ARSのコンサート
この週末は当初出張の予定だったんですが,職場の状況に鑑み延期となったため自宅周辺でおとなしくしています.とはいえ何も行動しないハズがない(笑)ため,昨夕はお誘いのあったコンサートに行ってきました.
私がメインとして活動している合唱団のひとつが東京21合唱団です.創設が2002年なのでかれこれ20年近い歴史があるんですが,私が入団したのは2008年に当地に転勤してきてからです.主に教会音楽を演奏しているんですが,2018年秋からバッハのマタイ受難曲を取り上げて取り組んでいます.当初2020年秋の本番を目指していましたが新型コロナの影響で活動休止に追い込まれ1年延期,2021年秋となりましたがその後も感染が収束せず結局また延期になってしまいました(泣).
そんな東京21合唱団のマタイ受難曲公演で共演することになっていたオーケストラがCollegium Armonia Superiore Japan(ARSと略称)です.彼らもコロナ禍の中で思うような活動ができていなかったのですが,合唱に比べると感染リスクは小さい器楽ですからそこは地道に鍛錬を重ねていたようです.その発表の場であるコンサートが昨日3月20日に鎌倉芸術館にて行われました.当初は通常のコンサートとして開催される予定だったんですが,国の緊急事態宣言が延長されコンサートの日が宣言内になってしまったために実開催から収録でのオンライン開催に変更になったものです.収録とはいえ拍手など演出上若干の観客はいた方がいいということで,今回関係者枠として会場で鑑賞させていただくことができました.
演目はドボルザークの管楽セレナード作品44,弦楽セレナード作品22,ハイドンのチェロ協奏曲第2番作品101でした.普段コンサートというと9割以上オペラの自分にとってはあまりなじみがない分野なんですが,ARSメンバーの高いレベルの演奏を聴き,いずれやるであろうマタイ受難曲演奏会がますます楽しみになったのでした.
この日の週録演奏会は3月27日14時からインターネットで配信されます.以下に掲載するチラシの二次元バーコードから入ることができます.
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