真冬のオホーツク
さて,しばれフェスティバルの人間耐寒テストは終わりましたが,せっかく真冬の北海道に来たのだからこのまま帰るのは面白くない!というわけで,ここから道東地区を散策することにしました.
しばれ会場を後にしてまずは町内唯一のコンビニであるセイコーマートへ.ここで飲み物などを購入します(後に全国的に品切れになるマスクもこの段階ではまだ売っていた).そこからは道道51号線を北東に進んでオホーツク海方面へ,この日の目的地は網走です.メイン国道とは違って完全雪道でした.津別町から国道240号に入ると雪の量がぐっと減ります.ここからは快適なドライブで,途中の道の駅で昨日以来着込んでいるダウンやフリースなどの防寒着を脱ぎ身軽になります(一気に機動性が増した感じ).
結局網走に着いたのは12時ちょっと前でした.実はこの日はオホーツクの流氷観光船に乗ろうと予約をしていたのでした.港についてみると,「流氷なし,風が強く湾内の乗船体験のみになります」との案内が… 近年の温暖化で流氷自体の厚さが年々減少している(らしい)オホーツク海ですが,しばれフェルティバルの状況を見ても,今年の流氷はまだ接岸していないというのは想像ついたのであきらめは付いていました.
(左写真2)夏は知床の観光船になるおーろら号,(右同3)流氷のりの字もありません(笑)
30分ほどの体験乗船ののち,道の駅で昼食,昨夜の疲労と今夜の夕食を勘案してシンプルなパスタにしました.
食後は郊外の天都山にあるオホーツク流氷館へ.ここには流氷を解説したムービーや,クリオネやフウセンウオなどの展示がありますが,やっぱり目玉は前年に採集された実物の流氷展示室です.内部はマイナス15℃に設定されており(奇しくも昨夜のしばれフェスの最低気温と一緒),中でタオルを振り回して凍らせる体験もできます(早回し選手権は行われていない模様 笑).
一通り見学した後は最上階の展望台に上ります.ここからは網走市内やオホーツク海などが一望できます.この日は天気が良かったこともあり,オホーツク海のさらに向こう,知床連山も見えました(気のせいかウトロの街が見えた気がした).係員の方によると昨年の同日は沖合に流氷が見えたとのことでしたが,今年はまったくその姿が見えませんでした.
流氷館見学が終わるとちょうど3時,そのままこの日のホテルに向かいました(北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート).前夜がほぼ極寒のキャンプなので,この日は温泉でゆっくりしようという作戦です.チェックインしてさっそく温泉へ(チェックインの時荷物が多すぎて係の人驚いたろうな),単純泉で肌に優しいお風呂でした.その後の夕食はブッフェスタイル,ウチのKはしょぼいブッフェを想像していたらしいんですが,期待に反して(笑)豪華な品々がずらっと並んでいました.お酒は当然日本酒,追加でウニ盛りもいただきました.
夕食後は飲み直しにバーに行こうとも噂していましたが,前日の疲れのせいか,あっという間に寝てしまいました.
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