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2020年12月20日 (日)

五島うどん

 俗に日本3大うどんと呼ばれるものがあります.その1番目として真っ先に挙げられるのは香川の讃岐うどんで,これに異論を唱える人はあまりいないでしょう.2番目が秋田の稲庭うどんでこちらも全国的に広く知られており,二番手としては妥当なところかと思います.

 問題は3番目で,世間では群馬の水沢うどん,名古屋のきしめんなどが取りざたされますが,長崎県五島列島の五島うどんも候補に挙げられます.このうどんは遣唐使の時代(奈良時代から平安時代前期)に中国大陸から伝わったと言われており,製法は秋田の稲庭うどんと同じく手延べですが,打ち粉としてでんぷんをつかう稲庭うどんと違い,椿油を使うのが特徴です.手延べの細麺なので,麺のコシはさほどなくプルンとした独特の食感が魅力です.

Img_6982  そんな五島うどん,今回さる筋からいただいたのでさっそく食べることにしました.五島うどんの食べ方としては鍋にたっぷりのお湯を張ってゆでた麺をそのままあご出汁(トビウオ)のたれや醤油でいただく,地獄炊きというのが有名です.これは農作業等の合間に簡単に調理ができて,しかも美味しいからとされています.今回ももちろんそれでいただきました.

 プルンとした麺が素敵です(これを食べると,こっちを3大うどんに入れたくなります 笑).HP

 参考: HPの方に日本3大うどんの記事があります

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