第39回しばれフェスティバル参加記録①
以前から予告していた通り,2月1日~2日にわたって行われた,第39回しばれフェスティバルに参加してきました.
日本国内で一番冬の厳しい北海道の中でも,さらに寒さの厳しい道東の陸別町で毎年2月初旬に行われている,寒さを売りにした(笑)イベントです.4年前の2016年に一度参加したことがありました(参加記録).この時は朝の最低気温が会場内でマイナス26℃,外の川辺でマイナス29℃に達する極寒で,明け方以降は寒さのあまり意識がもうろうとする中で,会場中央の焚火(命の火)のそばで震えながら貫徹しました.終わった際には,「も,もういいかな…」という感じでしたが,のど元過ぎればなんとやら,4年歳月が過ぎた結果「また参加しようかな」と気持ちが変化してきました.とはいえこのイベント,全国から参加者が集まるなど結構人気があり,”参加したい≠参加できる”のもポイントです.参加者募集は12月の半ばに行われ,その後の抽選を経て幸いにも当選,年明けから少しずつ準備をしてきました.
しかし,今年の北海道は例年にない暖冬ということで,しばれフェスティバル名物のバルーンマンションの製作が遅々として進まず,1月半ばに実行委員会から今年は定員分を確保するのが困難であり,大多数の参加者にはテント泊をお願いしたい旨の連絡がありました(ダメならキャンセルも可と).参加するからにはバルーンマンションに泊まりたいのは人情ですが,暖冬という自然現象には逆らえないので,テントでも可と返信したのはいうまでもありません(その後実行委員会準備テントではなく,持ち込みテントも可といことで,持ち込みにした).
その後1月下旬に最終案内が到着,4年前と同様の注意事項が書かれてありました(酔って外で寝ると本当に死にます!のフレーズもあった).一方で同封された会場案内図を見ると,4年前とは結構配置が違っています(前回露店が並んでいた部分が宿泊地になっていた).準備の方も進み,新しいヒートテックの下着類を購入しました(アウター等やマット,寝袋類は4年前に購入してあるのをそのまま流用).前回は海外旅行用のスーツケース2個でキツキツだったという反省を生かして,今回はハードケース2個に加え,ソフトケース2個と併せて4個体制を採用,さらに子の量だと飛行機に持ち込む際に追加料金がかかるのが必須ということもあって,この4個のケースはすべて家から最初のホテルまで宅配で送ってしまうことにしました.
そんな準備を経て,1月31日(金)いよいよ出発の日です.この日は午後半日休を取ったので午前中のみ仕事して午後から出発となります.大きな荷物はすべて送ってあるので貴重品類とバックパックのみで羽田空港に向かいます.横浜駅での乗り換えもスムーズにいき、予定より早く空港に到着,預け荷物もないためセキュリティを抜けてゲート前でビールを飲む余裕がありました(笑).この日搭乗するのは帯広空港行きの便,4年前と同じパターンです.定刻をやや遅れて17時10分頃に飛行機は動き始めそのまま離陸,北に向かって一直線に飛んでいきます.途中やや気流の悪いところはあったものの,無事に帯広空港に到着しました.
飛行機から降りると,キンとした冷たさを感じます.「これ,これだよ.これが北国の冬だよ」と妙に嬉しい気分になるのが北国生まれの特性です(笑).今回は預け荷物もないのでそのまま到着ロビーに出て,市内行きのバスに乗り込みます.帯広空港から市内へのバスは駅にまっすぐ行く便と市内ホテルにちょこちょこ寄る便と2系統あるんですが,今回は宿泊ホテルが駅の目の前なので駅便を選択しました.
乗客が揃ったところで出発,市内に向かいます.周辺の雪の量はまあまあでした(4年前と同じくらいか?).40分ほどで駅に到着,ホテルに入るとフロント付近に自分が送ったスーツケース4個が並んでいました.そのままチェックインして荷物を受け取りました(それにしてもフロント人はこんなに荷物を別送するなんて何者だろう?と思ったのではないか 笑).
部屋に入って一休みして,さっそく夕食に出かけます.せっかく北海道に来たのと,明日のしばれフェスティバルに向けて英気を養う目的で,この日は十勝ジンギスカンのお店に入ました.注文するのはもちろんラム肉&ワイン🍷です.軟らかいし臭みもなくいいお肉でした(もやし類はあらかじめ敷かれて出てくるんですが,本格的な感じ).おなか一杯になりました.
(左写真3)ジンギスカン,(右同4)この日いただいたのは代表的な十勝ワイントカップです
食事後はホテルに戻り,明日に向けて荷物の詰め替えなどをした後,ホテル併設の大浴場に浸かったのでした(これも気持ちよかった).
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