5月になりました
気が付けば5月になりました.一部では5月病なんていうネガティブな言葉もありますが,五月晴れなんていう言葉もあるように春本番で気分が高揚する季節です.
例年ならば5月第2週末にひの新選組まつりがあるわけですが,コロナ禍のために昨年に続き中止となっています.そして月の後半には自分がメインとしている学会の学術大会が京都で開催されるので,通常ならば学会参加しつつ空き時間に京都観光を目論んでいましたが,京都府が緊急事態宣言下になってしまったため,こちらもリアル参加は厳しい状況です(4月末段階では,大会本部は現地参加をメインにしつつwebとのハイブリッド開催というスタンスなんですが,果たしてどうなることやら・・・).
閉塞感が漂う世相ですが,なにか楽しみがないと日々のモチベーションが保てないのも事実,そんな自分のモチベーションを高めるのが夏季休暇です.21世紀に入って以降は夏季休暇=海外旅行となっていましたが,昨年来海外との往来が非現実的になってしまったために2020年は,ある意味普通の海外旅行よりもハードルの高い小笠原諸島に出かけました(小笠原旅行記).その流れで今年はどこにしようかと考えていたんですが(実はこの旅行先を考えるのが,旅行の楽しみの半分を占めるというウワサ),いろいろ考えた結果昨年に続く離島シリーズというわけで,利尻島や礼文島といった北海道の離島に行こうと計画しています.
利尻島と礼文島は北海道最北部の稚内から西へ60キロの日本海に浮かぶ島です.細長く全体に標高の低い礼文島と円形で中央に高い山がある利尻島の組み合わせは,鹿児島県の種子島と屋久島の関係を彷彿させます.自分は過去,学生時代の1984年に礼文島には行ったことがありますが,利尻島は未訪です.どちらも自然景観が素晴らしく海産物に恵まれたところなので,その辺が楽しみです.
5月といえば,16世紀イギリスの作曲家トーマス・モーリーによる "Now is the month of Maying" というマドリガルの名作があります.自分が活動している団体のひとつである東京マドリガル会でも5月の例会では必ず歌っていた一曲です.
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