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2021年8月 1日 (日)

金ちゃんヌードル

 カップ麺の元祖である日清のカップヌードルが発売されて今年で50年になります(1971年(昭和46年)発売).当初は価格が高かったことやそれまでの風習を一変する概念が理解されず販売に苦労したそうですが,昭和48年(1973年)のあさま山荘事件で機動隊員がこれを食べている場面が全国に中継されたことから注目を浴び,結果現在では日本のみならず世界中で食されるようになっています.

 日清カップヌードルの成功を受け,同業他社も次々と類似製品を販売するようになりました.ただそれでも販売シェアとしてはいまだにトップ3は「日清カップヌードル」,「日清シーフードヌードル」,「日清カレーヌードル」が三傑なんだそうです.ただこれには即席めん大手の東洋水産やサンヨー食品が袋麺メインであんまりカップ麺に力をいれていないように見えるせいかもしれません.

 一方でややローカルな食品会社から個性的な商品が出ています.たとえば群馬県伊勢崎市にあるまるか食品が出している「ペヤングソース焼きそば」や同じく群馬県の大黒食品から出ている「赤城の中華そば」などですが,そうした中でもひときわ感慨深いのが四国の徳島製粉が作っているカップ麺「金ちゃんヌードル」です.この商品,発売が1973年とこの分野ではかなり早い方です.会社が徳島ということで販売は主に西日本で行われていることから東日本や北日本ではあまり目にする機会がないんですが,過去には全国販売していた時期もあり,自分が小学校中学年くらいの頃には近所の店でも売っていました.テレビCMも流されており,あの欽ちゃんこと萩本欽一さんが出演していたのを思えています(このイメージから当時は”欽ちゃんヌードル”だと思っていた).

 最近は自分の周辺で目にすることが少ないんですが,先日職場で入手する機会があり,さっそくいただきました.

Img_7468 Img_7471 具材は日清カップヌードルをそのまま踏襲したものですが,プラ製の二重容器と蓋が特徴的です.味の方は比較的薄味でやはり西日本メーカーだからかと思いました.

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