« 2020年3月 | トップページ | 2020年5月 »

2020年4月30日 (木)

4月30日

 気が付けば4月も今日でお終いです.例年ならば4月は花見があったり歓迎会が行われたりと様々な行事がある月です.しかしながら世界中を騒がせている感染症の影響で,こうしたイベントを始めとする各種行事が軒並み延期,中止,自粛となってしまいました.振り返ってみても,この4月は仕事以外での思い出が全くありません💦.

 以前の記事にも書きましたが,私の場合も趣味の倶楽部活動やコンサートがことごとく消滅したのに加え,不要不急の移動を自粛するよう要請が出ていることもあって旅行もできない状況になっています(出張も今のところ極めて限定的).さらには4月中は外食も一度もありませんでした.旅行はともかく,外食が一度もなかった月って,はたしていつ以来なんだろう… 少なくとも高校入学以来一度もなかったような…

 そんな歴史的な瞬間にいるのかと感慨深く感じた2020年4月30日でした.

Dsc_2031  写真は自分最後の外食となった3月下旬,三島市の一番亭のサンマーメンです.

 

| | コメント (0)

2020年4月29日 (水)

お取り寄せグルメ②~サッポロビール園のジンギスカン~

 4月29日は昭和の日の祝日ですが,実は羊肉の日でもあるんだそうです.「429=よーにく」ということのようで,「414=じゃじゃ」よりは理解可能な話ではあります(笑).

Img_6356  それを意識したわけではないのですが,この日はお取り寄せグルメ第2弾としてサッポロビール園のジンギスカンに挑戦しました.

 札幌で学会などがあると全体懇親会ではジンギスカンというのが定番です.同地にはサッポロ,アサヒ,キリン各社のビール園が揃っているんですが,特にサッポロビール園は収容人数が大きいこともあってよく利用されています.通販もやっていて,味付けラムと冷凍ラムの2種類が売られているんですが,今回は冷凍ラム(特製たれ付き)を購入しました.

 ジンギスカン鍋も用意できれば最高だったのですが,まあとりあえずはホットプレートで代用です.

Ewcwzhcueaiol67 Ewxv8jkwsaqdsrl  野菜を敷き詰めその上にラム肉を載せて焼いていきます(お供はビール).羊肉というと臭いが苦手という人もいますが,ラム肉は臭みもほとんど感じないのでお勧めです.呑んで食べての休日になりました.

| | コメント (0)

2020年4月28日 (火)

UFOの話題

 今日ネットのニュースでアメリカの国防総省がUFOの映像を公開したという話題が出ていました.

 米軍、UFO撮影に成功か 「謎の現象」映像公開(産経新聞)

 記事によるとアメリカ海軍が過去に撮影した3種類の「謎の空中現象」の映像を公開,その中に未確認飛行物体(UFO)のような円盤状の物体が雲の上を高速で飛んでいるような様子も記録されていたそうで,同省によるとは「映像に残された現象の正体は分からないままだ」としているとのことでした.

 これを受けて,今日の午前中の記者会見で河野太郎防衛大臣が,自衛隊がUFOに遭遇した際に備えて「(対応の)手順をしっかり定めたい」と述べたという関連記事も出ていました.

 UFOとの遭遇に備え「手順定めたい」 河野防衛相(産経新聞)

 大臣自身はUFOの存在を信じてはいないそうですが,万一自衛隊がUFOに遭遇した場合の対処法について自衛隊に検討を求めたということです.

 政治の世界とUFOという組み合わせが面白いですが,日本でも1980年代には「宇宙人との友好を進めよう」,「各国政府はUFOに関する機密を開示すべき」と主張する団体としてUFO党(後に「開星論」のUFO党)があり参議院選の比例代表区に候補を建てていた時代もありました(泡沫盛唐の悲しさからか当選者はゼロ).バブルが崩壊後こうした泡沫団体の活動は縮小してしまいましたが,それでもたまに取り上げられることがあります.平成30年2月に立憲民主党の逢坂逢坂誠二議員が提出した質問主意書の中で,「政府は、地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体の存在を確認したことはあるか」,「我が国への武力攻撃には地球外から飛来してきたと思われる飛行物体によるものも含まれるのか」というような質問がなされたことがあります.

 それに対して「「UFOの存在を確認したことはない」,「UFOが攻めてきた場合の対応は検討していない」というような答弁が出ており,一応これが今の日本政府のUFOに対する公式の見解です.今朝の大臣の発言は,この時の答弁から一歩踏み込んだものであり,個人的には注目しています.

 ちなみに世間では UFO=空飛ぶ円盤=宇宙人の乗り物 という認識ですが,UFOとは本来”unidentified flying object”(未確認飛行物体)の略であり,発見段階でその正体が不明な飛行物体はすべてUFOであること,円盤型である必要は全くないことがわかります.宇宙人の乗り物が円盤型になったのはジョージ・アダムスキーが提唱した空飛ぶ円盤のイメージが広がったためです.

 折からの感染症で混乱する世界の中で,アメリカの国防省がこういう話題を出してきたというのは,地球外生命体の存在が確認されつつあることの傍証ではないかという人もいて興味深いと思いました.

| | コメント (0)

2020年4月27日 (月)

お取り寄せグルメ①~宮古ラーメン~

 著しく外出しなくなっている(できなくなっている?)今日この頃,当然のように外食の機会もなくなっています.それではあまりにも寂しいのと,少しは地域の経済が回るよう消費活動をしようということで,お取り寄せグルメ大作戦を始めています.今回は岩手県宮古市のラーメンです.

Img_6353  製造元は当地の小笠原製麺さん,種類は2種類で醤油味の宮古ラーメン(メンマ,チャーシュー入り)と塩味の磯ラーメン(ホタテ,エビ入り)です.麺はどちらも縮れの細麺,スープはあっさり系です.

 最近は都会を中心に太麺&こってりが全盛のように感じますが,自分のようにある程度齢を重ねた者にとっては,こうしたあっさり系の方が好みの味です.過去に何度か購入したことがあるんですが,やっぱり美味でした.

Img_6354 Img_6351 (左)宮古ラーメン,(右)磯ラーメン

| | コメント (0)

2020年4月24日 (金)

ひの新選組まつりの記念品

 今日帰宅してポストを覗いたらひの新選組まつりの実行委員会さんからの封書が届いていました.中を開けてみたら

Img_6350 Ewxp6c9ucaehik4_20200425110301  記念品でした.

 今年のひのパレは2月から参加募集が始まったんですが,新型コロナウイルスの感染拡大の情勢を受けて3月25日に開催の中止が決定しました.その後参加申込書が返送され,そこに後日記念品的なものを送りますということがかかれていたんですが,今日届いたのがそれなようです.

 考えてみたら今年は参加費すら払っていない状況だったわけで,にもかかわらずこうした記念品を贈ってくださった実行委員会の方々に深く感謝するとともに,このウイルス禍が収束したら必ず当地を訪れたいな(もちろん和装で 笑)と強く思ったのでした.

Img_1953_20200424221301  こちらの写真は昨年のワンショット,近藤&土方に甲府行きの切符を渡す勝安房守

| | コメント (0)

2020年4月22日 (水)

サザエさん

 気が付けば4月も下旬,今年はなんだかよくわからないうちに時間だけがどんどん経過している印象があります.当ブログのコンセプトが”ビザンチン皇帝の日常”とあるように,自分の日々の面白そうなネタを書く場所になっているわけですが,最近はそういったネタ活動ができなくなっているため,写真を交えたそうした記事が激減しているわけです.

 そんな4月22日ですが,あの超有名漫画「サザエさん」の連載が始まった日なんだそうです.

51b0yzmk8dl_sx336_bo1204203200_  サザエさんは故・長谷川町子さんが戦後まもなくの1946年(昭和21年)のこの日から夕刊フクニチ(福岡県のローカル紙)紙上で連載が始まった4コマ漫画です.1951年(昭和26年)からは朝日新聞に舞台を移し,1974年2月まで連載が続きました.総話数は6500ともいわれる長寿作品で,姉妹社刊行の単行本は68巻にのぼり,1991年にこち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)に抜かれるまで1位の記録を持っていたほどです(こち亀は2016年に200巻で完結,これに続くものとして2020年4月現在ゴルゴ13が196巻で連載中).

 1969年(昭和44年)からはテレビアニメ放送も開始され,1992年に原作者が亡くなった後も,今に至るまで放送が続いているのは皆さんもご存知の通りです(今年で放送51年になりますが,実は作者が亡くなってからの放送の方が長いという驚異的な状況になっています).

| | コメント (0)

2020年4月19日 (日)

東方正教の復活大祭

Istanbulk35  復活祭はキリスト教最大のイベントです.先週の日曜日はカトリックやプロテスタントなど西方教会の復活祭だったわけですが,今日はギリシャ正教などのいわゆる東方正教の復活祭(復活大祭)でした.東西で日付が異なるのは採用している暦の違いによるもので,西方教会が16世紀のローマ教皇グレゴリウス13世が制定したグレゴリオ暦を使用しているのに対し,東方正教はそれを教会暦として必ずしも採用していないことに由来します.このため双方の復活祭の日付は基本的に一致せず1週間から1か月程度ずれるのが一般的です(たまに同日になることもある).今年は1週間違いの4月19日となりました.

 日本の東方正教は明治以降入って来たロシア正教の流れをくむところが多いため,その影響を強く受けています.復活大祭当日には,「ハリストス復活!実に復活」とあいさつをするのですが,ハリストスとは”キリスト”のロシア語風の呼び方です.

 そんな東方正教の復活大祭シーズンには”パスハの讃詞”と呼ばれる聖歌が歌われます.自分が学生時代には取り寄せの外盤LPレコードでしか聴けませんでしたが,現在はyoutubeで気軽に聴くことができます.

 

| | コメント (0)

2020年4月16日 (木)

赤いサイロ

 なかなか出かけるのが憚られる世の中ということで,取り寄せで刺激を受けようと考えているビザンチン皇帝です.

 今回は北海道北見市の清月さんの代表的なスイーツ(チーズケーキ),「赤いサイロ」を取り寄せました.

Img_6332  JALのスーパーシートの茶菓に採用されるなど,元から一部では知られた菓子であり,北見市の店舗,空港などの他、通販でも入手できる商品だったのでした.しかし2018年の平昌オリンピックのカーリング競技で日本の女子代表チームの選手がハーフタイムにこの菓子を食べているのが話題になり(もぐもぐタイム),注文が殺到し通販での販売がストップし,一時入手困難になった歴史があります.この時の代表チーム,ロコ・ソラーレは北見市に本拠地を置くチームだったので,彼女たちは普段からこれをよく食べていたそうです.

Img_6334  あれから2年,騒動も一段落し,通販で入手ができるようになりましたので購入してみたのでした(それでも注文から半月くらいかかる).

| | コメント (0)

2020年4月15日 (水)

無くなった予定

 今世間を賑わせている感染症騒動,国による緊急事態宣言も出て,特に関東地方はとにかく,stay home!,自粛!の嵐です.私もほとんど家と職場を往復するのみの生活になっています.

 そんな世相ですから,当初予定されていた活動がことごとく消滅する事態になっています.4月中に鑑賞予定のコンサートが軒並み中止になっているのはすでに書いていますが,今回新たに5月に予定されていた新国立劇場のR・シュトラウス「サロメ」公演も中止になりました.自粛要請で舞台稽古が満足にできない状況ですから仕方ないといえます.

 5月といえば定番のひの新選組まつりも,すでに先月下旬の段階で中止になりました.事前に中止が決定したケースとしては震災があった2011年以来です.また同じく5月に行われる自分の出身高校の在京同窓会も中止の連絡が来ています.さらに例年8月で今年はオリンピック関連のため5月に設定されていた陸上自衛隊の富士総合火力演習(総火演)も一般の観覧が中止になりました(演習自体は行われネット配信するらしいです).

 あとは6月に盛岡の合唱団が行く予定だった,ライプチヒのバッハ・フェスティバルも中止になりました.私も参加するつもりだったのですが,ヨーロッパは日本以上にひどいことになっており,そもそも渡航自体が不可能な状況ですから,これも仕方ないです.

P6130122(写真)これだけ開けて人がいなければ3密もないが…

 そして10月に予定されていた東京21合唱団のマタイ受難曲公演,11月の医師会合唱団の定期演奏会もすでに今の時点で取りやめが決まっています.政府からは「3つの密」を避けるようにとのお触れが出ていますが,合唱練習というのはどう考えてもこの3密に該当します.4月10日にはとうとう全日本合唱連盟の理事長さん(昭和の妖怪と言われた政治家と同姓同名)から「合唱練習は取りやめてください」というメッセージが出てしまいました.東京21合唱団の方はバッハのマタイ受難曲という大曲に挑んでいるだけに,このままでは十分な練習ができないための取りやめです.一方の医師会合唱団の方は,そもそも医師をはじめとした医療関係者が参加する趣味の団体から万一でもクラスターを発生させるわけにはいかないという判断からのものです.

 それ以外の予定としては,8月2日に予定されている第61回日本寮歌祭,今のところ特に連絡は来ていませんが,個人的には厳しいかなと感じています.日本寮歌祭ってホテルのバンケットルームという閉鎖された会場で,400人規模の参加者が密集して大声で歌い騒ぐイベントです.見事に3密を満たしています.しかも参加者の多くが超高齢者というリスクのかたまりみたいなもので,仮にウイルスが収束していない状況で開催したら世間の非難を浴びるだろうなと感じています.

 あとは9月末のしながわ宿場まつり,屋外イベントですがパレードですからこれはどうか,開催が秋なのでまだ時間ようにも思いますが,準備を考えると決断の時期はそう遠くないでしょう.

 恒例の夏休みの旅行も現段階ではまったく考えられません.海外の場合まず普通に渡航できる国が皆無ですし,国内にしてもまずは収束していなければ旅行という雰囲気ではありません.そんなわけで,趣味に生きるビザンチン皇帝にとって厳しい年になりそうです.

| | コメント (0)

2020年4月14日 (火)

じゃじゃの日

 今日4月14日は盛岡市が制定した「じゃじゃの日」だそうです.

 「4.14はじゃじゃの日」

 じゃじゃとはもちろん盛岡の名物料理,「じゃじゃ麺」のことです.いわゆる中華麺の一種炸醤麺(ジャージャー麺)に響きは似ていますが,趣がまったく異なるもので,きしめんとうどんの中間のような平たい和麺にきゅうりとネギ,独特の肉みそをのせた麺になります.近年はメディア等で取り上げられる機会も増えたため他地域の人にも知られるようになりましたが,今でも盛岡以外で食する機会はあまりないものです.

 盛岡のじゃじゃ麺のルーツは盛岡城址公園近くで営業している白龍の先々代の店主,故・高階貫勝氏が考案したといわれています(自分が高校生の頃はまだご存命でした).現在では白龍が本店の他,市内の百貨店や駅にも出店しているほか,それぞれオリジナルの工夫をこらしたほかの店舗も多く出てきているなど,すそ野が広がりつつあります.

Mise_20200414104001 P7140065_800x600(左)白龍の本店,10年以上前に撮影したものです.(右)じゃじゃ麺普通盛

 で,今回のじゃじゃの日,何かそんなじゃじゃ麺の歴史に関係した記念日なのかと思ったんですが,何のことはない「414=じゃじゃ」という身も蓋もない理由のようでした.

 私も高校生時代からこれまで,いったい何杯食べたんだろう(ゆうに1,000杯は越えているハズ 笑)というほど愛好しており,盛岡に行った際は必ず食べるか,お土産用を購入しているんですが,最近はちょっと盛岡に出かけるのが憚られる世相なので,お取り寄せでいただきたいなと思ったのでした.

Rosu(写真)肉絲麺

 ちなみに川徳店とフェザン店にはじゃじゃ麺(と餃子)しかありませんが,本店には肉絲(ろうすう)麺というメニューもあります.もっともここを訪れる人の99.8%(?)はじゃじゃ麺を注文するので,私自身食べたのは2~3回しかありません.

| | コメント (0)

2020年4月13日 (月)

メサイア初演

Img_0  今日4月13日はG. F. ヘンデルの代表作であるオラトリオ・メサイアが初演された日です(1842年4月13日アイルランドのダブリンにて初演).

 ヘンデルはバッハと同年代(ともに生年は1685年)の作曲家で,主に教会専属の作曲家として生涯をドイツで過ごしたバッハと違い,ヨーロッパじゅうを駆け巡り,後半生はイギリスに居を構えてオペラを作曲し,それを上演する劇場を経営するなど経済人としても活動しました.もっとも経営の方はうまくいかず,劇場は破産の憂き目にあってしまいます.そんな失意の時代に作曲され大評判となり,ヘンデルの名を再び有名にしたのが,このオラトリオ・メサイアです.新約旧約両聖書の言葉から,主イエス誕生の預言から受難,復活までを劇的に描いた音楽劇となっています(第2部終曲のハレルヤ・コーラスはあまりにも有名).

 この作品は当時から非常に人気が高く,J. S. バッハのマタイ受難曲が,19世紀にメンデルスゾーンによって再演されるまで,人知れず埋もれていたのと対照的に当時から現代まで途切れることなく演奏され続けている曲です.もっとも有名すぎたために,ヘンデルの生前から自身による多くの編曲版があって,いったいどれがオリジナル版なのかわからない状態になっています.当時メサイアの人気は凄く,ヘンデルは各地の演奏に引っ張りだこになっていたそうです.しかし演奏場所によってオーケストラの人数や編成,歌い手の力量が全く異なる(ロンドンのような大都市なら大規模なオーケストラで,楽員の技量も問題ないでしょうが,地方ではオケの規模も小さく,また管楽器がいない,歌手が難しい曲は歌えないなど多くの制約がある)ため,オケ編成や場合によっては曲そのものが全く違うなど,様々なバージョンがあるのです.後世の作曲家による編曲版も多く,特にモーツァルトによる編曲版はよく知られています.

 ちなみに私がこれまで経験したステージの中でもっともやった回数が多い作品がモーツァルトのレクイエムで,第2位がこのメサイアなのでした.

| | コメント (0)

2020年4月12日 (日)

復活祭

 今日は復活祭,キリスト教では1年最大のイベントです.日本ではクリスマスの方が圧倒的にメジャーですが,教義的に重要なのはこっちの方です.

 復活祭は春分の日の後の満月後の最初の日曜日に行われる移動祝日です.早い年だと3月22日頃,最も遅い年で4月25に頃になるので,年によって約1か月の違いが現れます.最近では2008年が3月23日だったのに対し,3年後の2011年は4月24日だった例があります. 

 移動するとはいえ必ず日曜日に祝われるのがポイントです.これは前の週の日曜日(枝の主日)から始まり,聖金曜日に十字架に付けられて死んだイエスが,3日目にあたる日曜日に復活するという一連の流れの中の最後に来るからです(時々3日後によみがえると書かれたものがありますが,金曜日の3日後だと月曜になってしまうのでこれは誤りです).

 敬虔なキリスト教徒の場合,復活祭の1か月半ほど前の灰の水曜日から肉類や卵などを断ついわゆる四旬節に入ります.復活祭はこの自粛が終了する日でもあるので,キリスト教社会ではこの日にケーキを焼いたり特別の料理を作ったりします.学生でいえば試験明けに宴会に繰り出すようなイメージでしょうか(笑).

 復活祭といえば,イースターエッグが有名です.古くから豊穣のシンボルとして知られていた卵を飾って供する週間です.本来は鶏卵を使うのですが,近年は商業化もあってチョコレートなどで卵を形どったものも出回っています.また私的に忘れられないのが大中恩さん作曲による混声合唱組曲「わたしの動物園」終曲の「ひよっこ」という曲です.子供の視点から見たイースターの曲です.

 

 演奏は混声合唱団水曜会のみなさんです.

| | コメント (0)

2020年4月10日 (金)

ヴィア・ドロローサ

 今日はキリスト教の西方教会における聖金曜日です(使用する暦の関係で東方正教諸教会では来週).イエス・キリストが十字架上で受難したことを記念する日です.新約聖書のマタイ福音書27章1節~61節,マルコ福音書15章全節,ルカ福音書22章1節~65節,ヨハネ福音書18章1節~27節の部分です.

 マタイ福音書の記事によると,前夜ゲッセマネの園で捕らえられ大祭司の尋問を受けたイエスはこの日の朝,総督ピラトの官邸に連行され,ここでの裁判の結果十字架刑が言い渡され処刑されました.この出来事の舞台となったエルサレムにはこの日,イエスが歩いたとされる道が設定されており,ヴィア・ドロローサ(苦難の道)と呼ばれています.私も2016年の秋にイスラエル旅行に行った際に歩いてきました.

Erumap2(図)エルサレム旧市街図

 ヴィア・ドロローサは全部で14のステーションから構成されています.エルサレム旧市街北東部のライオン門からほど近いところの,総督ピラトの官邸があったとされる場所をを第1とし,市街を西に向かいながら、かつてゴルゴダの丘があったとされる聖墳墓教会まで続いていきます.

第1ステーション ピラトの官邸跡で現在はムスリムの学校になっています.

14424745_1078590615571636_81746154736358 14380148_1078591275571570_14164833666734(左)ライオン門,(右)ピラト官邸跡

第2ステーション イエスが十字架を背負わされローマ兵によって鞭打たれたとされる場所です.今は鞭打ちの教会が立っています.

14425520_1078596585571039_90734714099936 14444867_1078596825571015_60605324128448(左)鞭打ちの教会,(右)内部のステンドグラスもその様子が

14435353_1078599752237389_91009239880784(写真)エッケ・ホモアーチ

 そこから少し西に行ったところにエッケ・ホモ教会があります.これは「この人を見よ」の意でピラトがイエスをさして群衆にそう呼びかけた記事に由来します.ここには十字架も置かれていました(毎週金曜日の午後,フランシスコ会の修道士が十字架を持って実際このルートをたどるそうです).

14352564_1078599665570731_18896938581091 14425388_1078600278904003_11415822302201(左)エッケホモ教会,(右)十字架があります

第3ステーション イエスが最初につまずいたとされる場所です.ただこのエピソードは聖書にはなく他の伝承によるものです.現在ここにはアルメニア正教の教会が建っています.

14379736_1079344138829617_12030808311249 14434851_1079344218829609_62632734762016(左)第3ステーション,(右)教会内部

第4ステーション 十字架を背負ったイエスをマリアが目撃した場所となっています.ここも現在はアルメニア正教の教会が建っています.教会内部の古い床にはビザンチン時代のモザイクがあってそこにはマリアのサンダルが描かれています.

14409433_1079344345496263_56853461431687 14352383_1079344538829577_46833075422456(左)アルメニア正教会,(右)教会内部

第5ステーション 兵士たちがイエスの十字架をキレネ人のシモンに担がせたとされるポイントです(マルコ福音書の15章に記事あり).ここの壁にはイエスが触れたとされる岩があって,歴史上数えきれない巡礼者たちが触ったため,かなりすり減っています.

14352571_1079354748828556_53968094634992 14409839_1079354942161870_33224216895474(左)第5ステーション,(右)イエスが触れたとされる壁

第6ステーション ベロニカという女がイエスの顔をハンカチで拭ったとされる場所,ベロニカはマルコ第5章においてイエスの服に触れたことで血の病が癒された女とされています.今はギリシャ正教の聖堂が建っています.

14425340_1079362732161091_77756583327036 14362463_1079362835494414_10109835379304(左)第6ステーション,(右)聖堂内部

第7ステーション イエスが2度目につまづいたとされる場所です.当時ここにイエスの罪状が掲げられたとされています.ちなみに1世紀当時エルサレム市街はここまでで,ここに市外への城門があったとされます(今でこそゴルゴダの丘とされる聖墳墓教会は市内にありますが,穢れを極端に嫌うユダヤ教世界において市内に処刑場があったとは考えにくいと言われています).

14425564_1079362882161076_17989918040027(写真)第7ステーション

第8ステーション イエスがエルサレムの娘たちに語ったとされる場所です(ルカ23章).ここにもギリシャ正教の教会が建っていて,壁には十字架が描かれています(右側の写真の左端).

14380098_1079376538826377_88275227340063 92357775_613918205827371_683591281208721(左)第8ステーション,(右)壁に十字架が

第9ステーション イエスが3度目につまづいた場所とされ,ここから先が当時ゴルゴダの丘があったとされる地点に建つ聖墳墓教会になります.

14435017_1079376925493005_20396040378896 14207853_1079376815493016_63917785143162

 (左)第9ステーション,先に見える入り口はコプト教会です.(右)聖墳墓教会のドーム

14361281_1079398565490841_35463576539594(写真)聖墳墓教会入り口

 聖墳墓教会はキリスト教における一大聖地であり,今でもギリシャ正教・アルメニア正教・コプト教・シリア正教・エチオピア正教,そしてローマカトリックが変な言い方をすれば仲悪く共存しています.特に教会の入り口のドアをどこが管理するかでもめるため,現在ここのカギはイスラム教徒が管理しています.ちなみにエチオピア正教はオスマントルコの時代からここを守ってきた重要な教会ですが,19世紀以降に起こった他教会との勢力争いに敗れ,聖堂は外にひっそりと建っています(言われなければ見過ごすほど). 

14352385_1079398905490807_54741224623916 14435421_1079398608824170_83940083164653(左)ヘレナの聖堂のドーム,(右)エチオピア正教の教会入り口

14380105_1079398682157496_69516104037549 (写真)エチオピア教会内部

今の聖墳墓教会を聖地として整備するのに重要な貢献をしたのが4世紀のローマ皇帝コンスタンティヌス1世の母ヘレナです.教会入り口には彼女の聖堂のドームがあります.先日この聖墳墓教会も今回の新型コロナウイルスの問題で閉鎖されたというニュースがありました.

第10ステーション 聖墳墓教会に入り階段を登った先,イエスが衣をはぎ取られた場所とされています.今はカトリックの小さな聖堂になっています.

14352386_1079410658822965_25267904794793 14435371_1079410728822958_63083895223576 (左)第10ステーション,(右)小さな聖堂です

第11ステーション イエスが十字架に打ち付けらえた場所とされています.大勢の巡礼者で賑わっています.

14195936_1079411612156203_70429922968631 14380035_1079411715489526_51510310424019

(左)第11ステーション,(右)大勢の巡礼者たち

第12ステーション イエスが息を引き取った場所,まさにゴルゴダの丘の十字架が立てらていた場所とされています(そのポイントには星が描かれていて,そこに触れようとする人々が行列を作っています).

14425464_1079418832155481_67216188792799 14362504_1079418692155495_64008348419602

(左)第12ステーション,(右)十字架のまさにポイント

第13ステーション マリアがイエスの遺骸を引き取ったとされる地点です.今はひっそりと祭壇が置かれています.

14380144_1079418952155469_27946714596909

(写真)第13ステーション

第14ステーション 最終ステーションです.ここはイエスが埋葬されたとされる場所です.巨大なドーム内に小さなドームがあってその内部に石棺があります.最大の聖地のためたくさんの巡礼者で長い行列ができています(自分が行ったときは30~40分で入れたんですが,ガイドさんによるとこれはかなり短い方でひどいときは2~3時間待ちになるとのことです).受付の司祭さん(?)に5~6人ずつ中に誘導されて参拝するんですが,30~40秒ほどでさっさと出されます(そうでないといつまでもここにいる人が現れてきりがないのでしょう).この日は写真撮影はダメと言われました.もっともキリスト教の教義ではイエスは復活しますから別にここに遺骸があるわけではなく,そのためこの聖堂は復活聖堂と呼ばれています.

14425421_1079424402154924_74874718274115 14409402_1079424505488247_59383259134303(左)大ドームの中に小ドームがあるマトリョシカ状態,(右)やっぱりギリシャ正教風です

 石棺のある聖堂の向かいには殉教聖堂というギリシャ正教の華やかな聖堂があり,ちょうどミサが行われていました.聖堂の近くにはイエスの遺骸に香油を塗ったとされる石があり,ここでもたくさんの巡礼者が手を触れていました.

14409539_1079424832154881_3075860924131314372079_1079424905488207_11196942440967 (左)殉教聖堂,(右)塗油の石

 

| | コメント (0)

2020年4月 8日 (水)

スーパームーン

 新年度が始まって1週間が経過しました.世間では緊急事態宣言が出たりしておりますが,元気にやっております.

 今日は4月8日,お釈迦様の誕生日ということで日本では花祭りとなっていますが,あまり世間では注目されていないようです(逆に12月の西洋由来の某誕生イベントが盛大に祝われるのと対照的 笑).

 そんな2020年4月8日はスーパームーンなんだそうです.月が地球を回る軌道は正円ではなく楕円形のため,地球に近づいたり遠ざかったりするわけですが,そんな月が地球に最も近づいた時に,たまたま太陽が地球を挟んで反対側に来れば普段よりも大きな満月が観察できることになり,これがスーパームーンと呼ばれる所以です(逆に一番遠ざかった時の満月をマイクロムーンというらしい).

 せっかくだからと外に出てみたら,晴れていて大きな月が観測できました.

P4080043  月の海やクレーターの凹凸も良くわかりますね.

| | コメント (0)

2020年4月 4日 (土)

新年度

 4月になりました.新年度の始まりです.

 例年だと3月には各種送別会があるんですが,世間を騒がせている感染症の影響で私の職場でもその手の宴会はすべて中止になっています.なので特に年度末の感慨もないまま新年度に突入してしまった感があります.それでも1日には転勤者や新規採用職員がたくさん歩いていたので,やっぱり年度替わりの実感はわきました(歓迎会の方もやっぱり今年はないようです).

 この週末は東京都や神奈川県では知事から不要不急の外出を控えるようお達しが出ています.神奈川でも横浜や川崎などの都市部は人が多く,接触による感染の拡大が危惧されるので当然ですが,私のところのような辺境地域はそもそも外に出ても接触するような人がいないのでどうなんだろうと,ちょっと微妙な気分もあったりします.

 そんな4月4日土曜日,誰もいない近所を散歩してきました.

92134125_2920447261385953_71966087139756 Img_6327  ちょうど桜が満開から桜吹雪が始まる頃合いでした.世間はどうあれ,自然の移り変わりは変わらないなぁと実感したのでした.

| | コメント (0)

« 2020年3月 | トップページ | 2020年5月 »