,現代日本ではすっかり西洋タンポポがメインになったかのように思われていますが,日本タンポポも案外いて,田舎などの自然が多いところには結構群生しています.ちなみにうちの近所に咲いているのはすべて日本タンポポです.

Img_7784  両者の見分け方として知られているのが,花を裏がえした時に目に入る緑色の尖った部分(総苞編)の相違です.総苞編が真っすぐなのが二ホンタンポポ,反りかえっているのがセイヨウタンポポです.写真のタンポポは見ての通り真っすぐですから二ホンタンポポです.

 そんな春本番の当地でした.

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2022年4月10日 (日)

歌劇「ばらの騎士」

Img20220410_12000914  オペラ好きの我が家、毎年10本以上の生観劇をしていますが、2022年に入ってからはオミクロン株の流行を鑑みて観劇を自粛していました。しかしワクチン3回目接種も完了したことや、まん延防止等重点措置の解除等の世相から再開することにしました。

 で昨日観劇してきたのが表題の「ばらの騎士」、1911年に初演されたリヒャルト・シュトラウスを代表するオペラ作品です。新国立劇場の公演です。

 作品の好みは人それぞれと言いますが、この「ばらの騎士」に関しては実は若い頃はあまり好きな作品ではありませんでした。その昼ドラ的なストーリーとシュトラウスの音楽がなんか安っぽい映画音楽のようで、どうも生理的に受け付けなかったのです。

 しかし、歳を重ねてのち改めて鑑賞してみると、その良さがわかり今では好きな作品のひとつとなっています(この辺は事情はいつかここにも書いてみたいと思います)。

 コロナ禍に入って恒例だったホワイエでのアルコールが無くなったのが我々的には残念だったんですが、4月から外のテラスでの販売が始まりました。さっそくいただいたのはいうまでもありません(笑)。

Img_7771 Img_7772  土曜日のマチネ公演ということもあるのか、会場はほぼ満員の入りです。やっぱり芸術鑑賞に飢えていたんだなぁと感じました(やっぱりこういうご時世だからこそ文化芸術は重要です)。舞台はジョナサン・ミラー演出による新国立定番のレパートリー、舞台の華やかさが特徴です。キャストはコロナの影響で、邦人歌手主体ですがよくまとまって美しい調べを奏でていました。

 終演後は劇場内のレストランへ。約4ヶ月ぶりの訪問でしたが常連のためか名前を覚えられていました(笑)。この日はフルコース、ワインも各種いただいたのはいうまでもありません。やっぱりオペラは最高だなとしみじみ思った1日でした。

Img_7773 Img_7774 Img_7775 Img_7776 Img_7777 Img_7778(左上)レストランマエストロ、(中上)前菜のマカジキのカルパッチョ、(右上)タリアテッレ 桜エビと空豆 クリームソース、(左下)真鯛と蛤、春野菜の蒸し焼き、(中下)熟成牛のビステッカ、(右下)デザート苺のスープ、ジェラート添え

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2022年4月 6日 (水)

隊士パレードが中止

 春の恒例イベントであるひの新選組まつり,コロナ禍の影響で2020年は中止,2021年もオンラインのみでの開催となっていました。そして今年2022年については5月7~8日の日程で,7日に隊士コンテストが,8日にパレードが行われるとアナウンスされていました(規模は例年よりも縮小).

 しかし,昨日実行委員会の方から8日のパレードは中止とする旨の発表があり,観光協会のホームページにも出ていました.

「第25回ひの新選組まつり」開催内容の変更のお知らせ

 理由としては ”新型コロナウィルス感染症拡大の収束が見えず、東京都発表の「リバウンド警戒期間の取り組み」などの状況を鑑みて" とのことです.以前の記事でも書いたのですが,コロナ禍とはいえパレードを行うことのみを目指すのならやりようはあると思います.屋外イベントですから,参加者間の感覚をある程度確保したうえで,マスク着用,大声は禁止を徹底すればいいのです.ただ行われるのは新選組の隊士パレードです.大声で勝鬨,歓声を挙げてナンボというイベントです.マスクをして黙々と行進するなどという形態はありえないだろうと考えます.実行委員会内部でもいろんな議論があったとは思いますが,本来の形でのパレードが難しい以上,中止の判断はやむを得なかったと理解しています.

 一方で7日のコンテストは開催され,関係者およびパレード参加申込者のみが現地観戦,その他はネット配信となるようです.せめてコンテストだけでもということですが,本来このコンテストはパレードで隊を率いる隊長を選ぶコンテストです.パレードがないことが分かっているコンテストというのも参加者は切ないだろうなと感じます.

 それにしても3年連続パレード中止というのは… 仕方ないことですが本当に残念です.

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2022年4月 5日 (火)

長興山紹太寺の枝垂れ桜

Img_7745  新年度が始まって最初の週末が明けましたが、当地はあいにくの天気で気温も低めの日が続いていました。しかし今日4月5日は久しぶりの良いお天気で気温も上がったことから、お昼にちょっと出掛けてみることに。行ったのは入生田にある長興山紹太寺です。このお寺は江戸時代初期に小田原藩主だった稲葉氏の菩提寺だったところです.稲葉氏は3代将軍徳川家光の乳母だった春日局(おふく)の嫁ぎ先の家で,実子の稲葉正勝は家光の小姓から出世して寛永九年(1632年)に小田原藩主となったものです。江戸に程近い東海道の要衝である小田原を任されたことから正勝がいかに家光の信頼を得ていたかがわかります。

 初代の正勝が亡くなった後,その子正則によって長興山紹太寺に枝垂れ桜が植えられました。品種はエドヒガンで、以来ここで毎年花を咲かせていますから、その樹齢は350年ほどになります。

Img_7747 Img_7753 お寺の入口から参道をひたすら登っていきます。途中には稲葉正勝や春日局をはじめとする稲葉家の人々の墓所もあります。歩くこと15分ほどで山腹にある枝垂れ桜に到着しました。

Img_7759 この桜の見頃は例年3月末ですが、今年は数日寒い日があったため4月の今日もまだまだ多くの花が付いていました。300年を超える老木のため樹勢の衰えは否めませんが,これからも咲き続けて欲しいと思います.

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2022年4月 1日 (金)

新年度

 今日は4月1日、新年度の始まりです。私の職場でも転勤や新採用の職員がたくさんやってきて挨拶回りなど賑やかな雰囲気でした。その後新採用の人たちはオリエンテーションなど各種研修に参加していました。

 私はといえば年度が変わっても特に大きな変化はなく、これまでの業務を粛々とこなしていくことになりそうです。

 お昼休みに職場の敷地内を散策しましたが、庭のソメイヨシノが満開を迎えていました。まさに春爛漫です。

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