謹賀新年
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2018年も残すところわずか,平成最後の大晦日ですが,今年も恒例となっているビザンチン皇帝10大ニュースの発表です.毎年書いているんですが,基本的に仕事上の業績等は除外して,趣味上の話題ばかりです.まずは惜しくも(?)選外となった話題です.
・皆既日食撮影 今年の1月31日に皆既月食があったのですが,その撮影に成功しました(関連記事).
・3・11祈りのコンサート参加 今年も仙台で行われた祈りのコンサートに参加しました(関連記事).
・ノートPC壊れる 仕事で使っているノートPCが突然死し,買い替える羽目になりました(関連記事).
・しながわ宿場まつり参加 秋の恒例イベントです.今年は台風の影響で時間短縮となりました(関連記事).
・函館訪問 ウチのKの実家がある函館を数年ぶりに訪問しました(関連記事).
・日本の滝100選 今年はオシンコシンの滝,流星銀河の滝の2か所を訪問しました(関連記事①、関連記事②).
・日本医師会チャリティーコンサートに参加 12月に開催される同イベントに2年ぶりに参加しました.
・貧食カレー復刻 学生時代散々お世話になった学食カレーの復刻版を入手しいただきました(関連記事).
・セリ鍋の会参加 大学時代の仲間と年1回開催しているセリ鍋の会に今年も参加しました(関連記事).
さあ,続いてベスト10の発表です.ただ今年はどうしても10個に絞り切れず,10位が2つあります(笑).
第10位 エアコン壊れる!
記録的な猛暑だった今年,エアコンの重要性をひしひしと感じました.特に我が家には暑さ,湿気に弱い小動物であるチンチラがいるので夏場のエアコンは特に必須です.が…,今年の6月下旬我が家のチンチラ部屋のエアコンが故障しました.原因は室外機にあることが判明したのですが,なにせ購入して10年以上の機種,修理用の部品があるのか危惧されましたが,なんとか修理がすることができました.そしてその翌日から今年の猛暑が始まるという,まさにチンチラにとっては危機一髪のタイミングでした(関連記事)
第10位 各種オペラ鑑賞
もう一つの第10位です.クラシックの中でもとりわけオペラが好きな我が家,今年も新国立劇場や東京二期会を中心に合計10演目以上を鑑賞しました.それらの中でも印象深かったのは,細川俊夫作曲で日本初演となった「松風」(2月),バイロイト音楽祭の総監督カタリーナ・ワーグナーの問題演出(笑)によるベートーベンの「フィデリオ」(6月),それとは対照的に安定して美しいステージの「トスカ」,なかなか3つ通しでは上演されない二期会のプッチーニ「三部作」でしょうか.
こうしたオペラ鑑賞はその後のディナーもセットで楽しむのが我が家風です.
第9位 寮歌祭に今年も参加
前述のとおり基本的にクラシック愛好家の自分ですが,深層心理には寮歌が存在していて時に無性に歌いたくなります.今年も8月の中央寮歌祭(思えばこれが8月ほぼ唯一の活動だった)と10月の能代寮歌を愛するの会に参加しました.旧制高校を現役で過ごした方々は超高齢化が進んでおり,各地の寮歌祭は終了や縮小の流れにありますが,夏の中央寮歌祭のみは主催者の努力もあり,新制大学や私立大学など若い方々の参加も見られるようになっているのが嬉しいところです(関連記事①,②).
(写真左) 中央寮歌祭,(同右) 能代寮歌を愛する会
第8位 続日本100名城スタンプラリー始まる
2006年に日本城郭協会により制定され,翌2007年から始まったのが日本100名城スタンプラリーです.私も2008年5月から参加し,2011年1月の備中松山城をもって全100城の登城が完了しています.この企画の予想以上(?)の人気に気をよくしたのか,今年の4月から日本城郭協会が続日本100名城スタンプラリーを始めました.こうした企画もの,特に集める系に目がない私です.協会の目論見通り,さっそくガイドブックを購入し回り始めているのでした(ただ今度の100名城は中世の山城とかが多いので,回るペースは以前に比べて下がりそうです 関連記事).
第7位 東京マドリガル会ミニコンサート
趣味が合唱の私,現在いくつかの合唱団に所属していますが,そのひとつに東京マドリガル会があります.当会は1929年(昭和4年)に結成され,以来90年にわたり英国マドリガルを専門に研究演奏している団体です.定期公演は2016年の第88回をもって休止中ですが,現在も月に2回ペースで例会(本会では練習とは呼ばず例会という)を行っています.そんな東京マドリガル会のミニコンサートが私の勤務地で開催される機会を得たのでした.病院の訪問演奏はいろんなジャンルの方々がいらっしゃるんですが,英国マドリガルは初めてだったろうと思います(笑 関連記事).
コンサートの一コマ
第6位 マタイ受難曲企画始まる
こちらも合唱関係の話題です.現在私がメインで活動している合唱団のひとつが東京21合唱団です.年1回のコンサートや教会でのチャリティーコンサートなどの活動をしているんですが,今回縁あって東京のアマチュアオケである Collegium Armonia Superiore Japan のお声がけにより,2020年秋を目標に J. S. バッハのマタイ受難曲全曲公演を行うという企画が進んでいます.バッハのマタイ受難曲は古今東西の教会音楽の最高傑作です.それこそ,一生に1回はやってみたい作品なんですが,演奏規模などを考えると合唱団単体で企画するのは難しいと思っていました.しかし今回オケ側からのお誘いということで,俄然現実味が増し,12月下旬には主要メンバーを交えてのミーティングも行われました.ぜひとも成功させたいイベントです.
第5位 ひの新選組まつりコンテストに出場
春の恒例イベントであるひの新選組まつり,初めて参加したのが2006年の第9回で,以来10年以上ほぼ欠かさず参加しています.とはいえ近年はゲームやアニメから新選組に入ってきた若い参加者の増加など,急速に世代交代が進み,自分のようなオールドスタイルの立ち位置が微妙になっていると感じることもあります.さらにはかつて一緒に参加していた方々がほとんど卒業してしまったという寂しさもあり,箱館の土方歳三じゃないですが,自らの死に場所を求めて参加しているんじゃないかと感じることもあります.それでも参加し続けていたのは,2010年のコンテストでやり損なったくす玉割パフォーマンスをいつの日かリベンジしたいという思いがあったからです.で今年はついにパフォーマンスを完成させるべく8年ぶりにコンテストに参加しました.合否は度外視の100%自己満足のパフォーマンスですが,なんとか目標はクリア,自分的には「もう何も言うまい!」というワーグナー的な境地に至りました(関連記事①,②).
左 コンテスト後に,右 当日の一コマ
第4位 小田原医師会合唱団第10回記念定期演奏会
私がメインで活動しているもう一つの合唱団がこちら,小田原医師会合唱団です.ここはちょうど自分が当地に越してきたタイミングで結成された合唱団で,縁あって最初の練習から参加しています.当初は4声のアンサンブルをすること自体が大変な感じだったんですが指導の先生の我慢強い指導と団員の努力によってどんどん成長しているのを肌で感じた10年でした(自分だけが成長せず取り残されている感じ?).そんな医師会合唱団が縁あって,作曲家大田桜子さんの委嘱作品(金子みすゞの詩による混声合唱組曲「みんなを好きに」)を演奏するという貴重な経験をさせていただきました.本当に素晴らしい作品なので,全国の合唱団の方々に歌ってほしいと思います(関連記事).
左 演奏会当日に発売された楽譜,右 作曲者のサイン入りです!
第3位 北海道家族旅行
3位以上はすべて旅行関係の話題になります.例年自分の父の命日である7月中下旬付近に母親を連れての家族旅行に行くようになりました(昨年は山陰,一昨年は長崎,一昨々年は黒部など).今年の行先は北海道の道東地区でした.札幌で一泊して釧路湿原,阿寒湖,屈斜路湖から知床半島と巡りました.知床は自分的には20年ぶり,天気がイマイチでクルーズ船が欠航になるなど残念なこともありましたが,一方で珍しいトレッキングコースに参加したり,カニやエゾシカステーキなど北海道ならではの食を堪能した旅となりました(親も満足していたに違いない).
左 知床で見かけたエゾジカの子供,右 豪快過ぎるカニ
第2位 南部アフリカ旅行
今年は海外旅行に2回行っています.2位になったのはこのうち1月に行った南部アフリカ旅行です.これは本来昨年の10月に予定していたものが,諸事情で延期になったもので,実は冬休みではなく,遅い夏休みになります.南部アフリカに関しては以前ナミビアとボツワナのオカバンゴデルタには行ったことがあるんですが,メインの南アフリカにはほとんど行ったことがありませんでした.
左 ロベン島,右 テーブルクロスに覆われるケープタウンの街
なので今回は喜望峰,ビクトリアフォールズ,チョベ国立公園というこの地域では定番の王道コースを基本に,ケープタウン沖合のかつて監獄があったロベン島やヨハネスブルクも加えたツアーに参加しました.日本は冬の時期でしたが,現地は夏でほぼ連日良いお天気に恵まれ,快適な旅行を楽しむことができました.旅行記が途中で止まっているんですが,なんとか来年には完成させたいと思います(関連記事①,②,③,④,⑤,⑥).
左 喜望峰にて,右 チョベ国立公園の象
第1位 乾季のウユニとアタカマ旅行
そして栄えある2018年第1位は6月に行ってきたボリビア&チリ旅行です.南アフリカと南米という2つの大型旅行のうちどうしてこちらが1位になったのかというと,こちらの旅行は参加者が我々だけ,しかも初日からロストバゲージが発生し,途中大雪でチリ国境で立ち往生させられるなど,冒険度が圧倒的に高く印象が強烈だったからです.鏡張りで有名な雨季のウユニ塩湖には2015年行っていますが,今回は乾季という全く環境の異なる時期に前回は行かなかったトゥヌパ山やインカワシ島などのスポットを巡りました.
左 インカワシ島,右 カニャパ湖
また旅の中盤はアンデス高地帯の標高4000メートル地帯に滞在し,階段一段登るだけでめまいがするという体験もしました.そして後半はいつか行ってみたい場所であったチリのアタカマ高地の訪問です.死の谷・月の谷,青く美しいラグーンなど他では見られない景色に感動しっぱなしでした.本当に世界には凄いところがあると実感した旅でした.こちらも旅行記が途中で中断しており来年は頑張ります(そう言っているうちに次の旅行になってしまうのがパターンだが… 関連記事①,②,③,④,⑤,⑥)
左 アタカマ・チャクサ湖,右 アタカマ塩湖
以上です.来年はどんな年になるのか.いずれにせよ活動的な年でありたいものです.それではみなさん,よいお年を!
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仕事納めは12月28日だったわけですが,その後も外勤の出張やらなにやら入っているため,いまだに納まっていないビザンチン皇帝です(笑).
そんな2018年の歳の瀬,今夜30日はフリーということで,ウチのKと忘年会を兼ねて外食に繰り出しました(3日前に肉食いに行ったじゃないかというのは置いておく 笑).この日はカニが食べたいということで,カニ屋さんへ.実は去年の年末(12月29日)にもこちらにお邪魔していたのでした.
去年はカニしゃぶだったので今年はカニすきを選択,ポン酢もいいけど出汁で食べるのもいいなぁと思いました.そのほかには恒例のタラバの炭火焼やズワイの天ぷら,カニクリームコロッケをいただきました.飲み物はもちろん日本酒です (^^)v.この1年間よく働いたなぁと感慨に浸ると同時に,来年も良い年になるよう頑張ろうと決意を新たにしたのでした.
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今日12月28日は職場の仕事納めでした.午後には幹部をはじめとした職員による各部署へのあいさつ回りが行われるなど,毎度年の瀬を感じさせる風景が繰り広げられていました.これにて一応今年は締め,明日からは年末年始のお休みということになるんですが,病院というところは基本的には365日24時間動いているところなので,病棟などは引き続き交代勤務で回っていくことになります.私も期間中当直が入っているので,実際には仕事納めといいつつも納まってはいません(笑).
そんな仕事納めですが,年始に向けた恒例の年賀状がようやく完成しました.今回も例年同様「通常版」(友人関係に配る),「真面目版」(仕事関係や目上の人に配る),「親版」(母親用)の3パターンとなりました.
あとはこれにチョコチョコと書き足して完成となるわけですが,これが結構大変,なんとか頑張って完成させようと決意しています.
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いよいよ年末も押し迫ってきましたが,皆さんはいかがお過ごしでしょうか.年の瀬には大寒波がやってくるなどと言われており,日が暮れればだいぶ冷えてくるなど,なんとなくそんな気配も感じています.
さて,そんな12月27日はいつもなじみにしている焼肉屋さんに肉を食いに行ってきました.
このお店は良質なお肉をリーズナブルな値段で食べさせてくれるところなんですが(写真のように単に焼肉で食べるにはもったいない感じです),この日はタン塩と上ロース,上カルビ(それと焼き野菜)をいただきました.盛岡だと締めに冷麺が普通なんですが,残念ながらここにはないので,普通の醤油ラーメンで締めました(これはこれで美味しいのですが).お肉のお供はやっぱり赤ワイン,この日はハーフボトルを2本空けたのでした.
そんなわけで久しぶりの肉と相成りました.
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昨日12月23日は平成最後の天皇誕生日でしたが,一方で毎年恒例になっているクリスマスソングの集いが市内のスタジオで行われました.
このイベントは医師会合唱団関係者が企画運営しているイベントで,基本的に誰でも参加することが可能な会ということになっているんですが,特に広報しているわけでもないので,実際には医師会合唱団の団員とその関係者による忘年会という位置付けになっています.団員の中にはプロ顔負けの料理人がいたり,諸先生方からの美味しいお酒の差し入れなどもあったりするので,私にとっては毎年最高級の忘年会となっています(笑).
13時に開宴となり,その後はお酒を飲みながら各自の出しものを鑑賞します.本当にみんな芸達者で,ピアノを弾く人,バイオリンを弾く人,ハンドベルを披露する人など日頃の成果を存分に披露していました(自分はというと,モーツァルトのフリーメイスンソング2曲を歌いました 笑).
会場にはビールもありましたが今年は1杯目からスパークリングワイン,そして日本酒と流れた充実のお酒でした.例年酔ったところに踊りが加わって後から大変なこと(笑)になるんですが,今年は比較的順調に翌朝を迎えることができたのでした.
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オペラ好きな我が家,今年もおそらく10回以上の生観劇があったんですが,2018年その締めとなる公演は新国立劇場,ヴェルディのファルスタッフです.
19世紀のイタリアを代表するオペラ作曲家であるジュゼッペ・ヴェルディは処女作の「オベルト」(1839年)から最後の作品となった「ファルスタッフ」(1893年)まで26のオペラを作曲しました.その作風は初期と晩年では大きく異なり,その変化はそのまま19世紀のオペラ潮流の変化ととらえることができます.初期から中期にかけては美しくもエネルギッシュなアリアが煙面に出ていましたが,後期とりわけ最後の「オテロ」と「ファルスタッフ」は美しいアリアは影を潜めたものの,ドラマと音楽の融合というドイツではワーグナーが目指したものと同様の成果を示しました.もっともこれには賛否があって,アリアやアンサンブルが素晴らしいリゴレット,トロヴァトーレ,椿姫に代表される中期の作品こそがヴェルディの醍醐味であり,晩年2作はむしろ才能の後退であるという人もいます.実は自分も若い頃はそう思っていた口で,それら中期の作品に酔いしれる一方晩年2作には愛着を感じませんでした.
(写真) こんな顔ハメが… !(^^)!
しかし年齢を重ねた影響なのか(笑),かつてはいいと思わなかったオテロ,ファルスタッフもむしろ音楽と台本が洗練され非常に魅力的に感じるようになっています.
そんなファルスタッフ,基本的に悲劇的作品が多いヴェルディでは珍しい喜劇です(ヴェルディが喜劇を書かなかったのは唯一の喜劇だった第2作「偽のスタニスラオ」が悲惨な失敗に終わったことがトラウマになったという説があります).原作はシェークスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」でヴェルディによるシェークスピアのオペラ化はマクベス,オテロに続いて3作目です.
今回の舞台は新国立劇場にて2004年初出となったジョナサン・ミラー演出のものです.ファルスタッフにロベルト・デ・カンディア,アリーチェにエヴァ・メイを配してたんですが,なんといっても特筆はピストーラ役の妻屋秀和さん,なんとこの演出初出以来毎回欠かさずこの役をされています (^^)v.
終演後は劇場のレストランへ.この日はパスタメインのシンプルなディナーにしました(もちろんワイン付き 笑).こうして2018年のオペラ鑑賞はお終いとなったのでした.
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師走になり慌ただしい日々を送っているビザンチン皇帝です.
さて,この週末に私が関係する2つのチャリティーコンサートがありますのでご紹介いたします.ひとつは12月14日の夜にに東京の霊南坂教会で行われる,クリスマスチャリティーコンサートです.
日時 2018年12月14日(金)
18時30分開演(18時開場)
場所 霊南坂教会(東京都港区)
入場料 大人2500円,子供1500円
これは静岡県にある牧ノ原やまばと学園支援のためのコンサートで今年で46回目を数える伝統あるイベントです.私がメインで活動している東京21合唱団は毎年何らかの形でこのコンサートにかかわっているのですが,今年もちょっとではありますが讃美歌の演奏で参加させていただくことになりました.子供たちの演奏やクリスマスの詩の朗読など,クリスマスの雰囲気抜群のコンサートです.
そしてもう一つは12月16日に駒込の日本医師会館で開催される,第5回医師たちによるクリスマスチャリティーコンサートです.
日時 2018年12月16日(日)
12時30分開演(12時開場)
場所 日本医師会館(東京都文京区)
入場料 無料(事前申し込みが必要)
こちらは日本医師会の主催で4年前から行われているコンサートです.全国の医師会関係者による音楽団体が集まって開催されるもので,入場は無料ですが会場に募金箱が置かれ,いただいた善意は国境なき医師団や難病の子供・家族を支援する団体に寄付されます.私も参加している小田原医師会合唱団は2年ぶり4度目の出場になります.
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地元医師会の忘年会の翌日は盛岡に向かいました.目的は岩手大学合唱団さんの定期演奏会にお邪魔するためです.盛岡訪問は10月上旬の大学講義以来なので約2か月ぶりになります.
東京駅からはやぶさ号に乗り換えて一路北へ,この日の朝は関東も結構寒かったので東北の方はどうだろうと思ってたんですが,途中の福島県あたりでは曇って雪が積もっていました ( ゚Д゚).
ただその後仙台あたりからは晴れ始め,盛岡に着いた時にはは快晴の青空が広がる良いお天気でした.電車を降りて駅のホームに降り立った瞬間ひんやりとした空気を感じます.小田原では久しく体験していないこの空気,「これ,これだよ.これが盛岡の冬だ!」と妙に嬉しくなりました.
せっかく来たのだからと駅の白龍に入って久しぶりのじゃじゃ麺を満喫します (^^)v.その後いろいろやることを片付けて,15時開演のコンサートへ.会場ではいろいろ見知った方々にお会いしました.仙台時代,盛岡時代の知り合いが多かったんですが,弘前時代に一緒に歌っていた仲間ご夫婦とも再会,そういえば彼らの娘さんが岩大合唱団で活動されていたんでした(もうそんな時代になったのね 笑).
今回のコンサートは4ステ構成,最初の2つが学指揮のステージ,後半の2つが常任指揮者の佐々木正利先生のステージでした.学指揮のものは「こころのうた」と題する邦人作品のオムニバスと岩大合唱団では定番のオリジナルミュージカル,佐々木先生のステージはスロベニアの現代作曲家アンブロージュ・チョビによるモテット4曲とつい先日亡くなられた大中恩さんの合唱曲でした.チョビについては自分もよく知らなかったんですが,思いのほかconservativeな印象を受けました.
久しぶりに聴いた学生合唱団のコンサート,みんな輝いていて自分にもこんな時代があったんだろうなと感慨にふけったのでした.
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12月といえば忘年会シーズンですが,自分にとって最初の忘年会がこの週末に行われました.地元医師会の忘年会です.
会場は箱根湯本のホテルです(毎年ここでやっている).18時に集合してまずは記念撮影です.思うに酔っぱらう前の方がいい写真が撮れるからかもしれません.
その後医師会長さんの挨拶やらなにやらと進んで,乾杯となります.最初の一杯はビールにしましたが,その後のお酒は基本的にワインを選択,この日はワインの樽が置かれていました(最初見たとき年末などに商店街でやっている抽選の道具かと思いました 笑).
その後は余興の時間に突入,医師会合唱団の演奏やバンド演奏に合わせた歌の披露などが行われました.自分的に感動したのが合唱団で仲良くさせていただいている先生が歌った"Begin The Beguine"でした.なぜかというと,この曲は1980年頃に毎週土曜の深夜(日曜未明)にラジオで放送していた鶴光のオールナイトニッポンの「この歌はこんな風に聞こえる」というコーナーで取り上げられたことがある曲だからです.「この歌は~」はその後のタモリ倶楽部での「空耳アワー」の元祖的なコーナーだったのですが,空耳アワーに比べると圧倒的にお上品でない(笑)ネタが出てきたのが印象的でした.この Begin The Beguine も,サビの部分が
「♪ いやいやいやスケベ~ウ●コと女 ♪」
に聞こえるんですが,件の先生もその件を知ってか知らずか(まあ絶対に知らないと思う 笑),そのように歌っていたので楽しかったのでした.
探したらそのサビの部分のみを取り出した動画が見つかりましたので張っておきます.
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12月に入ったとはいうものの,まだまだ気温が高い日が続いています(本当に冬なのか? 笑).
さて12月5日は著明な作曲家W. A. モーツァルトの命日です.1756年オーストリアのザルツブルク(当時はザルツブルク大司教領)で生を受けたモーツァルトは,幼い頃から音楽家で教育者でもあった父親から手ほどきを受けると,めきめきとその才能を発揮し,神童ともてはやされました.当初は父とともにザルツブルクの宮廷音楽家として活動していたものの,大司教の束縛から思うような作曲活動ができないことへの不満等が高まり,1781年以降活動の拠点をウィーンに移し,以後フリーの音楽家として活動していくことになります.
そんなモーツァルトですが,1791年秋ごろから体調を崩し,この年の12月5日にわずか35歳で亡くなりました.死因に関しては諸説ありますが,当時の記録からは溶連菌感染に起因する多臓器不全(特に心不全,腎不全)だったのではないかと思われます.
我が家では特にウチのKが大のモーツァルト好きということもあり,オペラを中心にモーツァルト関連のコンサートに出かける機会もあります.2006年の生誕250年の年には夏季休暇の旅行でウィーンやザルツブルクに行きました.ただその後旅行の主眼が秘境系に移っていったこともあり,これ以降クラシック音楽関係の旅行は2013年の合唱団の演奏旅行の他にはありません.
が,我が家では最近急に音楽関係の旅行に行ってみようじゃないか,という気分が盛り上がっています.すなわち毎年1月下旬にザルツブルクで開催れているモーツァルト週間に行ってみようじゃないかというわけです.これは毎年モーツァルトの誕生日である1月27日を中心として約10日間ザルツブルクで開催されている音楽イベントです.ザルツブルクのイベントといえば夏のザルツブルク音楽祭が有名ですが,あちらは夏の観光シーズンと重なることもあり,それこそチケット代含めた旅行代金は凄いことになります.一方でこちらのモーツァルト週間は真冬で通常の観光客が少ない時期ということもあるのか,価格もだいぶお財布に優しい設定になっています(出演する団体はウィーンフィルをはじめ,夏に負けないんですが).すなわちどうせ行くなら冬の方がお得だぞということで,今回なんとか休暇をひねり出して行ってこようと決意したのでした.とはいえ全日程参加するほどは休めないので,イベントの後半に絞った企画で参加してきます.案内によると主な演目として,交響曲20番,25番,ピアノ協奏曲19番,20番をはじめ,ミサ曲ハ短調やレクイエム,エジプト王タモスなどがあるようです.
ほぼコンサート漬けの旅行になる予定なんですが,非常に楽しみなのでした.
動画はモーツァルトが生前完成させ自ら指揮をした最後の作品といわれる,フリーメイソンのための小カンタータ「われらが喜びを高らかに告げよ」 K.623 です.
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気が付いたら12月に入っています.別名「師走」ともいうように,師と呼ばれる人も走らざるを得ないほど忙しい季節ということになります.自分も一応(笑)師と呼ばれる部類に入るわけですが,スケジュール表を見たら案の定… 家で夕食を食べられるのは12月10日までないことが判明しています(笑).
そんな12月最初の日曜日は日本旅行医学会主催による「関西感染症・ワクチンセミナー」に参加するために大阪に日帰りで行ってきました.旅行医学とは,「人の移動の安全と快適性を高める医学」と定義されているんですが(日本旅行医学会による),旅行好きな医療従事者である私にとっては,まさに自分のためにあるようなジャンルといえます(笑).この学会が主催している登山医学セミナーは毎年東京と大阪で開催しているんですが,なぜかワクチンセミナーは関西だけなのでした(まあ学術大会が東京だからバランスを取っているのかも).
前日は合唱団の練習で東京に出ていたため現地で宿泊,朝の新幹線で一路大阪に向かいました.新大阪駅で新幹線をおりて在来線で大阪へ.実は大阪に来たのはすごく久しぶりでした.京都や神戸には学会で来ることが多いんですが,なぜか自分絡みの学会は大阪開催が少ないのです(理由は不明).
大阪駅の北口から外に出ると,この日は抜けるような青空でした.会場となる梅田スカイビルがそびえたっています.大阪はイマイチ土地勘がないのでどうやって行ったらいいかちょっと迷います(ビルは目の前に見えているのになかなか行けない感じ 笑).結局地下道を通ってなんとかたどり着きました.ビルに入ったらちょうど別会場で日本語検定が行われていて,そちらの係員に「日本語検定受験の方ですか~」と声をかけられるという一幕もありました(外国人っぽく見えたのか?).
ワクチンセミナーの会場は36階,エレベーターで上がります.久しぶりの高層ビルなのでワクワクする自分です.受付を済ませて窓の外を見ると,おおっ!絶景!大阪城もみえました.会場は自由席なのでよく聴けるように前の方に座ります.定刻(11時)になりセミナー開始です.
この日は近年世界的に増加傾向を示す性感染症である梅毒の話題をはじめ,旅行や留学に際してのワクチンを考えるうえで参考になるプログラムの紹介,今年の流行の時期を迎えるインフルエンザのお話,ワクチンで予防できるようになった帯状疱疹の話などでした.久しぶりに興味深いお話をたくさん聴けた1日でした.
閉会後駅に戻ろうとしたら,ちょうどドイツのクリスマスマーケットみたいなのをやっていました (^^)v
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