コーロ・ヌオーヴォのマタイ受難曲
5月25日土曜日は東京の杉並公会堂で行われたコーロ・ヌオーヴォのマタイ受難曲公演に出かけてきました.
この合唱団は40年以上の伝統がある老舗の合唱団で,自分の大学合唱団時代の先輩や後輩が複数所属しているところです.かれらからお誘いがあったことと,マタイ受難曲は現在自分たちも取り組んでいる作品ということで,鑑賞に出かけてきました.
二階席の3列目、真ん中付近に陣取ったんですが,左右を見渡したらそれぞれ最前列に見知った人がいました(笑).時間になり開演です.合唱団が入場してオケが入場,指揮者とソリストが入場… あれっ?エヴァンゲリストとイエスと男性ソロしかいないぞ? と思っていたらステージ背後の座席部分に女性団員のとともに女性ソリスト登場,どうやら第1曲のリピエーノも担当する模様です.
指揮者の長岡聡季さんの手が振り下ろされて演奏開始,合唱団出だしはちょっと乗り切らない感じでしたが,3曲目のコラールあたりからエンジンがかかり始めました.途中8曲目では私が一推し(笑)のソプラノ,金成佳枝さんが登場 !(^^)!,ドイツから帰国した彼女の歌を聴くのは初めてでしたが,元々素敵な歌声が一段とグレードアップしておりました.
後日団員の後輩からレセプションの時に指揮者の先生から,「民衆のような合唱」と言われたとのことでしたが,キャラクターコーラスがメインのマタイ受難曲では「民衆のような」は誉め言葉じゃないのと言っておきました.
来年の自分たちのマタイも,上手くいかせなくてはと思ったのでした.
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