三春城と那須どうぶつ王国
4月3日の朝三春滝桜を観桜した後、せっかくこちらまで来たのだからと少し観光することにしました.まずは町内にある三春城跡へ.
三春の地は戦国時代,田村氏の支配地域であり三春城はその本拠地でした.それほど勢力の大きいとはいえない田村氏は,芦名氏や佐竹氏など周辺の大名の思惑に常に翻弄されていました.そんな中で天正七年(1579年)当主田村清顕の娘愛姫を伊達政宗に嫁がせたのは,有力な戦国大名だった伊達家の後ろ盾が欲しかったからでしょう(ただし田村氏は後に豊臣秀吉の小田原参陣要請に応じなかったために改易される).
田村氏時代の三春城は標高407メートルの山頂に城主の居館を含めた本丸がある典型的な山城でしたが,その後の織豊時代から江戸時代にかけて近世的な平山城に改修されています.現在の城跡は基本的に改修された後の姿です.当時の建物は残っていませんが,堀や石垣など往時を偲ばれる遺構が多くありました.
三春城の後は隣県の那須町にある那須どうぶつ王国へ.ここは主に草食獣や小型動物,鳥類が充実した動物園です.動物たちを近い距離から観察できるのが魅力です.土曜日ということもあり家族連れの姿を見かけました.展示はアーケードでつながるなど全天候型である王国タウンと広い屋外空間に動物がいる王国ファームから構成されています(両エリアの行き来は専用バスによる).メインは王国タウンで熱帯の森やアジアの森などゾーン別になっています.
(左上写真12)ミーアキャット(立ちショ〇ンしているようにしか見えません 笑),(右上同13)話題のスナネコ,(左下同14)二ホンライチョウ,(右下同15)入浴するカピバラ
(左写真16)フンボルトペンギン,(右同17)ルーセットオオコウモリ(手持ちではこれが限界💦)
約3時間ほどの滞在でしたが,じっくり観察できました.
その後はそこから車で20分ほどの那須湯本にあるホテルビューパレスへ.今夜の宿泊先です.ここは那須の名湯「鹿の湯」から源泉を引いている露天風呂が有名です.チェックイン後さっそく入りました.
そして18時からは夕食,この日はフルコースを選択,ワインも一緒にいただいたのは言うまでもありません.
(左上写真18)オードブル,(中上同19)冷たい前菜,(右上同20)トウモロコシのスープ,(左中同21)パン,(中中同22)オマール海老のソテー,(右中同23)桜のシャーベット,(左下同24)とちぎ和牛のサーロイン,(右下同25)デザート
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