第59回日本寮歌祭のプログラム
自分の趣味の1つが寮歌です.エリートの独善とか言われますが,特に最近は専門以外の教育を軽視して,一般的な教養に乏しい人が多くなっている気がすることと併せて,幅広い教養を身に着ける時期であった旧制高校は自分にとってあこがれの場所でした.
そんな旧制高校の象徴する存在が寮歌で,かつては全国各地に寮歌祭がありました.しかしながら旧制高校を現役で体験した方々の超高齢化が進んだ結果,全国各地の寮歌祭は次々に終了してしまい,現在残るのは両手で数えられる程度になっています.
そうした数少なくなった寮歌祭の中でも,現状最大規模を誇るのが夏に行われている中央寮歌祭です.これは2010年に終了した日本寮歌祭の理念を受け継ぐことを目指して,2011年に始まった寮歌祭です.旧制高校の寮歌を残しながら新制や私学等にも広く門戸を開いているのが特徴で,参加者や幹事にも若い人が多いのが特徴です(自分も若手の部類 笑).この中央寮歌祭が紆余曲折の末,今年から新しい日本寮歌祭としてリニューアルされることになりました(関連記事).
昨日家のポストをのぞいたら,その新しい日本寮歌祭の事務局から封書が届いていました.見たら今年のプログラムが完成した模様です。
デザインは毎年同じような感じなんですが,描かれたテーマが旧制弘前高校の北溟寮です! お城の天守と観桜会,まさにそうした北国の青春の息吹が感じられる表紙になっていました.
第59回日本寮歌祭は2019年8月4日,日暮里のホテルラングウッドで行われます.
| 固定リンク
コメント