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2020年11月24日 (火)

越前がに

 海外旅行が封印されてしまった2020年ですが,9月に小笠原旅行に行き,その後は時々週末を利用した小旅行に出ています.この三連休もどこかに行きたいなと思っていました.

 が,世間はコロナの第三派ということで,特にこの三連休は「人との接触を避けるように」と言っていた医師会の先生もいます.そこでなるべく人とは接しないところに行こうということで向かった先は福井県の南越前町,同地域の冬の味覚”越前がに”を食べさせてくれる,水仙旅館さんです.

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(写真1)水仙旅館さん

 東京から越前地方に向かう場合は北陸新幹線金沢回りと東海道新幹線米原回りでほぼ一緒なんですが,小田原から行く場合は断然米原回りになります(東京を通らないのでさらに人と接しない).今回は敦賀からレンタカーを使いました.

 水仙旅館さんは宿泊は1日1組限定とのことで広々と利用させていただきました.夕食はもちろん越前がにのコースです.まずは茹でがにが登場です.

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(左写真2)茹でた越前がに,(右同3)黄色いタグが越前がにの証です

 この甲羅の黒いブツブツが輸入モノにはない趣です.身がぷりぷりして絶品でした.2人で1杯かなと思ってたんですが,一人1杯でした(喜).かにの解体→味わいの間はひたすら沈黙していたのは当然です(笑).

Dsc_1376 (写真4)茹でがには1人1杯です

 その後,焼きがにやかにグラタンが登場,焼いたズワイガニは茹でとは違う濃厚な甘みが出るのが特徴です.レモンも添えられていましたが,何もつけずに食べるのが一番だなと思いました.お食事のお供はもちろんお酒🍶です.この日は福井県の地酒をいただきました(料理としては他にお刺身ともずく酢).

Img_6840 Img_6842 (左写真5)濃厚な焼きガニ,(右同6)かにグラタン

 本当ならこの次にカニすきが登場するのですが,歳を重ね胃袋が縮小している我々にとって,すでにお腹が満たされてきている状態でカニすきが来ても幸せは感じられないと確信し,かにすきは明日の朝に回してもらうことに(宿の人によると,我々のような世代の客はほぼ全員そうすると・・ 笑).結局この日は炭水化物なしの夕食でした.

 そして一夜明けた朝食に,満を持してカニすきが登場,最後は雑炊で締めて,2日間に渡った越前ガニのコースを満喫したのでした(レンタカー利用のため,朝のカニすきのときにお酒を飲めなかったのが唯一残念 笑).

Img_6846 Dsc_1377 (左写真7)宿から見える日本海,(右同8)かにすき

 こうして越前ガニを満喫し,旅館を後にしたのでした.本当にごちそうさまでした.

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