根尾谷淡墨桜
2021年の春は各地の著名な桜を見に行こうと決意しているわけですが,その第2弾として岐阜県本巣市の根尾谷淡墨桜に行ってきました.先週の山高神代桜同様,日本3大桜のひとつです.
有名な桜であり,週末や日中は激混みになる可能性が高いため,今回も早朝の観桜を目指します.4月1日に仕事を切り上げたあとそのまま出発,小田原駅から2時間に1本のひかり号に乗車して名古屋駅で東海道本線に乗り換えて大垣駅へ.そこからさらに樽見鉄道に乗り換えて約1時間,終点の樽見駅で下車しました.この日は近くの旅館に宿泊です(いかにも昭和という感じの旅館).
翌2日は6時起床,前夜のうちに購入していた朝食を食べ7時にはチェックアウトして徒歩で桜のある根尾谷・淡墨公園に向かいます.15分ほどで到着,まだ7時半前でしたがすでに先客の姿がありました(混んではいない).
(左写真2)やや葉が出始めています,(右同3)幹には空洞ができています
根尾谷淡墨桜は6世紀の継体天皇が植えたとする伝説がある樹齢1500年ともいわれるエドヒガンザクラ,樹高16メートル,幹囲目通り9.9メートル,枝張り20メートル以上を誇る巨木です.大正年間頃には樹勢の衰えが著しく,一時は枯死確実とまで言われたものの多くの人々の努力によって樹勢が回復し今でもその優美な姿を見ることができます.淡墨桜の名前の由来は散り際の花びらの色が独特の薄墨色になることから来ています.この日は枝によっては葉が少し顔を出すなど満開を少し過ぎた感じでした.花の色も心なしか墨色になっていたように見えました.
(左写真4)右がオリジナル,左は子桜です,(右同5)樽見駅に停まった汽車
観桜後は8時30分台の汽車に乗って帰路につき,昼過ぎには何食わぬ顔で職場に顔を出したのでした.
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