三春滝桜
今年の春は思い立って日本3大桜を全て観桜しようと計画していたんですが,シリーズのトリは福島県三春町の三春滝桜です.
これまでに行ってきた山梨県の神代桜や岐阜県の淡墨桜と異なり東北地方の桜ということで,4月10日前後が見頃かと予想していましたが今年は暖かい日が多いために例年に比べて開花が早く,3月30日に開花したらしいというニュースが入りました.その後あっという間に三分咲き,五分咲きと進んでいき,4月10日頃には散ってしまいそうな勢いだったため,急遽4月3日に観桜に繰り出すことに.ただ当日朝出発したのではちょうど混雑する時間帯の到着になってしまい,感染対策上好ましくないためやっぱり前泊することにしました.
先の記事にも書いたように4月2日朝は岐阜の淡墨桜を観桜し午後は普通に仕事をしたわけですが,この日終業後自家用車で一路東北を目指します.小田原厚木道路から圏央道・東北道をひた走り郡山IC近くのホテルには行ったのは夜11時頃でした.
翌朝7時過ぎにホテルを出発して滝桜に向かいます.ただTwitterを見たらすでに駐車場が混雑しているという恐ろしい情報が入ったため,直接の乗り入れは避け,三春町内の運動公園にある特設駐車場に向かうことにしました.実は桜開花期間中運動公園から滝桜への無料シャトルバスが運行されているのでした(シャトルバスは一般車が通れないルートを走るため渋滞しない).運動公園の駐車場はまだガラガラで余裕で駐車できました.シャトルバスもまだ空いておりそのまま余裕で桜会場へ,行ってみたら確かに駐車場は混雑していました.
(左写真4)別角度から,(右同5)帰る頃には一段と混んできました💦
先日2つの桜はどちらも平日の観桜だったためそれほど混んではいませんでしたが,この日は土曜日ということもあるのかまだ8時頃だというのに結構な人出です.滝桜のある公園はこの時期臨時ゲートが設けられ,入場券(300円)を購入して入る形でした(コロナ禍で入場制限あり).順路に従って歩くこと5分で到着しました.
三春滝桜はエドヒガン系ベニシダレザクラで樹高13.5メートル,根回り11.3メートル,枝張りは南北20メートル,東西25メートルを誇る巨木です.樹齢こそ1000年と他の2桜にやや劣るものの,大きさは遜色なく,樹勢は他2つを圧倒しています.ピンクの花が滝のように見えることから滝桜の名前があります.周囲に咲く菜の花の黄色とのコントラストも素晴らしく,まさに3大桜のトリにふさわしい光景でした.
| 固定リンク
コメント