じゃじゃの日
今日4月14日は盛岡市が制定した「じゃじゃの日」だそうです.
じゃじゃとはもちろん盛岡の名物料理,「じゃじゃ麺」のことです.いわゆる中華麺の一種炸醤麺(ジャージャー麺)に響きは似ていますが,趣がまったく異なるもので,きしめんとうどんの中間のような平たい和麺にきゅうりとネギ,独特の肉みそをのせた麺になります.近年はメディア等で取り上げられる機会も増えたため他地域の人にも知られるようになりましたが,今でも盛岡以外で食する機会はあまりないものです.
盛岡のじゃじゃ麺のルーツは盛岡城址公園近くで営業している白龍の先々代の店主,故・高階貫勝氏が考案したといわれています(自分が高校生の頃はまだご存命でした).現在では白龍が本店の他,市内の百貨店や駅にも出店しているほか,それぞれオリジナルの工夫をこらしたほかの店舗も多く出てきているなど,すそ野が広がりつつあります.
(左)白龍の本店,10年以上前に撮影したものです.(右)じゃじゃ麺普通盛
で,今回のじゃじゃの日,何かそんなじゃじゃ麺の歴史に関係した記念日なのかと思ったんですが,何のことはない「414=じゃじゃ」という身も蓋もない理由のようでした.
私も高校生時代からこれまで,いったい何杯食べたんだろう(ゆうに1,000杯は越えているハズ 笑)というほど愛好しており,盛岡に行った際は必ず食べるか,お土産用を購入しているんですが,最近はちょっと盛岡に出かけるのが憚られる世相なので,お取り寄せでいただきたいなと思ったのでした.
ちなみに川徳店とフェザン店にはじゃじゃ麺(と餃子)しかありませんが,本店には肉絲(ろうすう)麺というメニューもあります.もっともここを訪れる人の99.8%(?)はじゃじゃ麺を注文するので,私自身食べたのは2~3回しかありません.
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