« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »

2019年4月29日 (月)

この週末は

 いよいよ平成もお終いとなったこの週末,世間はGW10連休という人もいるようですが,自分は4月30日,5月1日,5月2日は通常勤務なので,実際の休日は4月の3連休と5月の4連休に分かれる形となります.しかも後半の4連休は半分当直に当たっているので,休みらしい休みは前半の3連休の方となりました.

Img_4835  そんな4月の3連休ですが,27日の日中は合唱団関係の打ち合わせで東京に出ていました.そして28日は小田原でウチのKが登場する発表会,第57回木の実会&KONOMIKAI Part Ⅱ 16thがあったため,その応援に行ってきました.これはウチのKをはじめ医師会合唱団の何人かが師事している合唱&声楽指導者,桑原妙子先生の門下生が日ごろの鍛錬の成果を発表する会です(毎年この時期に行われている).

Img_1883  そして最後の29日は知人が出演するコンサートの鑑賞のために千葉県の鎌ヶ谷へ繰り出しました.演目はブラームスのドイツレクイエムでした.全7楽章からなる大曲なんですが,実はこの曲の第1楽章はヴァイオリンがまったく出てきません.とはいえ2楽章以降は普通に登場するので,別に1楽章のみ袖に引っ込んでいるわけではありません.したがって1楽章中はステージ前方下手側約半分を占めるヴァイオリンの方々が所在なさげに佇んでいる光景を観察するのが好きだったりするのでした (^^)v

Img_1884 Img_1888 この週末は外食にも繰り出しました.生牡蠣もお造りも最高でした.

| | コメント (0)

2019年4月23日 (火)

新しいバッグ

 以前書いたのですが,普段使いしていたバッグがとうとう壊れました.

 7~8年使っていたものが,(機能的には問題ないものの)皮が剥げたりして傷んできたため,半年くらい前にネット通販で購入したものです.安くて軽くいい感じだなと思って使ってたんですが,ファスナーが壊れてしまい,一方向からしか閉まらなくなってしまったのです.ただそれでも反対方向からなら閉められたので,頑張って使っていました.

 しかし…

 とうとう反対方向も壊れてしまいました ( ̄▽ ̄)

Img_4827 Img_4825  購入してからたった半年で,安物買いの銭失いを地で行くような話です.しばらくは海外旅行の際に持ち込むややカジュアルなもので代用していたんですが,今回思い切って新しいのを購入しました.前回の反省を生かして無名メーカーではなく,ちゃんとしたメーカー品です(以前7~8年使ってたのと同じPathfinder製).今度は10年くらい使えたらいいなと期待しています.

Img_4828 Img_4829

 

 

 

 

| | コメント (0)

2019年4月17日 (水)

ノートルダム大聖堂

 パリの有名な歴史的建造物であるノートルダム大聖堂が,4月15日(現地時間)火災にあったというニュースが流れていました.現在は鎮火されたようですが,尖塔や屋根など広い範囲が焼失したとのことです.

P4020088  パリを流れるセーヌ川の中州のひとつであるシテ島があります.この島はパリ発祥の地と言われる場所で,中世以来パリの街の中心地だった場所です.この街の中心に12世紀後半から建築が始まったのがノートルダム大聖堂です.完成まで200年近い年月を要したとされていますから,気の遠くなるような話です.中世ヨーロッパの建築様式としてはロマネスク様式(ローマ風様式)がありましたが,12世紀ごろから始まった新しい様式がゴシック様式です.このパリのノートルダム大聖堂は初期ゴシック様式の最高傑作と言われています.

 パリを代表するランドマークとしてはエッフェル塔や凱旋門も有名ですが,この2つは作られたのが近代以降(どちらも19世紀)であり,歴史の古さという点では大聖堂の足元にも及びません.

P4020099  このように歴史ある素晴らしい文化財が火災で被害を受けたことはとても残念でなりません.フランスのマクロン大統領は再建することを明言していますが,歴史的な考証に耐えうる再建になることを願っています(大阪城状態で再建されるとは思っていませんが…).ただ,現存していたからこその価値というのもあって,これについてはもはや戻ってきません(日本各地の城郭にある天守も現存しているのは12か所にすぎません).

Img010  ちなみに自分は過去3回パリに訪問したことがあり(1991年,1998年,2008年),そのうち最低2回はここを訪問しています.

| | コメント (0)

2019年4月12日 (金)

歌劇「フィレンツェの悲劇/ジャンニ・スキッキ」

Img009  この前の日曜日4月7日に,新国立劇場で初日を迎えた歌劇「フィレンツェの悲劇/ジャンニ・スキッキ」(新演出)公演を鑑賞してきました.

 異なる作品の2本立て公演というと,昔の地方の映画館を思い出しますが,オペラの世界でも1幕物の短い作品の場合,他の作品と組み合わせて上演されることはよくあります.レオンカヴァッロの「道化師」とマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」はその代表で,この2作品の組み合わせはしばしば目にします.一方で,プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」も1幕物で非常に人気の高い演目ですが,こちらはプッチーニが三部作(「外套」,「修道女アンジェリカ」,「ジャンニ・スキッキ」)として作曲したものの3作目にあたります.ですから本来はこの3作セットで上演されるべきものです(少なくともプッチーニはそう考えていた).しかしながら前2者はジャンニ・スキッキほどの人気を得られず,現在ではこの3部作をまとめて上演する機会はめったにありません.その代わりに,このジャンニ・スキッキと他の作品(特に先に挙げた「道化師」「カヴァレリア・ルスティカーナ」どちら)かとのセットという上演パターンが見られるようになっています.

Img_4690  そんな世間一般の空気の中で,今回の公演はツェムリンスキーの「フィレンツェの悲劇」との組み合わせでした.これまであまり例のない組み合わせのように感じましたが,実はちゃんとした理由があるようです.それはこの2作品がどちらも16世紀のフィレンツェを舞台にしていることです(あとは作曲年代もほぼ一緒).16世紀といえばイタリアルネサンスが黄昏を迎える時代です.そんな背景の中で,勧善懲悪といった単純なものではない,また王侯貴族の華やかな世界でもない,きわめて人間臭いドラマが描かれれています.「フィレンツェの悲劇」は悲劇と銘打たれていますが,果たして悲劇と言えるのか疑問ですし,一見喜劇作品に見える「ジャンニ・スキッキ」も,最後主人公が「私は地獄に落ちるでしょう」というように純粋な喜劇とはいいがたい部分もあります.

 そんな独特の雰囲気を持った2作品の演出を担当したのが栗國淳氏,定型的ではないがそれでも奇をてらったわけでもない面白い演出でした(公演はまだ続くのでネタバレはしません).公演内容はもちろん素晴らしかったです.

Img_4693  どうでもいいのですが,幕間にロビーでシャンパンを飲んでいたら,近くにアフロヘアのおじさんがいて,「なんかすごい人だなぁ」と思っていたら実は栗國淳さん本人でした(笑).この日はマチネの公演だったので,終演後は小田原に戻って駅前の銀座ライオンで夕食,久しぶりにローストビーフをいただいたのでした (^^)v

 

| | コメント (0)

2019年4月10日 (水)

新しい年度になって

 みなさんお久しぶりです.新しい年度になってはや10日,2週間近く更新していませんでしたが,年度替わりにいろいろドタバタしていたのと,リニューアルされたココログの仕様が不安定なのでとりあえず様子を見ていた,という理由にしています(笑).

 さてこの間世間ではいろんなことがありました.まずは4月1日の新元号の発表,明治以降の一世一元では天皇の代替わりにのみ改元が行われるため,明治→大正,大正→昭和,昭和→平成はすべて天皇崩御に伴う改元でした.それに対して今回は憲政史上初の譲位による改元ということで,改元の日があらかじめわかっているというかつてない雰囲気の中での発表,世間でも大いに盛り上がりました.

 菅官房長官が発表した元号は「令和」,出典が万葉集という史上初めて国書から選ばれた元号だそうです.自分的には初めて聞いた時,「なんとなく優しい響きだな」と感じました(濁音がないのが理由かもしれません).来月1日からこの新しい元号の時代を迎えるんだなぁと考えると感慨深いです(ちなみに昭和から平成に変わった瞬間,自分はアメリカ在住だったのでそうした実感がなかった).

 そして昨日は5年後から使用が始まる新しい紙幣および500円硬貨も発表されました.お札の人も刷新されるということで,千円札が北里柴三郎,五千円札が津田梅子,一万円札が渋沢栄一になるようです.千円札は野口英世→北里柴三郎ということで,もしかしたらここは細菌学者枠になったのでしょうか(とすると次は志賀潔か 笑).

13f0702c223440b7b9b9fc1db612b9fb   デザインに関して言えば,各お札の色彩の差が現紙幣よりも大きくなったように思えます.また数字の文字フォントが変わったので,ぱっと見ヨーロッパの統一通貨ユーロに似てきたなと感じました(そういえば500円玉もゴールドで縁取りされてこれもユーロっぽい).新紙幣発行の目的のひとつは贋札の防止があるので,こうした技術を駆使した結果なんだろうとは思います.一方で2000年に発行され,現在でも細々と流通している二千円紙幣に関しては特に発表はありませんでした.デザインの変更はないものの今後も発行されるのか,フェイドアウトしていくのかは不明です.そんなことを考えた年度初めでした.

| | コメント (0)

« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »