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2020年12月31日 (木)

2020年十大ニュース

 2020年も残すところわずかとなりました.今年は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により,例年行っていた活動の多くに制限がかかることになりました.このため例年ならトップ10を賑わせているイベントが無くなっています.そんなコロナ下でのビザンチン皇帝十大ニュースです.

第10位 日景温泉

Img_5925  温泉好き,しかも日本温泉気候物理医学会の温泉療法医でもある私です.当然全国各地の温泉に行っているわけですが,その中で以前から行ってみたかったのが秋田県北部,青森県との県境にほど近い日景温泉です.ここの泉質は「含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)」という非常に成分が濃厚なのが特徴で,いわゆる単純泉と呼ばれる温泉の対極に位置するような温泉です.また山奥ということで携帯電話は圏外,テレビもないなど世俗から離れてゆっくりできるのも魅力です.訪問したのはお正月,ゆっくり2泊滞在しました.食事・お湯共に満足で世俗の垢を落とすことができました(関連記事).

第9位 東北大学混声合唱団創立60周年記念特別演奏会

Img034  現在に至る趣味のひとつとなっている私の合唱活動の原点が東北大学混声合唱団です.当時講義室には行かなくても部室には毎日顔を出し,教会音楽や声楽曲について勉強していました.その後紆余曲折があって今の自分があるのですが,そんな自分のルーツといえる合唱団の創立60周年記念演奏会が今年の2月23日に仙台で行われました.3ステ構成で1ステが合唱団ゆかりの曲,2ステがフォーレのレクイエム,3ステが佐藤眞のカンタータ土の歌でした(2ステ,3ステはオケ版).出演者は合唱団のOB・OGで普段は仙台と東京で練習を行うほか,合宿も組んだりして仕上げてきました.私も参加したかったのですが,練習参加が困難で断念,結局客席で聴く側に回りました.少ない練習でもこれだけまとまれるというのがかつての仲間の強みなのでしょう.この演奏会の頃にはすでに新型コロナの流行が始まっていて,おそらく日程があと一週間遅ければ中止のやむなきに至った可能性もあります.そういう意味でも「持っているな」と感じました(関連記事).

第8位 iPad 更新

P6170005  近年はSNSの利用が当たり前となっていること(そのせいでブログやホームページの更新がおろそかになってますが… 汗)から、世間ではスマホは必須のアイテムです.ただ自分の場合はもっと大きい機材でゆったり作業をしたいので,スマホは乗換案内とメール,通話のみで基本的にはタブレット使いです.今では各種いろんな商品が出ていますが,2010年に初代iPadが発売された際に衝動買いしてしまった経緯から,その後もずっとiPadを使っています.2020年春段階で使っていたのが2016年6月に購入したiPad Pro 9.7インチ版でした.特に不具合があったわけではないのですが,うちのKが使っているiPad Air2がそろそろ型的に限界にさしかかっていることから,自分のiPad Pro 9.7をKに譲ってかわりにiPad Pro 11インチ第2世代を購入しました.性能的にはまったく文句はないのですが,iPad Pro 9.7はとにかく軽い機体だったので今回の11インチは少し重くて,持ち運びのストレスが増えたのがマイナスポイントです(関連記事).

第7位 オペラ鑑賞

Dsc_1284  クラシック大好きな我が家ですが,ジャンルは非常に偏っていて生演奏会といえば9割方オペラです(残り1割が宗教音楽).毎年10回以上出かけているのですが,今年は新型コロナウイルスの拡大によって春先から劇場の閉鎖,コンサートの中止が相次ぎました.メインに鑑賞している新国立劇場も3月のコジ・ファン・トゥッテ以降シーズンすべての公演が中止になってしまいました.その中には劇場初のバロックオペラであるヘンデルの「ジュリオ・チェーザレ」や新演出のワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」など注目作も多かったたけにとても残念でした.ただ夏以降劇場が再開され始め,新国立でも新シーズンは公演が行われています.私も10月のブリテンの「夏の夜の夢」,11月の藤倉大の「アルマゲドンの夢」を観劇し,こうしてオペラを普通に楽しめる環境ってなんて幸せなんだと改めて感じました.同じ11月には東京二期会のオール日本語による「メリー・ウィドウ」公演もあってこちらも良かったです.来年もぜひオペラが楽しめる環境であって欲しいです.

第6位 エアひの新選組まつり

22hino97  毎年春の恒例イベントになっているひの新選組まつり,2006年以降毎年欠かさず参加しているイベントです.ただ3密を避けろと言われる世相の中で,屋外とはいえ基本的に隊士が密になって勝鬨を挙げるイベントですから感染リスクを排除できず,残念ながら今年は中止になってしまいました.今年ひのパレが行われるはずだった時期はちょうど国による緊急事態宣言と重なっていて,"Stay Home!"が叫ばれていた頃です.参加する予定だった人はみな家で悶々としていたわけですが,どこからともなくお祭りの日にツイッター上で盛り上がろうという企画が出てきて当日はまるで今お祭りが行われているかのようなつぶやきや,お祭りこぼれ話などがタイムラインを賑わしました(たぶんこれはその少し前に盛り上がっていたエアコミケに影響されたものでしょう).当日は自分も加わると同時に1年放置されていた2019年のひのパレレポを仕上げたのでした(関連記事).

第5位 日本の滝100選

 100に関連したネタが好きな私,日本100名城スタンプラリーはすでに制覇し,現在は続日本100名城や日本の滝100選,日本の道100選に取り組んでいます.このうち日本の滝100選は近場の楽なところはほぼ制覇してしまったため,ここ数年はなかなか攻略数を増やせない状況になっていました(2018年は2か所,2019年は1か所のみ).ただ今年は海外旅行が封印された結果,細かい国内旅行には何度か行く機会があったのと,学会が岡山だった関係で寄り道できた滝があったりと合計7か所訪問と大豊作の1年でした(唯一青森のくろくまの滝のみ道路が通行止めで行けなかった).どこもそれなりに感慨深かったんですが,往復3時間のトレッキングとなった三重の赤目四十八滝と山深い場所にある福井の龍双の滝は時に印象に残りました(赤目四十八滝龍双ヶ滝).

Akame00 Ryuso1 (写真左)赤目四十八滝の荷担滝,(同右)龍双ヶ滝

第4位 新車購入

Shinsha  自分のような郊外在住者にとって自家用車は重要です.都心や大規模駅前のマンション在住とかなら別に車がなくても問題ないでしょうが,買い物ひとつにしても徒歩圏内にスーパーがないと車があれば便利です.以前岩手の沿岸部に勤務していた頃はまさに一人1台だったんですが,こちらに越してきて通勤が徒歩になったことと,周辺の道が林道レベルに狭いところがあったりするため私の車は手放し,Kの軽自動車1台で生活していました.それでまったく不便はなかったのですが,さすがに購入して14年経つと色々不具合も出てきました(特にカーナビはほぼ使い物にならなくなった).コロナ禍で海外旅行が封印され旅行に回す予算が減ったこともあり,これは買い替えろという天の声だろうとこのたび新車を購入しました.物持ちはいい方なのでこの車もきっと10年は乗ると思われます(関連記事).

第3位 第39回しばれフェスティバル参加

 いよいよベスト3の発表,第3位は今年2月に参加した第39回しばれフェスティバルです.日本一寒いことで町おこしをしている北海道陸別町,真冬の厳冬期にはマイナス30℃に達することもあります.そんな陸別で毎年2月第1週末に開催されているのがしばれフェスティバル,特に目玉の人間耐寒テストは会場のバルーンマンション(かまくらのようなもの)で寒い中一晩過ごすという企画です.こういう極限ネタが好きな自分に合ったイベントと言えます.今回は4年前に続き2回目の参加でした.今年は全国的に暖冬で陸別の気温も下がらず,名物のバルーンマンションが規定数建たないというアクシデントに見舞われ,参加者の多くはテント宿泊という形になりました.前回参加できなかったタオル早回し選手権にも出場しました(予選敗退でしたが 笑).暖冬のせいか4年まに比べると10度以上も高い,極寒とまではいえない晩でしたが,深夜のバーベキューなどをしながら一夜を過ごしました.

Img_6029 Img_6122(写真左)命の火点火,(同右)タオル早回し選手権

 今回はせっかく冬の北海道まで来たのだからとさらにオホーツク方面に遠征,網走から根室を経て釧路まで足を延ばしました(関連記事1関連記事2).

第2位 小笠原旅行

Dsc_0945_20201226171901  そして第2位は9月の小笠原旅行です.夏季休暇といえばここ20年ほどは毎年海外に繰り出していた我が家ですが,新型コロナの感染拡大を受けてさすがに今年は断念しました.とはいえどこにも行かないのは悲しすぎるため,感染状況がやや落ち着いた9月中盤に小笠原諸島に行くことにしました.小笠原諸島へは空路は無く,24時間かかる貨客船でいくしかありません.このため日本国内でありながら1週間程度のまとまった休みがないと行けない場所なのです.今回は海外が封印されたことで決まったわけです.

Dsc_0967 119270075_3344938635603478_2084277914990 (写真左)ハートロック,(同右)闇に光るキノコ

 感染リスクを極力減らすため船はデッキやラウンジも専用の特等船室を,現地滞在は居酒屋等での外食を避けるため2食付きのホテルを選択しました.海の観光では絶景で知られる南島やドルフィンスイム,シュノーケルを,陸の観光では光るキノコやコウモリの観察や,ハートロックへのトレッキングなどに参加しました.久しぶりの南国リゾートの趣でリフレッシュできました(関連記事).

第1位 合唱活動中断

 そして栄えある第1位は・・・ 合唱活動中断です😢.正直言うと1位にネガティブな話題を持ってきたくなかったんですが,やっぱりインパクト的にこれを1位とせざるを得ないのが2020年なんだと思います.

 現在私はいくつかの合唱団に所属しています.メインその1が東京21合唱団でここでは今年の10月にバッハのマタイ受難曲全曲演奏会を行う予定でした.しかし感染症の拡大を受けて2月末から練習休止となりコンサートは延期が決定,その後9月頃から練習再開を模索し10月から対面練習を再開したものの,感染第3波を受けて再び休止になってしまっています.メインその2の小田原医師会合唱団も11月に第12回定期演奏会が予定され今年はボブ・チルコットのジャスミサや東京オリンピック関連の歌などで構成されるステージを計画していました.しかしこちらも2月から練習休止,その後再開の見通しは立っていません(特にこっちは医師など医療関係者の合唱団だけに万に一でもクラスターなど発生させられないのでやむを得ません).その他東京マドリガル会も3月から活動休止中です(こちらは人数は多くないものの高齢会員が多いため).

 合唱という行為自体が感染のリスクになるという状況を思えば仕方がないところはありますが,趣味の大きな部分が中断されてしまったインパクトはまさに今年の第1位なのでした.

Img_6323(写真)幻となってしまったコンサートのチラシとチケット

 中止といえば8月に予定されていた日本寮歌祭も今年は中止です(まあ寮歌祭は高齢者が密になって歌い騒ぐという感染リスクマックスのイベントなので仕方がありません).

 そんなビザンチン皇帝の2020年十大ニュース,来年は楽しい話題が上位を独占する年になることを願っています.

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2020年12月29日 (火)

来年の年賀状

 いよいよ年の瀬,自分の勤務先も昨日が仕事納めだったので今日から新年3日までは休日体制となります(とはいえ病院という特性上,交代勤務者によって常に維持されている).

 今日は特に用事もなかったので来年の年賀状書きをようやく終わらせました.

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 例年自分の年賀状は公式版(仕事関係者等への真面目な版)、親戚版(親戚宛て用の版),砕け版(友人用)の3種類を作成します.特に砕け版は様々な写真を載せて華やかな感じになるんですが,今年は新型コロナの関係でイベントや旅行が激減したために載せる写真が少なく,選択に悩むことがありませんでした.さきほどポストに投函したのでなんとか元旦には届くのではないかと思います.

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2020年12月28日 (月)

来年のカレンダー

Img_6985  今年も残すところ数日です.

 日常生活上やっぱり必要なのがカレンダー,最近はスケジュール管理もスマホでできるようになっているため,かつてに比べると卓上カレンダーや壁掛けカレンダーの需要は減ってきているように思います.とはいえ家族とスケジュールを共有するためにも壁掛けカレンダー,特に大きくて書き込みができるカレンダーは必要です.

 そんな我が家で毎年定番にしているのが,JALが発行しているカレンダー" A WORLD OF BEAUTY "です.私は世界の美女カレンダーと呼んでいるのですが,実用に適ししかも目の保養にもなるという優れものです(笑).

Img_6986  来年のバージョンが到着し,さっそく壁にかけてみたのでした(1月はメキシコの絶景スポット,プラヤ・エスコンディータでした.さすがにまだ行ったことはありません).

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2020年12月25日 (金)

モーツァルト週間中止

 冬のザルツブルクを代表する音楽イベント,モーツァルト週間の中止が決まったとのことです.

 モーツァルト週間 2021年の開催断念を発表

 オーストリア中部にあるザルツブルクは18世紀の著名な作曲家であるW. A. モーツァルトの生まれた街として知られています.モーツァルト自身は故郷が嫌でウィーンに移り住み作曲活動を行っていたわけですが,当市ではそんな事情はお構いなしでモーツァルトで町興しをしています.

 特に一般の観光客が減る寒い冬の時期に開催される音楽祭がモーツァルト週間,彼の誕生日である1月27日を挟んで10日間ほどの会期で行われます.その名の通りプログラムはモーツァルト作品を中心に構成されるのですが,2019年にローランド・ヴィラゾンが総監督に就任してからは全プログラムがモーツァルトになり,まさに冬のモーツァルト祭といった感じです.出演者はモーツァルテウム管弦楽団やザルツブルク・カメラータといった地元の楽団を中心に,ウィーンフィル、マーラーチェンバーオーケストラなどの著名オケも参加しています.モーツァルト好きの我が家でも一度は行ってみたいイベントでしたが,2019年にチャンスがあり行ったことがあります(7日間の現地滞在で10のコンサートを鑑賞).

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(写真左)モーツァルト週間2019のプログラム,(同右)モーツァルテウム

 そんなモーツァルト週間,来年の開催まで1か月を切った段階での中止,記事によると現在当地では来年1月17日までのコンサートホールの閉鎖が決まっており,18日以降の再開も不透明であることが理由とのことです.さすがに日本から行くツアーの開催はないでしょうが,伝統ある音楽祭だけに残念です.

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2020年12月24日 (木)

クリスマスイブ

 今夜はクリスマスイブです.キリスト教においてイエスの誕生を祝うのがクリスマスで日付としては12月25日です.ただイエスが誕生したのは夜なので,その聖なる夜がクリスマスイブです.あれっ?クリスマスは12月25日なのにどうしてクリスマスイブは24日の晩なの?という疑問が湧きますが,これはキリスト教の元になったユダヤ教の暦にからくりがあります.実はユダヤ教の暦は日没から一日が始まるため,今の暦でいう12月24日の日没から25日が始まるからです.なので24日の日没からクリスマスイブが始まり,翌25日朝から日没までがクリスマスの昼(クリスマスヒル?)となります.25日の日没後は日付が変わるためもはやクリスマスではないことになります.時々世間では「クリスマスイブの夜」という表現を見かけますが,これは「アメリカに渡米する」,「馬から落馬する」と同様の重言になります(クリスマスイブという言葉自体が12月24日を指すわけではありません).

 ただ聖書のどこを探してもイエスが12月25日に生まれたとは書いていません.これについては古代末期から中世にキリスト教を受け入れたゲルマン人の冬至を祝う習慣(冬至以降日が長くなるので太陽の復活の日と考えられていた)にキリスト教におけるイエスの誕生が結びついて作り上げられたものと言われています.そう考えるとモミの木飾りの習慣も,本来キリスト教が誕生した中東のものではなく,ヨーロッパの森を連想させます.

Img_0_20201224164001  聖書の記述(ルカ福音書)によると,イエスが誕生した晩,野宿をしていた羊飼いのところに天使が現れることになっています.現実の聖書世界であるイスラエルは決して暑い国ではなく,特にイエスが生まれたとされるベツレヘム周辺は乾燥していて標高も高く,冬は寒くてとても野宿などできそうにないので,イエスの誕生は少なくとも12月ではなさそうです.

Img_1_20201224164001  ちなみにイエスの誕生後,星に導かれた東方の博士がやってきて捧げものをする場面があります.博士の人数については聖書に記載はないんですが,捧げものが「黄金」,「乳香」,「没薬」の3つであることから東方の3博士になっている絵も多いです.で,3博士といえば連想するのが,マジンガーZに登場する3博士(のっそり博士,せわし博士,もりもり博士),勇者マジンガーZの誕生と成長に大きくかかわったこの3博士こそ,東方の博士のイメージかもしれません(笑).

 そんなことを考えた2020年のクリスマスイブでした.

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2020年12月21日 (月)

冬至2020

Shibare30_20201223111901  今日12月21日は冬至です.1年でもっとも夜が長い日(昼が短い日)として知られています.今日東京の日の出は6時47分,日の入りが16時32分ですから,日の長さは9時間45分,1日に占める昼の割合は40.6%になります.ちなみに昼夜の差は緯度が高くなるほど極端に変化するので,北欧スウェーデンの首都ストックホルム(北緯60度)の昼の長さは6時間5分(25.3%),ベトナム最大の都市ホーチンミン(北緯10度)のそれは11時間29分(47.9%)になります.

 そんな冬至,日本では南瓜を食べる,柚子湯に入る習慣があります.南瓜の方はこれは野菜不足になりがちな冬のこの時期に栄養のある南瓜を食べることで寒い冬を乗り切ろうという意味があるようです.一方柚子湯の方は,柚子は香りが強いので寒い冬至の時期にその湯に入ることで邪気を払えるからとか、冬至=湯治との語呂合わせから、柚子湯に入ると融通が利くという洒落であるとも言われています.

Peru119  世界的に見れば,特に高緯度地方では冬至は太陽が復活する日(冬至以降どんどん日が長くなっていくから)と考えられており,その時期に特別な行事を行う習慣があります.キリストの生誕を祝うとされているクリスマスも,もとはゲルマン人の間にあった冬至祭がベースにあったと言われていますし,南米インカ帝国のインティ・ライミも冬至に行われる太陽の祭です(もっともペルーは南半球なので冬至は6月になります).

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2020年12月20日 (日)

五島うどん

 俗に日本3大うどんと呼ばれるものがあります.その1番目として真っ先に挙げられるのは香川の讃岐うどんで,これに異論を唱える人はあまりいないでしょう.2番目が秋田の稲庭うどんでこちらも全国的に広く知られており,二番手としては妥当なところかと思います.

 問題は3番目で,世間では群馬の水沢うどん,名古屋のきしめんなどが取りざたされますが,長崎県五島列島の五島うどんも候補に挙げられます.このうどんは遣唐使の時代(奈良時代から平安時代前期)に中国大陸から伝わったと言われており,製法は秋田の稲庭うどんと同じく手延べですが,打ち粉としてでんぷんをつかう稲庭うどんと違い,椿油を使うのが特徴です.手延べの細麺なので,麺のコシはさほどなくプルンとした独特の食感が魅力です.

Img_6982  そんな五島うどん,今回さる筋からいただいたのでさっそく食べることにしました.五島うどんの食べ方としては鍋にたっぷりのお湯を張ってゆでた麺をそのままあご出汁(トビウオ)のたれや醤油でいただく,地獄炊きというのが有名です.これは農作業等の合間に簡単に調理ができて,しかも美味しいからとされています.今回ももちろんそれでいただきました.

 プルンとした麺が素敵です(これを食べると,こっちを3大うどんに入れたくなります 笑).HP

 参考: HPの方に日本3大うどんの記事があります

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2020年12月14日 (月)

元禄赤穂事件

Chushingura_20201215114601  今日12月14日は江戸時代の1702年(元禄十五年),太平の世を騒がせた大事件「赤穂浪士の討ち入り」が起こった日です(正確には旧暦なので新暦の12月14日とはやや時期がずれる).

 良く知られているようにこの事件には伏線があり,前年元禄十四年3月14日に赤穂藩主浅野長矩が江戸城松之廊下で高家筆頭吉良上野介義央に突然斬りつけるという刃傷事件が発生,当時江戸城では朝廷からの使者を迎える儀式の最中だったこともあり(浅野長矩自身が朝廷からの勅使を饗応する役だった),将軍徳川綱吉は激怒,長矩は即日切腹となりました.一方で吉良は抵抗しなかったことからおとがめなしとされたのです.この不祥事の結果赤穂浅野家は改易となってしまいました.

 件の討ち入りは一般にこの長矩の仇を討ったということで義挙とされています.この話は当時の庶民の間で評判となり,人形浄瑠璃や歌舞伎の演目となって人気を呼びました.仮名手本忠臣蔵はその代表作品です.近代以降のこの話を取り上げた映画やテレビドラマは数多く,NHKの大河ドラマでもたびたび取り上げられています(1964年「赤穂浪士」,1975年「元禄太平記」,1982年「峠の群像」,1999年「元禄繚乱」).

 しかしながら歌舞伎やドラマの内容は史実そのままではありません.現代的な視点で考えればあの日の討ち入りは,深夜武装した集団が民家を襲撃し,そこの主人と使用人を一方的に殺害した恐るべきテロ事件ということになります.主君の仇を討ったという点も,浅野長矩は吉良義央に殺されたわけではないのでそもそも仇ではないという議論になります.この事件に関しては近年かなり研究が進んだこともあって,従来の浅野=善,吉良=悪 という構図では語れないことが知られるようになっています.そのせいか特に21世紀に入ってからは赤穂浪士をテーマにしたドラマ等はかなり減ってきているようです(今の若い人の中には知らない人も).

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2020年12月 8日 (火)

79年前の今日

 今日は12月8日,今から79年前の1941年(昭和16年)のこの日,日本はアメリカ・イギリスに対して戦闘を開始しました.これにより1937年(昭和12年)に始まっていた日中戦争(双方とも宣戦布告がなされていなかったため,建前としてはあくまでも地域紛争だった),1939年(昭和14年)に始まっていたヨーロッパの戦争と完全にリンクし第二次世界大戦は文字通り世界大戦に拡大しました(戦争の呼称については同年12月12日の閣議で「大東亜戦争」とすると決定されましたが,アメリカ側の呼称である太平洋戦争が用いられることが多い).

 この日のNHKラジオは朝から開戦を報じる臨時ニュースを流していました.有名なニュースですが,これによると「帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。」とあります.西太平洋というのは普段あまり使われない用語ですが,定義としては日付変更線よりも西側の太平洋ということになります.実際には同日海軍が真珠湾攻撃,フィリピン各地のアメリカ軍基地の爆撃,陸軍がマレー半島のコタバル上陸戦,香港攻略戦を同時進行で行っているので,西太平洋という表現で間違っていないわけですが(ハワイは日付変更線よりも東であり,正確には東太平洋じゃないかというツッコミはあります),これは臨時ニュース発表時にまだ作戦が継続中であり,詳細な地名を出すのが憚られたという事情もあると思われます.

 開戦に至る経緯や評価に関しては当ブログの守備範囲外なので割愛しますが,歴史的な一日に思いをはせているのでした.

 

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2020年12月 5日 (土)

ヴォルフガング忌

Img001  今日12月5日は著明な作曲家,W. A. モーツァルトの命日です.1791年のこの日彼はウィーンで35年という短すぎる生涯を終えました.死因に関しては諸説ありますが,リウマチ熱に合併した急性心不全,腎不全とも言われています(同時代の作曲家サリエリによる毒殺説もありましたが,これは陰謀論の域を出ません).

 モーツァルト好きの我が家ではこの日,彼の様々な音楽を聴いて偲ぶことが多いのですが,今年は小田原市内でモーツァルトの催し物があったため出かけてきました.

 当地出身の声楽家,飯田裕之さんが立ちあげた小田原オペラの旗揚げ公演としてモーツァルト最晩年の傑作,歌劇「魔笛」が取り上げられたのです.もちろん我が家でも大好きな作品です(生鑑賞したことのあるオペラ作品ではおそらく回数第1位).舞台装置はシンプルに,映像をメインに据えた演出で現代的な感じでした(映像作品として作る意図もあったようです).素晴らしい舞台でした.ただコロナ禍のもとでの準備ということなのか,合唱が基本的に省略されていたため,1幕後半や2幕のザラストロがメインの場面はやや寂しいものになっていました(合唱なしの魔笛は例えるなら,牛肉は入っているが玉ねぎが省略された牛丼かなぁと思いました 笑).

 ともかく今後ますますの活躍が期待される団体です.

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2020年12月 4日 (金)

新車がやってきました

 地方での生活に欠かせないのが自家用車です.岩手県在住の頃は自分の車とKの車1人1台だったんですが,2008年に当地に引っ越してきてからは自分が通勤で使うことがほとんどなくなったのと,周囲の道が激狭であることから2009年春に自分名義の車は手放し,K名義の1台になっていました.そんなKの車も購入したのが2006年のこと,さすがに14年も使っているといろんな方面で不具合が出てくる可能性が高くなってきます.

 というわけで新車の購入を決意,本日無事に納車されました.

Shinsha  思えば自分は免許を取って30年で自分名義の車は2台しか購入経験がありません.一方ウチのKは免許を取って22年で3代目です.どっちにせよ一旦購入すると相当長期間乗り続ける傾向があります.この車も10年は乗るだろうなと話しているのでした.

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2020年12月 2日 (水)

12月になりました

 気が付けば12月になりました.師走とも呼ばれ「師匠も走り回るほど忙しい月だから」とされていますが異説もあるようです.

 例年であれば忘年会シーズンとなりますが,コロナ関係のために今年は公私ともに忘年会の予定はありません.リアルに集まる研究会や講演会もないので走り回るほど忙しい月にはならなそうです.出かける予定もあまりないので,月初めの決意を述べるネタにも苦労しています(笑).

 だいぶ寒くなって来たということで,この時期はラーメンが恋しい季節です.先月福井県に行った際,夜に敦賀市の屋台ラーメン「池田屋ごんちゃん」に寄ってきました.今は各地にご当地ラーメンがありますが,敦賀ラーメンも有名なようです.

Dsc_1364  池田屋ごんちゃんは敦賀の屋台ラーメンの代表格のようで,ちょうど訪れた時間帯(夜9時ごろ)待ち時間がありました.メニューはラーメンの普通盛りと大盛りのみ.中年になって胃袋が小さくなった私はもちろん普通盛りです.スープは豚骨と鶏ガラを合わせた醤油,麺は中細のストレートでした(薬味としておろしにんにくを入れるのがポイントのようです).

Dsc_1365 Dsc_1368  美味しかったです😃

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